[CML 024345] Re: 野坂参三と宮本顕治はスパイRe: 遅れた追悼 ――伊藤律(日本の被占領期の日本共産党政治局員)について(私の「覚え書き」)

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2013年 5月 20日 (月) 02:52:45 JST


野坂参三が日本共産党を除名されたのは、妻の野坂竜を救うため、山本懸蔵を密告して死に追いやったことが理由です。
その後、日本共産党がモスクワで収集した文書をもとに、不破哲三名義で『日本共産党にたいする干渉と内通の記録―ソ連共産党秘密文書から』(上下2巻)が出されましたが、その中で野坂参三とソ連共産党の「密通」について書かれています。
しかし野坂参三を除名した中央委員会総会決議でも、袴田里見などが唱えた「野坂参三=日本当局のスパイ説」は根拠がないとしています。
中国共産党は野坂参三について疑っていたようで、周恩来が袴田里見に対して直々に「野坂を信用するな」と言ったことなどを袴田里見は宮顕により党を除名されてから暴露しています。
日本共産党と中国共産党が対立していた時期には、中国を訪問した日本共産党員に対し、「野坂はスパイだ」と中国共産党側は言っていました。
私は野坂参三は日米ソの3重スパイだったと見ます。宮顕は日本特高・公安のスパイ(多重ではない)だと思います。
コミンフォルム声明をめぐって日本共産党が国際派と所感派に分裂したとき、宮顕が国際派で野坂が所感派に分かれたのは、双方にスパイを配置するという日本当局の企てだったのでしょう。
日本の公安が望んでいたことは、日本共産党を穏健な議会主義政党にすることと、ソ連・中国などの影響下から引き離すことだったでしょう。宮顕はこれを見事にやり遂げました。
また、他にも日本の公安が望んでいたこと――部落解放運動の分裂、日朝友好運動の分裂、労働組合運動の分裂、民青や民青系全学連の穏健化(新日和見主義事件)なども宮顕は見事にやり遂げました。

森永和彦

2013/05/19 (Sun) 21:31, maeda at zokei.ac.jp wrote:
> 前田 朗です。
> 5月19日
> 
> 
> > 渡部富哉著の『偽りの烙印―伊藤律・スパイ説の崩壊』(五月書房 1993年)によ
> って、伊藤律スパイ説は崩壊させられた。
> > これからは本物のスパイを暴かなければならないと思われる。それは野坂参三
> と宮本顕治である。
> > 
> > 宮本顕治の「獄中闘争」に関する疑惑について。
> > http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/yamada1.htm
> > 山田正行(大阪教育大学教授)さんの論考が載っています。
> > 
> 
> 
> 山田さんとは、あるMLで時折、意見交換することがありますが、うかつにも上
> 記の情報を知りませんでした。紹介ありがとうございます。
> 
> 
> > 6全協(1955年)を経て、野坂・宮本コンビが党中央の権力を握ってからの日本
> 共産党は、スパイによって操られているとしか思われない行動をしてきた。次に
> 望まれるのは、野坂・宮本コンビがスパイであったことの解明であろう。
> > 
> 
> 
> 野坂はソ連のスパイ嫌疑で除名になっていますが、森永仮説によると、野坂は多
> 重スパイということになるのでしょうか。
> 
> 「何某スパイ論」は、時として「陰謀論」に堕しかねないので要注意ですが。


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