[CML 023008] 小沢一郎様:国民主権を尊重せずして96条改憲を憂える、とは何ぞや

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2013年 3月 7日 (木) 11:34:03 JST


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小沢一郎様:国民主権を尊重せずして96条改憲を憂える、とは何ぞや
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/343282767.html

生活の党代表・衆議院議員 小沢一郎様
(CC:生活の党代表代行・参議院議員 森裕子様)

2013年3月7日

96条改正なら、政権ごとに憲法変わる…小沢氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130305-OYT1T01147.htm?from=ylist

この記事は貴職の96条改憲に関連した見解を伝えています。

「(96条改正で憲法改正要件が緩和されれば)政権が代わるたびに憲法を変えることになる。日本のようにまだまだ民主主義の意識が希薄で、定着していない国家では、ますます混乱するのではないか」「(憲法)改正に反対と言っているわけではない」

改憲発議要件が衆参各院の3分の2の賛成から2分の1の賛成に引き下げられると、<現在の小選挙区制>の下では、自民党などが単独で投票者の4分の1にも満たない支持であっても改憲発議できるようになり(2012衆院選で自民党は比例区得票率28%で総議席の6割を獲得/貴職も「憲法講義」で言及されている「硬性憲法」で担保された国民主権の尊重を否定)、確かに、政権が代わっても代わらなくとも頻繁に改憲発議がなされることは、非常に問題です。

ところが貴職は、ご自身が制定に尽力された<小選挙区制>の下で、民意を<集約>すると称して跡形もなく民意を歪め、脱原発の民意さえ無視されるという民主主義の混乱、民主主義への幻滅をもたらし、民意と乖離した政権交代が実現することで、現在でもそうであるのに(3分の2といっても、有権者の支持では既に2分の1程度)、改憲発議要件の緩和でさらに民意と乖離した改憲発議が頻繁に成されるという事実の前段を無視されています。

平等な国民主権を選挙制度で保障するのでなく、選挙制度を政治家の政治構想・<統治>構想へと誘導するための手段として流用してきたなれの果てが、国民主権原理をさらに切り崩す96条改憲の動きです。

「民主主義の意識が希薄」という見解でも私は貴職と一致していますが、選挙制度や公職選挙法(高額な供託金を含め)で一部国会議員が民主主義の発展を阻害してきたことに、貴職は言及されません。あの惨憺たる2012衆院選の後であっても。

国民主権を尊重せずして96条改憲と「混乱」を憂える、というのは何ぞや、ということです。まずは平等な国民主権をしっかり担保することから、日本の民主主義が始まります。

太田光征


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