[CML 027334] 母はダイオキシンを食べた

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2013年 10月 30日 (水) 17:21:46 JST


 坂井貴司です。

「お母さんが、あんな物を買って食べさせたから、私の身体はメチャクチャにな
った!」

と、自分の母を責める言葉が今から40年前西日本各地で飛び交いました。母親
たちは涙を流して「ごめんね、お母さん知らなかったの。まさか毒入りの油だっ
たなんて・・・」と謝りました。

 社員に日の丸の旗を持たせて神社へ行進し、「天皇陛下バンザイ!東郷元帥閣
下バンザイ!」を叫ぶ右翼の社長が経営していた福岡県北九州市の「カネミ倉庫」
が1968年に製造販売した食用ライスオイル(米ぬか油)を食べた約1万人以
上の人々がいました。「安くて健康に良い」との触れ込みで、主に長崎・福岡・
広島で販売されました。このライスオイルには、「人類が生み出した最悪の化学
物質」ダイオキシンが混入していました。同じ頃、ベトナム戦争が繰り広げられ
ていたベトナム南部のジャングル地帯に大量に散布された枯れ葉剤の主要成分と
同じものでした。
 
 ライスオイルで天ぷらを揚げ、サラダドレッシングを作って食べた人々は、枯
れ葉剤を浴びた人たちと同じ症状が出ました。全身の吹き出物、激しい嘔吐、脱
力感、ガン、脱毛、パニック障害など、「病気の百貨店」(原田正純医師)と言
われるほどの病気が襲いました。

 そして、色素が沈着して肌が黒い「黒い赤ちゃん」が続々と生まれました。ヘ
ソの緒を通して、ダイオキシンが新生児の体内に入ったのです。この子ども達も、
親と同じ症状が出ました。さらに、孫にも症状が現れています。

 損害賠償と謝罪を求めて訴訟に立ち上がった被害者はいましたけれど、差別と
偏見(カネ目当ての運動だとの陰口、就職、結婚に支障がでる)を恐れて多くが
名乗り出ませんでした。

 発覚してから40年、ようやく被害者であることを名乗り出た母子を通して、
カネミ油症事件を追います。

 再放送です。

 NHK教育
 ETV特集
 「【アンコール】毒と命〜カネミ油症 母と子の記録〜」
  http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0525.html
 
 放送日:11月2日
 放送時間:午前0時45分※金曜日深夜  
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
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