[CML 023285] Re: 前田は障害者差別をしたのか(ご意見求む)

泥憲和 n.doro at himesou.jp
2013年 3月 21日 (木) 17:34:02 JST


前田さん

 問題にされているという前田さんの投稿について、私は中身の意図がよくわかるし、共感しています。
 ヘイトスピーチを許せないという感情に、法的裏付けという自信を持たせて下さったこと、
私にはとてもできないことなので、貴重なお仕事であると頭が下がり、とても感謝しています。

 前田さんが「頭がおかしい」と表現なさった真意は、
「頭の中で考えている法理論や法律解釈が、刑法の原理からしておかしい。間違っている。」
ということであると受け止めました。
 この主張が差別であろうはずがありません。
 また批判の対象は法曹人たちであって、障がい者を指しているのでないことも明らかです。

 前田さんを批判しておられる方も、そこがわからないわけではないでしょう。
 「頭がおかしい」という表現部分に異論を呈しているのであって、前田さんの立論そのものを批判しているのではないと思うんですが、そうではないのでしょうか。

 精神障がい者や知的障がい者は、同じ「頭がおかしい」という表現で、
「キチガイ」、「アホ」、「バカ」だと罵倒されてきた歴史があります。
 表面的な表現は同じでも、前田さんの投稿と比較すれば、内実が全然ちがいます。
 にもかかわらず、同じ言葉を使われると寒気が走り心が泡立つ人もいると思います。 

 
 ですから、別の言葉で表現できるのであれば、そうするのが配慮であるという考えもあり得ます。
 私が前田さんの立場なら、そうすると思います。
 ただし、つぎのような手順を踏むでしょう。

 まず、表現を変えることに同意します。
 そのうえで、
 配慮が至らなかった点についてお詫びし、
 しかし自分には「差別」や「排除」の意図はもうとうなく、
 「在特会と同じ過ち」であると指摘されるのは心外であることを伝えます。
 自分の意図がそこになかったことについて先方に了解を求め、
 誤解が解けた後に、最初の約束通り、別の表現に改めるでしょう。
 誤解が解けなければ、いつか理解をしていただきたいと伝えて、表現を改めます。

 話の流れで互いに信頼関係を築くことができたならば、
 自分の意図が本来的に糾弾や指弾といった対象になりえないことについて同意を求め、 

 いきなり糾弾、指弾という激しい表現を用いたことついて、
 相手にも相応の謝罪を求めます。
 「誤解させたのはそちらの表現に問題があったのだから謝罪の必要はない」
 といったような応答であれば、残念ですがそこまでであきらめます。
 こちらの意図がうまく伝わってわだかまりが解けたなら、以後、よい関係が築けるかもしれませんね。

 ことは前田さんの表現方法ですから、第三者があれこれ言うことでもないだろうと思われますが、意見を求められたので、差し出がましいようですが、自分の考えを述べました。

 世の中にはあまりにも一方的に相手の非を撃つに急なタイプの人がいますが、前田さんを批判する方がそういったタイプの人でなければいいですね。


 
----- Original Message ----- 
From: "Maeda Akira" <maeda at zokei.ac.jp>
To: "市民のML" <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Thursday, March 21, 2013 3:25 PM
Subject: [CML 023281] 前田は障害者差別をしたのか(ご意見求む)


> 前田 朗です。
>
> 3月21日
>
> 私は3月16日に下記の投稿をしました。
>
> [CML 023180] Re:   法律ができるまで排外行為は続くのでしょうか
>
> http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-March/023025.html
>
> 上記投稿の中に次の文章があります。
>
>
>
> 「ところが(3)と(4)は、日本では犯罪ではないとされています。それどころか、日本政府も多くの憲法学者も「これらを処罰することは憲法21条の表現の自由に反する」と主張しています。彼らは「人種差別表現の自由」を主張しているのです。頭がおかしいのは、在特会だけではありません。日本政府も多くの憲法学者も異常です。」
>
>
>
> この文章について、ある方から次のような趣旨のご意見をいただきました。
>
>
>
> <「頭がおかしいのは、在特会だけではありません。日本政府も多くの憲法学者も異常です。」とあるのは、障害者を「差別」し、「排除」するものである。前田は「在特会と同じ過ち」を犯しているので、大いに「指弾」されるべきであり、本来なら「糾弾」に値するので、「お詫びと訂正」をするべきだ。>
>
>
>
> 「差別」「排除」?「在特会と同じ過ち」?「指弾」「糾弾」?「お詫びと訂正」という趣旨です。
>
>
>
> その方と何回か意見交換をしています。私は次のように主張しています。
>
>
>
> <私が批判しているのは、在特会、日本政府、憲法学者であり、その論理が憲法論、法律論としてまったく成立していないことです。(1)文脈も、(2)文章の意図も、(3)批判対象も、明瞭です。言葉の一部を切り取り、それを突如として「障害者」に結びつける理由は何なのでしょうか。(1)文脈も、(2)意図も、(3)批判対象も、すべて無視して「障害者」と結びつける理由が、私にはよく理解できないものですから。>
>
>
>
> しかし、私の主張は認めてもらえずにいます。
>
>
>
> 私の言葉の感覚がおかしいのか もしれませんが、よくわかりません。
>
> [CML]のみなさんはどうお考えでしょうか。
>
> 



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