[CML 024843]  アジア太平洋戦争の位牌です: 中村哲さんのアフガン人救済から見た日本国憲法観

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2013年 6月 11日 (火) 19:49:37 JST


佐藤袿子 様
コメントありがとうございます。
>戦争になったら、勝者はいないと、分かっている人たちがいるのです。
これは的確ですね。
オリバーストーンは原爆で戦争が終わったのではない、と指摘しています。
原爆は人体実験であり、毒ガス以上の戦争犯罪です。
日本は米国政府を告訴すべきですが、やれていません。

 私は日本国憲法を実現していくことこそ(核と原発の廃絶・世界から外国人基地を撤去等含む)
侵略戦争で被害を受けた人々に対する謝罪であり、
真摯な行動だと思っています。
  石垣敏夫

: アジア太平洋戦争の位牌です: 中村哲さんのアフガン人救済から見た日本国憲法観 


みなさま
オリバー・ストーンの「もう一つのアメリカ」という映画をご覧になってますか?

私は、映画を観て、第1次世界大戦での死者、ベトナム戦争での死者数を観て愕然としました。

こんなにも世界で多くの人が亡くなっているのに、世界で憲法9条を持つ国は、日本だけというのは、

吉田首相の前の首相が強く望んだからと、言われていますが、ヒロシマ・ナガサキの経験だけでない

他の理由があるのだろうか?

オリバー・ストーンは、世界を核戦争から救ったのは、ケネディとフルシチョフの部下の核ミサイルをもった

船の副船長が、頑として核ミサイルの発射を許さなかったからと、言っています。

戦争になったら、勝者はいないと、分かっている人たちがいるのです。


ベトナム戦争で、理由もなく、ベトナムの人たちを380万人、カンボジアなど周りの国の人々を

100万人以上殺害しているアメリカが、謝罪をした話は聞いたことはありません。

最近、イギリスで、ケニアの人たち約5000人に対して、5億円の賠償を支払うという記事を

新聞で読み、日本も、さまざまな裁判で訴えられている問題で、責任を認めて、賠償を支払ったら

どんなにか、かっこいい日本になるのにと思うけど、日本のマスコミ人や、政界人、一般の人も含めて

本当の歴史を、如何に教えられてこなかったか、自ら学ぶ機会に恵まれなかったのかが、露呈してきている

状況では無理でしょうか。


オリバー・ストーンが、アメリカは国民に間違った歴史を教えていることに愕然として、この映画を作ったそうですが

日本でも、本当の歴史を知るべきであるし、今国民に改めてかけようとしている、人権を骨抜きにする網に気づき

世界の人々と、それぞれの国の本当の歴史を知る必要がありますね。


ずっと、前に、私は天皇のことを、「責任を取らなかったから、能力がない」「かわいそうな人だ」と言って

みなさんのひんしゅくを買ったことがありましたが、ここでその言葉を、撤回します。 



なぜなら、あまりにも天皇が無責任だと気づいたからです。

ひろしま・ながさきのことを聞かれたテレビ番組で、昭和天皇は「戦争中のことだから仕方なかった」

と言ったのです。私はその時大きな違和感を感じたのですが、その理由が最近分かりました。

だって、それでは戦争を始めたのは誰ですか? 誰が戦争を止めると言ったのですか? 



と、問い返したいです。そのくらい無責任な人を象徴にいただく日本という国の指導者には

すべからく政財官含めて、責任を取る人はいない国の国民であることを自覚せざるをえません。

以上、雑感。

佐藤袿子


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