[CML 024634] 【報告】第773日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 6月 1日 (土) 08:29:36 JST


青柳行信です。 6月1日。

 <川内原発・玄海原発再稼働阻止!全九州統一行動に結集しよう。>
  ● 6月2日(日)NO NUKES DAY 13時集会(鹿児島市真砂本町公園)
         鹿児島県庁を二重、三重の人の輪で取り囲む。14:30

【転送・転載大歓迎】
  ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第773日目報告☆
   呼びかけ人賛同者5月31日2847名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
    
★さよなら原発!福岡
  http://bye-nukes.com/fukuoka 

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆規制委の停止命令なんのその成長戦略に「原発活用」(左門 6・1−309)
※「アベノミダス裸の王様」が触るものは何でも金になると御認識のようで、
遺伝子組み換えの農産物でも、放射線を撒き散らし永久に地球を汚染する原発でも
構わない「朕が触れば金になる」とばかりの御執心ぶり。
川柳子は鋭い「三本の矢に入れる原発」(瀧正治)、
「フクシマは夢幻の如くなり」(宮本一夫、いずれも本日の「朝日川柳」より)。
「アベノ・ミダス王」が触った物は何でも、
命と生活と平和を乱す菌となって、アジアから中東までを汚染する。 

★ 向原祥隆(「反原発かごしまネット」事務局長)さんから:
みなさま
原子力規制委員会による川内原発の放射能拡散範囲の図(九電提供データによる)が、 
海ばっかりに広がっていてでおかしいと思っていたら、やはり馬脚を現しました。
本日の毎日新聞には、東に位置する桜島の降灰は偏西風の影響で少ない(九電)とありました。
桜島の灰は東に飛んで、川内の放射能は西に飛ぶ、そんなバカな話はありません。
九電はどう説明するのでしょうか。
規制委員会は、やはり全く無能なのでしょうか。
もしどなたか、この不思議な現象の理由をご存知でしたら、ご教示ください。

★ 下薗 さんから: 
放射線業務の下請け委託について九電に質問しておりますが、回答したくないことは質問をはぐらかし聞いてもいないことを書き送ってくるようです。
 そこで、そのような姿勢を取るのであれば、その姿勢について電気の利用者でもある一般市民がどう思うか、それを聞きたいと思うが、そのような回答でよろしいかと念押しの質
問をしましたところ、翌日早々に再度の回答がありました。さらなる質問も合わせて、詳しくは次のブログをご覧ください。
http://urx.nu/4aTK

★ 舩津康幸 さんから: 
おはようございます。
昨日は、佐賀地裁で、原発なくそう!九州玄海訴訟の口頭弁論がありました、アーサー ビナードさんと東京から福岡に避難してきている刀禰詩織(とねしおり)さんの意見陳述が
行われています。記事はネット検索で見出せませんでした。
今朝は、東海村の事故の関連記事からはじめます、
1.「原子力機構理事長に松浦元原子力安全委員長 」日経5/31 9:02
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG3001X_R30C13A5000000/
記事「下村博文文部科学相は31日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の点検漏れ問題で辞任した日本原子力研究開発機構の鈴木篤之前理事長(70)の後任に、元原子力安全
委員会委員長の松浦祥次郎氏(77)を充てる人事を決め、同日の閣議で了解された。6月3日付で就任する。・・・・松浦氏は原子核工学が専門。原子力安全委員長として、99年の
茨城県東海村のJCO臨界事故を受けた安全対策の強化や安全文化の醸成などに取り組んだ。」
・・・・二代続いて、元原子力安全委員長です、大丈夫なんでしょうか??
2.「16施設の報告要請=加速器の安全管理−文科省」時事通信05/3119:14 
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013053100865
記事「文部科学省は31日、大型加速器がある6法人16施設に対し、安全管理体制や緊急時の対応マニュアルを再確認し、6月末までに報告するよう要請した。・・・・原子力規
制庁も大型加速器がある全国11事業所を対象に、換気設備の有無などの調査を求めている。」
3.「原因究明へ第三者委=原子力機構など−東海村放射能漏れ事故 」時事通信05/3120:47
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013053100955
記事「・・・・施設を共同運営する日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は31日、原子力規制委員会に現時点での事故概要を報告した。原因について「今後詳細
な調査を行う」としており、両機構は外部の有識者による委員会を6月上旬にも設置し、原因究明や対応の検証、再発防止策の策定を進める。」

