[CML 023410] 【報告】第708目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 3月 28日 (木) 07:04:00 JST


青柳行信です。 3月28日。
 
【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第708日目報告☆
    呼びかけ人賛同者 3月27日現在2789名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★ さよなら原発!5・6福岡集会
 ホームページ:http://bye-nukes.com/fukuoka 
      
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまでした。
九電は値上げにむかって動き出したようです。
役員や顧問の相談役の報酬はどうなったのでしょうか?
気になるところです。
あんくるトム工房      
1票の 格差     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2347

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> から:
 ☆「沖縄の心」と口では言ひながらアメリカの戦略のみが疾駆す(左門 3・28−244)
    ※政府はどうして、こんなにも自主性がないのか?!
     本当に「沖縄の心に添う」のであれば、嘉手納基地以南ではなく、
     全部の基地を撤去すべきなのです。
     口先だけの「沖縄のため」というオタメゴカシはとっくに見抜かれているのです。 

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、いつもより遅く作業開始で荒くなりました。
昨日は、電気料金値上げ申請に関して政府の方向が確定して九電社長が会見したなどの動きがありましたが、その記事は後段で紹介します。
はじめに被災地フクシマの記事から、
1.「原発事故関連死 南相馬の5高齢者施設入所者 避難後、死亡率2.7倍に」福島民報(03/27 12:00
⇒http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6740.html
記事「福島第一原発事故に伴い避難を余儀なくされた南相馬市の5カ所の高齢者施設で、入所者の原発事故後約1年間の死亡率が、過去5年間の死亡率と比べて約2・7倍に上るこ
とが、東京大大学院医学系研究科国際保健政策学教室の野村周平氏(24)の調査で分かった。」
・・・・原発での死が、次々を明らかになります。まだまだ序の口です。
2.「楢葉町が中間貯蔵施設の現地調査受け入れ」福島民友(03/27 10:05)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0327/news11.html
3.「道路の空間線量55%低減 周辺より大きい減少率」福島民友(03/27 08:30) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0327/news1.html
・・・・除染がうまく言っているのではなく、車に付着して、他のところへ運ばれて、汚染が拡大しているのだと思うが・・・・。
4.「飯舘のトルコギキョウ 避難先で栽培再開」東京新聞(2013年3月27日)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013032702100016.html
5.「消えた「イボニシ」 福島第一周辺沿岸30キロ(2013年3月27日)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013032702100005.html
・・・・昨日紙面にあった記事。
その他の記事、
6.教科書検定 「脱原発」に修正意見 原発事故の記述大幅増」東京新聞(2013年3月27日)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013032702100008.html
・・・・これも昨日紙面にあった、
7.「核のごみ 権益守る? 最終処分場 町の一握り誘致推進」東京新聞(2013年3月27日)
