[CML 025376] 【報告】第815目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 7月 13日 (土) 07:11:10 JST


青柳行信です。 7月13日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
  ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第815日目報告☆
     呼びかけ人賛同者7月11日2900名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】7月12日4名。
    金澤知成 安東 毅 青池清子 新井健治
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さま
お疲れさまでした。
今日は 久しぶりで遠来のお客様がいらした一日でした。
慶応義塾大学教授 の大西 広さんのアベノミクス批判が
わかり易くてよかったです。
あんくるトム工房
大西広先生の経済学講座 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2523
選挙 どこに入れようか  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2522

    横田 つとむ
 追伸 13日〜15日まで 福岡に居ませんので、ブログはお休みします。
    他所から 送信できれば 記事を 送ります。

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆除染予算六〇パーセント使われず安全よりも東電の意向(左門 7・13−351) 
※7・12朝日のトップ記事。地方自治体が主体性を持たないで、
「東電が認めない手法は認められない」という
「原発ムラ」以上の御法度がまかり通っている。 

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、九電が玄海原発の“新基準適合審査”の申請をしたり(記事は後段で紹介)、福島第1の現場では新しい井戸からも高レベルの汚染が確認されるなどの出来事がありまし
た。それらの記事の前に、再稼動をめぐる世論調査結果を伝える記事からはじめます。
1.「原発再稼働、半数が不支持=時事世論調査」時事通信07/1216:14
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200608
記事「時事通信の7月の世論調査で、原発の新しい規制基準の施行を踏まえ「新基準に適合する原発は再稼働させる」とした安倍内閣の方針への賛否を尋ねたところ、『支持しな
い』と答えた人は49.7%に上り、『支持する』の41.1%を上回った。規制強化にもかかわらず、再稼働に慎重論が根強いことが改めて浮き彫りとなった。・・・・・・」
・・・・事故現場や被災地の正しい情報をさらに伝えていけば、世論は再稼動反対の支持がもっと拡大するはずです。指示するとした100%の人が再稼動反対を表明している党が
2党ありますが、くれぐれも選挙後、投票した人を裏切ることのないように。
1’.「参院選ツイッターで『原発』突出 『経済』『外交』続く」東京新聞7月12日 20時12分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071201002156.html
記事「・・・参院選公示翌日の5日から11日までの1週間に、短文投稿サイト「ツイッター」でつぶやかれた選挙関連の政策テーマ件数を調べたところ『原発』が56万3646
件で突出していたことが12日、分かった。2位の『経済』(15万4734件)、3位の『外交・安全保障』(15万2655件)の3・5倍以上に上り、インターネット上で原
発政策への関心が極めて高い実態が明らかになった。・・・ネットを使った選挙運動の解禁を踏まえ、ツイッターの全量データから参院選関連の388万1613件を分析した。
(共同)」

次に、福島第1原発事故現場では、
2.「地下水汚染、南に拡大=福島第1、ストロンチウムなど−東電」時事通信07/1210:34
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200194
記事「・・・・・・東電は12日、3号機タービン建屋近くの海側の観測用井戸で11日に採取した地下水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当た
り1400ベクレル検出されたと発表した。・・・この井戸は海側に設置されている中で最も南にあり、ここ数カ月はベータ線を出す放射性物質に関して検出限界値未満の状態が続
いていた。地下水の汚染がさらに拡大していることが明らかになった
2’.「トリチウム濃度、最高値更新=福島第1の海側井戸−東電」時事通信07/1221:32
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200948
記事「・・・東電は12日、8日に採取した地下水から1リットル当たり63万ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。同じ井戸で5日に採取した地下水は同60万ベクレ
ルで、最高値を更新した。・・・東電によると、この井戸は海から4〜5メートル西にある。6月28日から4回水を採取したが、数値は毎回上昇し、初日の同43万ベクレルの約
1.5倍に上昇した。・・・またストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質も8日の値は同4400ベクレルで、上昇傾向を示している。」
2”.「新設井戸でも高濃度汚染水=建屋側で9万ベクレル−福島第1」時事通信07/1300:37 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071300013 
記事「福島第1原発2号機タービン建屋海側に新たに堀った観測用井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり9万2000ベクレル検出したと発
表した。・・・東電は昨年末に掘った井戸から放射性物質が検出されたため、周囲4カ所に新たに井戸を掘り、汚染経路などを調べている。9万2000ベクレルが検出されたの
は、このうち西側の建屋寄りの井戸で、最初に問題になった井戸より放射性物質の濃度が約60倍高い。・・・・・4カ所のうち南側の井戸では90万ベクレルが検出されており、
東電はこの近くで2011年4月に高濃度汚染水が海に大量漏出した際、地中に残った分が井戸に浸透したとみていた。だが、南側だけでなく西側の井戸でも高い濃度が確認され
たことで、他にも地中に漏れたルートがある可能性が出てきた。」
・・・・・すでに汚染は広域で拡大してるのは確実です。事実さえごまかそうとする東電まかせでは限界です、早く廃炉作業の抜本的な見直しを図るべきです。

