[CML 024384] 熊本法廷忌小野参考人避申立書

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2013年 5月 21日 (火) 15:34:50 JST


原発民衆法廷(原発を問う民衆法廷)
事務局担当者  殿
代理人団   各位
裁判部判事  各位

2013年5月21日

【忌避を申し立てた者】
【氏名】北島教行
【住所】福島県いわき市在住
【職業】福島第一原子力発電所事故収束作業員 第三種放射線取扱主任者

【忌避申し立て】
2013年5月25日開廷の熊本法廷における参考人として出廷が予定される小野俊一医師(元東電技術者)の忌避を申し立を申請する(以下原告としての申立人との錯誤を避けるため「忌避申立人」と称する)。

【忌避理由要旨】
「民衆法廷規定(素案)」(以下「規定」と称す)第11条8【アミカス・キュリエ】には「裁判部は、事件の適切な決定のために必要であると考える場合、関連する専門家を法廷に召喚し、裁判部によって指定された論点について陳述させることができる。」との記述がある。小野参考人は「事件の適切な決定のために必要」とする社会的発言は為しておらず、逆に事件の適切な決定にあたり阻害要因となる発言を繰り返し行なっている。このような発言を繰り返す人物が法廷助言人として出廷し、発言をするならば、民衆法廷そのものに対する社会的信頼性を毀損し、社会的な影響力として逆の結果を招くであろうことを畏れるものである。また、熊本法廷において小野参考人を出廷させるのであれば、「原発民衆法廷」は裁判部、代理人団、事務局が一体となって社会的差別・抑圧に加担しているとの意思表示であると受け止め、障がい者解放運動、部落解放運動、被曝者団体、その他さまざまな反原発運動に連なる社会的政治的マイノリティを排除通告したものとして見做さざるを得ないと糾弾するものである。また、このような差別・抑圧という事象に「民衆法廷」が加担するとなれば、相応なる社会的反撃と法的制裁を求める事象を連鎖させるであろうことを申し添えるものである。尚、前田判事の過去の私闘における懐疑論者との遺恨及び懐疑主義表明者に対する「ためにする論難」がなされること等、結果的に導かれる「陰謀論等への消極的擁護と思しき事象」が見受けられ、社会的に「似非科学者」「陰謀論者」として分類される要件を充分に満たす小野参考人擁護を、民衆法廷判事という職務職権により行使し、公平熟慮な判断がなされないのではないか、という虞を抱くものであり、更に意思決定になんらかの作用を及ぼすのではないか、との懸念があることを、本忌避申し立てを提出するにあたり特に強く付記すべきことであることを表明するものである。

【忌避理由詳細】
忌避の理由は以下の通りである。

■忌避理由1【被曝者差別発言を社会的に繰り返し、社会的排除と抑圧を扇動している為】
特に福島出身者、広島、長崎出身者、及び私ども収束作業員など被曝者へのへの差別と偏見を助長し、社会的排撃を扇動するような言動を為す人物が規定第11条8記述の「適切な決定」に資するものとは到底思えないと考える。そもそも人権を軽視し、自らの権威を利用して社会的抑圧や差別を扇動する言説を正当化することは社会的に許されざることであるのみならず、民衆法廷の権威を傷つけ、障害者、福島県民、広島県民、長崎県民、被ばく労働者、放射線治療被施術者への無用な貶めと罵倒と精神的苦痛を与え、社会的抑圧及び社会からの排除扇動、「被ばく二世及び障がい者の『生』に対する全否定」を正当なものであると言い為し、社会的発言権を簒奪していることを鑑みるに到底許されることではない。
小野参考人は医師の国家資格を所持し、更には東京電力の技師経験者であるにもかかわらず、放射線生物学の基礎教養を欠如しており、さまざまかつ悪質な誤認誘導を広く社会一般に行使している。植物学における特異事象を全て「奇形」であると断定し、その社会的権威を利用して誤った科学認識を正当化している。「医師」、「元東電技術者」という権威を利用しなければ、虚偽の事象が真実であるかのように流布することはできず、当然熊本法廷における参考人としての資質には欠格あるものと考える。
更に述べれば「民衆法廷」がこの参考人を出廷させるならば、社会的な差別・抑圧はさらに強固となり、反原発運動内部に多大な対立と分裂が生じるだけではなく、反原発運動という事象から距離を保つ層からの攻撃の口実となることが予想される。
尚、小野参考人が、不特定多数が閲覧できる状態にて行なっている社会的発言・公告の詳細に関しては【別紙】記載の通りである。

■忌避理由2【医師であるにも関わらず、放射線防護学及び毒学などの知識が欠如している為】
小野参考人は国家資格たる医師免許を所持しているにも関わらず、医学、放射線防護学、毒学についての知識体系が備わっておらず、規定第11条8記述の「関連する専門家」として不適任であると考える。
本件の詳細に関しては【別紙】に忌避理由根拠として記載するものである。


■忌避理由3【生命への軽視】
小野参考人はインターネット上において不特定多数が閲覧できる対象に向けて以下のように公告している。
「オマエは被爆死しろ」
本件の詳細に関しては【別紙】に忌避理由根拠として記載するものである。

