[CML 024819] ◆ご案内「総被ばく社会に生きるってどういうこと?」~福島・沖縄をむすんで

yuka kyuka at r9.dion.ne.jp
2013年 6月 10日 (月) 22:39:46 JST


複数のMLに失礼いたします。「月桃の花」歌舞団のかきうちと申します。
転送歓迎です。お知り合いの方にぜひ広げてください。
よろしくお願いします。

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「月桃の花」歌舞団かふぇvol.4
考えたって、話したって、いいぢゃないかっ!
「総被ばく社会に生きるってどういうこと?」~福島・沖縄をむすんで
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フクシマに残る被災者は、何と苦闘しているか?
オキナワに避難した人は、いま何を感じているか?
ここでしか聞けない話が、満載です!
フクシマからの避難者の話を聞いて、一緒に考えてみませんか?

【東京】
日時 6月15日(土)午後2時~
場所 
上北沢区民センター(京王線上北沢駅南口徒歩3分)
東京都世田谷区上北沢3-8-9 03-3290-3701
http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1202/1235/d00004107.html
内容
1.福島から東京に避難したお母さんとのお話をうかがう
2.沖縄に避難た原発労働者-インタヴュー報告

【大阪】
日時 6月16日(日)午後2時~
場所:「月桃の花」歌舞団十三スタジオ
    (大阪市淀川区木川西3-4-20金村倉庫 2階5号)
http://www.mapion.co.jp/m/34.72291111_135.48953333_8/
交通アクセス:地下鉄「西中島南方」下車西へ徒歩15分  
              阪急「十三」下車東へ徒歩13分
             市バス「木川栄橋」下車徒歩1分
参加無料です。
チラシはこちら
http://gkabudan.blog.so-net.ne.jp/2013-06-10-1

プログラム
 ・5/25郡山ツアーの報告~郡山で暮らす中学生2人を取材しました。
 ・6/1-2沖縄ツアーの報告~フクシマから沖縄に避難した方が、どうオキナワをみているのか?を聞きます。
 ・フクシマから関西への避難者との交流~この”総被ばく社会”をどう生きていくか、一緒に考えたいと思います。
問い合わせ 「月桃の花」歌舞団 06-6885-8475
info at gkabudan.ivt.org

◆郡山フィールドワークの報告 かぶろぐ2013-05-25 23:59 
http://gkabudan.blog.so-net.ne.jp/2013-05-25
お母さん、お子さんのお話をうかがった後、すごくはやっている屋内遊技場、除染をしている小学校、児童公園を案内してもらいました。衝撃でした。

■5/26郡山フィールドワーク 中学1年生シュージ君へのインタビューから
シュージ君:小学校4年性のときに地震があった。休みがあけて学校にいったら
引っ越した人がいた。クラスで3人ほど。先生からは原発の話は全然、何もなかった。 
余震が続いていたので地震の話が主。「大きな地震があったけど、元気でいられてよかったね」とか。

中学に上がるとき親から「北海道に行くか」といわれたけど絶対にいやだった。放射能から離れられると安心だけど
避難すると暗い感じ。友達とは離れられない。今はクラスの友達と仲いい。中学校になっても放射能とかの勉強、話はない。

お母さん:2011年秋に地元産のお米を給食に出すことになったので、ご飯を炊いて持たせています。
シュージ君:俺以外にご飯を持ってきている子はいない。ご飯をもって行くことは気にしていない。
友達に「なんでご飯持ってくるの?」と聞かれたら「いろいろあってねぇ」と応えている。
友達も「そっかー」って感じ。触れない感じ。

■6/2那覇フィールドワーク 原発で働いていた大橋さんへのインタビューから
3月11日午後2時40分「あと30分で終わるから3時の休憩をやめて仕上げてしまおう」といった瞬間ゴーッときた。
四つん這いになって見ているのがやっとだった。棟がしなって倒れそうだった。建屋から煙りが出ていた。津波の来る前です。

避難所では一人毛布1枚に役場の一が集めてきてくれた段ボール。子どもと孫に自分の分を渡して、
自分は車で夜を明かした。ガソリンが残り少なかったのでエンジンはかけなかった。寒かった。

その後東京に避難して仕事も見つかった妻が原発のない沖縄へ行こうと。
ふるさとを無くした空しさ、悲しさ、やりきれなさがある。でも放射能が怖い。子や孫達をココにはおいておけないと思って。

沖縄は福島と同じ。沖縄にきて初めてオスプレイのこと、基地のことを知った。
福島のことを沖縄に伝え、沖縄のことを福島に伝える活動をする中でようやく心が落ち着いてきました。

★「月桃の花」歌舞団では、新作ミュージカルの制作にむけて『現代社会に生きる“生きづらさ”と希望』について、毎回テーマを決めて
ワークショップを開催しています。どなたでもご参加いただけます。


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