[CML 027675] Re: 強欲企業と税金逃れ

partickthistle at goo.jp partickthistle at goo.jp
2013年 11月 16日 (土) 07:12:50 JST


まず、

> 「共産主義者ですから、『国家の死滅』を展望しています」という言葉の意味が
> 理解できません。およそ論理的でないからです。

というのは驚くべきことです。共産主義思想というのは、「プロレタリア独裁」を主張する(マルクス主義)か否(アナキズム)か
を別にしても、国家の死滅を展望するものであることは常識の部類に属するからです。

> 歴史的に存在した「共産主義者」は「尋常ならざる国家主義者」でした。祖国か
> ら追われたマルクスの様な例は別として。

あなたのおっしゃる「尋常ならざる国家主義者」というのは、「スターリン主義者」であって、その思想の内容は、一国社会主義
をはじめ、およそマルクス主義の人間解放の思想とかけ離れたものでした。あなたが彼らを

>歴史的に存在した「共産主義者」

と呼びたいならそれは仕方がないですが、私はそのような「共産主義者」を認めない、と言うだけです。

なお、貴殿の言う『歴史的に存在した「共産主義者」』の中に含まれる人物を挙げていただければより分かりやすくなります。
レーニンは入っていますか?金日成は入っていますか?

> この2行は、私の『軍隊のない国家』の議論内容を全く知らないことを立証して
> います。
> 
> そういう人物が多いです。ネット上でもそうですし、講演会でもよくいます。私
> の主張内容を全く理解していないため、「軍隊のない国家は小さい」「地政学的
> に軍隊が必要なかっただけ」「こういう国は参考にならない」と、どうでもいい
> ことをしつこく言ってくる人間がたくさんいます。森永さんも同類です。私の主
> 張と全く関係ないので、こういう事を私に向かって言ってくる人間は軽蔑と嘲笑
> の対象でしかありません(笑)。

わたしを「軽蔑と嘲笑の対象」とするのは貴殿の自由ですが、それならば貴殿の『軍隊のない国家』の議論内容を誰にもわかる
ように展開する義務があります。少なくとも、あなたは租税回避地かつ絶対君主国であるLichtensteinを賛美するという、およそ
常識では理解しがたい主張をしているのですから。

それどころか、貴殿の「軍隊のない国家」には、バチカン市国まで含まれていました。これもほとんどの人には理解しがたい見解
であろうと思います。(私はバチカン市国の即時廃止、イタリアへの併合を要求します。)

