[CML 024981] ヘイト・クライム禁止法に対して疑問

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2013年 6月 19日 (水) 10:15:12 JST


前田 朗です。
6月19日

森永さん
石垣さん

おはようございます。

たくさん論点がありますが、とりあえず1点だけ。

>
> 在特会へのカウンターを逮捕するような国家権力が、こんな法律をまともに運 
> 用するわけがないではありませんか。



カウンター行動をしたから逮捕されたのではありません。

暴力行為をしたから(あるいは、そのような口実によって)逮捕されたのです。

ヘイト・クライム法の是非とは無関係です。

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もともと、私は「カウンター行動は重要であり、積極的意味があるが、同時に限 
界があり、これでは差別と排外主義を抑止できないし、何よりも被害を 防止で 
きないし、現場の混乱を招き、暴力沙汰になる恐れがある」と、何度も警告して 
きました。

しかし、「朝日新聞」もNHKも、カウンター行動を前面に打ち出していました。

五野井・高千穂大学准教授も、カウンター行動の意義ばかり語っていました。

繰り返しますが、カウンター行動は重要ですし、意味があります。立ちあがった 
人たちに、私も高い評価をしています。感謝しています。

しかし、上記のような限界があり、警察権力による介入の口実を与えてしまって 
いるのです。

今回16日の事態は、私は現場を見ていないので、断定はできませんが。






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