[CML 027291] 【報告】第922日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 aoyagi at tent-hiroba.jp
2013年 10月 28日 (月) 07:15:20 JST


青柳行信です。10月28日。

明日、<原 発 ゼ ロ 対 談 >  
青柳行信さんに 
   九電前広場座り込みの交流体験、脱原発の思いを聞く
 聞き手:憲法学者石村善治先生  
10月29日(火)午後6時00分〜  
福岡市天神ビル11階 5号会議室 -920
http://ameblo.jp/yaaogi/

【転送・転載大歓迎】
     ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第922日目報告☆
        呼びかけ人賛同者10月27日迄3047名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。 

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さま
玄海原発の傍、波戸岬から 風船を飛ばす
風船プロジェクトに参加しました。
今回は 前回と違い、南東に飛んで行きました。
佐賀市の西、江北町 大町 あたりです。
南の方に飛んだので、びっくりしました。
これでは、避難するにもできない状況にもなりかねません。
原発は 廃炉にするしかないのです。
あんくるトム工房
 風船は 南東に飛んだ  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2689
 風船プロジェクト             http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2688 

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆廃炉こそ新生フクシマの基盤なりと玄侑和尚無策を叱る
    (左門 10・28−458)
※三春町の福聚寺住職の宗久さんが、『しんぶん赤旗』10月24日1面に登場
されて、
「県民がふたたび歩き出すための”地盤”がしっかりしないといけない。
その地盤とは東電福島第1、第2の廃炉です」と明確に。
「これ以上、放射能で海を汚さないことが大事です。
まして原発輸出など無責任の極みで、不誠実なことだと思います、と。

★ 伊藤絵里子 さんから:
青柳様
ご無沙汰しております。
毎日の九電本店前ひろば運営、本当にお疲れ様です。
お忙しい中、いつも報告メールを有難うございます。
これから日毎に寒さが増してくる折、
くれぐれもご自愛下さいますよう

★ 増井玲子 さんから:
青柳さん
 お疲れさまです。
教派を超えたクリスチャンで、オスプレイ&米軍基地反対の意思表示をするた
め「ゴスペルを歌う会」を行っています。
 これは沖縄(普天間基地前、東京、福岡で連動する行動で、今月の予定は以下
の通りです。クリスチャンでない方も大歓迎。
 第1回の先月は、西南学院大学神学部の教授や学生たちで、アメリカ領事館
前で実施されました。楽譜は用意されています。道路使用許可取得 済みです。

 と き:11月28日(月)午後6時〜同7時
 ところ:福岡三越ライオン前に集合。
       その後、警固神社前のアメリカンセンター近く(ローソン辺り)へ移動
 内 容:米軍人、米国政府へ反戦を訴えるゴスペルを合唱、アピールなど
      さよなら原発のビラ配布

★ まえだけいこ さんから:
 6/25に不当逮捕され、7/17に起訴された福岡の原発事故避難者
Kさんが10月23日12:45、3度目の保釈請求でようやく福岡拘置所から保釈されま
した。

10月25日に第4回公判があり、13:30から15:30くらいまで、
お母さんの証人尋問と本人(Kさん)質問でした。
本人質問では、検察側からの尋問がなく予定より早く公判が終わりましたが、
Kさんもお母さんも大変疲れているということで、
報告集会も挨拶と弁護人からの公判説明程度で終わりました。

次回公判予定は以下の通り、傍聴支援お願いします。

第5回公判 11月 8日 13:30〜15:00 論告求刑、最終弁論
■11月2日(土)14:00〜17:00 ふくふくプラザ 
  「Kさん、お帰り!ありがとう!みなさん」
第6回公判  11月22日 10:00判決!!

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
きょうは、ネットに貼り出された関連記事はすくないが、見逃せない記事があり
ます。
今朝も福島第一の現場を伝える記事から始めます。

1.「第1原発、4万5千ベクレル検出 再び上昇、排水溝から」共同通信 
(2013年10月28日)
⇒http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8508.html
記事「東京電力は27日、福島第1原発の汚染水を貯蔵する地上タンクで約
300トンの水漏れがあった『H4』エリア付近の排水溝で27日に採取した水
から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大4
万5千ベクレル検出されたと発表した。・・・・・26日採取分では低下傾向に
あったが、再び上昇した。東電は、放射性物質が付着した周辺の土壌が、雨で流
れ込んだことが原因とみている。過去最高値は、23日採取分の14万ベクレ
ル。・・東電は測定地点の下流を土のうでせき止めており、海への影響はないと
している。」
次の記事に驚く、
1’.「福島第1 津波の高さ 測定できず 県沖でM7.1 計器故障のま
ま」しんぶん赤旗10月27日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-27/2013102701_03_1.html
記事「・・26日午前2時10分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード
7・1の地震があり、東北と関東で最大震度4の揺れを観測しました。気象庁は
福島、岩手、宮城、茨城各県と千葉県九十九里・外房に津波注意報を出しまし
た。・・・・・津波注意報が出た福島県沿岸の東京電力福島第1原発では事故後
設置された仮設の防潮堤があるだけで、潮位計も壊れたままで津波の高さも測れ
ない状況でした。・・・・・・・東電は「夜間だったこともあり、沿岸で作業を
している人も少なかった・・・・・・1〜3号機では今も溶け落ちた燃料を冷却
するための注水が続いています。日中は多くの作業員が重機を使ったがれきの撤
去や地下水の汚染調査などを行っており、前例のない困難な状況が続いています
。11月からは4号機の使用済み核燃料プールから本格的な燃料取り出しが予定
されており、大きな地震や津波があれば、作業自体に支障を来しかねないだけで
なく、事故の拡大も懸念されています。」
・・・・・・なんと「仮設の防潮堤があるだけで、潮位計も壊れたままで津波の
高さも測れない状況」が今の福一の実態です。

