[CML 026632] Re: 良心的兵役拒否決議案インフォーマル協議、福島原告告訴団に御知恵を!

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2013年 9月 19日 (木) 00:22:49 JST


前田 朗です。
9月18日

佐藤さん

ご意見ありがとうございます。

良心的兵役拒否が国際的にここまで広がったのは、一方では、市民的不服従の実
践の蓄積があり、ガンディーやキング牧師の実践をだれも否定できないことです
が、

他方で、多くの諸国にとって徴兵制が意味を失っているからです。

つまり、冷戦、東西対立がなくなって、軍事的には、個別国家でいえば、アメリ
カ対その他の諸国(アフガンだったり、イラクだったり、シリアだったり)とい
う「地域限定戦争」(本当は限定ではなくアメリカの世界戦争の一部)という構
図のため。軍事科学の進展(兵器の飛躍的拡大)による影響もありますが。

そこで兵役拒否の権利を認めざるを得ないが、なるべく小さめにしたいという話
になります。いざという時の国家権力の発動は残しておきたいから。


> > 
> ところで、福島原発告訴団に私も参加していますが、福島地方検察庁に告訴し
たのに
> 知らないうちに、案件が東京地方検察庁に回されてしまい、しかも案件の担当
部署が公安部
> だそうです。市民活動を監視するのが仕事の係が、原発に関わった東電や役所
の責任者を
> 取り調べるというのですから、初めから、検察庁は真相解明なんてする気はな
いということが
> 伝わってきます。どうして、もっと適切な部署に調べさせないのでしょうか?
> 


「適切な部署」は存在しません。

検察一体の原則ですから、検察は国家を守るために全力を尽くします。

実際には「国家を私物化した状態を守るために」。

福島第一原発事故の刑事責任については、原発民衆法廷の中で、私が有罪判決を
書きました。

特別に難しいことではなく、基本的な法律知識があれば、つまり、どの法律家で
も書ける当たり前の有罪判決です。

しかし、民衆法廷以外に、有罪判決を出すことはないでしょう。

権力簒奪者と御用法学者が牛耳っている世界ですから。






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