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013032702100006.html
記事「『今後を考える』とは、最終処分場の誘致も視野に話そうとの意味だ。原発事故の衝撃が続く中、誘致話が受け入れられるとは考えにくいが、こんな動きが出た背景には、相
応の理由があった。・・・・会の仕掛け人は、町長の宮本明(70)と会社を経営したこともある町の商工会長、松永継男(65)だ。」
・・・やはり、お金がほしい。
規制委等の動き、
8.「原子力規制委、福島事故検証へ 検討会設置、4月初会合」西日本 3月27日 12:56
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/355159
記事「政府や国会など複数の事故調査委員会で事故原因に関する見解が分かれる点もあり、規制委として分析結果をまとめ、安全規制への反映を図る。外部専門家も加え、4月に初
会合を開く。・・・ただ原子炉建屋は放射線量が極めて高く、検証作業は長期化する見通し。現地調査の進め方は『放射線量の条件も踏まえ、有効な調査方法を検討した上で行う』
とした。」
・・・果たして、まとめらるのか、そのうちに、うやむやになりはしないか。
9.「学会事故調『痛恨の極み』と謝罪 福島第1原発事故で」西日本 3月27日 10:08
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/355126
・・・・原子力ムラに居る人が多く、電力会社に配慮して、当たり障りのない内容になっているようです。
電力会社の動き、
10.「日本原電、資金繰りにめど=銀行団が1000億円継続融資へ」時事通信03/2718:29
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013032700824
記事「取引銀行団は27日、4月末に返済期限が来る既存融資1000億円の借り換えに応じる方針を固めた。これにより日本原電は、向こう1年程度の運転資金の確保にめどが立
つことになる。」
電気料金値上げについて、
11.「北海道電も値上げ表明=原発停止で『延ばせない』」時事通信03/2718:38 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013032700620
記事「北海道電力は27日、家庭向けと企業向けの電気料金の値上げを検討すると発表した。家庭用の値上げ幅は1割前後の見通し。4月にも政府に申請し、9月1日の実施を目指
す。」
12.「関電値上げ9%後半 九電6%前半に圧縮へ」西日本3月27日 12:30
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/355155
13.「値上げ幅圧縮、九電苦境に 再値上げも否定せず」西日本03月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/14730/1/
記事「九州電力の電気料金値上げに27日、政府の厳しい査定が下された。原発全停止で大幅な赤字に陥っている九電は、33年ぶりの値上げで2013年度での黒字化を目指して
いるが、値上げ幅の圧縮などで350億円程度の収入減になる。値上げ申請に織り込んだ原発再稼働の見通しも立っておらず、同社幹部は再値上げに含みを持たせる。」
・・・再値上・・・・とんでもない、使用者にたかるだけしか手を持たないらしい。 
14.「九電の太陽光発電、600万キロワットへ 2020年度計画」西日本03月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/14731/1/
記事「九州電力は27日、九州7県で導入される太陽光発電の最大出力が2020年度に600万キロワットに達するとの見通しを明らかにした。昨年7月に始まった再生可能エネ
ルギーの固定価格買い取り制度で企業などの参入が急増し、従来の計画の2倍を超えた。同日、国に提出した13年度の電力供給計画に将来の導入見通しとして盛り込んだ。最大出
力は玄海(佐賀県)、川内(鹿児島県)両原発の全6基の合計525万キロワットを上回る。」
15.「玖珠町にメガソーラー 地元と協定調印、10月稼働」西日本03月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/14718/1/

