[CML 026944] 京都朝鮮第一初級学校裁判での地裁勝利判決についての声明(コリアNGOセンター)

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2013年 10月 7日 (月) 17:24:55 JST


前田 朗です。

10月7日

「コ リアNGOセンター」の声明を転送します。

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京都朝鮮第一初級学校裁判での地裁勝利判決についての声明

 10月7日、京都地方裁判所は、「在日特権を許さない市民の

会」(以下、在特会)による京都朝鮮第一初級学校周辺での人

種差別的なヘイト(憎悪)街宣活動による業務妨害などで、学

校を運営する京都朝鮮学園(同市右京区)が在特会と関係者8

人を相手取り、半径200メートル 以内の街宣禁止と計3000万円

の損害賠償を求めた訴訟の判決で、同範囲内の街宣禁止と1226

万円の支払いを命じる判決を下した。

 私たちは、京都朝鮮学校に対する在特会のヘイト街宣を「人

種差別」であるとし、「表現の自由」という彼らの主張を退けた

今回の判決を心より歓迎するものである。

 在特会がおこなったヘイト街宣は、「スパイの子ども」「キム

チくさい」「叩き出せ」など、聞くに堪えない暴言を、子どもた

ちが通う学校の前で長時間にわたっておこなわれた。その間、

校舎にいた子どもたちは怯え、教員たちは悲しみ、怒りに体を

震わせていた。しかもその行為が「表現の自由」であるとして、

公然と繰り広げられたのである。

 今回の判決は、彼らの朝鮮学校に対する不当な妨害行為を認

めると同時に、在特会のヘイト街宣での発言、暴言を「人種差

別」と規定しながら、賠償額についても「人種差別撤廃条約の

責務にもとづき、人種差別行為に対する効果的な保護および救

済措置となるような額を定めなければならない」とし、国際人

権基準に照らした判断をおこなっている。

 このことは、東京、大阪、神戸をはじめ日本各地でいまも繰

り返しおこなっている在特会とその周辺団体のヘイト街宣を、

「表現の自由」という論理でとらえることに大きな一石を投じ

ているともいえる。

 京都朝鮮第一初級学校に対する街宣を皮切りに、全国に拡大

しつつある在特会のヘイト街宣に対しては、心ある各界各層の

人たちが反対の声をあげ、街頭に立ち、抗議の意思を示してい

る。そしてその声は政界、法曹界など各界にも波及し、法規制

の必要性に対する共感として広がりつつある。

 私たちは今回の判決を受けて、人種差別的な憎悪感情を煽る

在特会らのヘイト街宣に対して、マイノリティの人権、多民族

共生の視点からどのように規制するべきかという議論が日本社

会の喫緊の課題として真摯に論議され、国際人権基準に合致す

る法制度の整備が図られるよう、期待するものである。

                    2013年10月7日

                  特定非営利活動法人

                 コリアNGOセンター

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