その東電は
2.「東電、顧客の流出加速=前半5800件、昨年度上回る勢い」時事通信
10/2802:31
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102700059
記事「東京電力との契約を打ち切った企業などの大口顧客が、2013年度は
10月1日までの半年間で5800件に達したことが27日、明らかになった。
12年度は1年間で11年度比10倍の7000件が流出したが、これを大幅に
上回るペースだ。12年4月に実施した企業向け料金の値上げを受け、大口顧客
の間で東電離れが加速している。・・・・・・・自由化分野の東電の顧客数は今
年9月26日時点で約22万5000件。自由化以降に東電から流出した顧客は
累計で2万8250件に上り、同分野の顧客の1割強を失った計算になる。」
政府も加担して、とんでもない状況、
3.「東電、2月時点で除染費支払い拒否 74億円、国も黙認」10月27日05時00分
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131027-00000004-asahi-soci
記事「東京電力が除染事業の大半の項目について費用の支払いに応じない考えを
2月時点で国に明確に伝えていたことが、朝日新聞が環境省への情報公開請求で
得た文書でわかった。国はこれを公表せず、支払い拒否を黙認してい
る。・・・・・国が除染費用を立て替えた後、東電に請求するのが『放射性物質
汚染対処特別措置法』の規定だ。環境省は現在までに計404億円を請求した
が、東電が支払ったのは67億円。国や東電は『内容の確認に時間がかかってい
る』し、手続き上の問題と説明してきた。・・・・・・ところが、東電は2月
21日付で環境省に送った文書で、昨年11月の第1回請求分の大半について
『支払いが困難であるとの結論に至った』と拒否。環境省が説明を求めると2月
27日付の文
書で、第2回請求分をあわせた149億円(118項目)のうち、74億円
(95項目)について個別に支払わない理由を列挙した。さらに、賠償交渉を仲
介する『原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)』に委ねることを検討する
よう提案した。・・・・・・・例えば、除去した土などを保管する中間貯蔵施設
の事前調査などの1億円について、東電は『相当因果関係を認めることができる
か疑義がある。事前調査や研究などは、国の政策的な努力義務』として支払い不
能と回答。除染技術を試すための4・4億円や広報業務費9・6億円も『特措法
に基づく措置ではない』と主張していた。・・・・環境省は3月1日付で『特措
法の解釈権は国にあり東電に支払いの責任がある』と反論する文書を送ったが、
ADRへの申し立てなどの対抗策はとっていない。・・・・・東電は国から最大
5兆円の支援を受けることを前提に再建計画を作成。住民らへの賠償費用として
3・8兆円を見込む一方、除染費用は『必要額が予測できない』として52億円
しか入れていない。国の除染予算は今年度時点で1・3兆円に上り、再建計画は
すでに崩壊状態だ。東電は除染費用の支払いを渋り、最後は税金での穴埋めを
狙っているとの疑念を招いている。・・・・・この結果、除染をどこまで徹底す
るのかという根本的問題は放置され、住民の帰還計画は定まらない。地元の反発
を恐れて国も東電も支払い拒否の事実さえ公表せず、責任の所在をぼかしてい
る。このままでは「除染の加速」はおぼつかない。」

4.「東電の賠償支払い、4人家族で9千万円 9月までの平均」朝日デジタル
10月26日11時11分
⇒http://www.asahi.com/articles/TKY201310260007.html
記事「文部科学省は25日の原子力損害賠償紛争審査会で、東京電力が実際に支
払った損害賠償事例のうち、帰還困難区域に住んでいた家族4人のケースを抽出
すると、1世帯あたり平均9千万円に上ることを明らかにした。同省によると、
9月20日までに東電が和解した帰還困難区域の4人家族に支払った額は、土地
や建物、家財など財産に関する賠償が平均4910万円、所得に対する賠償が同
1090万円、慰謝料が同3千万円。・・・・同省は審査会や東電が定めた基準
を4人家族のモデルケースに当てはめると、賠償額の見積もりは計6303万円
になると試算していた。実際の支払額との差について、同省は『和解した例をみ
ると、集合住宅のオーナーや広い敷地を持っている富裕層が多いため、モデ
ルケースよりも多くなっている』と説明する。」
・・・・・支払った後、慰謝料も止めるのはだめですよ。
被災地フクシマ、
5.「帰還時期」誰が決める 政府と被災地との温度差嘆く」福島民友(10/26
10:20)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1026/news8.html
記事「『賠償の終わりを先に決めてしまうのは乱暴』『地域の実情にあった柔軟
な対応があってもいいのでは』。原子力損害賠償紛争審査会で避難指示区域の住
民に支払う精神的損害賠償を原則解除後1年間で打ち切る方向で大筋合意した
25日、東京電力福島第1原発事故で先が見えない避難生活を送る同区域の住民
からは不満や批判が相次いだ。「帰還や復興を進めるためには妥当な期間」と容
認する声もある一方、『社会基盤の整備ができておらず、元の生活に戻れる保証
はないのに』と政府と被災地との温度差を嘆く声もあり、同審査会の方針が住民
の帰還時期の判断に影響を与える懸念も出てきた。・・・・・・」
・・・・・・・被災者の苦悩はさらに深まる。

