[CML 024655] 【報告】第774日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 6月 2日 (日) 08:16:33 JST


青柳行信です。 6月2日。

 <川内原発・玄海原発再稼働阻止!全九州統一行動に結集しよう。>
本日● 6月2日(日)NO NUKES DAY 13時集会(鹿児島市真砂本町公園)
    鹿児島県庁を二重、三重の人の輪で取り囲む。14:30

【転送・転載大歓迎】
  ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第774日目報告☆
   呼びかけ人賛同者6月1日2847名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
 
★さよなら原発!福岡
  http://bye-nukes.com/fukuoka 

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
この週末は 所用があって 東京にいます。
31日は 築地、新橋 赤坂 あたりを歩きました。
明日は 上野の 東京都美術館、
明後日は さよなら原発の集会に出る予定です。
あんくるトム工房
週末は 東京  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2455
久しぶりの東京 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2456

6/1は 上野の東京都美術館で 写真展がありました。
午前中は築地あたり、午後は上野公園を歩きました。
あんくるトム工房
築地界隈   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2457
上野公園   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2458
 
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆廃炉費を税金により処理すとふ五兆円上乗せの高額コスト(左門 6・2−310) 
※朝日新聞、6・2.この税金負担まてを加算するならば、これほど高いコストの電力は無い。
安全と低コストを宣伝して強行してきた誤算ならぬ「無算」を先ず詫びなければなるまい。
しかし電力会社にそのようにマトモナ倫理感覚は無い。
アベノミダス王は再稼動と「無謀」である。  

★ 金子譲 さんから:
【Oneness TVアーカイブ:来んしゃい金曜!脱原発 第47回抗議行動(2013/5/31)】
毎週金曜日の東京の官邸前抗議行動にリンクする形で福岡で始められた、脱原発抗議行動の47回目。
http://t.co/JhZIewcFQe

★ ギャー さんから:
ひさしぶりに歌ができました。
だいたい、私の歌は、寝ていて、朝うたっているのを、起き出して、歌詞をそろえていくというパターンが多いのですが、今日もそうでした(笑)題名は、「グッバイ」
自分をごまかすためだけに生きてきた/長い道のり グッバイ/知っているのに知らんぷり/偽りの自分にグッバイ/自分を曲げなきゃ生きられない/恐れの世界にグッバイ/あきらめてし
まえば/世界は変わらない/あきらめてしまわなければ/世界は変わるよ/新しい世界で生きてゆく/裸のみなさん こんにちは//
単純な歌ですけれども、実に長い葛藤と格闘の末に生まれてきたものです。

★ 吉田典子 さんから: 
朝日新聞に載ってた記事に対する感想を投稿しました。
まともな記事が載ってるとホッとしますね。

6月1日(土)『成長戦略  脱原発にこそ芽がある』には、大賛成です。
『原発を稼動させれば、必ず放射性廃棄物が出る。それを無害化する手立ては今のところない』
私はこれだけでもう原発再稼動には賛成できないのです。
総理にお願いしたいのは、再稼働しなければならない詳細な理由を、一般によく説明する事です。
そうすれば『そういう事なら、こう手段を講じれば、再稼動させなくて済む』という有効な提言が必ず出てくるだろう、と思うからです。
明治時代前期には、政府は建白書制度を作り、一般人の智恵を借りていました。
建白書の中には、個人が家産を傾けてまで作成したものもあり、その内容は今に到るも立派に役立っています。
何もかも政治家が背負こもうとせず、在野の人々の智恵をあてにして下さい。
日本に住む誰にとっても、国土は大切なものです。豊かな生活を望まない者もいません。最善の方法を国民皆に考えさせて下さい。

『…………。
(ため息)
千里の道も一歩から。千里の道も…』
と口の中で、まるで念仏を唱えるみたいに仏仏いいつつ、スーパーでカート押して買い物しているバーサンがいたら、それは私です。
考えを纏めながら店内をウロウロウロウロ。
時々『ここで「原発はんたーい!!」と絶叫したら、どうなるかな?』
と考えて、クスクス一人笑いしてます。
頭の中で、その図をギャグ漫画化すると、笑えますが…。
本当にやったら、アッという間に
「反原発活動しているのは危ない奴」
という噂が立つでしょう。
はい、大人しく猫被り猫被り…。
最後の部分は猫を頭に乗せて手を合わせている一休さんに化けて言ってます。

