[CML 027102] 映画『もうひとりの息子』、村上春樹、佐藤優

hinokihara hinokihara at mis.janis.or.jp
2013年 10月 17日 (木) 07:14:40 JST


檜原転石

       見ないで紹介するのも気が引けるが、少なくともテロ国家イスラエル問題を考えるきっかけにはなるだろう。

       『ハイファに戻って』という小説をガッサーン・カナファーニーが書いているが、その小説を映画化すればいいのにとずーっと思っている。まあそれはともかく、テロ国家イスラエル問題を悪化させている日本問題に引き寄せれば、佐藤優、村上春樹、蜷川幸雄などの名前がすぐ浮かぶ。イスラエルが欧米植民地主義の最前線であることは、普通の知性があればすぐ分かるはずだし、南アのアパルトヘイトよりさらに悪質なアパルトヘイト国家であることもすぐ分かる。ああそれなのにそれなのに、南アで行われたようなボイコットはほとんど広がらない。それどころは、村上春樹とか蜷川幸雄とかいうトンチンカンが出てくる。村上春樹にいたっては、イスラエルに暗殺された
      ガッサーン・カナファーニーを知らない可能性もある。小説家を暗殺する国の賞を喜んで受ける間抜けでもある。

       シリアに「人道的介入」を煽ったどこかの教授もいたが、そういう奴らはイスラエルの悪逆非道には「人道的介入」などと絶対言わない。強大な力のある側について人権とか人道とかがなりたてているだけだ。ジャン・ブリクモンは「人権団体はレイプ犯にゴムをつけろ」と言っているに過ぎないと辛辣だが、ヒューマン・ライツ・ウォッチなどは化学兵器を政府軍が使ったとシリア侵略を煽っていた。米国の使った枯れ葉剤でベトナムには300万以上の被害者がいるが、人権団体は米国にその補償を迫る継続的な運動をやったほうがいい。

       この映画を見て――どんな映画か知らないが――「どちらも話し合うべき」だとかの感想を言うなら、どんな映画を見ても何も変わらない。映画を見る前に、知っているべきことは、もうとっくに知っていなければならない。
      私が「テロ国家イスラエル問題」と呼ぶのは、100%イスラエルが悪いから、そう呼んでいるにすぎない。イスラエルの悪逆非道を止めるのは世界的なボイコットしかない。


      ▼映画『もうひとりの息子』
      http://www.moviola.jp/son/index.html
     


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