[CML 025467] 自衛隊運用、制服組に移管 文官部局廃止へ 来年度にも

BARA harumi-s at mars.dti.ne.jp
2013年 7月 18日 (木) 13:04:57 JST


新聞記事
朝日新聞・WEB
2013.7.18

自衛隊運用、制服組に移管 文官部局廃止へ 来年度にも
http://digital.asahi.com/articles/TKY201307171042.html?ref=comkiji_redirect&ref=reca

防衛省は自衛隊の運用について、文官(背広組)からなる内部部局の運用企画局を
廃止し、幹部自衛官(制服組)からなる統合幕僚監部に一元化する方針を固めた。
制服組の権限を強めるもので、来年度の実施を目指す。

 日本では先の戦争への反省から、戦後は文民の首相や防衛相が自衛隊を指揮
する文民統制を敷いた。
さらに背広組が、軍事中心の制服組とは違う立場から自衛隊を管理し、首相や
防衛相を支えることで、文民統制をより強く働かせている。

 運用企画局は部隊の活動や訓練を担当する。
制服組も同様の組織を持ち、双方が防衛相に提言できる仕組みになっている。
運用企画局は機能が統合幕僚監部に移管される形で廃止され、自衛隊の運用は
すべて制服組の管轄となり、背広組の役割は大きく後退する。

 運用企画局の廃止は自民党が6月に安倍晋三首相に提言した。
軍隊の運用は、専門性が高いうえに迅速な対応を要求されることなどから、軍が
一元的に扱うことが、世界各国では一般的となっている。
同局の廃止で、自民党が憲法改正草案に掲げる国防軍創設を視野に、自衛隊の
仕組みを他国に近づける狙いもある。


 ■制服組の権限強化

 防衛省が運用企画局の廃止方針を固めたのは、自民党の強い後押しによる。
制服組の「背広組は権力を手放さない」という長年の不満を背景に、背広組の
権限を弱める動きが、自民党の政権復帰で勢いづく。

 背広組の権限を弱める動きは前からあった。2004年に制服組の海上自衛隊
トップが当時の石破茂防衛庁長官に防衛参事官制度の廃止を進言。
背広組の幹部らが長官に直接提言する制度で、09年に廃止された。

 運用企画局の廃止は民主党政権で「文民統制」を理由に白紙にされたが、
自民党は昨年に政権復帰後、防衛相経験者らが背広組の幹部らに実現を迫った。

 自民党は今回の参院選でも、公約の土台となる政策集に「部隊運用組織の
統合などでより積極的・効率的に機能する防衛省・自衛隊にする」と明記した。

 自民党内には「文民統制とは、背広組でなく政治家が軍を統制することだ」
(防衛相経験者)との考えが根強い。
ただ、自衛隊を管理してきた知識、経験を持つ背広組の権限を弱め、政治家
だけで十分に果たせるのか。
党内からは「制服組の権限強化は慎重にすべきだ」との不安が早くももれる。 



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