その被災地フクシマでは、 
3.「ネット選挙 漏れる避難者 震災直後より回線環境悪化」7月12日 07時03分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071290070315.html
少し長い記事「今回の参院選から、インターネットによる選挙運動が解禁された。故郷を離れて避難生活を送る東日本大震災の被災者約三十万人、中でも県外避難を強いられている
六万数千人にとって、ネットで得られる選挙情報は、その他の有権者よりも貴重だ。にもかかわらず仮設住宅や避難者のネット環境の整備は進んでいない。そればかりか宮城県石巻
市の仮設住宅では衛星アンテナが撤去され、ネット環境が悪化した状況で参院選を迎える。・・・・期間は一年限定で、一二年三月末で事業予算は打ち切られた。。・・・『高齢者
はネットを使わない』と決め付けるのも誤りだ。・・・・・」
・・・・“予算は一年限りだった”、何ということでしょう・・・。
4.「手回らぬ建設業界 特需に対応できず 震災前の体制スリム化影響(」福島民報07/12 09:59)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307129593
記事「・・・・(3.11前の)公共事業の大幅縮減で、建設各社はぎりぎりまで体制をスリム化しており、復旧工事や除染など急増した復興需要に対応できないのが現状だ。『雇
いたくても人が集まらない』『特需が終わるのが心配で、事業拡大に踏み切れない』…。経営者らは受注したくても請け負えない苦悩を抱えている。 ・・・・・・・県によると、県
内の建設業者数は公共工事の減少などを受け、平成12年度当初の1万1235社をピークに減少し続けている。震災前の22年度当初は9398社となり、原発事故に伴う避難な
どの影響で、25年度当初には8682社まで減っている。特に下請け業者の減少が目立つという。 」
そして、
5.「少年4人に除染作業=業者初の逮捕、労基法違反容疑−福島県警」時事通信07/1218:44
⇒ http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200836
記事「・・・・・逮捕容疑は6月初旬と中旬の計2日間、県内に住む16〜17歳の無職の少年4人を、同県田村市の都路町地区で民家の除染業務に従事させた疑い。・・・・労基
法は、放射線を発するなど有害な場所で18歳未満を働かせることを禁止している。」
・・・・フクシマでは、なんでもありの世界になってきています。
6.「雇用対策、加速で一致=避難者受け入れ自治体で−同友会セミナー」時事通信07/1218:28
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200816
記事「・・・経済同友会は12日、福島県いわき市で夏季セミナー2日目の討議を行った。東日本大震災からの復興をめぐり、東京電力福島第1原発事故による避難者を受け入れる
自治体で雇用対策を加速させるべきだとの見解で一致した。・・・・」
・・・・ご指摘はよいが、その前に原発再稼動推進の主張をやめて下さい。
7.「新たに10世帯、国と東電提訴=原発事故避難者−千葉地裁」時事通信07/1218:39 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200635
記事「・・・福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した10世帯27人が12日、国と東電を相手に慰謝料など総額約13億6400万円を求める訴訟を千葉地裁に起こし
た。・・・3月11日に提訴した8世帯20人に続き、同地裁への集団提訴は2例目。同様の訴訟は福島のほか、北海道、東京、愛知でも起こされている。・・・・浪江町出身の男
性(83)は記者会見で、『放射能で関係ない人たちが悲惨な避難生活を強いられている。国や東電には全ての原発の廃炉を求める』と訴えた。
8.「環境省が減容化施設を計画 都路、川内にまたがる東電施設に」福島民報(07/12 09:57)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307129592
記事「環境省は田村市都路町と川内村にまたがる東京電力南いわき開閉所に、放射性物質で汚染された可燃性廃棄物の減容化施設の整備を検討している。・・・・計画では、減容化
施設に仮設焼却炉を設置する。県中地方、県南地方、いわき市、川内村、会津地方、南会津地方の農林業系廃棄物(稲わら・牧草・堆肥など)と、1キロ当たり8000ベクレル以
下の下水汚泥を処理する。地元の田村市と川内村の東電福島第一原発から半径20キロ圏外の除染で出る可燃性廃棄物も扱う。処理で出る焼却灰は両市村外の民間管理型処分場に搬
出する予定。 」
・・・焼却する・・・・。
9.「ヨシノボリから9800ベクレル 環境省、福島の生物調査」福島民報07/12 18:04
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2013071201001848
記事全文「環境省は12日、福島県の河川や湖、海域で昨年12月〜今年1月に採取した魚類や甲殻類、昆虫に含まれる放射性セシウム濃度の測定結果を公表した。南相馬市の太田
川で採取したハゼ科の魚『オオヨシノボリ』から、国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を大幅に超える1キログラム当たり最高9800ベクレルを
検出した。調査は5回目で、これまでと採取した生物の種類に違いはあるものの、環境省は『個体差はあるが、全体的には低下傾向がみられる』と分析。これまでと同様に、海域と
比べて河川や湖沼で高かった。」
群馬県、
10.「除染費6846万円不認定  東電に損害賠償請求 5市村」上毛新聞(群馬県)7月12日(金) AM 11:00
⇒http://www.jomo-news.co.jp/ns/6713735542546120/news.html
記事「・・・・・・原発事故に伴う放射性物質問題で、「汚染状況重点調査地域」の指定を受け、実施計画に基づいて除染を進める9市町村が2012年度の除染費用計6億537
万円を国に請求し、このうち5市村の計6846万円の交付が認められなかったことが11日、上毛新聞社のアンケートで分かった。国が示すメニューよりも手厚い作業が「過剰」
と判断された。いずれも東京電力に損害賠償を請求する。・・・・・」
・・・・汚染は福島県だけではないのです。それにしても変です、手厚い作業を理由に認めない???