森永和彦 

2013/11/15 (Fri) 18:51, maeda at zokei.ac.jp wrote:
> 前田 朗です。
> 11月15日
> 
> 森永さん
> 
> ご意見ありがとうございました。
> 
> 
> > 貴殿は「税金も軍隊も死刑もない国家」について語っています。私は共産主義
> 者ですから、「国家の死滅」を展望しています。
> 
> 
> 「共産主義者ですから、『国家の死滅』を展望しています」という言葉の意味が
> 理解できません。およそ論理的でないからです。
> 
> 歴史的に存在した「共産主義者」は「尋常ならざる国家主義者」でした。祖国か
> ら追われたマルクスの様な例は別として。
> 
> 歴史的事実を無視して、「森永さんの頭の中にだけある共産主義者」ということ
> なら、また話は別ですが。
> 
> 
> 
> > しかし、貴殿とは違って、ブルジョア革命と近代的国民国家の進歩性を正当に
> 評価すべきと考えるので、
> > その点では貴殿とはまったくことなっています。
> > 
> 
> 
> これは事実誤認も甚だしいので、訂正しておきます。
> 
> 私は近代刑法専攻(刑事人権論、戦争犯罪論)です。法律専攻というのは、もっ
> とも典型的な近代主義者なのです(笑)。「ブルジョア革命と近代的国民国家の
> 進歩性」をほとんど盲信しているのが、憲法学者、刑法学者、民法学者、弁護士
> の大半です。私もその一人でした。
> 
> ポストモダンが大流行した時に、さまざまな分野でポストモダンが熱烈に語られ
> ましたが、法律の分野には、ほとんど影響しませんでした。なぜなら、近代市民
> 社会と近代国家の法律体系が完備しているからであり、法律家はそこに安住して
> いればよいからです。
> 
> 各分野のポストモダンはすっかり雲散霧消し、無意味なバカ騒ぎであったことが
> わかり、後には廃墟が残されただけです。しかし、「ポストモダンに走らなかっ
> た法律学」は厳然と命脈を保っています。国家権力の法だからです。つまり、こ
> の日本で、普通に法律家であるということは、普通に御用学者であるということ
> です。ついでに、誤用学者です(笑)。
> 
> 
> > 貴殿が「軍隊のない国」として挙げた国のいずれもが、Lichtensteinのような
> そもそも軍隊を必要としない
> > 小国ばかりであった事実は、資本主義のもとで「軍隊のない国」を作ることの
> 不可能性を立証しています。
> > 
> 
> 
> この2行は、私の『軍隊のない国家』の議論内容を全く知らないことを立証して
> います。
> 
> そういう人物が多いです。ネット上でもそうですし、講演会でもよくいます。私
> の主張内容を全く理解していないため、「軍隊のない国家は小さい」「地政学的
> に軍隊が必要なかっただけ」「こういう国は参考にならない」と、どうでもいい
> ことをしつこく言ってくる人間がたくさんいます。森永さんも同類です。私の主
> 張と全く関係ないので、こういう事を私に向かって言ってくる人間は軽蔑と嘲笑
> の対象でしかありません(笑)。
> 
> ではまた。
> 
> 
> 
> 
> > 
> > 2013/11/14 (Thu) 16:53, maeda at zokei.ac.jp wrote:
> > > 前田 朗です。
> > > 11月14日
> > > 
> > > 森永さん
> > > 
> > > ご意見ありがとうございます。
> > > 
> > > 
> > > > 以前、前田教授がLichtensteinを賛美していたとき、「本気か?」と思い
> まし
> > > たが、まさか本気で
> > > > 租税回避地を擁護するとは思えないので、冗談として受取っておきましょ
> う。
> > > 
> > > 
> > > 
> > > いえいえ、とんでもありません。まじめな正統派の考えです(笑)。
> > > 
> > > 私は「税金も軍隊も死刑もない国家」について語っています。つまり、「国
> 家暴
> > > 力」へのかなり初歩的で素朴な疑問の再提起なのです。
> > > 
> > > なぜこんな素朴な提起をしなければならないかと言えば、この程度の当り前
> のこ
> > > とさえ見失われているからです。
> > > 
> > > 封建制国家時に原型ができあがっていますが、近代国民国家が暴力を独占し
> た時
> > > に、真っ先に行ったことが、
> > > 
> > > …Ю埜△寮度的確立――財産面での国民の国家への囲い込み。国民の財産は
> 国家
> > > の財産。
> > > 
> > > 軍隊の創設――「外」に対する防衛という名目での国民弾圧組織。国民軍と
> いう
> > > 名の非国民軍。ここでは性差別、民族差別、障がい者差別が吹き荒れ、そし
> て制
> > > 度化されました。
> > > 
> > > 死刑を中核とする近代刑事司法の確立――「内」に対する、安全を名目とし
> たっ
> > > 区民弾圧組織。国外追放でさえなく、直接的な生命剥奪。
> > > 
> > > これが森永さんが愛してやまない近代国家です。
> > > 
> > > リヒテンシュタインは1868年に軍隊を廃止しましたが、これは19世紀
> 初頭
> > > に農民たちが抵抗して、軍事費拒否を主張したからです。軍隊、軍隊のため
> の税
> > > 金を、共に批判しました。
> > > 
> > > 明治の大日本帝国が帝国軍隊を創設して徴兵制を導入した時に、抵抗の声を
> 上げ
> > > たのも農民です。かけがえのない子どもを軍隊に撮られることへの不安と、
