[CML 024623] Re: 明朝、NHK「おはよう日本」ヘイト・スピーチ問題の見込み

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2013年 5月 31日 (金) 11:18:25 JST


前田 朗です。
5月31日

> 明日5月31日、NHKの朝の番組「おはよう日本」で、7時ころにヘイト・
> スピーチ 問題が取り上げられる見込 みです。NHKがこの問題を取り上げる
> のは初めてということです。さて、どういう番組になるか。
>

今朝、放映されました。

新大久保のヘイト・デモの様子を紹介し、五野井郁夫さん(高千穂大学)の、こ
ういう発言を許しておく社会ではいけないという趣旨の発言。ヘイト・ デモに
反対する署名運動の金展克さんの紹介。「ウオールストリート・ジャーナル」な
ど国際社会からの批判。最後に、「人種差別禁止法の制定を」、 「民主主義と
人格権が重要ならば、ヘイト・スピーチを許さないのが表現の自由の本来の意
味」という私の発言を紹介。

私の発言は唐突で意味不明です(苦笑)。

少し補足説明します。

日本憲法学の圧倒的多数説は、次のように主張しています。−−表現の自由は、
民主主義と人格権を根拠としている、重要な権利であり、他の権利より も優越
的地位にある。それゆえ、表現の自由を守るために、たとえヘイト・スピーチで
あっても処罰はできない。

これに対して、私は次のように主張しています。−−「朝鮮人をぶっ殺せ」と叫
ぶのは、民主主義と関係ない。むしろ、民主主義の否定につながる。人 格権に
反する。民主主義と人格権だから表現の自由が大切であるというのならば、ヘイ
ト・スピーチを処罰することこそ表現の自由の本来の意味であ る。欧州では、
表現の自由を口実にユダヤ人迫害を煽った歴史的経験をもとに、ヘイト・スピー
チを禁止している。

このような発言の一部が、上記のように放映されました。

ともあれ、NHKがはじめて、「人種差別禁止法の制定を」、「規制することこ
そ表現の自由」という主張を流してくれたのは良かったです。




> 今日は参議院で有田芳生議員がヘイト・スピーチについて質問したそうです。
> これまで の質問・発言よりも立ち いった内容のようです。
>



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