福島第一の事故調では、
4.「1号機復水器を調査=規制庁職員ら現場撮影−福島第1」時事通信 05/3119:23
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013053100887
記事「原子力規制庁は31日、東京電力福島第1原発1号機の原子炉建屋4階を調査した。職員5人が現場に入り、国会の事故調査委員会が地震の揺れで損傷した可能性を指摘した
非常用復水器の配管などを、カメラやビデオで撮影した。・・・規制庁によると、4階の滞在時間は15分程度。5人の被ばく線量はいずれも管理目標値の5ミリシーベルトを下
回ったという。」

福島第一の汚染水ー地下水問題、
5.「東電『術的に高度』=汚染水対策の凍土案」時事通信05/3121:29 
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013053100978
対策の目玉として、建屋周囲の地下の土を冷凍機で凍らせ、地下水流入を防ぐゼネコンの提案が採用されたが、地下に粘土や砕石の壁を築く方法と違って常に電力が必要となる。尾
野代理は津波対策や長期的な運用コストは『今の段階では分からない』と評価を避けた。」
・・・・ここでも、電力が必要になる、
6.「『凍土遮水壁』で地下水防ぐ 政府、15年度運用目指す」福島民友05/31 10:00
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0531/news8.html
記事「・・・・6月から設計、施工計画作りに入り、12月に実行の可否を最終的に判断、技術確認を経て2015(平成27)年度前半をめどに運用を始める。・・・凍土壁が完
成すれば、建屋内に流れ込む地下水の量は現在の1日当たり約400トンから、20年度後半までに25トン程度に抑えられると試算。」
・・・うまくいって、それでも止まらない、25トン/日―10トントラック2.5台分です。

原発事故の費用、
7.「東電、追加支援6662億円申請=原発賠償増加で4回目」時事通信05/3120:22 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013053100930
記事「東京電力は31日、福島第1原発事故の賠償金支払いが増加しているため、原子力損害賠償支援機構に6662億円の追加支援を申請したと発表した。」
・・・・すでに3兆円を超えていたのに、うなぎのぼりです、このお金将来返すことが前提、誰が払うのか、当然東電の利用者になります。
8.「原発集団訴訟初弁論 国・東電、請求棄却求める」東京新聞5月31日 夕刊
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013053102000245.html
記事「・・・千葉県に避難している八世帯・二十人が原告となった訴訟の第一回口頭弁論が三十一日、千葉地裁(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。・・・一連の訴訟は、原発事故を
めぐる国の法的責任を問う初の集団訴訟と位置付けられている。国はこの日、答弁書で『原発事故の責任原因全てを争う』として全面的に争う姿勢を示した。しかし、原告の訴えに
対する国の具体的な主張は『整理して次回以降に行う』と述べるにとどまった。・・・東電も『賠償の範囲や額を定めた国の中間指針を踏まえ対応する』との立場で、争う構えを見
せた。」

政府は、
9.「避難者受け入れ市町村への財政支援を拡大 総務省 」日経5/31 11:08 
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASZAMAZ01_R30C13A5EB1000/
記事「総務省は31日、東京電力福島第1原子力発電所事故で避難者を受け入れている市町村への財政支援を大幅に増やすと発表した。国が地方交付税で手当てしている受け入れ事務
経費の算定方法を改め、2013年度の配分額を全体で12年度の2倍を超す40億円程度とする。『消防や救急など避難者向けと特定するのが難しく把握しきれない財政需要があった』と
いう。・・・・拡充の対象は、原発避難者特例法が指定する福島県の13市町村からの避難者約9万5千人を受け入れている市町村。従来は関連事務を個別に調査して積算し経費を算
定していたが、避難者1人当たり4万2千円程度の単価を設定し、避難者数に応じて配分する方法に変更する。」
10.「廃炉時の会計処理、制度見直しを検討 経産相 」日経5/31 11:23
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF31001_R30C13A5EB1000/
記事「茂木敏充経済産業相は31日の衆院経済産業委員会で、・・・・原発の廃炉に伴う特別損失を一括計上すると電力会社の経営の重荷になるため、緩和措置を検討する考えを示し
た。・・・、『今の会計制度は原発の事故が起きないという前提に立ってつくられた部分がある』と指摘した。・・・仮に全国の原発50基が2013年度中に廃炉となった場合、電力会
社の損失は合計で約4兆5千億円に達するとの試算がある。
・・・・全廃炉にした際の試算もあるそうようです。4兆5千億・・・それでも福島事故の費用や今後も支払われる補償の金額の合計からするとはるかに少ない・・・・。