原発裁判では、
11.「●住民側試算で原電の累積欠損見通し  敦賀原発1、2号機廃炉で2500億円超に 」常陽新聞(茨城県)7月12日
⇒http://www.joyo-net.com/ (ヘッドラインニュース)
記事「東海第2原発差し止め訴訟の第3回口頭弁論が11日、水戸地裁(吉田豊裁判長)で開かれ、原告側住民側は、東海第2原発(東海村白方)を持つ日本原子力発電(原電)の累
積欠損は、予定通り敦賀原発1、2号機が廃炉になるなどしたら、ここ数年のうちに2500億円を超える厳しい経営状況に追い込まれるとの見通しを示した。・・・・これ以上の
設備投資をせずに東海第2を再稼働させても収入が変わらない以上、余計な設備投資をすれば経営は一層悪化すると指摘し、原発の再稼働よりも、早期に全国の廃炉事業を請け負う
『廃炉専門会社』の『パイオニア』として事業転換を決断し、信用回復を図って資金を借り入れるなど資金を確保することが、現実的な道と指摘した。・・・・さらに、人格権
に基づき、福島原発事故での被害例やチェルノブイリ原発事故の被害状況を報告しながら、『チェルノブイリの悲劇を繰り返してはならない』『チェルノブイリ法並みの補償を』な
どと訴えた。」
・・・・廃炉事業へ特化は賛成ですが、この会社の体質が心配です。

12.(2013参院選)技術者が見る原発事故 名嘉幸照さん」朝日デジタル7月12日
⇒http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307110602.html?ref=mail_0712_m10
長文記事「沖縄で生まれ、移り住んだ福島を終(つい)のすみかとした名嘉幸照さんは原発技術者の草分けだ。東京電力福島第一原発の事故から2年余りたっても廃炉作業、避難民
への対応、地域復興は遅々として進まない。にもかかわらず、現政権は原発の再稼働や海外輸出に歩を進める。福島原発に40年関わってきた名嘉さんは訴える。『それでいいの
か』・・・・・・」 
・・・・この記事珍しく有料設定されていない、時間のある方はどうぞ検索しておよみください。