6.「27日の県内各地の放射線量測定結果・県内13箇所の放射線量測定値」
福島民報10月28日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※注意:毎日同じURLで紙面が更新されます。
・・・・・・関連死の数字が2人増えました。
7.「基準大幅に下回る=原発20キロ圏のコメ−福島」時事通信10/2717:25
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013102700110
記事「・・・・福島第1原発の警戒区域(半径20キロ圏)に指定されていた福
島県田村市都路地区で取れたコメの放射性物質濃度を調べる全袋検査が27日、
市内の検査場で行われた。対象の93袋(1袋30キロ)すべてが食品の基準値
(1キロ当たり100ベクレル)を大幅に下回った。・・・・コメは農業坪井久
夫さん(63)が生産し、1袋は同10ベクレル未満、残りは同9ベクレル未満
だった。市場には流通させず、以前からの顧客や作付けを知って購入を希望した
個人に販売する。旧警戒区域で取れたコメが販売されるのは初めて。」
8.「帰還、仮役場めぐり質疑 福島大熊町、避難先で町政懇談会」河北新報
(10/27 06:10)
記事全文「東京電力福島第1原発事故で全町民が避難している福島県大熊町は
26日、住民の避難先を回る町政懇談会をいわき市で始めた。今後、会津若松市
などの県内のほか、仙台市や東京都など計40カ所で懇談会を開く。福島県いわ
き市の仮設住宅での懇談会には町民約20人が参加。放射線量の高い帰還困難区
域が町のほとんどを占めることから、『町民の多くは帰還を諦めている。町が帰
還できない地区を決めてほしい』との意見が出た。町が会津若松市に置いている
仮役場についても『いわき市に住む町民が今は一番多い。仮役場も移転できない
か』との要望があった。渡辺利綱町長は『放射線量の予測値を町で試算してまと
める予定だが、帰還するしないは個人の判断になる。役場は学校の継続性の問
題もあり、当分は会津若松市に置く。いわき市の連絡事務所を出張所に格上げす
るなどして、住民サービスの強化を図る』と述べた。」
・・・・・・福一のある町です、「帰還するしないは個人の判断になる」とは驚
くべき発言。

原発立地自治体、
7.「<原発>30キロ圏内自治体、避難計画7割未策定 本紙調査」毎日新聞
10月27日(日)7時0分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131027-00000005-mai-soci
記事「国の原子力規制委員会が原子力災害対策指針(新指針)に基づき、全国の
原発30キロ圏内にある21道府県136市町村に策定を求めている原発事故時
の避難計画について、策定済みが38市町村(約28%)にとどまっていること
が毎日新聞の調査で分かった。・・・・・一方で、避難計画策定の義務がない
30キロ圏外の21市町村が、避難や避難者受け入れを想定した独自の防災計画
作りに取り組んでいることも判明した。・・・・・・・・・新指針
は・・・・・・・・該当する自治体は15道府県45市町村から21道府県
136市町村に増え、各自治体に(1)地域防災計画原子力災害対策編(2)避
難計画−−の策定を義務づけた。・・・・・毎日新聞がこの21道府県に取材し
たところ、9月
現在で(1)は121市町村(約89%)が策定済みだが、(2)は38市町村
と約28%だった。避難手段や避難道路の選定に時間がかかっているケースが目
立ち、高齢者や障害者ら『災害時要援護者』の避難先が決められない市町村もあ
るという。」
・・・・・・・つくった自治体でも実際に事故が起きれば実行ができるか疑問も
ある。

政府与党の動き、
8.「復興法人税 自民、廃止前倒し容認へ2013年9月27日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2013092702100005.html
ッ記事「自民党税制調査会は二十六日の幹部会合で、消費税増税による景気への
影響を和らげるとの理由で、東日本大震災の復興特別法人税を一年前倒しして廃
止する政府方針の取り扱いを野田毅(たけし)会長に一任することを決めた。野
田氏は最終的に廃止を受け入れる意向で、党としての事実上の前倒し容認にな
る。・・・・・・・・・党側の出席者からは、野田氏に一任にしたものの「政府
の説明は不十分だ」「法人税だけの廃止は問題だ」などの異論や注文が相次いだ。」
・・・・・・庶民には消費税増税、年金削減などを進めて、とんでもないです。

九州、
9.「太陽光発電の需要増加見込み実習 佐賀県立産業技術学院」西日本デジタ
ル10月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/26046/1/ 
記事「佐賀県立産業技術学院(多久市多久町)電気システム科の学生8人が住宅
用発電システムの設置実習に取り組んだ。佐賀県は、住宅用の太陽光発電システ
ム普及率が11年連続で日本一。・・・・・」(以下、有料設定)

いま、届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に囲み記事、
10.「首相の『汚染水制御』発言 自民支持層も疑問視」
記事「「共同通信の世論調査・・・・・自民支持層の74.5%が『信頼できな
い』と回答、公明支持層でも82.7%、・・・・安倍内閣を支持するとした人
も77.4%、・・・・・・・無党派層でも90.9%に達した。」
・・・・・・野党支持者はこぞって80%超え、共産党支持者にいたっては
100%だそうです。
すぐ横に、
11.「秘密保護法反対 50%超 慎重審議82%が要求」
・・・・・首相は世論に耳を傾けるべきです。
・・・・・このような世論調査の記事は1面トップにすべきです。
今朝の紙面も以上です。

