[CML 024667] 【沖縄】情報 第2号 2013・6・2 その1
井上澄夫
s-inoue at js4.so-net.ne.jp
2013年 6月 2日 (日) 18:03:21 JST
【沖縄】情報 第2号 2013・6・2 その1
●「本土」のマスメディアは日米両政府が沖縄に押しつけている苦しみを正確に伝えていません。今号では、「本土」メディアが伝えない沖縄の現実と声をできるだけ伝えようと思います。
【普天間移設・辺野古新基地建設計画】
〔解説〕安倍政権は、〈年内に〉仲井真県知事に辺野古新基地建設のための埋立許可を出させようと躍起になっています。来年1月に名護市長選が予定されているので、その前に埋立許可を得て、次期市長選に立候補すると表明した新基地建設反対の稲嶺進現市長の外堀を政治的に埋め、基地誘致推進派の候補を当選させたいからです。
沖縄県は沖縄防衛局に埋立申請書の不備を指摘した「補正指示書」を提出し、それに6月11日までに対応するよう求めましたが、防衛局はいち早く指定期限の12日前の5月31日に「補正書」を県庁に持ち込みました。その姿勢は安倍政権が沖縄県に埋立申請書の審査をとにかく急がせようとしていることを示しています。辺野古新基地建設をめぐる情勢は急速に煮詰まってきました。
◆米議会調査局が県内移設を疑問視 5・13 沖縄タイムス
【平安名純代・米国特約記者】米議会調査局が1日付でまとめた日米関係の報告書の中で、米軍普天間飛行場の移設問題について、米議会では県内移設を定めた現行計画の総費用や期間に関する懐疑的な見方が高まり、沖縄では反対がより強固になるなどと分析し、実現性を疑問視していることが11日までに分かった。また「日本が米国による安全保障の利益を得ている間、沖縄人は不相応な重荷に耐えている」などと踏み込んだ。……
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-13_49181
◆◆普天間返還遅れ 長期継続使用は許されぬ 5・13 琉球新報・社説
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206489-storytopic-11.html
◆◆米研究所報告 海兵隊大幅削減に踏み出せ 5・20 琉球新報・社説
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206810-storytopic-11.html
◆◆[復帰41年]愚直に道理を訴えよう 5・15 沖縄タイムス・社説
普天間の県外移設を実現した場合でも、多くの基地と基地負担が沖縄に残ることを忘れてはならない。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-15_49249
◆◆「差別」を次々押し付け 5・15 八重山毎日新聞・社説
沖縄に苦痛を押し付ける日米両政府と本土の人々に、沖縄の痛みを共有させる有効な秘策はないものか。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/22456/
◆真の主権回復遠く きょう復帰41年 5・15 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206582-storytopic-1.html
◆基地負担、知事「復帰時と変わらない」 5・16 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-16_49298
◆名護市議礎之会、移設と振興の推進要請 5・23 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-23_49572
◆◆[普天間自民公約]沖縄の声を受け止めよ 5・23 沖縄タイムス・社説
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-23_49586
◆「県外移設」を確認 自民県連、参院選の地域版公約 5・27 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207211-storytopic-3.html
【稲嶺名護市長、2期目出馬】
〔解説〕稲嶺進現名護市長は「辺野古の海にも陸にも基地は造らせない」と公約して当選し公約を守り通してきました。安倍政権は名護の基地誘致派にテコ入れし、来年1月に予定される名護市長選で誘致推進派候補を当選させようと画策しています。稲嶺市長は5月27日、次期市長選に立候補すると表明しました。
◆名護市長選:稲嶺氏が出馬表明 5・28 沖縄タイムス
【名護】名護市長の稲嶺進氏(67)は27日、市内で会見し、来年1月予定の市長選挙に2期目を目指し出馬すると正式に表明した。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-28_49767
【オスプレイ状況】
〔解説〕米海兵隊の最新鋭輸送機オスプレイは昨年10月、12機が普天間基地に配備され、すさまじい騒音と低周波をまき散らしています。そのうえさらに、今夏、12機が普天間に追加配備されます。そればかりか、この6月には同基地に8機の武装ヘリが配備されます。
安倍政権はオウムのように「負担軽減」を繰り返していますが、基地の重圧はいよいよ重苦しく沖縄の人びとにのしかかりつつあります。
