[CML 027251] 三池炭じん爆発から50年 シンポのご案内

小林久公 q-ko at sea.plala.or.jp
2013年 10月 25日 (金) 15:49:00 JST


小林です
友人から三池炭じん爆発から50年 シンポのご案内を頂きましたのでお知らせします。

シンポジウムのご案内をさせていただきます。皆様 ※転送可

今年は三池炭じん爆発から50年の節目の年に当たります。この節目の年にあたって
シンポジウム「原田正純追悼 三池、水俣…そして福島 ~ 専門家の責任とは何か」を
福岡市内で開催いたします。
主催の三池CO研究会は設立当時から故・原田正純も一員として資料収集などに当たってきました。
最後は副会長として史料集刊行の任に当たりました。水俣とともに「車の両輪」(本人談)だった三池での
原田の業績をたたえ、その死を悼むため、ご遺族の了解を受けた上で、
本シンポでは原田の追悼を掲げることに致しました。 



●企画趣旨
三池の炭じん爆発は死者458人のほか、労災認定されただけで一酸化炭素(CO)中毒患者839人を
出す戦後最悪の炭鉱事故となりました。
この事故で問われた最も重要な論点が「専門家の責任」でした。

「風化砂岩説」を持ち出して会社側の過失を放免しようとしたのは九州鉱山学の権威とそれに付き従う工学
の専門家でした。また「組合原性疾患」という非科学的な見方を医学の診断に持ち込み、
患者の切り捨てに手を貸したのは九州大学医学部を中心とする医学者たちでした。
行政は「専門家の意見に従った」と言い、専門家は「決めたのは行政だ」と言いました。
当事者たちはこうした専門家の「お墨付き」をひっくり返すのに膨大な時間と費用を強いられました。
こうした専門家が当事者と対立する構図は時期を重ねるように水俣でも起こりました。
三池や水俣で起こった歪な専門家の立ち位置はただされたのでしょうか。

主催者の三池CO研究会で副会長を務めていた原田正純は三池や水俣での体験に根ざして、
亡くなる直前まで福島原発事故を招いた「専門家の責任」を問うてきました。
事故から2年半が経ちましたが、いっこうに収束の道筋さえも見えず、いまも15万人以上もの人たちが
避難生活を強いられています。「安全神話」を振りまいていた専門家は沈黙を守るばかりです。

また、福島県は県民健康調査を実施して県民の「被曝と健康」の関連を探っています。多くの子どもたちに
小児性甲状腺ガンの疑いが指摘されていますが、「被曝との関係はない」と片付けていいものでしょうか。
三池や水俣にかかわり、いま福島でも発信を続ける講師の方々をお招きして、三池や水俣を通じて光を
当てられた「専門家の責任」を明確にしながら、その教訓はどのように福島などで生かされるべきか、
当事者と専門家はどのような関係にあるべきか、それらを考えていきたいと思います。

●問い合わせ
福岡城南法律事務所(美奈川弁護士):092・771・3228


●主な式次第
■演題
原田正純追悼 炭じん爆発50年
三池、水俣…そして福島 ~ 専門家の責任とは何か 

■主催
三池CO研究会(会長・美奈川成章、副会長・大原俊秀)
■日時
2013年11月9日12時~(終了予定:16時30分)
■場所
九州大学医学部百年講堂会議室(福岡市東区馬出3−1−1、電話:092-643-8867)
■入場料
700円(資料代として)

■主な内容
《基調報告》
美奈川成章(三池CO研究会会長)
「炭じん爆発50年 ~ その教訓と課題を探る」(仮題)
《報告》
鎌田慧氏(ルポライター)「三池と福島」(仮題) 

津田敏秀氏(岡山大学教授)「水俣と福島」(仮題) 

《現地からのメッセージ(ビデオ)》
松尾蕙虹(三池CO研究会、元三池CO家族訴訟原告) 

《パネルディスカッション》
テーマ「専門家の責任とは何か」
司会 木村英昭(三池CO研究会、朝日新聞記者)
パネラー 鎌田慧氏、津田敏秀氏、美奈川成章
《総括報告》
黒田光太郎氏(名城大学教授)


【「三池CO研究会」とは】
1971年、三井鉱山を相手取った裁判の可能性を検討する会として発足した(1次)。
その後、提訴に向けた原告支援の活動を本格化させるため、1972年12月1日に再発足した(2次)。
美奈川成章、増子義久、原田正純(故人)ら、法律家や医師、ジャーナリストらが参加した。
1993年3月にあった福岡地裁判決後に自然解散したが、史料集を刊行する目的で、
1999年10月25日、新たに立ち上げ、現在に至る(3次)。史料集は2期にわたって
『三井三池炭じん爆発事件史料集成』として柏書房から刊行された。
1次から3次まで、会長は技術論が専門の星野芳郎(故人)が務めた。
3次では原田と美奈川が副会長を務めた。星野、原田の死去を受けて、
2013年8月7日、会長には美奈川、副会長には大原が就く。

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小林久公
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携帯電話 090-2070-4423
FAX  011-596-5848
住所 061-2273 札幌市南区豊滝442-90 



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