[CML 024079] IK改憲重要情報(16)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2013年 5月 6日 (月) 18:18:47 JST


IK改憲重要情報(16)[2013年5月6日]

 私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自
由です。)
   
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
(電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884)

 弁護士アピールを支持する市民の会
 http://2010ken.la.coocan.jp/kaiken-soshi/

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   朝日新聞の世論調査の結果をどうみるか

  今年の憲法記念日をめぐるニュースの中で、私(河内)
の一番興味を引いたニュースは、朝日新聞の憲法をめぐる世論調査の結果である。こ
の重要なニュースについて、ネット上での関心が薄いようなので、一言、問題提起を
させていただきたい。
 朝日の以下の記事を読んでいただきたいが、改憲手続き緩和に反対54%、賛成38%、
9条改憲に反対52%、賛成39%という数字は驚異的である。

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305010673.html

 おそらく改憲反対派、改憲推進派の大多数にとって「想定外」の数字ではないだろ
うか。
 少なくとも私は、昨年来のキャンペーンのなかで、2000年代初頭につくられた改憲
反対派は、かなり切り崩されたと考えていたので、この数字は想定外であった。
 おそらく、安倍首相は、この数字を見て青くなったのでは
ないか。「アベノミクスで国民に飴をしゃぶらせているのに
何故国民はわかってくれないのか」と考えたにちがいない。
というのは、普通の法律では、国民の多数が反対しても議会の多数を根拠に押し切る
のであるが、今回は、国会の議決の後に国民投票が控えているから、もし議会賛成、
国民投票で反対ということになれば、憲法改正は「100年」不可能になってしまうか
らである。  
 しかし、9条改憲反対派も喜んでばかりはいられない。この数字は、おそらく民衆
の運動が作り上げた数字でなくマスコミによってつくられた数字の可能性が大きいと
判断される。また、韓国の政治をみているとよく分かるのだが、韓国の民衆は、「平
和がよい」と「北に断固とした態度を」の間を揺れ動いている。日本においても、中
国が今よりも断固とした態度をとれば、「やっぱり、9条を変えるぐらいは良いので
は」と言うのになる可能性は大きい。
 したがって、朝日新聞の世論調査の結果につき、プラスの面とマイナスの面を、リ
アリズムにもとづいて総合的に判断すべきであろう。
 なお、この世論調査の結果は、改憲推進派の中でも議論を
巻き起こすはずである。政治評論家小林吉弥は「夕刊フジ」5月6日号で、「反対世論
が上回る「96条改正」よりも、デフレ克服にあらゆる知恵とエネルギーを注ぐべきで
ある」と論じている。
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                    以上 



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