★ 舩津康幸 さんから: 
おはようございます。
きょうは、「0602反原発☆国会大包囲」の日です。その呼びかけ団体の記事から始めます
1.「ノーニュークスデイ成功へ あす 国会大包囲首都圏反原発連合が会見」しんぶん赤旗6月1日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-01/2013060104_01_1.html
記事「・・・・この日の会見で反原連は、原発問題について基礎から分かりやすく説明するために作製・発行したリーフレット『NO NUKES MAGAZINE(ノーニューク
スマガジン)』を紹介しました。第1弾「ベーシック編」と第2弾「放射能編」に続いて、経済、電気料金をテーマにした第3弾を6月下旬に発行する予定であることを発表しまし
た。・・・・」
次に、31日の九州玄海訴訟裁判を伝える記事、
2.「『ドン』を抜いた『ピカドン』〜玄海原発訴訟で詩人のアーサー・ビナードさん 」データマックス6月 1日 07:00
⇒http://www.data-max.co.jp/2013/06/01/post_16452_ymh_1.html
記事「・・・口頭弁論では、ビナードさんのほか、東京から福岡県に避難している原告の刀禰詩織さん(33)が意見陳述。「2011年3月14日、福島原発3号機の爆発を聞き、当時3
歳の娘と2人で実家に避難した。」
・・・・当日の状況を記者が気持ちをこめてよく伝えている記事です、是非ご覧ください。

さて、被災地フクシマでは、
3.「原発事故後に自殺、農家遺族に賠償へ 東電、謝罪は拒否」6月2日0時0分
⇒http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY201306010245.html
記事「・・・東京電力福島第一原発事故の後に自殺した福島県須賀川市の農家の男性(当時64)の遺族に対し、東電が賠償金を支払う内容の和解が近く成立することがわかった。
原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)が仲介した。・・・遺族側の関係者が明らかにした。原発事故が原因で自殺したと訴える遺族らに、東電が賠償すると判明したのは
初めてという。慰謝料や逸失利益など計1千万円以上とみられる。 ・・・・男性は30年以上前から有機栽培の野菜づくりに取り組んでいた・・・・・遺族側が求めていた謝罪は拒
否したという。」
・・・東電は、金さえだせば、と思っているのか、この金もいずれは利用者に転嫁するから平気・・・。
4.「精神的賠償、要介護者に上乗せ 東電、今月中旬受付へ準備今月以降も」福島民報(06/01 08:51)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201306018763
記事「・・・東京電力は避難区域の要介護状態の住民に対し、これまでの精神的賠償に新たな賠償を上乗せする。石崎芳行副社長(福島復興本社代表)が31日、県庁で会見し、今
月中旬の請求受付開始に向けて準備を進めていることを明らかにした。・・・・東電は、新たな精神的賠償の対象者について、要介護者の世話をする家族も含めるかを検討してい
る。避難区域の賠償対象区域や期間は示していない。」
5.「賠償継続 旧屋内退避区域などの事業主」福島民報(06/01 08:51)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201306018762
記事「・・・東京電力福島第一原発事故に伴う営業損害賠償で、東電は「旧屋内退避区域」と南相馬市の一部の法人・個人事業主(農林業者を除く)に対する賠償を6月以降も継続
する。31日、明らかにした。」
・・・よくみるとあれこれ条件もついている。
6.「3次被ばく機関目指す 福島医大 重症者に対応」福島民報06/01 08:52 
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201306018764
記事「・・・福島医大の「災害・被ばく・救命救急」の医療体制構築に向けた有識者会議は31日、福島市の同大で開かれ、重篤な外部・内部被ばく患者に対応する3次被ばく医療
機関の指定を目指すことで意見が一致した。・・・・会議は非公開・・・・・山下俊一副学長も『放射線関係の人材育成に貢献したい』と語った。・・・・会議には放医研、広島
大、弘前大、福島医大、県の関係者らが出席した。」
・・・会議は非公開・・・ミスター100ミリシーベルトがかかわっている。
次の2つの記事はこんなことがあってるということで紹介します、
7.「復興へ1日に幕開け 不屈の精神発信 福島で東北六魂」福島民報(06/01 08:32
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201306018750
記事「・・東北六魂祭実行委員会の主催、観光庁、復興庁、東北運輸局、福島民報社などの後援で今年で3回目。実行委員会は2日間で合わせて20万人の来場者を見込んでおり、
昨年の盛岡会場には2日間で24万3千人が訪れ、経済波及効果は約93億円に上った。」
8.「県産野菜『食べて』 TOKIOがCMで呼び掛け」福島民友(06/01 09:40)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0601/news2.html
記事「・・・県は31日、テレビコマーシャル(CM)などを活用して原発事故による県産農林水産物の風評被害払拭(ふっしょく)を図る『新生!ふくしまの恵み発信事業』をス
タートさせた。」
・・・・ムムッ。