今朝の西日本新聞では、一面左端に、12.の記事、
16.「九電値上げ6.2%台 5月1日実施 家庭負担、月2.2%」3/03/28 03:00
http://qbiz.jp/article/14732/1/
3面に、13.14.の記事、6面のきょうの社説は、
17.「九電電気料金値上げ 幅の圧縮納得できるが」
・・・納得???
社説検索⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/syasetu/
17面には、九電の社長会見の記事、下方に次の記事、
18.「九電工の来春採用165人に 61人減、九電からの受注減影響」3月28日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/14736/1/
33面社会欄、
19.「節電努力『もう限界』」
・・・種々の立場からの声を伝えています。 

★ 黒木 さんから:
三重水素・トリチウムを海洋投棄しようと考えている東電と
 |  それを事実上容認する規制庁?
 └────          山崎久隆(たんぽぽ舎)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1789】2013年3月27(水) 午後 9:36より転載

 水の場合、1リットルは1000ミリリットルです。言い換えるなら1立法セ
ンチメートルの千倍が1kgです。
 トリチウムの排出規制値については、経産省告示(実用発電用原子炉の設置、
運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定める告示)に定められた基準
は6万ベクレル/リットルです。ところが今の東電福島第一原発の汚染水には東
電によれば1300ベクレル/1ミリリットル含まれているそうです。これは言
い換えるならば130万ベクレル/リットルであり、告示の約22倍の濃度です。
これでわかるとおり、このまま排出など出来ません。しかし逆に言えば22倍以
上に希釈すれば排出できるということに「法律上は」なってしまいます。
 今後予想される「重大事件」としては、汚染水から多核種除去装置(ALPS)
を経て、トリチウム以外はほとんど取り除かれた「ということにして」この汚染
水を、例えば敷地内のドレンピットからくみ上げられるセシウムの濃度が「1ベ
クレル/ミリリットル」以下の「汚染されていない地下水」と22対1の割合で
混ぜて放出する恐れが出てきました。
 薄めようと何をしようと汚染は汚染なので、環境影響を免れることは困難です。
薄めて流すということは汚染を拡大させることに等しいのです。
 福島県の漁民は、なんとかセシウムなどの影響を受けないで漁業が再開できる
よう、調査漁業等を通じて取り組んでいるというのに、加害者である東電はさら
に大きな汚染物質を排出しようとしているのです。
 【トリチウム】三重水素 水素原子核は通常は陽子一個のみだが、中性子が一
つくっつくと重さが約二倍になり「重水」と呼ばれる。二つくっつくと重さが約
三倍になるので「三重水素」すなわちトリチウムと呼ばれる。いずれも放射性同
位元素でトリチウムの半減期は12.3年、ベータ線を出して陽子二個の「ヘリウム
3」に変化する。
 六ヶ所再処理工場ではこれを年間1.8京ベクレルまで放出する計画である。
 宇宙放射線により大気圏上層で自然に造られているため、環境放射性物質とし
てはカリウム40に次いで被曝量が多く、年間0.3ミリシーベルト程度はトリ
チウムの影響であると考えられている。しかし天然自然にあるからといってそれ
に人間が追加放出すれば当然ながら被曝量は増える。「合理的に実行可能な限り
低く被曝量を管理する」ことが、放射線被曝規制の基本的考え方であるから、全
く不合理に出現した福島トリチウムの被曝を「引き受けなければならない合理的
理由」などは、およそ存在しない。しかも水となって半減期12.3年で地球上
何処にでも動き回るトリチウムの性質上、福島で放出しても地球被曝になるから、
世界中に被曝の影響を拡散することになる。再処理工場からのトリチウムと同様、
理不尽としか言いようがないであろう。

★ 小林 栄子 さんから:
首都圏のメンバーFさんから転送します。
岐阜県でまた,不条理なことが行われようとしています。
転送・・・・
 先日は岐阜県土岐市の核融研、重水素実験の件、拡散ありがとうございました。
 残念ながら、26日提出の要請書にもまともに答えないまま(FAXで調印式までに一応、回答があるそうですが)、明日(28日)に核融研と自治体の同意書が取り交わされます。26日
にも県庁内外で異常な程、厳重な警備だったと聞きました。原発のみならず、核関連施設の立地自治体の体質はどこも同じと改めて痛感させられます。

重水素実験に岐阜県が同意(NHK)
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083489651.html?t=1364383033245

協定書、同意書の調印式を強行!明日 多治見市はじめ東濃3市及び岐阜県は核融合研究所と協定を締結します!(多治見を放射能から守ろう!市民の会ブログ)
http://nonuke-tajimi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-06cc.html

★ 杉原浩司 さんから:
阪上武さん(福島老朽原発を考える会)の報告を転送します。ぜひご一読
ください。なお、本日28日(木)13:30〜16:30に原子力規制委の「新安全
基準」検討チーム会合( http://bit.ly/14o74dn )が行われます。パブコメを
十分反映させないまま、今回で議論が打ち切られる恐れが大です。市民
による厳しい監視が必要です。私も傍聴します(たいてい空席があり、申
込みがなくても写真つきIDがあれば傍聴可能です)。

4月初めにかけてが、年内の再稼働を許すのか否かの正念場です。「5年
猶予」「大飯除外」の撤回を求める声をより大きくあげていきましょう。
【検討チームのIWJによるUstream中継】→ http://ustre.am/rGLz

【関連】
対策5年猶予「許されない」=専門家ら、規制委を批判(3/26、時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013032600704

【26日の会見・政府交渉:IWJのUst動画】
http://www.ustream.tv/recorded/30408271#/recorded/30407505 (記者会見)
http://www.ustream.tv/recorded/30408271#/recorded/30408271 (政府交渉)