昨日あった、玄海原発そばからの風船飛ばしは、つぎのところにニュースとして
ありました。同じページに「高校生も非核一万人署名活動」を報じる記事もあり
ます。
12.「放射性物質拡散…風船で検証 」STSさがテレビ10月27日 18:06
記事全文「玄海原発で事故が起きた場合、放射性物質がどのように広がるのか検
証しようと、市民団体などが27日、風船500個を飛ばしました。今回で4回
目となる『風船プロジェクト』は、玄海原発の停止を求める市民団体が中心と
なって企画しました。(ピースボート日韓クルーズ・吉岡達也代表あいさつ)
『いま福島という悲劇を体験しています。いま私たちが原発をなくすんだという
声を、世界であげなくて誰があげるんですか』波戸岬海浜公園には、九州各地か
らおよそ300人が集まり、『最大の安全は原発をなくすこと』などと記した風
船500個を飛ばしました。季節ごとに風向きが変わることから、この検証は年
に4回実施し、今回が最後となりました。今後はこれまでの検証結果について、
専門家の意見を交え本にまとめる予定です。」
13.「核廃絶訴え署名活動」STSさがテレビ10月27日 18:08)
記事全文「核兵器のない平和な世界の実現をめざして、高校生たちが署名活動を
実施しました。県内の高校生12人は27日、JR佐賀駅前で、核兵器の廃絶な
どを訴え署名活動を行いました。この活動は1998年にインド、パキスタンで
相次いだ核実験をきっかけに、若い世代が平和の重要性などを訴えるために始め
られました。(高校生平和大使・古川慧月さん)『長崎県の隣の県に住んでいる
のに(核兵器など)知らないことがたくさんある。私が学んだことや感じたこと
をたくさんの人に伝えていけたらいいなと』署名活動は12月にも予定され、集
められた署名は国連欧州本部に送られます。」
・・・・・両記事とも映像は、まだ準備中となっています。

★ さいたま市 石垣敏夫 さんから:
福島の避難民木田さんが以前から話されていた福島第一の原発労働者についての
ガーディアン紙の記事を紹介していただきました。      
    
原発労働者のことが気になっているなか
イギリス・ガーディアン紙の記事の紹介があったので
ご紹介します。

◆福島原発 収束する前に労働者が過労でいなくなる
Fukushima workers will collapse first

ジェイコブ・チェンバーレン記者(イギリス:コモン
ドリームス 2013.10.16)
http://www.commondreams.org/headline/2013/10/16-2

「惨害状態の福島原発を安定化させようと働いている
労働者たちは、進行中の危険状態、健康問題、低賃金、
労働意欲の低下などの中で、作業を維持するよう闘って
いる」(イギリス・ガーディアン紙 2013.10.16 より)

東京電力に雇用されている約6000人の労働者が現在、
福島第一原発で働いている。被曝線量が限界になって多
くの労働者が離れたため、事故以前より東電労働者の数
は減っている。

全ての労働者の賃金は2011年当時より20%減っている。
福島原発で働いている労働者の大多数は今では、賃金の
低い下請け、二次下請けの労働者たちです。

労働者たちは労働意欲の低下、健康問題、将来への不安
に苦しんでいる。福島原発が安定化するまでには少なくとも
あと40年かかる。
福島の労働者たちは人員不足と過重労働の中で働いてい
るが、その上、彼らの肩には「日本の将来」が掛かっている
と安倍晋三首相は最近労働者たちに語った。

「福島原発の東電労働者の70%はメルトダウンにより、家庭
を避難しなければならなかったが、彼らは津波、原発爆発、ど
れだけ被曝したか分からないことなどにより、心に傷を負って
いる。それらは急性症状だが、さらに今はうつ、意欲減退、
アルコール依存などの慢性症状に悩まされている」と防衛
医大精神科講師・福島事故労働者精神カウンセラー班代表
しげむら・じゅんさんはガーディアン紙に言った。

最近の配管からの汚染水漏れで、被曝した6人の労働者
たちの件に関連して、原子力規制委員会(NRA)田中俊一
委員長は「間違いは労働意欲と強く関係している。人は普
通、やる気があるとき、良い労働条件で働いているときは
馬鹿げた、不注意な間違いはしない。良い条件でなくなっ
たことが最近の多くのトラブルに関係していると思う」と記者
たちに話した。

「東京電力は技術的な問題点の改善にはお金を使っている。
しかし、その業務を実行している人たちにもお金を使わなけ
ればいけない。作業員の不足を大変心配している。東京電力
が、このことについてすぐに手を打たなければ、原発が崩壊
する前に、原発の人員体制が崩壊してしまう」14年間、東京
電力に勤めて、最近退職したよしかわ あきひろさんはこう話
した。

(ガーディアン紙より)
東京電力の発表では、2011.3月から2013.7月までに138人の
従業員が100ミリシーベルト(msv)の上限値に達した。別の
331人が75〜100msvの被曝をした。この人たちは間もなく原発
で働けなくなる。被曝量が限界近くに来た人たちは原発以外の
部署に移るか、休職させられているといわれている。後日また
福島原発に戻る。(中略)
今年初めに、東京電力は下請け、二次下請けを含む1973人の
労働者が甲状腺被曝量で100msvを超えたと発表した。この値
は甲状腺ガンが始まるレベルであると多くの医師が言っている。
(ここまで)

福島原発建設に関わってきた技術者で、いまはゼネラルエレクト
リック社を退職したなか ゆきてるさんは次のように話した。
「福島原発には十分に熟練した従業員がいない。東京電力にとっ
ては、お金が最優先です。次が原発技術、三番目が安全です。そ
れが事故が起きた理由です。東京電力の経営者たちは会社の
存続のことばかりを考えている。彼らは株主、銀行、政府のこと
ばかりを気にしている。福島の人たちのことは考えていない」

◆福島原発作業員座談会
週刊現代(2013.10.26)より

作業員B?大変なリスクをおかして、手当もピンハネされてロクに
もらえんなら、イチエフを選ぶ理由はない。

作業員B?一緒に働いていた人で、東京の人と広島だか山口だか
の人が突然死しましたわ。被曝とは関係ないって言われとるけど…
…。ただ、労働条件が過酷なのは間違いない。夏なんて、シャワー
浴びたのかってくらい、汗をかく。