政府は、
9.「廃炉にしやすく会計規則変更へ 経産省が検討」西日本電子版06月01日 11時39分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/18303/1/
記事「・・・電力会社が原発を廃炉する際の財務負担を和らげるため、経済産業省が会計規則を変更する検討に入ることが1日、分かった。現在の規則では、廃炉に伴う損失は一括
計上するため、想定より早く廃炉にすると、電力会社の経営が急激に悪化する恐れがある。経産省は損失を複数年度にわたって計上できるようにする考えだ。・・・・直下に活断層
があると規制委が認定した日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)を廃炉する場合、廃炉費用の積み立て不足や、原発を資産とみなせなくなることなどで、会計上約1千億円の損
失が出るとされる。」
・・・西日本新聞昨夕刊のトップの記事でした。 
10.「原発廃炉費用、電気料金に上乗せ検討」日本経済新聞 電子版(1/2ページ) 6/1 2:01
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS3104M_R30C13A5MM8000/
記事「・・・・損失を複数年に分けて計上することを認め、料金で回収できるように改める。原発の安全規制の強化で廃炉を迫られる原発が相次ぐことに備える。・・・・6月中に
も会計士や学者らによる検討会を立ち上げ、年内をメドに結論を得る→以下、有料記事
・・・・・・上の記事の“落ち”はこういうことです。利用者が負担するか、税金でだすか、いずれにしろ巨額の廃炉費用は国民が負担することになる、早く廃炉にすれば費用も少
なくなるのに。

九州の記事、
11.「『原発対策に財政支援を』伊万里市、県に要請」佐賀新聞6月1日
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2473455.article.html
記事「伊万里市の塚部芳和市長は31日、古川康知事に原子力災害対策事業に対する財政支援を要請した。原発立地地域に配分される交付金の対象拡充や防災行政無線整備などへの
支援を求めた。 ・・・県の地域防災計画では、玄海原発の30キロ圏内を緊急防護措置区域(UPZ)に設定。伊万里市はほぼ全域が対象に入っており、市は、避難道の整備を含め
た対応が課題としている。 」
・・・・九電との立地自治体並みの協定を求めて、まだ協定を結んでいない自治体です。
12.「汚染水漏れ・福島第一貯水槽と鹿児島・産廃処分場の共通点 」ハンター5月29日 09:55
⇒http://hunter-investigate.jp/news/2013/05/post-366.html
・・・この記事、福島第一で汚染水漏れを起こした地下貯水槽の実際の構造などを知る上で参考になります、全国各地の産廃施設で同様のことがおきていそうです。

