[CML 027273] 29日とガーディアン紙フクイチの労働者の記事

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2013年 10月 27日 (日) 06:40:35 JST


福島の避難民木田さんが以前から話されていた福島第一の原発労働者についての
ガーディアン紙の記事を紹介していただきました。(再転送します)
            さいたま市 石垣敏夫
    
原発労働者のことが気になっているなか
イギリス・ガーディアン紙の記事の紹介があったので
ご紹介します。

◆福島原発 収束する前に労働者が過労でいなくなる
Fukushima workers will collapse first

ジェイコブ・チェンバーレン記者(イギリス:コモン
ドリームス 2013.10.16)
http://www.commondreams.org/headline/2013/10/16-2

「惨害状態の福島原発を安定化させようと働いている
労働者たちは、進行中の危険状態、健康問題、低賃金、
労働意欲の低下などの中で、作業を維持するよう闘って
いる」(イギリス・ガーディアン紙 2013.10.16 より)

東京電力に雇用されている約6000人の労働者が現在、
福島第一原発で働いている。被曝線量が限界になって多
くの労働者が離れたため、事故以前より東電労働者の数
は減っている。

全ての労働者の賃金は2011年当時より20%減っている。
福島原発で働いている労働者の大多数は今では、賃金の
低い下請け、二次下請けの労働者たちです。

労働者たちは労働意欲の低下、健康問題、将来への不安
に苦しんでいる。福島原発が安定化するまでには少なくとも
あと40年かかる。
福島の労働者たちは人員不足と過重労働の中で働いてい
るが、その上、彼らの肩には「日本の将来」が掛かっている
と安倍晋三首相は最近労働者たちに語った。

「福島原発の東電労働者の70%はメルトダウンにより、家庭
を避難しなければならなかったが、彼らは津波、原発爆発、ど
れだけ被曝したか分からないことなどにより、心に傷を負って
いる。それらは急性症状だが、さらに今はうつ、意欲減退、
アルコール依存などの慢性症状に悩まされている」と防衛
医大精神科講師・福島事故労働者精神カウンセラー班代表
しげむら・じゅんさんはガーディアン紙に言った。

最近の配管からの汚染水漏れで、被曝した6人の労働者
たちの件に関連して、原子力規制委員会(NRA)田中俊一
委員長は「間違いは労働意欲と強く関係している。人は普
通、やる気があるとき、良い労働条件で働いているときは
馬鹿げた、不注意な間違いはしない。良い条件でなくなっ
たことが最近の多くのトラブルに関係していると思う」と記者
たちに話した。

「東京電力は技術的な問題点の改善にはお金を使っている。
しかし、その業務を実行している人たちにもお金を使わなけ
ればいけない。作業員の不足を大変心配している。東京電力
が、このことについてすぐに手を打たなければ、原発が崩壊
する前に、原発の人員体制が崩壊してしまう」14年間、東京
電力に勤めて、最近退職したよしかわ あきひろさんはこう話
した。

(ガーディアン紙より)
東京電力の発表では、2011.3月から2013.7月までに138人の
従業員が100ミリシーベルト(msv)の上限値に達した。別の
331人が75~100msvの被曝をした。この人たちは間もなく原発
で働けなくなる。被曝量が限界近くに来た人たちは原発以外の
部署に移るか、休職させられているといわれている。後日また
福島原発に戻る。(中略)
今年初めに、東京電力は下請け、二次下請けを含む1973人の
労働者が甲状腺被曝量で100msvを超えたと発表した。この値
は甲状腺ガンが始まるレベルであると多くの医師が言っている。
(ここまで)

福島原発建設に関わってきた技術者で、いまはゼネラルエレクト
リック社を退職したなか ゆきてるさんは次のように話した。
「福島原発には十分に熟練した従業員がいない。東京電力にとっ
ては、お金が最優先です。次が原発技術、三番目が安全です。そ
れが事故が起きた理由です。東京電力の経営者たちは会社の
存続のことばかりを考えている。彼らは株主、銀行、政府のこと
ばかりを気にしている。福島の人たちのことは考えていない」

◆福島原発作業員座談会
週刊現代(2013.10.26)より

作業員B 大変なリスクをおかして、手当もピンハネされてロクに
もらえんなら、イチエフを選ぶ理由はない。

作業員B 一緒に働いていた人で、東京の人と広島だか山口だか
の人が突然死しましたわ。被曝とは関係ないって言われとるけど…
…。ただ、労働条件が過酷なのは間違いない。夏なんて、シャワー
浴びたのかってくらい、汗をかく。

作業員D 汚染水以外のことが後回しになっています。たとえば
1号機、2号機の排気筒のヒビ。崩壊すれば毎時10シーベルトの
放射性物質が放出されかねないのに、まったく報道されない。
これ、1時間浴びれば死んでしまうレベルの線量です。

作業員D もちろん、我々にもやらなくちゃいけないという思いはあ
るんですが、正直キツい。作業員の数は変わらないのに、仕事は
増えていくばかり。キャパシティを超えて、みんな疲れきっています。

作業員C 労働者の中には借金などでヤクザに送り込まれた人や
食い詰めたヤクザ本人がいる。現場はヤクザとど素人ばかりです
……。

昨業員D 汚染水はどんどん増えるのに、作業員はどんどん減って
いく。








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