[CML 025100] 【2】関西救援連絡センターニュース2013年6月号
松葉 祥一
mauricemerleau at yahoo.co.jp
2013年 6月 25日 (火) 13:25:53 JST
■今年3月24日、福岡市民救援会が結成され、5月からは「逮捕、家宅捜索、職務質問など、急いで弁護士に連絡を取る必要があるなど緊急用」の電話も開設された。24時間受付。詳細はHPでご確認を。
http://blog.livedoor.jp/fukukyuen/
090 2396 1374 (ぜろきゅうぜろ にーさんくろー いみなし)
福岡市民救援会結成文要旨
2011年末に起きた足立力也さんに対するえん罪事件でっち上げとの闘いの中で、警察の不当逮捕の問題点を感じ、福岡の地において、弾圧と闘う共同の砦が無いことを痛感した。
東京では一昨年以来反原発デモで20人以上が逮捕され、大阪では昨年9月から脱原発運動等の市民運動に対して12名が逮捕、7名が起訴された。兵庫県では外国のこどもを支援するためのツアーを組んだことが「旅行業法違反」であるとして、警察が事務所を強制捜査し、それに抗議した人を逮捕した。日比谷や中野区ではデモの集会場所としての公園使用を制限し、集会ができないような条件を強要しようとしている。富山では、がれき搬入阻止行動に対して、地方公共団体が十数名を刑事告訴し、3月9日には、1名が逮捕された。
福岡でも、足立さんのデッチ上げ事件をはじめ、がれき問題で逮捕者が出、昨年9月、大飯原発再稼働に反対する現場でビデオ撮影をしていた市民ジャーナリスト宅に家宅捜索が入り、撮影機材やSDカードが押収された。(……略……)
私たちは弾圧の意図を見抜き、弾圧と闘うなかで、より一層運動の発展と拡がりを勝ち取っていくために市民運動共通の課題として、市民の反弾圧の砦構築に取り組んできた。そして本日、反弾圧の砦として福岡市民救援会を結成し、最初の活動として、福岡市民救援会準備会の活動を引き継ぎ、市民ジャーナリスト宅にかけられた不当な家宅捜索及び押収に対する反撃を継続する。(……略……)
■公判日程
7月1日14時~ 関電前(公妨) 大阪地裁(刑)(論告・求刑)
7月17日11時半 大飯原発再稼働阻止闘争 福井地裁(刑)判決
7月18日13~16時半 瓦礫説明会 大阪地裁(刑)(第1回)
7月19日10~17時 瓦礫説明会 大阪地裁(刑)(第2回)
7月29日13時15分~ のぞき見国賠 大阪地裁(民)第4回
8月5日10~15時半 瓦礫説明会 大阪地裁(刑)(第3回)
※「瓦礫説明会」は予定のため変更の可能性があります。
※京都(自転車)公妨は、5月23日大阪高裁(刑)で判決があり控訴棄却、現在上告中。
※大飯原発再稼働阻止事件裁判(福井地裁)は、5月7日に論告・求刑、5月27日に最終弁論が行われ、結審した。求刑は2年6月。被告は4月27日に保釈された。
※瓦礫説明会および大阪駅コンコースの威力妨害事件の裁判が始まる。被告は1名が2月25日、1名は6月1日に保釈されたが、1名は現在も勾留(接見禁止)。
※関電前公妨(令状)事件の被告は、6月14日保釈。初公判未定。
■催しもの
◇死刑を止めた国・韓国 韓国はなぜ死刑執行を停止することができたのか!
7月15日(祝/月)午後2:00~(午後1:30 開場 午後4:30 終了)
場所:エルおおさか1023号室 参加費(申込不要):¥800、学生¥500
お 話: 朴 秉 植(パク ビョン シク)さん(東国大学教授)
ゲスト: 高 貞 元(コ ジョンウォン)さん
韓国では15年近くにわたり死刑の執行が停止され、「事実上の死刑廃止国」に数えられている。しかし、何度か上程されたにもかかわらず、死刑廃止の立法化には至っていない。韓国では、なぜ死刑執行を停止し続けることができたのか、日本とは何が異なっているのか。なぜ死刑廃止法案は成立しないのか。朴さんにお話いただき、日本で死刑執行停止をするためには何が必要なんだろうかを、一緒に考えたい。
主催:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/死刑廃止フォーラムinおおさか
◇司法修習66期7月集会(7/14~15)
於;京都教育文化センター
【7/14】
13:00~16:00 全体会『原発問題』
講師: 米倉勉
(福島原発浜通り被害弁護団幹事長)
飯田哲也(エネルギー学者)
被災された当事者の方
16:30~18:30 分科会カテゴリー1
■学校におけるいじめと教育現場のあり方
講師; 三坂彰彦(弁護士)
教育現場の方(未定)
■非正規労働と貧困
講師(未定)
■朝鮮学校授業料無償化適用除外
講師: ぺ・ミョンオク(弁護士、
朝鮮高校生就学支援金不支給違憲
国家賠償訴訟愛知弁護団事務局長)
田中宏(一橋大学名誉教授)
■日常の中の米軍基地―オスプレイ・米軍基地がある未来・ない未来を想像する―
講師: 加藤裕(沖縄弁護士会会長)
米軍犯罪被害者の方
【7/15】
10:00~12:00 分科会カテゴリー2
■児童養護施設内の人権と里親制度
講師(未定)
■生活保護は「甘え」なのか
~最後のセーフティ・ネットの危機~
講師: 稲葉剛(NPO自立生活サポートセンタ
ーもやい代表理事/「STOP!生活
保護基準引き下げ」呼びかけ人
小久保哲郎(弁護士/生活保護問題対策全国会議の事務局長)
■報道による私刑
~犯罪報道の在り方について~
講師: 河野義行(松本サリン事件被害者)
江川紹子(ジャーナリスト)
安田好弘(弁護士)
■風営法によるダンス規制問題
講師: 金光正年(クラブNOON経営者)
西川研一(弁護士、NOON弁護団)
高山佳奈子(京都大学教授、刑法)
※参加費不要、要申込み
申込みは下記のURLから
http://www.7gatsusyukai.com/
◇和歌山カレー事件から15年 林眞須美さんは、獄中から無実を訴え続けています!!
「死刑弁護人」クルーがみた和歌山カレー事件
7月20日(土) 12時~「死刑弁護人」 上映
14時~対談:監督&カメラマン
挨拶:鈴木邦男さん(林眞須美さんを支援する会代表)
報告:和歌山カレー事件再審弁護団
御堂会館〔南御堂〕第1展示室【南館1F】
資料代800円 事前申込不要
主催;和歌山カレー事件を考える人々の集い
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