【忌避申立人告発書】

小野参考人が主張する論を適用するならば、私は「放射線源」である。
無用な貶めはやめよ。
収束作業に従事している私達に失礼なものいいだ。

私は子どもはいない、いまのところ作ることも考えてはいない。
しかし、いずれ作ることもあるかもしれない。
仲間にもこれから作ろうと考えている者もいる。

私達収束作業員に「子どもを作るべきではない」ということを仰るのか。
身の毛のよだつナチスばりの優生思想の持ち主だとお見受けする。

311直後から原発立地周辺の救援活動や、以降は収束作業にあたってきた。
このような人々に「穢れているから近寄るな」と仰り社会的な差別を展開しようと目論んでいるのか。
わたしも身近な友人からそのような扱いを受けた。
当然、その友人とは縁を切った。

「伝染(うつる)」というおどろおどろしい表現でヒバクシャへの差別感情を掻き立てて何をなさりたいのか。
はだしのゲンの描写で「ピカの毒がうつる」という表現の不当性・差別性、更には非科学性を作者は告発している。
真逆の評価をすることによって二重の貶めを行なっている。

『部落差別』2013年3月号にて近畿大学人権問題研究所の奥田均さんが適確な問題提起をなさってる。
よくお読みになってから主張を展開してみては如何か。
見出し、小見出しのみ掲載する。

1パニックから「静かな社会的排除」へ
(1)福島差別の変化
(2)焦点は結婚差別
2放射線被害と福島差別
(1)「福島」というスティグマ
(2)水俣差別との共通性
(3)福島そのものに対する忌避の進行
3福島差別・原発論争に潜む差別の論理
(1)「安全性」と差別の論理
(2)ハンセン病問題と「安全論」
(3)「脱原発論」と障害者差別
(4)『みえないばくだん』論争
4屈折する差別解消への願い
(1)福島差別版「寝た子を起こすな論」
(2)屈折する当事者の願い
(3)個人の問題にされていく心配
5福島差別と国会論戦

さて、わたしは民衆法廷に関わりあうみなさんがたとご一緒になることが多々ある。
わたしは今後民衆法廷に関わるみなさんがそばに近づいたら、「私は放射線源で穢れているので近寄らないでください、伝染(うつ)ります」と自ら申告し注意喚起でもしなければならないのか。だとしたらわたしの人権は不当に蹂躙されることとなる。当然にも蹂躙している側の抑圧階級として諸君らは顕現する。

科学的な見識、放射線防護学の見地をもとに論を展開していただけまいか。
「血の差別」を巡る反原発運動を標榜する人々による人権蹂躙問題については部落解放同盟や障がい者解放運動、セクシャルマイノリティなど多数の被差別当該の人々と討議を重ねて来た。対話をしていて気づいたのは、被ばく労働者として偏見に基づき社会的抑圧を強いられる、しかも、当然「味方」であると幻想を抱いていた非被ばく労動者や非被ばく者である都市住民や非原発立地の「反原発運動家」を僭称する諸君らよりこのような暴力を受け続けていること、に。私はこのような「反原発」を僭称する「迷惑施設自地域排斥論者」や「差別排外主義者」「優生思想」による暴力を告発し、自らの権利、人間として生きる権利を取り返すための階級闘争として設定しなければならないことを痛感した。

私たち被ばく労働者は広島・長崎の被ばく者、被ばく二世、福島第一原発事故放射能被災者、障がい者、その他様々な社会的政治的少数派として、日常的な権利を奪われ、抑圧されている、という事実をここに告白する。さらにいえば、被ばく労働者が福島第一原子力発電所の事故収束作業を、身体を蝕み生命を切り縮めてあたっているからこそ好き勝手放題な反原発の言説をとなえる日常生活を送っているではないか。

自らの差別性・暴力行使への自省及び自己批判無い限り、「反原発運動」に収束作業員が合流することは無いだろう。
1977年7月7日の「華青闘告発」と同じように述べねばならないことを悲しむとともに、反原発運動家が私たちを差別し、抑圧し、私たちの生命と身体を食い物にしながらのうのうと反原発の言辞を垂れ流し謳歌しているんだということを突きつけるものである。私たち被ばく労働者は諸君ら「反原発運動」を信用しない。それは私たちを食い物にしている抑圧階級として対峙しているからである。「推進派」が敵なのではない、諸君ら表面上善人ぶって背後から躙り倒す者達こそ危険である、と。殴る側に立つものは殴った過去の事実について否定し、忘却する。殴られている側は殴られたことは忘れない。殴る側は先程まで殴ったことを忘れ、今右手で殴りつけながら、殴られる者の足を踏みつけながら、もう片方の左手で「仲良くしなきゃ」と握手を求める。差別言説を擁護し拡散するものを絶対に許さない。握手を図々しく求める前に、殴る手を止め給え。踏まれている足が痛いんだ、まずはその足をどけろ。