今朝の西日本新聞朝刊では、一面にシリーズの最終の記事、
13.「【九電 九州考】地域は変われるか(6) ハイマット 寄付は癒着の象徴か」06月02日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/18310/1/
記事「『7、8年前私のところに古川知事がみえて、がん治療施設を佐賀にどうかと話をされた』・・・・5月29日、佐賀市であった九州国際重粒子線がん治療センター(サガハ
イマット、佐賀県鳥栖市)の開設式典。九州電力相談役の松尾新吾のあいさつは、この暴露話で始まった。」
・・・「原発さえ再稼動すれば・・・・」と傲慢な発言をさせた背景を物語るような記事の内容です。九電はいったい何様なんでしょうね。
すぐ横に、
14.「除染費求め東電提訴へ 環境省、165億円支払い促す」6月1日 20:02
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/367162
記事「福島第1原発事故に伴う除染をめぐり、東京電力が負担するべき費用のうち約165億円の支払いに応じる姿勢を見せていないことから、環境省が支払いを求めて提訴を検討
していることが1日、分かった。既に法務省と詰めの協議に入っており、方針が固まれば提訴する。未払いとなっているのは、環境省が放射性物質汚染対処特別措置法に基づいて請
求した原発周辺の国直轄除染費や、自治体が実施した除染への補助金など。・・・特措法に基づく除染費用は国がいったん支出した後、東電に請求する仕組みになっている。」
・・・紙面では更に「このまま未払いが続けば、国が肩代わりを続けることになる。環境省は、裁判で支払いが確定し金利が発生することで、東電が支払わざるを得ない状況をつく
り出したい考え。」と記事が結ばれています。
・・・・これも利用者が支払うことに・・・。
31面社会欄に、
15.「九州の熱 福島の元気に 大蛇山や龍踊など遠征」 6月2日 01:01
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/367188
記事「・・・・九州関連では鹿児島市の“おはら節”、長崎市の“龍(じゃ)踊”、福岡県大牟田市の“大蛇山”が登場し、街を熱気で包み込んだ。・・・・」
・・・・被災地の7.の関連記事です。

★ 木村(雅)さんから:
いよいよ明日です。
全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会
〜原子力災害対策指針と基準地震動(新規制基準)を問う〜

今なぜ防災計画なのか? 今なぜ防災訓練なのか?
福島原発事故を経験した地震列島日本で原発を動かして安全なのか?

全国の原発立地・周辺の方々が原子力規制委員会・規制庁にぶつけます。
是非ご参集願います。

・日時:6月3日(月)12時半〜
・場所:衆議院 第1議員会館 第5会議室
・スケジュール
12時半〜13時  集合、事前確認
13時〜14時半 規制庁要請(前半:原子力災害対策指針、後半:新規制基準(地震))
14時半〜15時  総括会議

・主催:再稼働阻止全国ネットワーク
メール info at saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549、FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/

★ 崔 勝久 さんから:
インド南部、反原発デモで衝突 住民1人死亡(朝日デジタル)
http://www.oklos-che.com/2013/06/blog-post_1.html …
先に来日したインド首相との原子力協定締結の約束とフランス大統領の来日は関係します。
インドに原発輸出をしたいフランスには、日本の協力が不可避なのです。
日本の利害と一致します。植民地主義国家同士の利益の分配です。

★ 宮原宣子 さんから: 
青柳さまそして皆さまへ
< 一連の橋下発言について>
  5月13日の「銃弾が雨嵐のごとく……慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」という、橋下大阪市長発言に始まる一連のテレビ、新聞報道を
見聞きしてきて、ジャーナリストや学者、政治家等々男性の発言にそれほどの違和感はないにしても、女性の視点から見ればある種切れ味の鈍さを
感じ続けフラストレーションがたまっていました。フェミニストの一人として、私の感想を4点にわけて述べさせて頂きたいと思いました。
長文になりまして申し訳ありません、お読みいただければ嬉しく思います。 

1.橋本氏の発言は13日の発言が彼の本音であり全てです。その後の発言は言い訳、論点ずらし、すり替え、責任転嫁の類で、聞くべき中身は皆無でした。
都留文科大学笠原 十九司教授は2000年「日本軍性奴隷制を裁く 女性国際戦犯法廷」の意見書で、慰安婦制度について以下のように述べています。