作業員D?汚染水以外のことが後回しになっています。たとえば
1号機、2号機の排気筒のヒビ。崩壊すれば毎時10シーベルトの
放射性物質が放出されかねないのに、まったく報道されない。
これ、1時間浴びれば死んでしまうレベルの線量です。

作業員D?もちろん、我々にもやらなくちゃいけないという思いはあ
るんですが、正直キツい。作業員の数は変わらないのに、仕事は
増えていくばかり。キャパシティを超えて、みんな疲れきっています。

作業員C?労働者の中には借金などでヤクザに送り込まれた人や
食い詰めたヤクザ本人がいる。現場はヤクザとど素人ばかりです
……。
昨業員D?汚染水はどんどん増えるのに、作業員はどんどん減って
いく。

★ 内富一 さんから:
特集ワイド:「内部告発小説」の現役官僚に聞く 「再稼働いいのか」問いたい

毎日新聞 2013年10月22日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20131022dde012040012000c.html

 ■「日本の原発は世界一安全」はウソ

 ■政界への献金「モンスターシステム」

 ■電力業界に冷たい職員のチェックリスト

 ナゾの覆面作家が現れた。若杉冽(れつ)さん。現役のキャリア官僚である。
9月に出版した小説「原発ホワイトアウト」(講談社)で、原発再稼働にひた走
る経済産業省と電力業界、政治家を結ぶ闇のトライアングルを描き霞が関からの
「内部告発」として波紋を広げている。本人に胸の内を聞いた。【吉井理記】

 東京都内の料理屋に現れた若杉さん、もちろん覆面姿ではなく霞が関の住人特
有の、特徴に乏しいスーツ姿だ。「尾行対策にね、後ろを気にしながら道をあち
こち変えて。時間かかっちゃいました」。ささやきながら腰を落ち着け、ようや
く表情を緩めた。

 東京大法学部卒、国家公務員1種試験合格、霞が関の省庁勤務??公にされた素
性はこれだけだ。もちろん執筆は役所には秘密。近親者にしか明かしていない。

 小説は参院選で政権与党が大勝するところから始まる。電力業界の政治献金で
飼い慣らされた与党政治家と業界幹部、両者と軌を一にする経産官僚が原発再稼
働に向けて暗躍する姿を縦軸とし、役所のあり方を疑問視する若手官僚の抵抗、
原発テロ計画といったエピソードが横軸として交錯していく。「柱の部分は私の
知る事実がベース。役所では表立って話題にしませんが、裏ではみんな『詳しす
ぎる。作者はだれだ』と大騒ぎです」。静かに笑う。

 リスクを冒してまでなぜ執筆を? 「現実世界は原発再稼働に向けて着々と動
いています。一方で私は、電力業界のずるさや安倍(晋三)首相の言う『日本の
原発は世界一安全』がウソなのを知っている。私は公僕です。そうした情報は国
民の税金で入手したとも言える。もちろん国家公務員として守秘義務もある。だ
から小説の体裁を借りて『みなさん、このまま再稼働を認めていいんですか』と
問いかけたかった」。声が知らず知らずのうちに高くなり、テーブルに広げた著
書を何度かたたいた。

 「電力業界のずるさ」の最たるものが、若杉さんが「モンスターシステム」と
呼ぶ巨大な集金・献金システムだ。作中で描いた構図とは??。

 電力会社は資材や施設の修繕工事などを、随意契約で相場より割高な価格で業
者に発注する。業者は割高分の一部を加盟する電力業界団体に預ける。団体はそ
の預託金を政治献金やパーティー券購入に充て、「大学客員教授」などのポスト
を買い、浪人中の政治家にあてがう。政治資金収支報告書上は関連企業や取引先
企業の名前が使われるため、電力会社は表に出ない。業界団体「日本電力連盟」
に“上納”される預託金は年間400億円。これで業界に有利な政治状況をつくり
出す、というわけだ。

 「これは私が見聞きした事実を基にしています。東京電力福島第1原発事故
後、東電の経営状況を調べた国の調査委は、東電が競争入札にした場合より1割
強、割高な価格で業務発注していたことを明らかにしました。私は昔は2割だっ
たと聞いていますが」。預託金の原資、元はといえば電気料金だ。割高発注はコ
ストを増やし当然、料金にはね返る。「企業献金がすべて悪いとは言いません。
でも国が地域独占を認め、競争環境にない電力会社は別。国民にとって電気料金
は税金と同じ重みがあり、税金並みの透明性が欠かせない。業務発注だって競争
入札にする規制が必要です」

 多額の選挙費用がかかる政治家が電力マネーに弱いのは理屈としては分かる。
では公正であるべき官僚は。

 「上層部ほど電力業界にねじ曲げられている。退職後の天下りポストが欲しい
というのもありますが、一番の理由は出世です。これは本には書きませんでした
が……」と、あるエピソードを語った。

 霞が関には省庁の垣根を越えたネットワークがある。かつて、その中で知り
合った人物が経産省資源エネルギー庁の電力担当の幹部になった。上司にあたる
同省官房長からは「電力と酒飲んで遊んでればいいから」と言われたそうだ。だ
が電力業界に「従順」と思われたその知人、真面目に電力自由化をやろうとし
た。「その矢先、ピュッとトバされてしまったんです。もう退職なさった方ですが」