原発施設では
11.「関電 クラゲ退治に4億円 取水口に詰まる“出力抑制の天敵”」産経新聞 5月31日(金)7時55分配信 
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130531-00000097-san-bus_all
記事「・・・火力発電所の運転を脅かすクラゲの襲来に備え、関西電力は今夏、新たに4億円を投じて対策を強化する。昨夏の大量発生では、大型原発1基分に相当する120万キ
ロワットの出力抑制を引き起こした天敵。原発の再稼働が進まず、電力不足が懸念される状況が続くだけに、緊張感は高まる。
・・・・温排水の影響で、くらげの発生が増加している??記事にはそのように書いてはいないが・・・。

電力会社では、
12.「7月の電力・ガス料金は値上げラッシュ 円安で大手14社全て過去最高」産経新聞 5月30日(木)17時29分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130530-00000565-san-bus_all
・・・昨日、西日本新聞トップ記事でした、株価も1.4万円前後に上がっていますが、円安で株価の実質的な価格は7掛け程度とみるとそれほど価値があがっていないという指摘もあ
ります。弱者だけがこのあおりを受ける。

被災地フクシマでは、
13.「広野で子どもら田植え 総合学習で原発事故後初」福島民友5月31日
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0531/news9.html
記事「・・・福島第1原発事故により制限されていたコメの作付けを3年ぶりに再開した広野町で30日、小、中学生の田植え体験が行われ、水田に子どもたちの元気な歓声が響い
た。同町の小、中学校は、総合学習の一環で毎年田植えを行っていたが、原発事故後は初めての実施。小学5、6年生と中学1〜3年生合わせて約70人が参加した。・・・秋には
収穫体験も行う予定。」
・・・子どもを、最近こんな記事が多いです、広野町―福島第一から南へ20〜30キロ。
14.「村山市産ワラビ、放射性物質不検出 基準値超え指摘、県調査」山形新聞05月30日 12:00
⇒http://yamagata-np.jp/news/201305/30/kj_2013053000719.php
記事「・・・仙台市の量販店に納品された村山市産の自生ワラビから国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、県は29日、村山市内4カ所を含む計6カ所で採取し
た自生ワラビの放射性物質検査を実施した結果、いずれも不検出だったと発表した。・・・村山市は同日、地元の産地直売団体やワラビ生産組合などに出荷自粛を要請したが、不検
出の結果を受けて解除した。同市によると、市内のワラビ採りのピークは6月上旬。」
・・・・宮城県で見つかり、生産地の山形で調査・・・・検査して基準値以内だったので解除、と。

こんな記事が、
15.「被ばく量最大10分1に=『迅速な避難』と評価−福島原発事故で国連科学委 」時事通信06/0101:19
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013053101050
記事「【ベルリン時事】東京電力福島第1原発事故が住民の健康に及ぼす影響を調査している国連科学委員会は31日、住民が被ばくした放射線量は低く、「これまで健康に影響し
ていない。将来的にも影響しないだろう」との見解をまとめた。同委は事故後に住民を迅速に避難させた結果、被ばく線量を最大で10分の1に抑えられたと評価。このような措置
を取っていなければ、『今後数十年の間にがんの発生率は高まり、他の疾患も増加した可能性がある』との見方を示した。・・・・」
・・・・これ、なんか変です。
16.「原発4基分、ロシアから日本へ送電計画 25年までに 」日経 電子版5/31 1:30 
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM3003W_Q3A530C1FF2000/
・・・こんなこと、いったい誰が起案している・・・・ 記事は有料ページでつづきが??です。

