[CML 027028] 放射脳カルト

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2013年 10月 12日 (土) 10:35:47 JST


放射脳という言葉は少なくともインターネット上では成立している言葉である。管見が放射脳カルトについて特に問題視している点は悪徳商法や貧困ビジネスとの結合である。貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者が移住支援と称して劣悪なゼロゼロ物件に住まわせる。さらに海外移住支援と称して人身売買を行うなどの問題がある。東急不動産だまし売り裁判が社会性を深める契機となった立場として悪徳商法や貧困ビジネスは容認できない。 

故に私なりの放射脳カルトの説明をするならば、悪徳商法や貧困ビジネスと重ねた説明になる。これは放射脳という一般に使われている言葉を前提として、私なりの視点を加味したものである。あくまでベースは一般に使われている放射脳という言葉であり、それを逸脱したものではない。「俺様の定義した言葉の使い方が正しい言葉の使い方である」という類の偏狭な主張とは無縁である。 

よって放射脳の意味を知りたいならば、インターネットで検索すればいい。定義が曖昧であることをもって放射脳という言葉に反発するならば、ブラック企業の定義が曖昧と批判するワタミの渡辺美樹と同じになる。 

放射脳はインターネット・スラングであり、決して上品な言葉ではない。むしろ悪意のある攻撃的な表現である。それはブラック企業やブラック士業も同じである。ブラック企業やブラック士業が市民権を得たように、インターネット・スラング由来であることや攻撃的な表現であることは、その使用を否定する理由にはならない。むしろ、その表現の強さこそ社会が求めていたものである。 

「放射脳カルトという言葉に気を悪くする人がいるから使用するな」と主張するならば、「ブラック企業という言葉はワタミの渡辺美樹が気を悪くするから使用するな」と同じである。しかも、放射脳カルトが批判される大きな理由は被災地や被災者を差別し傷つけたことにある。その種の人々が放射脳カルトという言葉の攻撃性を批判することは理解に苦しむ。 

放射脳は脱原発運動全体を攻撃するためにも使用されることがある。脱原発運動側にも放射脳を批判せず、運動の中心で受容している側面があり、脱原発運動=放射脳と見られてしまう面があることも事実である。それ故に管見は脱原発運動が放射脳批判に反発するのではなく、放射脳を否定しなければならないと主張する。放射脳批判を受け止めなければならないという立場であり、放射脳という言葉を使用することに意味がある。 

管見は悪徳商法・貧困ビジネスの観点から放射脳カルトを批判する。しかし、それを逆手に取って「悪徳商法はどこにでもある。それよりも政府の嘘が問題だ」程度の受け止め方しかなされないならば、放射脳カルトという強い表現を用いる意味がある。個人にとっては放射脳カルトの移住支援も生活を破壊するものである。原発事故の二次災害という点で脱原発運動が積極的に批判すべきものである。 

放射脳はカルトである。ブラック企業をカルト宗教になぞらえる批判があるが、それと同じである。放射脳カルトにはカルトの特徴である、だます側とだまされる側の一体化も見られる。それは自主避難による惨めな転落人生の自己正当化である。自主避難者には危険デマに踊らされて安易に自主避難した人も少なくない。中には惨めな生活から逃げる口実として「自主避難」を持ち出した輩もいる。自主避難者というよりも夜逃げ者である。周囲に迷惑をかけ続けた人間が人生をリセットする感覚での自主避難である。社会経験の不足、特に産業の現場に身をおいたことがない人物が放射脳になりやすい。 
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当然のことながら自主避難したところで惨めな生活から抜け出せるわけではない。むしろ一層転落し、惨めな生活になる可能性が高い。現実に劣悪なゼロゼロ物件での居住を余儀なくされ、ほとんど無給で奴隷同然の労働をさせられるケースもある。歴史は土地を追われた農民が鉄鎖の他には失うものは何もないプロレタリア階級になったことを示している。 

そのような彼らが自主避難という転落人生に至る要因を正しいと自己正当化するためには福島や東北・関東が人の住めない土地でなければならない。そのためにデマを拡散する。これが不安を煽るデマの背景である。被害者であるはずの者が加害者になる。これは自分がだまされたと認めたくない悪徳商法の被害者心理と共通するものであるが、福島や東北・関東を差別し、復興の足を引っ張り、被災者を傷つける加害者になっている。この点にカルト集団と同視する重大性がある。
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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