[CML 027097] ひとり芝居「鬼」 (愚安亭遊佐)

くすのき cxm00507 at nifty.com
2013年 10月 17日 (木) 01:46:05 JST


くすのきです。

表題の芝居があります。
17日から19日まで。

   東京・新宿三丁目の「SPACE雑遊」で、
   17、18日は午後7時、19日は同3時。
   入場料は前売り券3500円(当日券4000円)。
   問い合わせは木本さん=電090−2328−1175。

シモキタ半島の突端に浜関根(関根浜?)というところがあり、原子力船
「むつ」が(きっと今も)係留されています。船の動力を原子力で、という
国策は失敗した挙句、ここで野ざらし(波ざらし?)処分されています。

愚安亭遊佐さんは、劇団「ほかい人群」を主宰された方で、お婆ちゃん役は天下
一品の演技者。観客の爺さんを魅了し、言い寄られることも度々との話も。
私の友人・放出倫(ほうで りん=故人)が「ほかい人群」に参加したことから、
私も彼のファンになりました。劇団は全国行脚の末、関根浜に根を下ろし漁師
をしながら反原発に。国策「むつ」の宣伝館の隣地に反むつ・反核燃の敷地を確保
し団結小屋を建て、国策に傾斜してゆく「アオモリ」を見据えてゆくことになり
ます。金で漁業権を奪い取られた漁民の悲哀を描く「心に海を持つ男」など、
愚安亭遊佐さんの演目の数々は、今こそもっと注目されていい芝居かと思い、ここ
に紹介する次第です。


    ーーーーーー以下は東京新聞記事です。−−−−−−−−−


原子力船が翻弄 青森の漁村  「反骨の鬼」兄を演じる

国の原子力政策に翻弄される下北半島の漁民を、ひとり芝居で演じ続ける愚安亭遊佐さ
ん(67歳)が、東京都内で17〜19日、新作「鬼よ」を上演する。原子力船の母港
建設に生涯反対して亡くなった実兄の幸四郎さんがモデル。素朴な漁師の魂が、胸を打
つ。
(出田阿生)

        ひとり人芝居 愚安亭遊佐さん

「東日本大震災の当日は、兄の通夜だった。津波が来て。停電で暗闇となった中で、今
こそ亡き兄の一生を演じたいと思った」
 愚安亭遊佐さんは青森県むつ市出身。ひとり芝居の全国行脚を続け、1999年に文
化庁芸術祭優秀賞を受賞した。実家は網元で、幸四郎さんは三番目の兄にあたる。
 1980年代、故郷の関根浜に、原子力船むつの母港建設計画浮上。防波堤の建設に
よって漁業が壊滅的影響を受けるとして、漁師らは反対闘争を繰り広げた。青森県など
の推進側は「どうせ国策には勝てない」と漁師たちに巧妙につけ込み、仲間割れをさせ
、漁業権の放棄に追い込んだ。
 幸四郎さんだけは国や県などを相手に11件の裁判を起こし、反対を貫いた。「魂の
字の中には、鬼という字がある。兄はあの世で魂に、鬼になってもまだ反対を貫いてい
る気がする」と愚安亭さん。兄への呼びかけが、「鬼よ」という題名になった。
 芝居は、素朴な下北なまりで語られる。原子力開発で壊される前の、豊かな海と寄り
添って生きてきた人々、漁村の貧しくても仲の良い暮らしがユーモアたっぷりに演じら
れる。その対比が切ない。
 東京・新宿三丁目の「SPACE雑遊」で、17、18日は午後7時、19日は同3
時。入場料は前売り券3500円(当日券4000円)。
問い合わせは木本さん=電090−2328−1175。



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