[CML 023305] Re: 非難の言葉

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2013年 3月 22日 (金) 13:08:05 JST


前田 朗です。
3月22日

NONOMURA Yoさん

ありがとうございます。

ご指摘ごもっともです。

一般論としても貧弱ですし、私自身も貧弱と認めざるを得ません。

今回とは別の話ですが、私は皮肉屋なものですから、よく相手に皮肉を用いるの
ですが、

皮肉が全く伝わらない場合と、

逆に伝わりすぎて相手を怒らせてしまう場合があります。

先月、岡本真一郎『言語の社会心理学――伝えたいことは伝わるのか』という本を
読んだところ、「皮肉の間接的攻撃性」と書かれていて、なるほ どと思いまし
た。間接的攻撃は、直接的攻撃よりも相手を怒らせてしまう場合もあります。
http://maeda-akira.blogspot.jp/2013/02/blog-post_4996.html

ストレートに見れば差別ではないと言えても、読む側、聴く側には不愉快に響く
言葉があるのは、確かですね。

いったん不愉快に感じた人にとっては、それが差別ではないと言われても、なか
なか納得しがたいと言うこともありそうです。




> 私たちは<誰かを非難する言葉>に関して、
> 特に比喩を使う時、非常にとぼしいと思います。
>
> 多くの場合、身体や精神等に関して、あるいは社会的な身分や地位に関して、
> 不利な立場に置かれている人を引き合いに出して、
> お前はあいつのように欠点がある、ダメだ、という構造をもっています。
>
> 批判している人は、当の相手を批判しているので、
> 引き合いに出された人を批判しているつもりはないのが普通です。
> しかし、比喩の構造としては、引き合いに出された弱者はダメなものの実例になるわけですから、
> その弱者がダメだといわれているわけです。
>
> 非難、批判、攻撃に関する文化のレベルが低いなあといます。
>
> そういう比喩が、攻撃の言葉として生き生きしていると思えるのは、
> 引き合いに出された人の立場が現実に<ダメなやつ>とされているからだと思います。



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