人権を求めると称する者共が人権を蹂躙して平気でいられる、このような社会こそ原子力という技術が作り上げてきたものであるし、反原発を僭称する諸君らはこの差別と抑圧の構造に依拠しながら反原発運動を展開しているに過ぎない。

ヒロシマ・ナガサキの被ばく1世は子どもを作るべきではなかった、と仰りたいのか。
被ばく2世は生まれてきて不幸だったと仰りたいのか。
収束作業員や除染作業員、福島県民は子どもを作ってはいけない、とでも主張なさりたいのか。
「障がい者」が生まれるから原発に反対するのか。
「奇形児(ママ)が生まれる」という恐怖を煽ることによって、障がいを持つ当事者の「生」を否定していることに気づかなばならない。

今回の事態についてについて、民衆法廷としての公式見解を所望する。
「放射線・放射能が人体から人体に伝染(うつ)る」という表現に関して、私たち被ばく労働者による「確認会」を設定する必要がある。もしくは本件「差別言説扇動者」の参考人出廷事件に絡む運動内差別事象・運動内抑圧構造についての「調査委員会」を設置することを要求する。諸君らに原子力村を被告として裁く権利など無い。

陳述者 福島第一原子力発電所事故収束作業員 北島教行

【回答について】
本小野参考人忌避申し立て、及び告発と要求に対し、原発民衆法廷熊本法廷開廷日二日前の2013年5月23日正午までに回答されたい。又、本申し立て内容全文と貴法廷による回答及びその回答に対しての協議概要と経過についてホームページ等広く周知できるような形で掲載されんことを欲するものである。若しくは公告しない理由について最低限の情報を告知することでも構わない。回答先は本メールアドレス宛への通知とする。

【忌避申し立て先と忌避申立人による媒体への通知について】
忌避申立先は事務局、判事各位宛とすることによって行われる。代理人団及び原発民衆法廷呼びかけ人各位には事務局を経由し必読されるよう取り計らい願いたい。
市民のメーリングリスト、2011shinsaiメーリングリスト、には通常形式に投稿するものとする。
又、適宜必要とされるメーリングリスト等へも投稿するものとする。
近畿大学人権問題研究所、及び天理大学人権問題研究室にも同報するものとする。
本忌避申し立てが受け入れられなかった場合を考慮し、「反原発運動」に名を借りた差別・抑圧事象を国際社会に問いかける担保を確保するため、ヒューマンライツ・ナウ担当弁護士に同報するものとする。
本事態の性質に鑑み、適宜学者、弁護士、医師、各種マイノリティ解放運動関係者、反原発運動関係者に隠し同報するものとする。

【本忌避申し立てへの申立人としての追加】
本忌避申し立てに賛同される方は、以下のフォームを記載の上、追加申し立て人として抗議と忌避申立人の一員として加わることとする。但し、被告とされた人、法人の利害関係者及び本人は本忌避申し立てに加わることは出来ない。更に被忌避申し立て人を無前提的な差別侮蔑語である「放射脳」と断ずる表現はやめて欲しいと懇願する次第である。

------------------忌避申立人追加フォーム--------------------

原発民衆法廷(原発を問う民衆法廷)
事務局担当者  殿
代理人団   各位
裁判部判事  各位

追加忌避申し立て人による小野参考人出廷忌避申し立て

私こと(忌避申立人氏名を記入)は、次の通り小野俊一氏の参考人としての出廷忌避を申し立てる。忌避理由については【忌避理由の要旨】及び【忌避理由の詳細】【忌避申立人告発】にて述べられたことに賛同することを以て忌避の理由とする。
原発民衆法廷に参考人として出廷予定の小野参考人はアミカス・キュリエの3条件において「全当事者が書面で同意すること」とする要件を満たしていないので忌避すべきものと考える。また、「 申立てを裁判所が許可すること」における事務局への浅慮なる人選に熟慮を要請すると共に、「 裁判所の要請があること」において事務局、代理人団、判事部総体としての「民衆法廷」が人権抑圧に加担し、差別を拡散する言説を容認する判断を下したものであると断じるものである。よって熊本法廷における小野参考人が忌避されず出廷がなされるなら、それぞれの立場における人権意識について追及を行う。本忌避申し立てに対する回答を【回答連絡先を記入】に、2013年5月23日正午までの期限を以て回答されたい。尚、前田判事の過去の私闘における懐疑論者との遺恨及び懐疑主義表明者に対する「ためにする論難」がなされること等、結果的に導かれる「陰謀論等への消極的擁護と思しき事象」が見受けられ、社会的に「似非科学者」「陰謀論者」として分類される要件を充分に満たす小野参考人擁護を、民衆法廷判事という職務職権により行使し、公平熟慮な判断がなされないのではないか、という虞を抱くものであり、更に意思決定になんらかの作用を及ぼすのではないか、との懸念があることを、本忌避申し立てを提出するにあたり特に強く付記すべきことであることを表明するものである。

【忌避申立人氏名】   :(戸籍名、通名、活動家名)
【忌避申立人住所】   :(都道府県、市区町村まで)
【職業】        :
【法廷からの回答連絡先】:(メールアドレス等)


------------------忌避申立人追加フォームはここまで--------------------




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