[CML 024979] お知らせ 6・18 井上澄夫

井上澄夫 s-inoue at js4.so-net.ne.jp
2013年 6月 18日 (火) 22:44:37 JST


【お知らせ】


●6月18日付沖縄タイムス紙が「[ヘイトスピーチ]規制を検討するときだ」と題する社説を掲載しました。
  本年1月27日、沖縄から同県全41市町村の首長・議会議長、多数の県議などが上京し、日比谷野外音楽堂で集会を開いたのち銀座をデモしました。翌28日には政府要請行動が行なわれ、代表が安倍首相に「オスプレイの配備撤回・追加配備反対、普天間基地の県内移設反対」の建白書を手渡しました。
 この両日の行動では、銀座デモの際も、国会のそばでも、沖縄の代表団に対し罵詈雑言を浴びせる集団がいました。
 以下は沖縄タイムス社説の冒頭部分です。井上澄夫                

     
 〈外見はどこにでもいるごく普通の若者であり勤め人である。外見から受ける彼ら彼女たちの印象と、差別感情をむき出しにした「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)の間には大きな落差があり、直ちには結びつかない。
 一体、何が、彼ら彼女たちを突き動かしているのか。
 東京・新宿で16日、在日コリアン排斥を掲げるデモがあり、参加したグループとデモ中止を求めるグループが衝突、双方から合わせて8人の逮捕者が出た。
 東京・新大久保のコリアンタウンは「韓流の街」として知られる。デモは「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などが、コリアンタウンなどで月に数回行っている。
 デモのシュプレヒコールやプラカードに見られる「ヘイトスピーチ」は、こんな具合である。
 「韓国人は殺せ」「在日朝鮮人、ぶち殺せー」「売国奴」「朝鮮人をたたき出せ」「ゴキブリども」
 若いデモ参加者が敵意をむき出しにして特定の国や民族を罵倒し、在日コリアンに罵声を浴びせる。耳を塞ぎたくなるような聞くに堪えない内容だ。最近では「ヘイトスピーチ」デモに危機感を抱く人々による対抗行動も活発になっていた。
 8人の逮捕者を出すまでに事態が深刻になった以上、政府や東京都は、「ヘイトスピーチ」を規制するための具体策を検討すべきである。
 人種差別を助長するような言動は見逃さないという明確なメッセージを発信するときだ。〉
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-18_50614



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