◆オスプレイ飛行モード:日米合意「守れない」 5・23 沖縄タイムス
在沖米海兵隊は22日、普天間飛行場のMV22オスプレイの飛行訓練を記者団に公開した。着陸時に飛行モードを「固定翼」から「ヘリ」に変えるタイミングについて、海兵隊は「天候次第で毎回同じではない」と説明。
計器飛行では管制塔からの着陸の指示を踏まえて、モード変換するため、どの地点を飛行しているか「定かではない」とし、日米合意した飛行ルールをパイロットが守ることが困難な状況が明らかになった。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-23_49570
◆オスプレイ飛行、県指摘に国「違反なし」 5・28 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-28_49766
【海兵隊グアム移転】
〔解説〕在日米軍再編の目玉である海兵隊グアム移転は遅れるばかりです。米下院では移転費が承認される趨勢ですが、強い予算決定権限を持つ上院軍事委は米政府・国防総省が移転計画の全容と所要経費を示さないことをきびしく批判しています。
◆海兵隊グアム移転費 米下院委が計上 5・22 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-22_49540
◆在沖海兵隊のグアム移転費全額容認 米下院歳出委員会 5・22 琉球新報・共同
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206976-storytopic-3.html
◆下院軍事委もグアム移転費承認=年末に最終決定へ−米 5・23 時事
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013052300086
◆米下院軍事委も全額計上 グアム移転費 5・23 琉球新報・共同
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206999-storytopic-3.html
【基地被害の拡大】
〔解説〕嘉手納基地周辺での騒音被害が拡大しています。嘉手納・普天間周辺の認可外保育園少なくとも89園の約3500人の園児が米軍機の騒音にさらされています。
◆嘉手納基地騒音 屋良で17.5%増 12年度町調査 5・18 琉球新報
【嘉手納】嘉手納町基地渉外課は17日、2012年度1年間の米軍嘉手納基地から発生した騒音回数を発表した。滑走路に近い同町屋良地区では3万8554回を記録。一日平均111回の騒音が発生し、前年度より17・5%(5751回)増えた。一方、嘉手納、兼久地区では減少した。年平均のうるささ指数(WECPNL=W値)は屋良地区で82・3、嘉手納地区で77・1、兼久地区で70・5と、環境基準(W値=70)を上回っている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206757-storytopic-1.html
◆嘉手納周辺の騒音、深夜〜早朝年4000回超 5・21 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-21_49490
◆普天間・嘉手納周辺 防音、認可外保育園助成なし 5・20 琉球新報
【中部】米軍基地から発生する騒音に対し、国が実施している防音対策事業で、補助の
対象外となっている認可外保育園が、米軍嘉手納基地、普天間飛行場周辺の補助対象の地域内に少なくとも89園あり、約3500人の園児が米軍機の騒音にさらされている実態
が琉球新報社が実施した独自調査で明らかになった。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206813-storytopic-187.html
◆「認可外保育園に助成を」 防音工事で三連協要請 5・23 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207023-storytopic-1.html
◆認可外「対応が必要」 防音工事補助で防衛相 5・24 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207055-storytopic-3.html
◆◆[認可外園の防音]国は対策を急ぐべきだ 5・25 沖縄タイムス・社説
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-25_49643
【嘉手納のF15が沖縄島国頭沖に墜落】
◆本島東海上にF15墜落 5・28 沖縄タイムス
米軍嘉手納基地報道部は28日、同基地所属のF15戦闘機1機が同日午前9時ごろ、沖縄本島の東約130キロの海上に墜落したと発表した。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-28_49788
◆国頭村沖59キロに米軍F15墜落 5・28 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207240-storytopic-1.html
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