【29日金曜日は、六本木一丁目に!】
⇒原子力規制委員会前アピール行動 3月29日(金)19〜20時
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/1920-5bfc.html
「(新安全基準)5年猶予はトンデモナイ!」
「司法がんばれ、大飯を止めよう!」の声を規制委員会に!
---------------- 以下、転送 ---------------- 
みなさまへ(転送・転載歓迎)

昨日(3/26)行われた原発の新安全基準の「5年猶予」問題と、大飯原発の特
別扱い(定検まで不適用)の撤回を求める記者会見と政府交渉が行われました。

記者会見は、原子力規制を監視する市民の会の主催で、阪上と杉原さん、菅波さ
ん、司会を兼ねて満田さんが発言し、同会のアドバイザリーグループのメンバー
でもある井野博満さん、後藤政志さんにも発言いただきました。会見の様子は、
東京新聞にカラー写真付きで掲載されました。監視市民の会の目玉マークが入っ
たのぼりもバッチリ映っていました(記事は後ろに付けます)。

その後、規制庁との交渉に移りました。交渉には、福島みずほ議員、三宅雪子前
議員も参加されました。規制庁側は、今里和之(安全規制管理官付(BWR担当)管
理官補佐)、布田洋史(安全規制管理官付(PWR・新型炉担当)管理官補佐)、渡
辺桂一(安全規制管理官付(地震・津波安全対策担当)管理官補佐)の3名が対
応しました。

冒頭で、監視市民の会の若井さんより、5年猶予の取り消しと大飯原発の特別扱
いをやめること、パブコメをきちんと検討し、電力会社だけでなく批判的な専門
家からもヒアリングを行うよう求める要請書を提出しました(後ろに付けます)。
その後事前に出していた質問書にしたがってやりとりしました。

5年猶予については、その根拠が何であるのかを、3月19日の規制委員会本会議で
出てきた「田中私案」をもとに問い質しました。規制庁側は、田中私案に、〆
年7月の新規制の施行段階で、設計基準事故及びシビアアクシデント対策として
必要な機能をすべて備えていることを求める。▲轡咼▲▲シデント対策やテロ
対策の信頼性向上のためのバックアップ対策については、施工後5年までに実現
を求める。とあるうち、,諒幻世魴り替えしていました。しかし、厳しく規制
にあたる立場であれば、,世韻任茲い世蹐Α△覆爾錣兇錣境△鬚弔韻燭里、そ
の根拠は何かと聞くのですが、何度聞いても,瞭睛討侶り返しで回答はなく、
根拠がないことが明確になりました。なぜ5年かという問いにも、「設置に時間
がかかるから」と述べるだけでした。

後藤政志さんからは、PWRのフィルター付ベントを例にあげながら、5年猶予もた
らす安全上の問題について、技術者の立場での指摘がありました。

この問題で更田委員は、当初「安全設備をすべてそろえるのに3〜4年かかる、
その後に稼働すると長期停止後の再稼働のリスクが出てくる」などと述べていま
した。だとすると中越地震後長期停止状態にある柏崎刈羽原発は動かせないこと
になります。最近では、「即時の適用は教条主義的だ」「日本をまたガラパゴス
に後戻りさせないためにもこの方針は守られるべき」などと意味不明なことを言
っています。5年猶予が、電力会社の都合に合わせすぐに再稼働にするためのも
のであることは明白です。更田氏はいろいろ理由を考えたが、論理破綻して田中
委員長に泣きつき、委員長主導で強引に進めようとしているのではないでしょう
か。

また、大飯原発の扱いについては、4月中旬ごろから、おそらくは新安全基準の
次のパブコメ案にしたがって「確認作業」を行うとの回答でした。それは法的な
手続きかと聞くとそうではないと。となると7月に新安全基準が施行された後も
運転を続けると違法状態ではないかと聞くと、大飯原発は現行の法律に基づいて
動いており、その状況は新安全基準が施行されても変わらない、だから問題ない、
と。しまいには、「確認作業」について、これで失格すれば運転を中止させる、
やらなくてもよい作業をやるのだからよいではないかと開き直る場面もありまし
た。

