[CML 024730] 6月30日孫崎享さん講演会〜撫順・平頂山から東アジアの平和を考える〜

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2013年 6月 5日 (水) 18:54:56 JST


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撫順・平頂山から東アジアの平和を考える
中国撫順市。露天掘りの炭鉱で知られるこの地は、1932年9月16日、日本
軍が大量の住民虐殺(平頂山事件)を起したところであり、撫順戦犯管理所で日
本軍兵士が人間の心を取り戻したところです。私たちは、撫順を「加害と再生の
地」として心に刻み、平頂山事件被害者の要求である日本政府の謝罪の実現と日
中の友好促進、東アジアの平和構築を願っております。日本の歴史認識が改めて
問われている中、撫順での出来事を多くの人々に伝え、東アジアの平和と安全保
障について考えることはきわめて重要なことではないでしょうか。
多くの皆さんの参加をお待ちしております。

●開会の挨拶 井上久士さん(駿河台大学教授)
●報告(映像あり)平頂山事件弁護団
「平頂山事件・撫順戦犯管理所とは何か!
我々は何をしてきたか これから何をするか」
●講演 「日本の命運―東アジアの安全保障を考える―」 
孫崎享さん(元外務省国際情報局長)
●閉会の挨拶 姫田光義さん(中央大学名誉教授)

日時 6月30日(日)
13:30〜16:30(開場13:15)
場所 明大リバティタワー1021教室(2F)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
資料代1000円
主催:「撫順」から未来を語る実行委員会/社会思想史研究会
連絡先 mail:representative★heichouzan.com
★を@に変えてください。

孫崎享さん
1943年生まれ。1966年東京大学法学部中退、外務省入省。イギリス、ソ連、アメ
リカ、イラク、カナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イ
ラン大使を歴任。2002年より2009年まで防衛大学校教授。
著書に『戦後史の正体』(創元社)『アメリカに潰された政治家たち』(小学
館)『日米同盟の正体――迷走する安全保障』『不愉快な現実――中国の大国化、米
国の戦略転換』(以上、講談社現代新書)『日本の国境問題――尖閣・竹島・北方
領土』(ちくま新書)『日本人のための戦略的思考入門』(祥伝社新書)『転ば
ぬ先のツイ』(メディア・パル)『日本の「情報と外交」』(PHP新書)など
がある。


 「平頂山事件資料集」・HP「平頂山事件資料館」完成しました!!

 ・・・「平頂山事件資料集」・・・
平頂山事件80年を記念して、「平頂山事件資料集」(井上久士・川上詩朗編・柏
書房)を発刊しました。平頂山事件に関する唯一かつ最初の本格的な資料集です!
被害者の膨大な証言、新聞報道、外交資料、裁判資料、日本では見ることができ
ない資料も入っており、とても充実した内容です。とにかく証言は迫力があります。

個人で買うには少しお高めですが、自信を持っておすすめできます。でも自分で
買うにはちょっと。。。という場合はぜひお近くの図書館で買ってもらうようリ
クエストをお願いいたします。ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。
柏書房 定価25200円
 http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-4150-0

・・・デジタル記念館「平頂山事件資料館」ができました!・・・
平頂山事件の初!公式ホームページ

今年は、日本軍による住民虐殺事件である平頂山事件が起きてから80年の年にあ
たります。撫順から未来を語る実行委員会では、今年の活動の柱の一つとして、
平頂山事件の公式ホームページ・デジタル記念館「平頂山事件資料館」を平頂山
事件が起きた日である9月16日までにアップすることをめざして準備を進めてき
ましたが、遂に完成しました。

これまで、平頂山事件訴訟の支援活動を通じて、日中両国の民間レベルでの相互
理解・相互信頼関係を築いてきました。しかし、昨今の尖閣諸島をめぐる問題に
見られるように、日中両国の関係は残念ながらいまだに脆弱です。未来の日中関
係、さらにはアジアとの関係を見据えたとき、民間レベルでの信頼関係をより強
固なものへと構築することが重要です。そのためには、私たち一人一人が、日本
の侵略戦争の加害と被害の事実に誠実に向き合い、二度と同じ過ちを繰り返さな
いという誓いを、世代を超えて心に刻み続けることが重要ではないでしょうか。

私たちは、そのような思いから、世界各国の人々がいつでも容易に平頂山事件の
事実に向き合うことができる場として、平頂山事件の公式ホームページ・デジタ
ル記念館「平頂山事件資料館」を立ち上げました。
まずは、次のアドレスをクリックして、一度ご覧下さい。

http://heichouzan.com/


そこには、平頂山事件の概要、被害者の証言、新聞記事、裁判資料、写真資料
館、イベント情報などが掲載されています。文責は平頂山事件弁護団の川上詩朗
弁護士、監修は日本における平頂山事件の権威ある学者である井上久士教授(駿
河台大学)が担当しています。日本における最も権威あるホームページと自負し
ています。
平頂山事件資料館は、現在、日本語のページだけです。しかし、今後は、中国語
及び英語のページもアップするよう準備を進めています。
ホームページにはイベント情報も掲載されています。こちらは、その都度アップ
しますので、定期的にご覧下さい。


このホームページのアドレスを皆さんのお知り合いのメールや、様々な団体の
メールなどに貼り付けていただくなどして、周りの方々に広げていただけません
でしょうか。

平頂山事件の被害者で生存しているのは、現在4名の方々です(方素栄・王質
梅・楊玉芬・趙亜珍さん。なお、事件当時胎児であった方もいらっしゃいます)。

被害者らは、日本政府に対して、住民虐殺の事実を認め謝罪をすること、謝罪の
証として謝罪の碑と陵苑をつくること、二度と同じ過ちを繰り返さないようこの
教訓を次の世代に残すことなどを求めています。

私たちは、この被害者の要求実現のために、国会議員や日本政府に対するはたら
きかけを行っています。被害者の要求実現のためにも、平頂山事件の事実を多く
の方々に知っていただくことが大切であると考えています。

今後とも平頂山事件に関心を抱いていただき、被害者の要求実現の取り組みと、
平頂山事件の事実を向き合いともに考える活動にご支援いただければ幸いです。

撫順から未来を語る実行委員会
 mail:representative★heichouzan.com
★を@に変えてください。


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