「 実弾が飛び交う戦場での兵士の恐怖や絶望的戦況、軍隊という暴力的支配組織によるストレス等をなだめ、戦意高揚と軍隊秩序を維持 するために考えられたのが、女性の性を犠
牲にする性奴 
隷(慰安婦)制度だった。中略 結局、軍慰安所の存在はかえって兵士たちの性暴力を誘発し助長する役割を果たしていたのである」。戦場で慰安婦制度を必要としたのは、兵士の要
求というより日本軍上層部の戦略だったということです。
無謀な侵略戦争をしかけてはみたものの、戦況は悪化し軍隊の規律は乱れ兵士の暴走をくい止めるために女性の心と身体が犠牲にされたことを、橋本氏は「戦場では、そのような制
度が必要なことは誰でもわかる」と実に無造作に発言しました。そこには女性の感情や人としての誇りを土足で踏みにじり恥じない傲慢さと人種差別、あからさまな女性蔑視があり
ます。
 私はこの橋下氏の発言を決して許すことは出来ません。
慰安婦制度が議論されるとき常に指摘されるのが、「韓国の女性たちを強制的に連行し、日本軍が組織的にそれに関与した証拠は見つかっていない」という言い分ですが、一橋大学 
吉田裕教授は「ポツダム宣言受諾 
後 GHQが来日するまでの間に、保存されていた戦争犯罪行為を示す証拠や極秘文書は、焼却や隠匿された」と女性国際戦犯法廷の意見書でのべています。しかし、当時従軍した兵
士の証言や軍人の日誌、‘90年代になって行われた韓国の被害女性たちによる告発によって、少しづつ実態が解明され、さらにアジア各国のNGOの女性たちのアジア一帯の現地
調査などで、慰安所の場所が地図に特定されていきました。また、NGO「女たちの平和と戦争資料館」は2011年発行の冊子で、中曽根康弘元首相が戦時中、海軍主計中尉としてイ
ンドネシアで慰安所を設置したことを示す資料が、防衛省防衛研究所戦史研究センター資料室で見つかったことを報告しています。しかし、中曽根氏は‘07年外国特派員協会の記者
会見で否定し・
 ※いる・
 →のこと。このように、政府の「日本軍の関与の証拠はみつかっていない」という見解は、責任追及をかわす言い訳だということになります。

2.橋下氏の13日発言は、彼のセクシャリティと、人権に関する女性観と男性観が見事に表現されているといえます。

 民主主義社会では、女性の意思に反し、女性の合意なしに行われる性行為は強姦と定義されます。そこが家庭の中であれ、戦場であれその行為は強姦
なのです。しかし、橋本氏は戦場で大変な目にあっている兵士に休息を与えるには、慰安婦制度は必要だったと述べました。戦場では女性の意志や、感情は考慮する必要はない。男
性の性欲を満たすために女性の尊厳を踏みにじっても仕方がないと言っているわけです。90年代初めまで「男性の性欲はコントロールできない」という強姦神話がまことしやかに語
られ、信じられてきました。この神話は、日本社会の男尊女卑の性規範をまざまざと証明するものです。
橋下氏は弁護士でありながら、いついかなる時でも基本的人権の尊重は、民主主義社会の最重要ルールであるということを無視しました。
、
3.太平洋戦争で慰安婦にされた女性たちが、如何に非人道的仕打ちをされたのか、「女性国際戦犯法廷」資料集より抜粋してご紹介します。

 最初の軍「慰安所」は1932年日本の侵略後、上海に設置された。慰安所制度の構造化は南京における数々の虐殺、強かん、略奪など残虐行為の発生に対する日本政府の対応策とし
て行われた。その結果、日本兵のいるあらゆる場所に、日本軍に性的奉仕を強要する性奴隷制施設、人身売買ネットワークが作られていった。その数、少なく見積もって20万人の少
女や女性たちが性奴隷制施設へ幽閉され、日本軍の駐屯地や前線での生活を余儀なくされた。
女性たちの奴隷化には、反復的強姦、身体損傷その他の拷問がふくまれていた。女性たちは不十分な食糧、水、衛生設備の不備などの非人道的諸環境にも苦しめられた。ネズミやシ
ラミ、伝染病、汚物に取り巻かれた環境で生きてきたことを女性たちはは証言している。
殴打、心理的拷問、孤立などの虐待は日常茶飯事であった。
強姦の結果としての妊娠、強制中絶、妊娠能力の喪失は、多くの「慰安婦」が体験した苦しみである。そして、日本軍が敗戦するや、女性たちはその地にうち捨てられたのである。
(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク編)
戦後、様々な苦難の末母国へたどり着いた女性、現地で命を落とした女性、家族のもとへ帰還できてもこれまで身に起こったことをひた隠しにするしかなかった女性等々、その後の
女性たちの人生は、悲惨な体験のトラウマや病身を抱えての苦難に満ちたものだったと思われます。
 私も1997年9月、女性グループで韓国の「ナヌムの家」へ女性たちを訪ねたことがあります。
女性たちはかなり高令になられ、無念のうちに亡くなられた方も多く、6〜7名の方たちとお会いできましたが、私にはどんな言葉も虚しく、おかけする言葉はとうとう見つかりま
せんでした。みなさんとても痩せておられ、過酷な体験後の体調がとうとう戻らなかったのではないかと想像されました。

