[CML 024991] 〈スクープ速報〉ワタミに死亡事故で賠償命令 渡辺美樹会長は遺族に「1億欲しいのか」

Yabuta Tohru ynntx at ybb.ne.jp
2013年 6月 19日 (水) 20:31:36 JST


藪田です。

企業としての社会的倫理観ゼロのブラック企業ワタミ。渡辺美樹会長が議員になる事態になったら、日本中の企業がブラック化してしまいます。自民党内部からも
「なぜワタミなんだ。いくら支持率が高く比例の候補者を増やせと言われていても、今や“ブラック企業”の代名詞とまで言われる企業の創業者だ。有権者に対して自民党が渡辺氏の経営方針にお墨付きを与えたとのメッセージを送ることになる」(閣僚経験者)。

まったく、自民党の格がさがるというものです。安倍ボンボンは、その辺理解できないのでしょうか。

また、日本IBMさえも、「いきなり呼び出し、通告 IBM また“ロックアウト解雇”」まっさかりという労働三法以前の、これって憲法違反でしょう。かつての名門IBMを、いまやりっぱなブラック企業。

日本IBMをブラック企業化した張本人元社長「大歳卓麻」は、なんとスカート内盗撮で逮捕。「大歳さんは、日本IBMをブラック企業にした張本人。ご本人は、さぞかしストレスが溜まっていたのでしょう」と皮肉られるしまつ。

労働者を使い殺しワタミ、使い捨て日本IBM。人を人とも思わぬブラック企業には、懲罰的な法整備が必要です。

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130613-00000000-sbunshun-soci

〈スクープ速報〉ワタミに死亡事故で賠償命令 渡辺美樹会長は遺族に「1億欲しいのか」 


週刊文春 6月13日(木)10時30分配信
今夏の参院選に自民党公認で出馬する渡辺美樹氏が会長を務めるワタミグループの介護事業で、複数の死亡事故が発生し、遺族とトラブルになっていることが週刊文春の取材でわかった。

2006年、レストヴィラ元住吉で87歳の男性の容態が急変し、5日後に死亡。死亡直前、家族が渡辺氏とワタミ本社で話し合ったところ、渡辺氏は「1億欲しいのか」と言い放ったという。その後、遺族はワタミを提訴。昨年、横浜地裁はワタミの過失を認め、約2160万円の支払いを命じている。男性の家族は「渡辺さんのあの一言は精神的に大きなダメージになり、いまでも忘れることができません」と話している。

また、昨年2月には板橋区にあるレストヴィラ赤塚で74歳の女性が入浴中に溺死。直後、ワタミは遺族に「10分間、目を離した間に心肺停止になった。病死の可能性が高い」と報告したが、警視庁高島平署が施設内の防犯カメラを押収して調べたところ、ワタミの説明が虚偽と判明。警視庁は、業務上過失致死容疑で捜査をしている。

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(週刊文春2013年6月20日号「スクープ速報」より)

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2761

ワタミ社内文書入手
渡辺美樹会長が「365日24時間死ぬまで働け」
2013.06.05 18:00

安倍首相から出馬要請を受け立候補
自民党公認で参院選に出馬する予定の渡辺美樹・ワタミ会長が、「365日24時間死ぬまで働け」、「出来ないと言わない」などと社員に呼びかけていることが週刊文春が入手したワタミの社内冊子からわかった。『理念集』と名付けられた冊子は、ワタミグループ全社員に配布され、渡辺氏が著書で「ワタミの仕事すべてに直結し、根底で支えている思想の原点」、「この理念集を否定したときは、君たちにこの会社を去ってもらう」としている重要文書だ。

また、入社内定者に配布される人材開発部作成の『質疑応答』では、勤務時間について、『「仕事は、成し遂げるもの」と思うならば、「勤務時間そのもの」に捉われることなく仕事をします。なぜなら、「成し遂げる」ことが「仕事の終わり」であり「所定時間働く」ことが「仕事の終わり」ではないから』と記載されている。

ワタミでは2008年に入社3カ月の女性社員が1カ月141時間の時間外労働で抑うつ症状となり、飛び降り自殺。昨年2月に、過労による自殺として労災認定されている。

また、自殺の翌年から昨年にかけて、時間外労働の上限時間を超えて従業員を働かせていたとして、労働基準監督署から10件の是正勧告を受けていることも明らかになっている。

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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-04/2013060401_01_1.html しんぶん赤旗 2013年6月4日(火)

いきなり呼び出し、通告

IBM また“ロックアウト解雇”