これに対し、会場からは、これはバックフィットでない、活断層の調査中で、他の
原発は申請すらできないのにおかしい、防潮堤のかさ上げも終わっていないでは
ないか、と批判の声があがりました。

規制庁からは回答らしい回答もなかったのですが、5年猶予や大飯特別扱いに根
拠がないことが明らかになりました。この問題がマスコミ、議員を含め、参加者
にインプットされたのも良かったと思います。引き続き、声をあげていきましょう。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

以下、東京新聞の記事と提出した要請書です。
*****************************

東京新聞記事(写真付)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032702000117.html

「原発新基準対策 5年猶予撤回を」 市民団体、規制委に要望

 原子力規制委員会が原発の新規制基準導入に向け、一部の対策に五年の猶予期
間を設ける基本方針を示したことに対し、「原子力規制を監視する市民の会」が
二十六日、撤回を求める要請書を規制委事務局に提出した。
 要請書では「安全のためには何でもするのが規制委の出発点だったはずが、安
全よりも電力会社の都合を優先した」と批判。「地震も津波もテロも猶予期間を
待ってくれない」と指摘した。
 井野博満東京大名誉教授は同日、都内での会見で「猶予する理由の明確な説明
がない。できることは全てする姿勢が大切だ」と強調。元原発設計技術者の後藤
政志氏も「猶予期間に事故が起こらない前提に立っている。事故があれば最悪の
事態になりかねない」と訴えた。
 基本方針では、第二制御室を備えた「特定安全施設」など、過酷事故対策やテ
ロ対策のバックアップ設備の一部に猶予期間を認めている。

********************************

2013年3月26日
原子力規制委員会委員長 田中俊一様

原子力規制を監視する市民の会

要  請  書

新安全基準の適合に「猶予期間」を設けるのをやめてください
新安全基準の適用に際し、大飯原発を特別扱いしないでください

要  請  項 目

1.新安全基準の適合に「猶予期間」を設けるのをやめてください。「猶予期間」
を盛り込んだ「田中私案」を撤回してください。
2.新安全基準について、大飯原発3・4号機を特別扱いせず、即座に適用した
うえで、停止させるなど必要な措置をとってください。
3.パブリック・コメントで寄せられたすべての意見ついて、検討チームで検討
し、福島の事故原因の解明優先や設計の見直しなど、根本的な問題の指摘も含め
て、骨子に反映してください。
4.電力事業者だけでなく、批判的な専門家や市民・住民・福島原発事故被災者
からもヒアリングを実施してください。

要  請  理 由

地震や津波は5年間待ってくれるのか?

 原子力規制委員会は、シビアアクシデント対策について、特定安全施設や恒設
のポンプなど、設置に時間がかかる設備について、5年の「猶予期間」を設け、こ
うした設備がなくとも再稼働を認めようとしています。3月19日午前に行われたの
原子力規制委員会の定例会合で、田中委員長の私案として示された文書には、
「新規制導入の際には、基準への適合を求めるまでに一定の施行期間を置くのを
基本とする」とあります。更田委員は、「一律、即時の適用は硬直的で教条主義
的」「一定の施行期間を置くのは国際的にも常識」「日本をまたガラパゴスに後
戻りさせないためにもこの方針は守られるべき」などと述べていますが、これは
猶予期間を置く説明にはなっていません。
 安全のためには何でもやるというのが、原子力規制委員会における議論の出発
点だったはずです。日本はいま、地震活動期の只中にあります。5年の間に大きな
地震や津波が原発を襲わないとは限りません。それとも、地震も津波もテロも、
猶予期間中は待ってくれるとでも言うのでしょうか。

「猶予期間」は安全よりも電力会社の都合を優先するもの

 時間がかかる対策については猶予を与えるというのは、大飯原発の再稼働時に
とられたやり方です。安全を捨て、電力会社の都合を優先させたものにすぎませ
ん。原子力規制当局が一番やってはいけないことです。
 また、このような猶予を認めず、すべて再稼働の要件にせよという要求は、パ
ブリック・コメントでも多く寄せられたはずです。これを無視して、パブリック
・コメントの検討を行う検討チームの議論とは切り離して、委員長の独断で決め
ようとするのは、手続きとしても問題があります。

大飯原発だけは差別的に新安全基準を適用せず!?

