[CML 027292] 眞須美さん勝訴 再審めざし一歩

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2013年 10月 28日 (月) 08:52:00 JST


*眞須美さん勝訴 再審めざし一歩*

死刑囚の報道を見ると悲しい事柄が多い。自民党政権になってから如月に三人、卯月に二人、そして長月で計六人もの人達が死刑執行された。国家による殺人。そして神無月には、半世紀近くを房に繋がれたままの奥西さんの再審請求の棄却。嫌なことばかりだ。

そんななか、和歌山毒カレー事件で死刑囚となった林眞須美さんが勝訴したとの報道を見つけた。弁護士に手紙を出すのを大阪拘置所が認めなかったのは違法だとして、国に百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、不許可は違法として五万円の支払いを命じた。なによ五万円なんてケチね。でも勝訴だーい。

堀和幸弁護士に再審請求のため弁護を依頼する手紙を出そうと申請をしたのに、拘置所は、不許可としたんだ。なんたる嫌がらせ。
確定死刑囚は訴訟遂行に必要な手紙の発信が認められているのに、国側は「既に再審の弁護人として十人が選任されており、手紙は訴訟遂行に重要ではない」と主張したが、弁護士がついてれば良いってもんじゃないぞ。

今回の裁判長は「弁護士により得意分野も違い、新たな選任が必要ないとは言えない」と判断した。よし。ささやかだけど、再審への一里塚と言える。なあんて喜んでいたら、ジャーナリスト片岡健さんさんから「今回の国賠は二勝目」との情報を得た。

前回の国賠勝訴は葉月。名古屋拘置所の収容者と手紙のやり取りしていることなどを拘置所職員に漏らされたとして、国に五百万円の慰謝料を求めた訴訟の名古屋地裁判決で、裁判長は「手紙のやり取りは私的な事柄で拘置所側はプライバシー権を侵害した」と述べ、国に五万円を支払うよう命じた。

どうやらこの二件とも本人訴訟だという。「林眞須美さんを支援する会」を創った故・三浦和義さんもマスコミ相手に連戦連勝し「弁護士いらず
本人訴訟必勝マニュアル」を出版したっけ。ともあれ一介の主婦が、ここまで成長したんだ。すばらしい。

私は、彼女の死刑が確定してから手紙のやり取りができなくなった一般人。そこで、やむなく綺麗な花の切手を送っている。数箇月たつと受領の礼状が届く。その繰り返し、のろのろかたつむり歩みで続けている。

たった畳三枚の独居室に、トイレも着替えも全て四六時中頭上の監視カメラと録音マイクから監視され、四方はセメント壁、冬は建物が古いため窓のすきまから風がビュービューと吹き込み、極寒の日々を過ごす。彼女を、なんとか応援したい。最近はスプリング・エイト中井鑑定の「砒素は別物説」も出てきたぞ。一度も自白せず、十五年間ずっと無実を訴えている眞須美さん。なんとか風を吹かせてあげたい。

http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/ac1410745265c6190df72ae188b245de

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大山千恵子
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