 背景にはある「リスト」の存在が絡んでいた。「電力会社が役所の電力・ガス
部門に来てほしい職員、そうでない職員を記したものです。『業界に冷たい』職
員には印を付け、電力マネーに浸った与党政治家に渡す。政治家は経産省上層部
に職員をトバすよう求めるんです」。上層部人事は事実上、政府・与党が握って
いるから、出世したい幹部は政治家に迎合する。「実は昨年末の衆院選で、まだ
野党だった自民党のマニフェスト作成に関わった再稼働推進派の経産省幹部すら
いる。今は安倍政権に非常に近い人物です。もはや役人としての一線を越えてい
る……」。覆面作家の顔が紅潮している。

 小説では、冬場の「爆弾低気圧」に覆われた北国の原発をテロリストが襲う。
非常用発電機や電源車も動かせない暴風雪と酷寒の日、まさに「ホワイトアウ
ト」状態の中、外部電源を支える送電線鉄塔を爆破して「第二の福島」を引き起
こす。「今年7月に施行され『世界一厳しい』との触れ込みの新規制基準では、
原発敷地内のテロ対策は盛られましたが、敷地外は手つかずのまま。その盲点を
描きました」

 政府が再稼働や海外輸出の錦の御旗(みはた)にしている新規制基準の「穴」
はまだある。「欧州や中国で導入されている最新型原子炉は炉心溶融に備え、溶
けた核燃料を冷却する『コアキャッチャー』という仕組みがある。抜本的な安全
策ではないが、万が一の際にかなりの時間稼ぎができるのです。これが日本の新
規制基準では無視された。電力業界や役所、原子炉メーカーも高額の費用がかか
るから国民に知らせない。今や世界的に見ても日本の原発の安全性が劣るのは明
らかです」

 毎週末、首相官邸や霞が関で行われる脱原発デモ。彼らの声は庁舎の窓越しに
若杉さんにも聞こえている。「恥ずかしながら私も福島第1の事故までは、原発
があれほどの被害を出す危険な代物だとは思わなかった」。ぽつり漏らした。心
情的には脱原発に共鳴する。だが霞が関の中にいるからこそ「デモをいくらやっ
ても原発推進の流れは止められない。電力業界、役所、政治家のモンスターシス
テムを内部から変えない限りは」との思いが深まる。

 「まだまだ驚くべき事実はたくさんあるんです。こうした情報が国民に届け
ば、きっと世論のうねりが起きる。私が役所に残り続け、素性を明かさないの
は、情報をとり続けるためです。さらに第二、第三の『若杉冽』を世に送り出す
ためにもね」

 若杉さんは再び街に溶け込んでいった。次回作の構想は「すでに固まりつつあ
る」と言い残して。
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03・3212・0279 		 	   		

★ 紅林進 さんから:
福島第一原発の漏洩・流出事故についての2つの国際緊急オンライン署名
のご案内を転載させていただきます。

(1)「福島第一原発汚染水漏洩・流出事故についての緊急国際署名」
日本語版オンライン署名はこちらから http://p.tl/9YXI
団体賛同は http://p.tl/I_Pu

(2)Avaaz - 手を携えて福島の未来へ
 http://www.avaaz.org/jp/japan_itff_d/?bxYTCdb&v=30712

★ BARA さんから:
新聞記事 朝日新聞・名古屋本社 9月26日
あえて、9条削除論 法哲学者・井上達夫さん
http://digital.asahi.com/articles/TKY201310250587.html?ref=pcviewer

憲法をめぐっては、護憲、改憲両派が互いを批判する声ばかりが
耳に残り、「型通りの話」を超えた思考はなかなか深まらない。
なぜか。
自分の都合の良いところだけ憲法を「つまみ食い」する両派はともに、
自己欺瞞にとらわれているからだと、法哲学者の井上達夫さんは言う。
さあまずは9条を削除して、自己欺瞞を乗り越えよ――。

 ――安倍政権は「集団的自衛権は行使できない」という従来の憲法
解釈の変更を目指しています。

 「集団的自衛権行使を容認すれば、日本は米国の軍事戦略に際限なく
巻き込まれます。
『集団的自衛権は憲法上NO』はそれに対する拒否権カードです。
安倍政権が日本の外交力を強化したいなら、なぜこの『貴重』な対米
交渉カードを自ら手放そうとするのか。
理解不能です。日本は米国にとって必要不可欠かつ代替不能な戦略的
拠点を提供しており、さらにこんな愚かな『貢献』をする必要はない。
『米国は日本にそんなにひどい要求はしてこないはずだ』と考えているの
なら、タカ派の平和ボケと言わざるを得ません」

 「ただ一方で、『解釈改憲だ。許されない』とする護憲派の安倍政権
批判にも、私は違和感を覚えます」

 ――どういうことですか。

 「『自衛隊は9条2項が禁じる戦力ではない』という歴代自民党政権の詭弁を
追認した内閣法制局の見解も、明白な解釈改憲です。
しかし護憲派の大勢はそれを黙認ないし是認している。
集団的自衛権行使容認は政治的に筋が悪いですが、解釈改憲という点では
同じです。自分たちに都合のいい解釈改憲ならOKというのは欺瞞です。
こんな護憲派の姿勢は、憲法の規範的権威を毀損し、『うそ臭い念仏』化
させることに一役買ってしまったと思います」

 ――護憲派は憲法を守ってこなかったということですか。

 「護憲派は他人頼みなのです。
『専守防衛で集団的自衛権はNO』を日本の公式見解として守ってきたのは、
自民党と内閣法制局ですよ。
護憲派はこの自民党と法制局の『自己規制』に頼りながら、それを自分たちの
手柄のように言ってきた。
安倍政権はいま、護憲派のこの甘えを突いてきています。
集団的自衛権行使容認が目的の内閣法制局長官人事は大いに問題がある。
しかし護憲派はそれに憤慨する前にまず、自分たちの欺瞞と甘えを反省
すべきです」