さて、きょうの西日本新聞の朝刊では、1面に、シリーズ
17.【九電 九州考】地域は変われるか(5)06月01日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/18271/1/
記事「・・・・福岡市西区今津の「子どもの村福岡」は、九電の支援なしには誕生しなかった。・・・・」
・・・この記事、きょうは有料記事になってます。内容は九電の宣伝くさい。
2面に、1.と類似記事、3面に、
18.「東電が賠償資金の追加支援要請 4度目、総額3・8兆円に」[05月31日 20時45分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/18266/1/
15面に、
19.「炭鉱跡にメガソーラー建設へ 福岡・宮若の旧貝島炭砿」[06月01日 03時00分 更新]
http://qbiz.jp/article/18279/1/
20.「発電所跡にメガソーラー着工 佐世保市で、九電子会社」[06月01日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/18293/1/
29面福岡ワイド、
21.「原子力防災対策を決定 (福岡)県防災会議」
30面社会欄に、15.の類似記事、
32面社会欄に、
22.「寄付『原発運転すれば何てことない 九電相談役発言に反発 (福岡)県議会が調査、抗議も検討」
・・・佐賀県鳥栖市に開設されたがん治療センターへの寄付金“39億円超を約束し3億円に留まっている”ことについての発言にたいしての動きです、見出しのとおりに県議会が動け
ばすこし見直してやっても良い。ネットに記事がありません。

紙面にはないが、この新聞社のネットに次のような記事があります、
23.「再稼働への準備公開 九電の川内原発安全対策工事」 [06月01日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/18291/1/
記事「・・・・九州電力は31日、再稼働に向けて川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で進める安全対策の状況や工事の様子を地元の報道陣に公開した。・・・・九電は原子力規制委
員会が7月に施行する新規制基準などに対応するため31項目で安全対策に取り組んでいる。・・・・」
・・・再稼動へ一直線・・・。

★ 崔 勝久 さんから:
市民の国際連帯運動によって原発・核兵器のない社会をめざしませんか
 『市民活動のひろば』第111号(2013年6月1日号)
http://www.oklos-che.com/2013/06/blog-post.html
私のブログを読まれた方から原稿依頼がありました。新しい出会いを
喜んでいます。

★ 金子譲 さんから:
【Oneness TVアーカイブ:2012年10月5日、大阪関西電力本社前での抗議集会で大阪府警による「転び公妨」で不当逮捕された、Aさん保釈歓迎会(2013/5/26)】
7カ月半を超える勾留を経て、Aさんが元気な姿を見せてくれました。
http://t.co/eEqbiqADUa

★ 前田 朗 さんから:
5月31日、NHKの朝の番組「おはよう日本」で、7時ころにヘイト・
 スピーチ 問題が取り上げ、放映されました。

新大久保のヘイト・デモの様子を紹介し、五野井郁夫さん(高千穂大学)の、こ
ういう発言を許しておく社会ではいけないという趣旨の発言。ヘイト・ デモに
反対する署名運動の金展克さんの紹介。「ウオールストリート・ジャーナル」な
ど国際社会からの批判。最後に、「人種差別禁止法の制定を」、 「民主主義と
人格権が重要ならば、ヘイト・スピーチを許さないのが表現の自由の本来の意
味」という私の発言を紹介。

私の発言は唐突で意味不明です(苦笑)。

少し補足説明します。

日本憲法学の圧倒的多数説は、次のように主張しています。−−表現の自由は、
民主主義と人格権を根拠としている、重要な権利であり、他の権利より も優越
的地位にある。それゆえ、表現の自由を守るために、たとえヘイト・スピーチで
あっても処罰はできない。

