[CML 026902] <テント日誌 10/2(水) 753日目>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2013年 10月 4日 (金) 23:58:51 JST


(転送します)

テント日誌 10月2日(水) 

 経産省前テントひろば 753日目  原発をめぐる様々の動きから

前夜の疲れもあって、テントで早くから仮眠をしていた。仮眠というよりは疲れを取るために横になっていたのだが、少し眠り込んでいたらしい。騒がしい声がしたので起きてきたらEさんの誕生日祝いが始まるところだった。Eさんは僕より年長でもう誕生日なんて、と口にしていたがそれでも嬉しそうだった。誰かの誕生会はテントの内なるイベントとしていいのではないのだろうか。
ケーキでお酒という取り合わせもなかなかいけるものである。むかし、子供のころから甘いものが好きだったから、帰郷すると母親は牡丹餅(ぼたもち)をよく作ってくれた。ある時、僕の帰郷についてきた友人はそれを肴にして酒を飲むのに驚いていた。意外と酒って甘いもの合うのだ。Eさん、笑顔を忘れずに年長組として頑張って行こう。

誕生会では話が弾んだのだが、僕に仮眠中にスウェーデンのテレビ関係の記者の訪問があったらしい。凄い美人2人が訪ねてきた、ということだった.今週の土曜日に正式に取材にくるとの事だ。誰が取材を受けるのか(?)このところ、外国からのテント取材が増えてきている。たまたま、美人という話から、バーグマンやデートリッヒの話になり、1930年代から40年代の映画のことに話題が移って行った。
『モロッコ』、『外人部隊』、『カサブランカ』など懐かしい。戦中にはデートリッヒと恋人関係にあったジャン・ギャバンのことも想起するが、これらの古典的な名画を上映する映画館《名画座》も年々減ってきているのが寂しい。DVD等で見られるとはいえ、やはり映画館でもと思う。テントでこうした映画会でもやるか。『カサブランカ』の後の話として『その後のカサブランカ』という小説がある。ボガード演じるリックやバーグマンのルイザなどがその後どうなったかという話だが、その紹介くらいはできるが…

愚図ついていた天気は深夜になって本格的な降りなった。テントから眺めていると、どこかの山で雨に降り込められているような気になる。この雨は次の日の午前中まで続いていたが、午後になるとやんだ。落ち葉が地面に張り付いているようで、ああそうだ、台風の後のあの光景だと思い浮かんだ。
台風の風と雨が去った後に落ち葉が地面に張り付いているのはなかなか風情がある。「芭蕉野分けして盥(たらい)に雨を聞く夜かな」という句の後で芭蕉が見た風景もこんなところだったのではないか。野分けという言葉の匂いを感じることを許さない最近の異常気象ではあるが、こんな感覚を自分としては持ち続けたい。

雨に降り込められてテントの内には「フクイチ症候群」と題された「希望の牧場」の週刊誌の記事がコピーされている。希望の牧場にいる牛の免疫力が落ちて死んでいく写真や記事は以前にも見たが、牛に白い斑点の出てきている記事である。これが被曝の結果とは断定していなくとも、放射能汚染の生態系に与えている事柄として想像しえる。
放射能汚染水のことだけが話題になっている感もするが、福島第一原発の収束はしていなくて、全般的な被曝の問題は進行していることを忘れてはならない。

韓国のSBSというテレビの取材を受けた。テントの由来やこれまでも主な事件、進行中の裁判のこと等を説明した。韓国でも原発問題に対する関心は高まっているそうだが、名古屋での小泉元首相の講演への質問があった。国内でも話題になっているが、外国のメディア等でもそうなのだろうと思う。僕は率直にいって真当な発言であると思う。原発に対する見識として評価する。
小泉のかつての所業とは関係のないことであり、原発問題に対する見識とその発言として見ればいいのではないか。最後にOさんという友人から送られてきたメールを紹介して置きたい。村田光平さんという元スイス大使の方が安倍首相にあてたメツセージである。体制や権力の側はいびつな形での再稼動のための工作をしている。メディア工作も含めこの陰惨な形態にはうんざりだが、これらを超えた色々の動きもまたあるのだ。
(O/M)

 

安倍晋三内閣総理大臣殿

平成25年9月27日

村田光平

拝啓

時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
福島事故は確実に世界の安全保障問題となった感を深くします。その収束に最大限の対応をせず、未だに東電の経営の危機として対処している日本に対してついに世界は下記の通りたち上がりました。

1.ゴルバチェフ大統領の顧問を務めたYablokov博士、アーニー・ガンダーセン氏、カルディコット女史等17名の著名な科学者はこのほど潘基文国連事務総長宛に嘆願書を発出し、事故収束のため直ちに専門家および市民による中立の監視機構を設置すること、事故処理からに東電を除外することなどを訴えました。

(http://www.nirs.org/fukushima/expert-ltr-bankimoon-09-2013.pdf)

2.米ロサンゼルス在住の日本女性がオバマ大統領宛嘆願書の署名をインターネットを通じて集め始めたことです。福島原発事故に関する情報を日本政府・東電に任せることなく、米国および国際チームが収集して提供するよう要請する署名で一億人分を集めたいとしています。

(http://petitions.moveon.org/sign/president-obama-urgently.fb31?source=c.fb&r_by=8607670)

3. 食糧及び健康問題に関心を寄せる『ナチュラル・ソルーションズ・ファンデーション』は、日本政府と東電による事故処理は信用できないとして、各国政府にも国際機関にも依存しないNGOの監視機関を創る動きを始めております。(別添ご参照)

4.著名な退役軍人でクレボーン・ぺル上院議員特別顧問を務めたスコット・ジョーンズ博士は別添のとおり4号機が崩壊に向かいつつある中で国際協力を拒み続け、オリンピックの準備に浮かれる日本をタイタニックにたとえ、東京開催を自然が許さないと断じております。
 
電力会社と一蓮托生の関係にあることが致命傷であることが立証されました。日本政府による名誉挽回が急がれます。
 
貴総理によるご決断が待たれます。

敬具

 


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