 「だからといって、改憲派には護憲派の欺瞞を難じる資格はない。
『押し付け憲法』を改正して日本の国家的主体性を回復するのだと息巻く
改憲派は、占領の主役だった米国に軍事基地を忠実に提供し続けている。
さらに、集団的自衛権容認に向けた9条の解釈改憲で対米従属構造を一層
強化しようと。
これは究極の自己欺瞞です」

 ――ただ、自民党は集団的自衛権行使を可能にすると訴えて選挙に勝ち、
民意を得たとの声もあります。

 「集団的自衛権行使に道を開きたいのなら、憲法9条を改正すべきです。
政治とは、政治的アクターがそれぞれの政策構想の実現をめざして闘う
ゲームで、憲法はそのゲームのルールです。
だからこそ、プレーヤーが自分に都合のいいようにルールを変更できない
よう、憲法改正には高いハードルが課される。
これは立憲主義の要諦です。
安倍政権は、96条改正でこのハードルを下げようとしたがうまくいかないので、
改正手続きをバイパスする解釈改憲をしようとしている。
これは立憲主義の否定であり、許されません」

 「ゲームの勝者が好きなようにゲームのルールを変えられるというのは、
単なる『勝者の正義』の押し付けです。
勝者には、その勝者の正義を超える『正統性』の調達が要請されるのです。
なぜか。敗者が『勝者の決定は間違っているが、次の挑戦機会に覆せる
までは尊重する』と言えるようなフェアなゲームのルールが保持されない限り、
この政治社会は成り立たないからです」

 「かつて中曽根政権は、靖国神社参拝問題に関する私的諮問機関の
メンバーに違憲論の憲法学者、芦部信喜を加え、閣僚の公式参拝を
容認する内容の報告書には違憲の主張があったことが付記された。
中曽根政権にはまだ、批判者の意見も聞いたという体裁をとらないと
正統性の調達ができないという意識がありました。
しかし、安倍政権の諮問機関や法制局長官の人選には、このような
最低限の正統性調達への配慮も感じられない。
このような勝者の正義の押し付けは、政権の正統性も少しずつ掘り
崩し、墓穴を掘る結果になるのではないでしょうか」

 ――しかしそういう状況に対する歯止めが見当たりません。

 「理由のひとつに、日本の立法システムの基盤変動があります。
立法過程において法制局や法制審議会などの専門家集団は強い
チェック機能を有していましたが、これが弱まっています。
選挙で勝った政治家が決めることに専門家は口出しせず援護だけ
しろ、というポピュリスト的な政治が人気を得ているからです」

 ――右も左も欺瞞だらけだと。じゃあ、どうしたらいいでしょうか。

 「9条は固守するでも改正するでもなく、端的に削除すべきです」

 ――条文まるごと、ですか。

 「そうです。
9条は、自衛隊の肥大化や、日本が米国の軍事行動に巻き込まれる
ことを抑制してきた。
しかしそれは事態の進行を遅らせる程度の抑止力でしかなく、既成
事実はどんどん広がっています。
イラク戦争への自衛隊派遣が好例です。
人道復興支援などとごまかしていますが、イラクの抗戦勢力にすれば
日本は完全な交戦当事国です」

 「護憲派は9条だけは守っていると良心を満足させ、既成事実の
拡大を止められない責任を深刻に自覚せずに済ませてきた。
その積み重ねが、集団的自衛権の行使容認という新しい局面に
対して、大規模な対抗運動を組織できない現状を生んでいる。
法制局がダメだから、今度は公明党頼みですかと。
護憲派は憲法を『凍結』させて9条の条文を守れればいいという甘え
から脱却し、9条の思想を現実の政策に反映させるべく、民主政治の
闘技場に自らの足で立ち、不断に闘うべきです」

 「改憲派もそうです。
押し付け憲法が日本をダメにした、9条が日本の国際的立場を弱く
したなどと、何でも憲法のせいにして自分たちの政治的主体性の
欠如を隠蔽してきた。
責任転嫁できる9条がなくなったとき、米国に振り回されない主体的な
安全保障体制を構築できるのか、国民にちゃんと答えてみなさいと」

 ――それは一種の精神論ですね。

 「いえ、心構えではなく立憲主義の枠組みの問題です。
立憲主義の基本は公正な民主的政治競争の条件と基本的人権、
特に被差別少数者の人権の保障です。
安全保障問題は、政治という闘技場の中で争われるべきことで、
闘技場の外枠である憲法で規定すべきではありません」

 「加えて、国際情勢の変化に応じて見直す必要のある安全保障
戦略を憲法に取り込むと、憲法自体が時々の政治力学の変動に
翻弄され、解釈改憲へのインセンティブを生み、立憲主義は形骸化
してしまいます」

 ――「あるべき論」としては理解できなくありませんが、ご指摘の
ようにこの国の政治が欺瞞で成り立ってきたのならば、そんな
峻厳な「べき」を担えるとは思えません。

 「少なくとも当分はそうでしょうね。
まわりが欺瞞に浸っているときに、欺瞞の根を断てと主張する私の
ような者は狂人扱いされます」

 「それにしても立憲主義の基本があまりに理解されていない。
これは改憲派の方がひどい。
96条先行改正のもくろみしかり、『土下座外交反対』を叫んで、
政教分離違反という根本問題を無視する靖国公式参拝論しかりです。
自民党憲法草案では基本的人権の不可侵性を宣明する97条が
全文削除されている。特定秘密保護法案も、失政や悪政を隠せる
ように、知る権利や表現の自由を制約する口実を政府に与えています」