 さらに原子力規制委員会は、同じ3月19日の定例会合において、7月に施行予定
の新安全基準を運転中の大飯原発3・4号機には適用せず、9月に予定されている
定期検査まで運転を継続させる見解を示しました。
 新安全基準は、既存の炉にも適用され(バックフィット)、電力会社は改めて
申請をして審査を受けなければなりません。また、破砕帯調査中の原発について
は、その結論が出るまで再稼働の申請はできないとされています。破砕帯調査中
の大飯原発は申請すらできません。さらに、防潮堤のかさ上げを申請の条件にす
るとしていますが、大飯原発の防潮堤の完成は来年3月予定です。
 大飯原発だけは例外的に運転継続を認めようというは、差別的な対応であり、
基準を厳しくする意味がありません。

パブリック・コメントでの根本的な意見に対して、しっかり審議を

 新安全基準の骨子案に対するパブリック・コメントは、地震・津波基準が1,
541件、設計基準及びシビアアクシデント基準が2,838件にのぼりました。この種
のパブリック・コメントとしては非常に多い数です。
 原子力災害対策指針のパブコメ対応とは異なり、検討チームによる検討が行わ
れました。しかし、地震・津波基準については、たった1回の会合で、活断層の
定義の基準を「40万年前以降」とすべきといった肝心な指摘については反映され
ませんでした。また、地震による配管破損の可能性について、東電が国会事故調
の調査を妨害し、十分な調査が行われていない問題については、議論すらありま
せんでした。
 設計基準及びシビアアクシデント基準については、3月19日の検討チーム会合に
おいて、最初の検討が行われました。出された資料は、主なパブリック・コメン
トとその対応について簡単にまとめたものであり、しかも説明があったのは、事
務方が勝手に反映の余地があると判断した項目だけでした。
 格納容器などの設計の見直しを求めるべきではないか、可搬設備による対応は
不十分ではないか、放射能の放出を前提としたベントによる対応に期待するのは
問題ではないか、特定安全施設については地震や津波対策を目的にすべきではな
いか、こうした恒久設備の設置なしに再稼働を認めるようなことはあってはなら
ない、といった安全確保の根幹に関わる意見については、「要検討」とはなって
おらず、検討すらされないおそれがあります。検討チームの会合では、利益相反
が問題となっている委員が、パブリック・コメントとの検討というよりは、要求
する可搬設備が多すぎるといった、電力会社に有利な持論を蒸し返していただけ
でした。

電力会社からだけヒアリングを実施

 3月28日には、2回目の検討チームによるパブリック・コメントの検討が行われ
ます。その前の3月25日には事業者からのヒアリングが入りました。電気事業者か
らのヒアリングは、パブリック・コメント前にも最中にも行われました。
 事業者に対しては何度もヒアリングを行っています。一方で、批判的な専門家
や一般市民・住民や福島原発事故被災者からのヒアリングは未だに行われていま
せん。これは手続きとしてたいへんに問題であり、原子力規制委員会は、事業者
に有利な基準をつくろうとしていると言わざるをえません。 

○−−−−−集会等のお知らせ−−−−−○ 

★  <梅田隆亮さん提訴一周年記念企画>
  ーすべての原発労働者の救済を目指してー
■日時:3月30日(土)開場13:30 開演14:00
■会場: 福岡市天神ビル11階 会議室9号室 
<詳細> http://tinyurl.com/agc64pu

★  未来への決断!私たちの選択〜渡されたバトン〜さよなら原発〜
■日時:5月6日(月・祝日)10:30〜13:00 13:30〜16:00
    ´回とも ☆福島からの声〜釋尼・倶會(シャクニ・クウエ)さん
         ☆池田博穂監督 挨拶
内容詳細:http://ameblo.jp/yaaogi/entry-11495510918.html

★ 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
    ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆        
         午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
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       青柳 行信
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