[CML 027662] Re: 強欲企業と税金逃れ

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2013年 11月 15日 (金) 04:18:54 JST


貴殿は「税金も軍隊も死刑もない国家」について語っています。私は共産主義者ですから、「国家の死滅」
を展望しています。
しかし、貴殿とは違って、ブルジョア革命と近代的国民国家の進歩性を正当に評価すべきと考えるので、
その点では貴殿とはまったくことなっています。

貴殿が「軍隊のない国」として挙げた国のいずれもが、Lichtensteinのようなそもそも軍隊を必要としない
小国ばかりであった事実は、資本主義のもとで「軍隊のない国」を作ることの不可能性を立証しています。

なお、私はLichtensteinの歴史にはあまり詳しくありませんが、この国が「欧州最後の絶対君主制」と呼
ばれていることを前田教授はどう考えておられるのか。

また、Lichtensteinは経済的にはHelvetia (スイス)に一体化していますが、スイス独立について、エンゲルス
は、「愚かな牧童の反乱」であり、「独立の代償として、数世紀にわたって文明から切り離された」と言ってい
ます。私はHelvetia/Lichtenstein/〓sterreichの統一を支持します。

2013/11/14 (Thu) 16:53, maeda at zokei.ac.jp wrote:
> 前田 朗です。
> 11月14日
> 
> 森永さん
> 
> ご意見ありがとうございます。
> 
> 
> > 以前、前田教授がLichtensteinを賛美していたとき、「本気か?」と思いまし
> たが、まさか本気で
> > 租税回避地を擁護するとは思えないので、冗談として受取っておきましょう。
> 
> 
> 
> いえいえ、とんでもありません。まじめな正統派の考えです(笑)。
> 
> 私は「税金も軍隊も死刑もない国家」について語っています。つまり、「国家暴
> 力」へのかなり初歩的で素朴な疑問の再提起なのです。
> 
> なぜこんな素朴な提起をしなければならないかと言えば、この程度の当り前のこ
> とさえ見失われているからです。
> 
> 封建制国家時に原型ができあがっていますが、近代国民国家が暴力を独占した時
> に、真っ先に行ったことが、
> 
> …Ю埜△寮度的確立――財産面での国民の国家への囲い込み。国民の財産は国家
> の財産。
> 
> 軍隊の創設――「外」に対する防衛という名目での国民弾圧組織。国民軍という
> 名の非国民軍。ここでは性差別、民族差別、障がい者差別が吹き荒れ、そして制
> 度化されました。
> 
> 死刑を中核とする近代刑事司法の確立――「内」に対する、安全を名目としたっ
> 区民弾圧組織。国外追放でさえなく、直接的な生命剥奪。
> 
> これが森永さんが愛してやまない近代国家です。
> 
> リヒテンシュタインは1868年に軍隊を廃止しましたが、これは19世紀初頭
> に農民たちが抵抗して、軍事費拒否を主張したからです。軍隊、軍隊のための税
> 金を、共に批判しました。
> 
> 明治の大日本帝国が帝国軍隊を創設して徴兵制を導入した時に、抵抗の声を上げ
> たのも農民です。かけがえのない子どもを軍隊に撮られることへの不安と、軍事
> 費の税金への反発です。
> 
> こうした農民の運動を、森永さんは「無知な農民のわがまま」と切り捨てるので
> しょう。
> 
> しかし、近代初期の農民の闘いは、文字通り「生活者の論理」であり「生産者の
> 論理」であったのです。
> 
> それが抑え込まれ、いつしか「軍隊は国民を守る」という幻想の世界に入ってい
> くのです。
> 
> 森永さんは、徴税する側、国家支配層の視線でものを見て、考えていることがよ
> くわかります。
> 
> ではまた。
> 
> 
> 
> 
> 
> 
> > Catalunyaが独立するかどうかはわかりませんが(私の立場は「断固たる棄権」)
> 、もし独立したら
> > Andorraは当然独立Catalunya共和国の一部となるべきでしょう。
> > なお、FranceにもCatalunya民族の地方(Pirineus Orientals)があり、ここに
> 私の応援する
> > Dragons Catalansのホームスタジアムがあります。
> > 
> > Catalunyaが独立したら、El Cl〓sico/El cl〓ssicはどうなるのかと心配する
> 人もいるでしょうが、な
> > くなったら大きな損失なのでなくなることはないでしょう。これをきっかけに
> 「1つの協会ごとに1つ
> > のリーグ」という原則がなくなり、Beneluxリーグや北欧リーグなども見られ
> るかもしれません。
> > 
> > 森永和彦
> > 
> > 2013/11/14 (Thu) 07:06, "hinokihara" <hinokihara at mis.janis.or.jp> 
> wrote:
> > > ▼アフリカ争奪戦
> > > 〜“富”を操る多国籍企業〜(再)
> > > http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/121204.html
> > > 
> > > ▼2011年7月:資源国貧困問題の真の原因は
> > > http://www.cosmos-international.co.jp/library/11-7.html
> > > 
> > > ▼秘密のベール脱ぐ商品取引最大手グレンコア−資源確保へ社債発行増加
> > >  http://www.bloomberg.co.jp/news/123-JLZ6CG1A74EB01.html
> > > 前田朗さんの論点ずらしは軽率なのか、いい加減なのか。
> > > 租税回避地がいいわけがない。
> > > 
> > > ちなみに犯罪人マーク・リッチが作った会社がグレンコア。彼は金を使って
> > > 米大統領を手なずけた。
> > > 
> > > >> この国に税金がないのは、租税回避地として大きな利益を得ているから
> です。
> > > >> つまり前田教授の好きなLichtensteinなどと同じです。
> > > >> 他国の企業の税金逃れに荷担して大きな収入を得る、というのは正常な
> 姿とは
> > > >> 思われません。
> > > >> 租税回避地については、各国がきちんとした法律を作り、税金逃れを許
> さない
> > > >> 体制を作るべきだと思います。
> > > >
> > > > いや、とっても正常な、望ましい姿だと思いますよ。
> > > >
> > > > 各国とも、無意味に税金を徴収して、それで軍隊をつくり、武器を輸出入
> してい
> > > > るのです。
> > > >
> > > > こういう馬鹿なことを止めれば、世界の税金はあっという間に10分の1
> じゃな
> > > > いですか。計算したわけではありませんが(笑)。
> > > >
> > > > 国家が税金を強制徴収できるのは「国民を守る」という幻想があるからで
> す。
> > > >
> > > > しかし、現実の国家は自国民を殺します。前田朗『国民を殺す国家』参照。
> > > > http://www.kobunsha.co.jp/sinkan.html
> > > >
> > > > 平和運動の中では「軍隊は国民を守らない」という人が多いですが、これ
> は現実
> > > > の一面に過ぎません。
> > > >
> > > > 私は「軍隊は国民を殺す。国家は国民を殺す」とリアルな認識をしていま
> す。
> > > >
> > > > 私がいわゆる「左翼」でない最大の理由がこれなんですが(笑)。


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