[CML 024954] 【6/29】ピースおおさかのリニューアルに府民・市民の声を!シンポジウム

yosihiro yakusige ysige1971 at gmail.com
2013年 6月 17日 (月) 22:09:52 JST


皆様

役重です。
ピースおおさかのリニューアルに伴う展示改悪(加害展示の撤去)
をとめるための集会の案内です。
以下、転送します。


【転送・転載歓迎】 http://p.tl/XPNJ
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
ピースおおさかのリニューアルに府民・市民の声を!シンポジウム
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××

■日時:2013年6月29日(土)
 午後1時30分〜4時30分(開場1時15分)

■会場:大阪市立港区民センター・ホール
(地下鉄中央線、JR 環状線「弁天町」下車南西へ徒歩7 分)

■参加費:500 円

■主催:ピースおおさかのリニューアルに府民・市民の声を!
シンポジウム実行委員会


<当日プログラム>

●基調提案
・上杉聡(15 年戦争研究会)

●発題者
・教育現場の先生から:
 橋口哲さん(小学校教員)
・歴史学研究者から:
 人見佐知子さん(甲南大学人間科学研究所博士研究員)
・博物館の経験者から:
 渡辺武さん(元大阪城天守閣館長)
・在日外国人から:
 方清子さん(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク代表)
・平和学から:
 奥本京子さん(大阪女学院大学教授)
・空襲被害者から:
 伊賀孝子さん(大阪戦災傷害者・遺族の会会長)
 久保三也子さん(大阪大空襲の体験を語る会代表)

●会場からの発言、討論、集会宣言


<シンポジウム実行委員会参加団体>
(2013年6月6日現在)

・大阪空襲訴訟原告団・弁護団・支える会
・大阪戦災傷害者・遺族の会
・大阪大空襲の体験を語る会
・大阪中国人強制連行をほりおこす会
・大阪母親大会連絡会
・大阪府高等学校退職教
・職員連絡協議会(高退教)
・大阪歴史科学協議会
・大阪歴史学会
・関西・沖縄戦を考える会
・関西わだつみ会
・原水爆禁止大阪府協議会
・神戸学生青年センター
・子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会
・15年戦争研究会
・新日本婦人の会大阪府本部
・高槻「タチソ」戦跡保存の会
・南京大虐殺60カ年大阪実行委員会
・花岡問題全国連絡会
・「ピースおおさか」の危機を考える連絡会
・非核の政府を求める大阪の会/東淀川9条の会
・「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪
・平和遺族会大阪支部


<よびかけ>

平和施設として大阪国際平和センター(以下「ピースおおさか」)が
建設されて22 年目たち、これまで170 万人を超える国内外の
人々が、子どもたちを中心に、参観してきました。平和を願う
私たちにとって、ピースおおさかは誇りとなっています。

このたび、そのピースおおさかのリニューアルが決まり、4 月9 日に
「展示リニューアル構想」が同館から公表されました(www.peace-osaka.or.jp)。
リニューアルする理由は、22 年をへて施設が劣化し、展示内容の
改善をはかるためとされています。ただ、これまでピースおおさかは、
戦争を望む勢力によって批判されてきた経過もあります。このため
私たちは、ピースおおさかが守ってきた「設置理念」をふまえ、より
良く再生するよう期待し、改善への意見を様ざまに伝えて来ました。

しかし今回の「展示リニューアル構想」を読むと、一部に改善を
はかる内容も示されていますが、重要な内容が抜けたり、不十分な
点が多くあります。私たちは、そのことを伝えるため、5 月11 日に
ピースおおさかの館長に面会を求め、懇談をし、その席で以下の
5 点をお伝えしました。

1)「空襲による犠牲者に寄り添い、追悼の場を中心に展示を
考える」という点では、より良い展示への方向が示されていて
賛同できます。しかし、―

2)「身近な大阪から出発し、戦争遺物に語らせる展示」という
点は、まだ不十分と思います。

3)「次世代をになう子どもが理解し、子ども自らが育つ展示」が
必要と思いますが、この点も不十分だと考えます。

4)「大阪空襲を世界の空襲の歴史の中に位置づける」ことが、
他国との関係でも重要と考えますが大きく欠落し、世界各地の
空襲被害を展示計画に入れていません。

5)「戦争の悲惨さは、広い視野と、いまも続く傷跡と平和の危機の
なかでとらえる」ことが大切と思いますが、過去の一時期の大阪に
視野が限られ、不十分です。

館長は私たちに、ピースおおさかに関心を持ち支援するために声を
寄せてくださったことに感謝すると述べられ、構想は骨格であり、
補足、改善のためのご意見には聞く耳を持ち、リニューアル監修
委員会にも伝えると述べられました。

しかし、一部議員による干渉、あるいは「廃館」要求の声も強く、
設置理念にそった展示リニューアルの実現は、なかなか厳しい
状況であることも押さえねばなりません。

そこで私たちは、ピースおおさかのリニューアルに心を寄せる
方がたや諸団体に、このたび広くお集まりいただき、ピース
おおさかのリニューアルに関わる機関や関係者の方がたも
お招きし、シンポジウムを開催したいと思いました。各界から
「展示リニューアル構想」への意見、批判、注文、要望などを
出し合い、意見を交換する場にしたいと思います。多くの
皆さんの声をピースおおさかのリニューアルに反映させるため、
ぜひご参集下さい。


CML メーリングリストの案内