[CML 024059] 【沖縄】情報 創刊準備号 5・5

井上澄夫 s-inoue at js4.so-net.ne.jp
2013年 5月 5日 (日) 17:50:32 JST


【沖縄】情報 〔辺野古・高江─オスプレイ─南西諸島派兵〕 創刊準備号 5・5

みなさんへ 

 「【沖縄】情報」創刊のお知らせです。安倍政権は沖縄に辺野古(へのこ)新基地を強要するために、「本土」マスメディアを動員して沖縄包囲網を形成し、沖縄の人びとを孤立させようとしています。
 「尖閣」諸島をめぐる日中関係が緊張し、米日と中国との軍事的対立が深まることで日本の安全保障が危うくなっているのに、沖縄側がオスプレイの新たな出撃拠点である辺野古基地建設に協力しないとか、政府が莫大な沖縄振興予算を拠出しているのに国の要請を受け入れないのはおかしいといった世論を「本土」で強化しようとたくらんでいます。

 そこで沖縄からの発信、沖縄の思いを正確に伝えることで、安倍政権を逆包囲する世論を創り出し、日本政府による〈構造的沖縄差別政策〉を打ち砕く一助とするため、この「【沖縄】情報」を創刊します。
 紹介する記事は主として沖縄の新聞や放送、沖縄タイムス・琉球新報・宮古新報・宮古毎日・八重山毎日・八重山日報・NHK沖縄・琉球朝日放送などです。紹介記事には必要に応じ、編集部のコメントを最低限つけようと思います。

 本号は準備号です。当編集部には沖縄にも「本土」にもすでに多くの情報収集協力者がいます。これから鋭意、編集体制を整備しつつ徐々に定期配信に向かいたいと思います。編集担当者は米空軍嘉手納飛行場・一坪反戦地主の一人である井上澄夫です。

 「【沖縄】情報」は転載を歓迎します。みなさんが拡散にご協力くださるよう心からお願いします。
 
  ◆この準備号では、まず5・3憲法記念日にあたっての沖縄メディアの社説を紹介します。

 ■[憲法記念日に]96条改正は本末転倒だ  5・3 沖縄タイムス・社説
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-03_48806
 ※ 社説の結語
 憲法記念日が、沖縄で初めて祝日となったのは米軍統治下の1965年である。当時の立法院が新たに住民の祝祭日とする法改正をした。
 松岡政保主席は「一日も早く日本国憲法が沖縄にも適用されることを願う全住民の願望の現れである」との談話を発表している。
 だが、日本国憲法が適用されるようになった復帰後も米軍基地の極端な集中は変わらず、憲法の平和主義を実感する機会が乏しい。沖縄では「憲法・国内法」の法体系は、「安保・地位協定」によって大きな制約を受けているのが現実だ。
 このような基地の過重負担を放置したまま集団的自衛権が行使されるようになったらいったい、沖縄の将来はどうなるのだろうか。憲法論議には十分な時間と未来を見据えた深い視点が必要だ。

 ■憲法記念日 沖縄にも3原則適用を 要件緩和先行は姑息だ 5・3 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206145-storytopic-11.html
 ※ 社説の結語
 戦後68年、日本は戦争で外国の人を一人も殺さず、日本の戦死者も皆無だった。9条が歯止めになったのは明らかだろう。その意義をかみしめたい。
 改憲派は「押し付け憲法」を批判するが、それなら占領軍の権利を事実上残した日米地位協定を抜本改定するのが先であろう。沖縄は全首長が反対してもオスプレイを押し付けられた。平和主義はもちろん「国民主権」も「基本的人権の尊重」も適用されていない。まずは現憲法の3原則を沖縄にもきちんと適用してもらいたい。

 ■許すな96条改正  5・1 八重山毎日新聞
http://www.y-mainichi.co.jp/news/22371/
 ※ 社説の結語
■怒りに包まれた4・28
 ゴールデンウイークの4月28日、沖縄は激しい怒りに包まれた。それは沖縄が「屈辱の日」とするサンフランシスコ講和条約発行のこの日、政府主催の「主権回復式典」が沖縄の強い反対を無視して強行されたからだ。
 沖縄は日本で唯一、凄惨(せいさん)な地上戦の戦場となり、戦後は米軍の施政権下で苦しみ、72年に日本国憲法のもとに復帰したものの、戦後70年近くも一貫して広大な米軍基地を押し付けられるなど差別的な扱いを受け、憲法の恩恵を十分に享受していない。それだけに平和や憲法への思いはなおさら強い。
 それが普天間の県外移設、オスプレイ配備反対の県民の声を全く無視したまま突然、主権回復式典を強行したのだから怒りは当然だろう。
 しかも同式典は憲法改正への地ならしが狙いとされ、安倍政権は北朝鮮や中国脅威論を大義名分に着々布石を打っている。ゴールデンウイークも平和あってこそだ。憲法記念日を前に96条の持つ意味と改正の脅威を考えたい。



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