JMIU 労組が抗議スト


終業時間間際にいきなり呼び出して解雇を通告し、その場から社員を社外に放り出す非人道的な「ロックアウト解雇」が社会的批判を浴びている日本IBMで、5月下旬、またもや同様の解雇通告が強行されました。全日本金属情報機器労働組合(JMIU)日本IBM支部は、この不当解雇通告に抗議し、3日早朝、ストライキに突入しました。


(写真)「ロックアウト解雇」にストライキで抗議する組合員たち=3日、東京都中央区(JMIU提供)
解雇通告を受けたのは、JMIU日本IBM支部の2人の女性執行委員ですが、全社的な人数は不明です。

現在3人の組合員原告が「解雇無効」を訴えて東京地裁で係争中にもかかわらず、新たな解雇攻撃をしかけてきたものです。同支部の石原隆行本社分会執行委員長は「係争中かつ役員への解雇攻撃は、JMIUへの宣戦布告。断固抗議し、たたかう」とストライキ集会で語りました。

大規模なリストラをすすめる日本IBMでは、「ロックアウト解雇」のほか、相対評価で評価が「低い」とされた社員の賃金を15~10%減給、借り上げ社宅廃止など、労働条件の一方的な不利益変更も強行する構えです。

ストライキは本社(東京・中央区)と豊洲(同・江東区)、幕張(千葉)、大阪の各事業所でいっせいにおこなわれ、組合員100人が参加し、県労連や地域の仲間が支援。中央区箱崎の本社前には、東京地評女性センターやJMIU東京地本の組合員が駆けつけ、「労働組合に加入し、ともにたたかおう」とビラを配布しました。

JMIUの生熊茂実委員長は「人を雇用した以上、経営者には雇用責任がある。働く者を使い捨てにする解雇は許されない」と抗議しました。


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http://biz-journal.jp/2012/09/post_659.html  ビジネス ジャーナル 2012.09.09
日本IBMがすすめる「首切りマニュアル」
盗撮で書類送検のIBM元社長はブラック企業化の張本人

おやマアーである。日本IBMの大歳卓麻・元社長(最高顧問、63)が女性のスカートの中の下着を携帯型音楽プレーヤーiPodの動画機能を使って盗撮し、四谷署で事情聴取された。警視庁は東京都迷惑防止条例違反で書類送検した。

 手回しのいいことだ。大歳氏は日本IBMに最高顧問の辞表を提出し、既に受理されている。総務相の諮問機関である情報通信審議会の会長と、花王、TOTO、カルビー、三菱UFJフィナンシャル・グループ、明治安田生命保険の5社の社外取締役を8月30日付で辞任した。辞職した理由は「一身上の都合」。盗撮がバレたので辞めますとは、さすがに書けなかった。

 大歳氏は1948年広島県生まれの団塊の世代。71年東京大学工学部を卒業し日本IBMに入社。専務補佐、社長補佐といったエリート街道を一直線、99年12月に51歳で社長に就任。08年4月に会長を兼務、09年から会長。今年5月に最高顧問になったばかりだ。

「盗撮には興味があった」と供述した。社長時代には女性の幹部登用に積極的で、幹部選出の際には、必ず「女性の候補者はいるのか」と繰り返して質問していたという。まだ、バリバリの現役といっていい大歳氏は、“出来心”で墓穴を掘ったのだろうか。大歳氏のiPodからは盗撮動画が発見されており、他にも盗撮がなかったかどうか、調べが進められている。

 ここでは真っ当な批判をする。「大歳さんは、日本IBMをブラック企業にした張本人。ご本人は、さぞかしストレスが溜まっていたのでしょう」。エレクトロニクス業界の有力者の感想は皮肉っぽい。

 ブラック企業とは、「人を使い捨てる」ビシネスモデルをもっているところのことだ。入社を勧められない企業の意味で使われる。労働界から大歳氏は“ブラック企業経営者のメダリスト”との声が上がるほどだ。

 日本IBMでは毎年恒例のように、クビ切りが行われる。業績悪化といった一時的な要因によるものではない。業績を良くするために人事評価の下位15%を強制的に退職させて“新陳代謝”を図るシステムを導入している。

 退職させるための「クビ切りマニュアル」がある。辞めさせたい社員に「改善目標」と称するノルマを繰り返し課し、未達成の場合は「降格」「解雇」に至るまでのプロセスが明記されている。09年5月に、社員3人が「人格否定や脅迫まがいの退職強要を受けて人権を侵害された」として提訴。記者会見した3人は「退職強要は組織的だった。非人道的な行為だったことを(会社に)認めさせたい」と訴えた。

 10年3月、パソコンなどのソフト開発の拠点、大和事業所(神奈川県)で、子会社の社員がノートパソコンにつなぐ盗難防止用ワイヤで首を吊った。「クビ切リマニュアル」の犠牲者と見られている。
以下略 



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