これに対して、私は次のように主張しています。−−「朝鮮人をぶっ殺せ」と叫
ぶのは、民主主義と関係ない。むしろ、民主主義の否定につながる。人 格権に
反する。民主主義と人格権だから表現の自由が大切であるというのならば、ヘイ
ト・スピーチを処罰することこそ表現の自由の本来の意味であ る。欧州では、
表現の自由を口実にユダヤ人迫害を煽った歴史的経験をもとに、ヘイト・スピー
チを禁止している。

このような発言の一部が、上記のように放映されました。

ともあれ、NHKがはじめて、「人種差別禁止法の制定を」、「規制することこ
そ表現の自由」という主張を流してくれたのは良かったです。

★ 小林栄子 さんから: 
<6月7日(金)裁判公判と提訴3周年 活動報告会のお知らせ> 
皆様
 みんなで止める!玄海原発 裁判公判のお知らせ
国は福島原発事故がなかったかのように再稼働を推し進めようと画策しています。九州電力は7月にも玄海を川内と同時に再稼働する準備を整えはじめました。市民の防災も不備、安
全性の確認もされていない原発、再稼働などできるはずがないと裁判でしっかりただしていきます

今回MOX公判で意見陳述していただく多郎浦和子さんは「脳性麻痺」による障害で、歩く事も、立っている事も、寝返りすら思うようにできない状態ですが、MOX裁判の当初から、ほ
とんど毎回車イスで裁判傍聴にかけつけてこられました。その思いをお話ししていただきます。
ぜひ多くのみなさまの傍聴をお願いします。

■2013年6月7日(金)佐賀地方裁判所 TEL:0952-23-3161
13時  裁判所前でアピール行動 傍聴整理券配布
14時  第10回3号機MOX燃料差止公判(意見陳述あります)
14時半 第9回2・3号機再稼働仮処分審尋
15時半 第5回玄海全基運転停止公判
16時  記者会見 アイスクエアビル TEL:0952-40-2002

******************************************************
〜わたしたちの未来に原発はいらない
 わたしたちは声をあげつづけます 〜
玄海原発プルサーマル裁判の会 提訴3周年 活動報告会
******************************************************
とき  6月8日(土)13時半〜16時半
ところ 佐賀市立図書館2階 大集会室
    佐賀市天神3-2-15(佐賀駅徒歩10分、どんどんどんの森内)
 2010年8月9日、玄海原発3号機で始められてしまったプルサーマルを止めようと、私達は九州電力を被告としてMOX燃料の危険性を訴える裁判をおこしました。
 第2回公判の2011年3月11日、福島原発事故発生。原発の凶暴さが現実となってしまったことを受けて、「玄海2・3号機再稼働差止仮処分裁判」「玄海全機運転差止裁判」もおこし
ました。
 法廷では玄海原発の具体的危険性を突いて論陣を張るとともに、法廷外では九電・国・県との交渉や市町への要請、玄海町戸別訪問、デモや集会、座談会などの活動を続けてきま
した。
 このたび、初提訴から3年を迎えるにあたり、活動報告会を開催いたします。
 4人の弁護団の中から武村二三夫弁護士と、裁判特別補佐人である小山英之・美浜の会代表に、3つの裁判の内容と今後の裁判の行方などについて詳しく話をしていただきます。
 また、私達の日頃の活動報告をまじえながら、玄海再稼働阻止のために、今できることは何かを、みなさんと一緒に学びあう場としたいと思います。
 国と電力会社は、福島事故はまるでなかったかのように再稼働の準備に躍起になっています。3.11を忘れないこと、学ぶこと、それぞれの立場で反原発を考えましょう。どなたで
も、ぜひお気軽にご参加ください!
■内容
・裁判のこれまでと今後の行方
・玄海町ポスティングや自治体まわりなどの活動報告
・みんなで大座談会
玄海原発プルサーマル裁判の会
http://saga-genkai.jimdo.com/
http://www.facebook.com/genkai.genpats
★ 味岡修 さんから:
内富:
特集ワイド:相手国の民主化ブレーキも 恥ずかしいぞ原発輸出 エコノミックアニマルから「野獣」へ

毎日新聞 2013年05月22日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130522dde012010007000c.html