4.橋下氏はアメリカ軍とアメリカ国民には発言の撤回と謝罪をしましたが、性奴隷にされた韓国女性と全世界の女性に対する謝罪は未だにしていません。
 橋下氏の謝罪だけでなく、日本国家としてアジアの被害女性たちへの正式な謝罪と賠償、国民への歴史教育を早急にやることを要求します。

 過去、幾度も繰り返されてきた国家間の戦争や民族紛争などにおいて、いつの時代にも犠牲になってきたのは女性や子ども、老人たちでした。
とりわけ、戦争犯罪としての性暴力は、その首謀者や規模、被害の実態など全容が解明されることはなく、責任者の追及も処罰もされてこなかったことが、この犯罪が繰り返されて
きた一つの原因であるという観点から、2000年12月、世界第一線で活躍する現役の女性検察官、女性判事、裁判官、国際法学者等によって日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法
廷」がVAWW−NET Japanの主催で開かれました。
 第2次世界大戦の日本軍最高責任者は、昭和天皇裕仁ですが、この裁判の法廷は日本軍による女性たちへの人道の罪の訴因「強姦」と「性奴隷制」についての責任で、「有罪」、
「慰安所」制度の設置と運営について国家賠償責任を負うと判定されたのです。
 この裁判はNHKが「ETV2001シリーズ」で放映しましたが、右翼団体の激しい圧力により、最初の企画内容とは非なるものとなっていました。
他の新聞テレビ、週刊誌のメディアも天皇「有罪」の判決などを削除したものをわずかに報道しただけで終わりました。
それ以降,この慰安婦問題は再び深い闇に閉ざされてきました。
 ところが、領土問題で韓国や中国とぎくしゃくした関係が続く中で、橋下市長の驚くべき発言が行われたのです。
アジア各国や国連、欧米からも非難と反論が巻き起こる中、橋本氏は依然として自説は間違っていないと謝罪を拒んでいます。
今までこのような問題が何度蒸し返えされたことでしょう。
この問題をきちんと清算しない限りアジアでの日本の立場は、いつまでも肩身の狭い状態に置かれたままです。
決して、女性たちは橋下氏の発言を許すことも、忘れることもないですから。

 ○−−−−−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−−−−−○ 

    ●  原発の再稼働阻止!全九州統一行動 ●
        http://ameblo.jp/yaaogi/
 川内原発・玄海原発再稼働阻止!全九州統一行動に結集しよう。

 1.● 6月2日(日)NO NUKES DAY 13時集会(鹿児島市真砂本町公園)
   鹿児島・川内原発再稼働阻止行動!鹿児島県庁を二重、三重の人の輪で取り囲む。14:30

 2.● 6月5日(水)集合12:00。 13:00九州電力本店交渉。
    公開質問状回答の場に合わせて、各県団体 それぞれ
        川内原発、玄海原発の即時廃炉を求める要請文提出行動。
    <行動後11月行動の取りくみの実行委員会準備会>農民会館17:00

 3.● 6月26日(木)九電株主総会行動。
    ホテル・ニューオータニ福岡前に午前8時集合
    午前10時総会開始。その後、デモ・パレードを予定。

 4.● (7〜9月)玄海原発から30キロ圏内として福岡県知事への申し入れ

 5.● (11月)さよなら原発!大集会 

「さよなら原発!(11月)福岡集会」実行委員会準備会会議
日 時:6月5日(水)17:00
場 所:福岡市農民会館 中央区今泉 
       地図:http://tinyurl.com/3ev6hm5

●  原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)11:00 (301号大法廷)
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
裁判終了後 弁護士会館3階ホールで報告集会
支援カンパ: 郵便振替口座 01700−1−125911 
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第5回口頭弁論期日 5/31(金)14:00 佐賀地裁
       午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
      原告総数 6295名(5/29現在)
   ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
         午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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