> 軍事
> > > 費の税金への反発です。
> > > 
> > > こうした農民の運動を、森永さんは「無知な農民のわがまま」と切り捨てる
> ので
> > > しょう。
> > > 
> > > しかし、近代初期の農民の闘いは、文字通り「生活者の論理」であり「生産
> 者の
> > > 論理」であったのです。
> > > 
> > > それが抑え込まれ、いつしか「軍隊は国民を守る」という幻想の世界に入っ
> てい
> > > くのです。
> > > 
> > > 森永さんは、徴税する側、国家支配層の視線でものを見て、考えていること
> がよ
> > > くわかります。
> > > 
> > > ではまた。
> > > 
> > > 
> > > 
> > > 
> > > 
> > > 
> > > > Catalunyaが独立するかどうかはわかりませんが(私の立場は「断固たる棄
> 権」)
> > > 、もし独立したら
> > > > Andorraは当然独立Catalunya共和国の一部となるべきでしょう。
> > > > なお、FranceにもCatalunya民族の地方(Pirineus Orientals)があり、こ
> こに
> > > 私の応援する
> > > > Dragons Catalansのホームスタジアムがあります。
> > > > 
> > > > Catalunyaが独立したら、El Cl〓sico/El cl〓ssicはどうなるのかと心配
> する
> > > 人もいるでしょうが、な
> > > > くなったら大きな損失なのでなくなることはないでしょう。これをきっか
> けに
> > > 「1つの協会ごとに1つ
> > > > のリーグ」という原則がなくなり、Beneluxリーグや北欧リーグなども見
> られ
> > > るかもしれません。
> > > > 
> > > > 森永和彦
> > > > 
> > > > 2013/11/14 (Thu) 07:06, "hinokihara" <hinokihara at mis.janis.or.jp> 
> > > wrote:
> > > > > ▼アフリカ争奪戦
> > > > > 〜“富”を操る多国籍企業〜(再)
> > > > > http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/121204.html
> > > > > 
> > > > > ▼2011年7月:資源国貧困問題の真の原因は
> > > > > http://www.cosmos-international.co.jp/library/11-7.html
> > > > > 
> > > > > ▼秘密のベール脱ぐ商品取引最大手グレンコア−資源確保へ社債発行増
>> > > > >  http://www.bloomberg.co.jp/news/123-JLZ6CG1A74EB01.html
> > > > > 前田朗さんの論点ずらしは軽率なのか、いい加減なのか。
> > > > > 租税回避地がいいわけがない。
> > > > > 
> > > > > ちなみに犯罪人マーク・リッチが作った会社がグレンコア。彼は金を使
> って
> > > > > 米大統領を手なずけた。
> > > > > 
> > > > > >> この国に税金がないのは、租税回避地として大きな利益を得ている
> から
> > > です。
> > > > > >> つまり前田教授の好きなLichtensteinなどと同じです。
> > > > > >> 他国の企業の税金逃れに荷担して大きな収入を得る、というのは正
> 常な
> > > 姿とは
> > > > > >> 思われません。
> > > > > >> 租税回避地については、各国がきちんとした法律を作り、税金逃れ
> を許
> > > さない
> > > > > >> 体制を作るべきだと思います。
> > > > > >
> > > > > > いや、とっても正常な、望ましい姿だと思いますよ。
> > > > > >
> > > > > > 各国とも、無意味に税金を徴収して、それで軍隊をつくり、武器を輸
> 出入
> > > してい
> > > > > > るのです。
> > > > > >
> > > > > > こういう馬鹿なことを止めれば、世界の税金はあっという間に10分
> の1
> > > じゃな
> > > > > > いですか。計算したわけではありませんが(笑)。
> > > > > >
> > > > > > 国家が税金を強制徴収できるのは「国民を守る」という幻想があるか
> らで
> > > す。
> > > > > >
> > > > > > しかし、現実の国家は自国民を殺します。前田朗『国民を殺す国家』
> 参照。
> > > > > > http://www.kobunsha.co.jp/sinkan.html
> > > > > >
> > > > > > 平和運動の中では「軍隊は国民を守らない」という人が多いですが、
> これ
> > > は現実
> > > > > > の一面に過ぎません。
> > > > > >
> > > > > > 私は「軍隊は国民を殺す。国家は国民を殺す」とリアルな認識をして
> いま
> > > す。
> > > > > >
> > > > > > 私がいわゆる「左翼」でない最大の理由がこれなんですが(笑)。
> > 
> 
> 
> 


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