日本の原子炉輸出第1号となった台湾の第4原発建設反対を訴え、デモ行進する市民=台北市で2013年5月19日、鈴木玲子撮影

 トップセールスの売り言葉は「世界一安全」??。アベノミクスの成長戦略として原発輸出を掲げ、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)を訪れ、原発輸出を約束した安倍晋三首
相。いまだ16万人もの原発事故の避難者がいることを思えば、「恥ずかしいからやめてくれ」と言いたくなる。なりふり構わず利益を追求する姿は、経済活動に血道を上げ、エコ
ノミックアニマルとやゆされた時代よりも深刻ではないか。【庄司哲也】

 福島第1原発の事故後、官民一体で具体化させた4月30日からの中東歴訪。安倍首相は現地で「原子力の安全向上に貢献していくことは日本の責務」と、原発輸出を成長戦略の
柱に据える考えを強調した。サウジアラビアでは「(日本は)世界一安全な原発の技術を提供できる」とアピール。一方、国内向けには2月の施政方針演説(衆院)で「できる限り
原発依存度を低減させる」と表明、国内外で言葉を使い分けている。

 「リコール中の自動車を他国で販売するようなもの。日本独自の経済倫理思想のかけらもない。たとえグレーゾーンであってももうければ良いという考えを私は『修羅の経済思
想』と呼んでいますが、まさにそれです」。中央大学総合政策学部の保坂俊司教授(比較文明論)は、原発輸出を切り捨てる。

 保坂さんによると、日本の伝統的な経済倫理思想を表す言葉は「三方善(よ)し」だ。近江商人に由来するもので、経済活動は生産者、流通者、消費者それぞれが、自己の利益ば
かりを優先せずに他者の立場で考えるという発想だ。

 エコノミックアニマルという言葉は1960年代後半から70年代にかけて、日本人が利己的に振る舞い、経済的利益ばかりに血道を上げることを示す言葉として流行した。

 保坂さんは「当時でも他者の利益を考え、その上で自らの利益を上げるという姿勢はまだ残っていた。金が金を生むバブル経済の崩壊を経て『他者性』は失われました」という。

 核拡散防止条約(NPT)未加盟のまま核実験を強行してきたインドとの原発輸出の交渉は、損得勘定では済まない恐れがある。この問題の調査を続けてきた岐阜女子大南アジア
研究センターの福永正明・客員教授は「原発事故だけでなく、軍事転用やテロの危険性をはらんでいます」と、警鐘を鳴らす。

 インドは核保有国だが、核実験の強行で30年以上も国際社会から原子力関連貿易や技術移転の制限を受けている。原発は老朽化し、ウラン燃料も不足する。福永さんは「原発は
核兵器に欠かせないプルトニウムを生む。インドに原発を売ることは核兵器開発の促進につながる」と語る。

 日本は民主党の菅直人政権の10年6月、原子力協定の締結に向けた交渉を開始した。だが、「インドが再び核実験を行った際には協力を停止する」という日本側の示した条件に
インド側が反発し交渉は中断。その姿勢からは「核」の軍事利用へのこだわりが垣間見える。

 インドと敵対してきたパキスタンでは中国が原発建設を支援する。インドへの原発輸出は地域の緊張感を高めることにも一役買う。だが、大型連休中に麻生太郎副総理兼財務相は
インドを訪問し、シン首相と会談。今月27日にはシン首相の訪日が予定されており、交渉の再開に向け協議するとみられている。

 倫理を捨てた“修羅”の事例はまだある。安倍内閣は、航空自衛隊の次期主力戦闘機F35の部品の対米輸出を、武器輸出三原則の「例外」とした。F35が米国からイスラエル
に供与されれば、「紛争当事国に武器を輸出しない」とした三原則は崩れる。

 「通常の商品輸出、システム輸出と同じように原発の輸出を位置付けてしまう安易な政治。それが地球的な危機を招いてしまうんですね」。原発への警鐘を鳴らし続けてきた経済
評論家の内橋克人さんは、そう語った。輸出先の国を、原発事故とは異なる危機をはらんだ社会にしてしまうという指摘だ。

