[CML 026398] 沖縄・宮古からの緊急アピール 清水早子

井上澄夫 s-inoue at js4.so-net.ne.jp
2013年 9月 8日 (日) 02:07:03 JST


【南西諸島派兵阻止情報】 号外 2013・9・8

◆沖縄・宮古からの緊急アピール◆

 いよいよ浮上する宮古島・軍事基地化の危機

                      清水早子 宮古平和運動連絡協議会                   

 9月3日付「沖縄タイムス」につづき、9月4日付地元紙「宮古新報」が、防衛省が宮古島市内3カ所でPAC3(地対空誘導弾パトリオット)の配備先を調査すると報道しました。

 昨年4月と12月の2回、PAC3が配備された航空自衛隊の通信基地、宮古島分屯基地で固定式警戒管制レーダーの交換工事が始まり、2017年度末までの工事期間中、同分屯地がPAC3の展開地として使えなくなるため、配備を必要とする事態に備えて、防衛省が基地外の候補地を選定する作業にとりかかるというのです。
  それについて9・3付沖縄タイムスは「宮古島市の平良港トゥリバー地区と下崎埠頭(ふとう)、大嶽城址公園の3カ所の測量調査をすると発表した」と伝えました。調査期間は9〜11日だそうです。

 この3カ所はいずれも市有地で、1カ所は分屯基地に隣接する公園ですが、他の2カ所は、自衛隊の輸送艦が接岸できる港と伊良部〔いらぶ〕大橋(民間の下地島空港に直結する)の橋脚近くの埋め立て地です。いずれも広大な敷地で、現在とりたてて使用されていない土地であり、怪しげな空白地帯なので、私たちは軍事利用の懸念をずっと抱いてきました。

 ごく最近、まるで防衛省が作成したかのような自衛隊賛美の横断幕が、街頭のあちこちに登場し、自衛隊誘致派が名乗りを上げ、不穏な空気が島に流れ始めています。
 ですから、今回の調査の理由とされている「PAC3配備」は表向きのことで、調査は実は「陸上自衛隊=海兵隊化した新部隊」を宮古に配備するための布石ではないかと、私たちは危惧しています。

 これまで下地島空港への無人偵察機の配備や、同空港のオスプレイ常駐基地化が何度も取り沙汰されてきました。そのように下地島空港が軍事利用されることになれば、やがて同空港の米軍との共同使用・共同訓練も現実になる危険性があります。

 これはまぎれもなく基地負担の拡大であり、1971年に日本政府と当時の屋良朝苗琉球政府行政主席との間で交わされた、下地島空港の民間活用を確約した「屋良覚書」を反故にすることです。それは、日本政府による沖縄県のさらなる植民地化と隷属の強要にほかなりません。

 いよいよ与那国・石垣・多良間・宮古から北は馬毛島まで、南西諸島の軍事要塞化が始まっています。局地的に戦争準備に入っていると言っても過言ではないと思います。

 自然豊かな亜熱帯の島々が犠牲となり、再び戦場になることのないよう願って、現況をお知らせします。全国から注目を、そして共闘を!

〔参考資料〕

 ◆防衛省、宮古3カ所測量へ PAC3配備先  9・3 沖縄タイムス
 【東京】防衛省は2日、北朝鮮のミサイル発射などに備えた地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の一時的な配備先を新たに検討するため、宮古島市の平良港トゥリバー地区と下崎埠頭(ふとう)、大嶽城址公園の3カ所の測量調査をすると発表した。工事に入る航空自衛隊宮古島分屯基地内に展開できなくなることを受けたもので、調査期間は9〜11日まで。……
 複数の候補地が展開先として位置付けられる可能性もあるが、配備先は実際に配備する必要性が生じたときに決めるという。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-09-03_53646



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