RE: [CML 025654] Re: なぜ宮崎駿「風立ちぬ」を批判しないの?

まっぺん mappen at red-mole.net
2013年 7月 31日 (水) 13:27:23 JST


まっぺんです。
みなさんのお話に噛み合うかどうかわかりませんが、材料を提供ということで書き込ませていただきます。
個人的には零戦に関連して堀越二郎の伝記や、柳田邦男の「零戦燃ゆ」などを読んだことがあります。
柳田邦男は零戦を工業製品として観察し、小型高性能の日本製品が戦前は戦闘機において、
そして戦後は自動車工業において生かされていった軌跡を詳細に描き出しています。
零戦に含まれる工業的アイデアには驚くものがあります。

しかし、一番最近読んだものとしては『永遠のゼロ』があります。
これ、零戦のこととは知らずに買って読んだのですが、
零戦を扱い、戦闘を描写しながらも、太平洋戦争のほぼ全体にわたって日本軍が
どんなに愚かな戦争を行っていったかを浮き彫りにするのに成功した作品だと思いました。
また、戦争を舞台にしながらも、逆境で結ばれる夫婦愛の深いきずなが
実は本当のテーマなのだとも気づかされました。

宮崎さんは元々第1次大戦~第2次大戦ころのレシプロ機が好きなようで
「風の谷のナウシカ」以来ずっとプロペラ飛行機にこだわっているようです。
「紅の豚」でも水上戦闘機が登場しますね。
元々戦争に反対な宮崎監督がどんな風にこの映画を作ったのか、私は見ていませんが、
これから見てみようと思います。批評はそれからの事ですね。



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