 「例えば、日本が原発を輸出しようとしている中東諸国は絶対君主制の国が多い。それらの国では王族周辺に利益が集中しやすい。原発輸出は彼らの蓄財に手を貸すことで、裏を
返せば市民社会の成熟、民主化にブレーキを掛ける。これに日本が加担してしまうことになるのです」。つまり、原発の輸出は社会的な不安定要素を輸出することにもなるという。

 日本の原子炉の初の輸出先は台湾だった。台北市から東に約40キロに建設中の台湾電力第4原発で、原子炉は日立製作所と東芝、タービンは三菱重工業が受注。当初は04年稼
働を目指したが、工事は進捗(しんちょく)率95%で中断している。

 例として挙げるのが、日本国内だけで独自の進化をしたといわれる携帯電話。生産者側の価値観で作られ、利用者が使わない、使いこなせない機能がたくさんある。「付加価値を
つけることで単価を上げ、利益を得てきた」と指摘する。

 トルコとは、総事業費が2兆円超のシノップ原発建設の優先交渉権で合意した。輸出する側には大きな利益だが、福島原発では、最近も汚染水漏れや停電による冷却システムの停
止が起きている。相手に「原発は有益」と胸を張って言い切れるのか。保坂さんは「もしも原発事故があった場合に、他者(相手国)に対して製造者としての責任を果たせるのか。
そういう視点を持っているのでしょうか」と疑問を投げかける。

 00年の台湾初の政権交代で、民進党政権は工事凍結を打ち出した。建設続行か凍結かを巡って、発足したばかりの内閣が瓦解(がかい)するなど政治は混乱。その後も与野党対
立の大きな軸となってきた。現在、建設の是非を巡る住民投票実施案が審議されている。台湾で日本の原子炉が生み出したエネルギーは、今のところ政治の摩擦熱だけだ。

 「デフレからの脱却」という安倍政権の掛け声のもと、円安・株高が進行し、企業ばかりでなく、庶民も沸いている。経済にプラスなら、核保有国に原発を売り、武器輸出禁止の
原則も捨て去るのであれば、それはエコノミックアニマル(動物)を飛び越え、ビースト(野獣)だろう。少なくとも、政府が掲げる対外戦略のうたい文句「クール・ジャパン」
(かっこいい日本)にはとてもみえない。
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 ◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を t.yukan at mainichi.co.jp ファクス03・3212・0279

 ○−−−−−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−−−−−○ 

    ●  原発の再稼働阻止!全九州統一行動 ●
        http://ameblo.jp/yaaogi/
 川内原発・玄海原発再稼働阻止!全九州統一行動に結集しよう。

 1.● 6月2日(日)NO NUKES DAY 13時集会(鹿児島市真砂本町公園)
   鹿児島・川内原発再稼働阻止行動!鹿児島県庁を二重、三重の人の輪で取り囲む。14:30

 2.● 6月5日(水)集合12:00。 13:00九州電力本店交渉。
    公開質問状回答の場に合わせて、各県団体 それぞれ
        川内原発、玄海原発の即時廃炉を求める要請文提出行動。
    <行動後11月行動の取りくみの実行委員会準備会>農民会館17:00

 3.● 6月26日(木)九電株主総会行動。
    ホテル・ニューオータニ福岡前に午前8時集合
    午前10時総会開始。その後、デモ・パレードを予定。

 4.● (7〜9月)玄海原発から30キロ圏内として福岡県知事への申し入れ

 5.● (11月)さよなら原発!大集会 

「さよなら原発!(11月)福岡集会」実行委員会準備会会議
日 時:6月5日(水)17:00
場 所:福岡市農民会館 中央区今泉 
       地図:http://tinyurl.com/3ev6hm5

●  原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)11:00 (301号大法廷)
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
裁判終了後 弁護士会館3階ホールで報告集会
支援カンパ: 郵便振替口座 01700−1−125911 
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第5回口頭弁論期日 5/31(金)14:00 佐賀地裁
       午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
      原告総数 6295名(5/29現在)
   ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
         午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
    <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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