 ――なぜ日本では、立憲主義が浸透していないのでしょうか。

 「55年体制下で、軽武装と経済成長による利益分配政治への
広範な国民的コンセンサスがあり、深刻な政治的対立も政権交代も
なかったため、政治闘争を公正化するルールとしての憲法の重要性を
あまり意識せずに済んできた。
しかし政治的対立が先鋭化し、安倍政権が勝者の正義で政治を
動かそうとしているいま、立憲主義の意義を国民も考え始めたのでは
ないでしょうか」

 ――考え始めたということは、護憲派の「憲法凍結」もひとつの知恵
だったのではないですか。

 「憲法凍結論には、国民に憲法を変えさせると危ないという愚民観が
漂います。
しかし私たちは、そういう愚民観をもつエリートも含めて一様に、
近視眼的利益や独善のわなに陥りやすい愚かな存在です。
だからこそ、自分や他者の手痛い失敗から学び成長していくしかない。
その試行錯誤の回路を凍結してしまっては、成長することができません」

 「国民が自己の失敗から学び成長できることを信じられないのであれば、
民主主義は成り立ちません。
民主主義は冒険です。私たちは挑み続けていくしかないのです」
(聞き手・高橋純子)
    ・・・・
 いのうえたつお
 54年生まれ。
千葉大学助教授などを経て95年から東京大学法学部教授。
主な著書に「世界正義論」「法という企て」「共生の作法」など。

★ 松岡 さんから:
<book13-98『カテリーナの旅支度』(内田洋子)>

内田洋子著『カテリーナの旅支度』(集英社)を読んだ。私の好きな作家の内田
洋子の最新作で、イタリアに生きる人々を描いた20の短編が入っている。とて
も繊細で感受性豊かな本だ。そのうちいくつかをあげる。未来のエネルギー源を
研究するルイジはその資質と実力を評価され大学に残ると誰もが期待したが、逆
にその実力が疎まれ研究室に残れなかった。そして、山から伐採した木を建築資
材として売る仕事をする父の元に帰り、山の木々と対話して生きる父の姿を見、
子供の頃に父と山に入った経験を思い起こすなかで、父の生き方を学び直す。そ
して、今はあたらしいエネルギー源の開発を目指す研究所の所長として活躍する。
『里山資本主義』を思い浮かべる話だ。(「赤い小鳥の絵」)東洋学(日本学)
を専攻生するドナテッラはナポリから日本に留学する。その彼女は下宿先(彼女
の友だちの私宅)と国会図書館と神保町の古本屋街の三角形で結んだ線上を動く。
まさに本とともに生きる人生である。なんか身近に感じる話だ。(「めくるペー
ジを探して」)エクアドルからイタリアに働きに来たデルマとの出会いのなかで、
イタリアの外国人差別を描く短編。(「硬く冷たい椅子」)それぞれが心が洗わ
れる掌編であり、今年行く予定で中断したイタリア旅行(シチリアに行くつもり
だった。)に来年は絶対行こうと思わせた小説集だった。なお、内田洋子の作品
には、『ジーノの家、イタリア10景』(文藝春秋社)、『ミラノの太陽、シチ
リアの月』(小学館)、『イタリアの引き出し』(阪急コミニュケーション)等
がある。

−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

■ 憲法を暮らしに生かすロー・フレンズの会
    原発ゼロ対談 
 憲法学者石村善治先生が、脱原発をめざして九電前で座り込みをされている
   青柳行信さんにその体験と思いを聞く
 日時:10月29日(火)午後6時00分〜
 場所:天神ビル11階 5号会議室 筺0120-323-920 
      福岡市中央区天神2−12−1  福岡銀行本店東隣
 問い合わせ先:  092-722-2481 (辻本法律事務所内) 

■ 「さよなら原発!福岡」例会 10月30日(水)18時30分〜
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
       福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
        地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

■「沖縄に連帯する福岡県民集会」(仮称)
    第一回実行委員会開催
   皆様ご参加よろしくお願いします。
日 時: 11月1日(金)18時〜 
場 所: 福岡県民主医療機関連合会(民医連)
    福岡市博多区博多駅前1-19-3 博多小松ビル2F
        TEL092-483-0431 
     地図: http://tinyurl.com/nyhy6go
集会開催の呼びかけ人(五十音順)
  青柳行信  石川捷治  石村善治  西表 宏  緒方 満   岡本茂樹
   酒井嘉子  末永節子  ハンナ&マイケル  前海満広  三宅 昌  

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
11月10(日) 舞鶴公園(福岡市中央区城内1)
10:00- ライブetc.
12:45- 本集会
15:00- デモ・パレード出発
    ホームページHP http://bye-nukes.com から、↓ご協力お願いします。
呼びかけ個人・団体登録。メッセージ。賛同カンパ。Tシャツ注文。

● 原発労働者梅田裁判第8回口頭弁論 (301号大法廷)●
 12月18日(水)午後1時30分 福岡地方裁判所
  福岡市中央区城内1−1 (市営地下鉄・赤坂駅下車、徒歩5分)
   〇門前集会1:00〜   〇入廷行進1:15〜
    〇裁判開始1:30(口頭弁論)
   〇報告集会2:00 福岡市立中央市民センター ホール
  福岡市中央区赤坂2丁目5−8 tel092−714−5521
    地図 http://tinyurl.com/ll3slxq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第7回口頭弁論期日 12月20日(金)14:00 佐賀地裁
          午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
       原告総数 原告総数   6897名(10/16現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
      ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
       午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
     ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
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