さて、玄海原発 審査申請の記事、
13.「九電、玄海原発の再稼働12日午後申請へ 」日経7/12 10:38 
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG12007_S3A710C1EB2000/
記事「・・・九州電力は12日午後、原子力規制委員会に対し玄海原子力発電所3、4号機(佐賀県)の再稼働に向けた安全審査の申請をする。・・・・・玄海原発の申請が川内より
遅れたのは、書類の作成が間に合わなかったためという。・・・・・原子力規制委は、すでに申請を受け付けた5原発10基について、審査の担当者を決め作業を開始している。規制
委は玄海原発の審査も近く着手する見通し。」
13’.「玄海3、4号機も申請=津波見直し、暫定対策所−原発安全審査・九電」時事通信07/1217:17
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200603
記事「・・・・九電によると申請書は3、4号機合わせて約1万4000ページ。3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の使用を前提としている。・・・耐震性
評価では、想定する地震の揺れ(基準地震動)は540ガルで変更しなかったが、津波の想定高さでは国の地震調査研究推進本部の指摘を踏まえ、敷地から東に離れた複数の活断層
が連動した場合の影響を考慮。従来の海抜約2メートルから同2.9メートルに変更したが、敷地の高さ(同11メートル)より低く、防潮堤は不要としている。・・・また、申請
済みの川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と同様、緊急時の対策拠点となる免震重要棟が2015年度まで完成しないため、敷地内の高台に約180平方メートルの暫
定対策所を9月までに建設する。」
13”.「『審査に全社挙げ対応』=原発の早期再稼働へ−九電」時事通信07/1220:34
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013071200917
記事「・・・・・九電は12日、規制委への申請に関し、玄海原発が立地する佐賀県や玄海町のほか、長崎、福岡両県など近隣自治体にも報告。今後も丁寧に説明していくことで、
再稼働に向け自治体の理解を取り付けたい考えだ。」
・・・・やらせ問題も佐賀の県議会で調査が続いているのに、そんなこともおかまいなしです。

西日本新聞では、   
14.「九電、玄海再稼働も申請 『最大津波』引き上げ[07月13日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20488/1/
記事「・・・・・・・玄海3号機は09年12月から実施しているプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電が前提の申請。申請後に会見した九電の
吉迫徹副社長は「(川内を含め)4基とも(並行して)審査していただけると思っている。MOX燃料を使用しても新基準に十分適合する」と話した。・・・・・・」
14’「九電、津波や火山対策に自信 想定地震M7も変えず」[07月13日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20474/1/
記事「・・・・・敷地周辺の3本の活断層が連続するとの指摘に対しては「連続を踏まえて計算しても揺れは小さく、安全性に影響しない」と判断。最大地震も従来のマグニチュー
ド(M)7・0から変更しなかった。・・・・・・火山対策の調査対象が多いのは半径160キロ圏内に大分県の九重山、由布岳まで入ったため。ただ、原発敷地内で火山灰や火砕
流跡は確認されず、大規模な噴火も数万?数十万年周期のため、『被害を受ける可能性は極めて低い』と結論づけた。このほか、免震重要棟の代替施設は、3、4号機から約320
メートル離れた高台に建設。広さ180平方メートル、収容人数は約100人という。」 
14”.「核のごみ、行き先見えぬまま 最終処分場選定が難航」07月13日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20493/1/
長文記事「・・・・・・たまる一方の使用済み核燃料や、核燃料サイクル政策の扱い、『核のごみ』問題など原発運転に伴う課題は積み残したまま。将来にツケを回す状況は、東京
電力福島第1原発事故の前と何も変わらない。・・・・◆貯蔵プール 残り少なく・・・・・・」
15.「佐賀県知事、顔見えず 『やらせメール』影響今も」西日本電子版07月13日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20491/1/
長文記事「・・・・・九電との『不透明な関係』を指摘された地元佐賀県の古川康知事の動向だ。メール問題への自らの関与は否定しているものの、責任を追及する県議会といまだ
に対立。全国の立地自治体の知事と異なり、発言も少ない。『地元同意』の可否を決める立場になる見通しだが、主導権を発揮できず『顔』が見えない状態が続く。…『原子力規制
委員会がしっかり審査してほしい』『(やらせ問題が)決着していないから申請しないとなると安全確認できない。確認してもらうべきだろう』。申請のタイミングを問う記者に、
古川知事は第三者を強調するかのように答えた。・・・・・・」

佐賀新聞では、
16.「佐賀県議会、7月中にも九電担当者を招致へ }07月12日更新  
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2507276.article.html
記事「佐賀県議会原子力安全対策等特別委員会の理事会は12日、玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働問題をめぐり、九州電力の安全対策の担当者を参考人招致することで合意し
た。やらせメール問題への対応については各会派の調整はつかないまま、安全性の論議に入ることになった。・・・・・石丸博委員長(自民)は『まずはやらせ問題に決着をつけた
いが、安全性の議論をする必要が出てきた。新基準の中身についてよく分かっていないので、注意をして見ていきたい』。宮崎泰茂副委員長(市民リベラル)は『福島第1原発事故
の原因究明は棚上げされ、免震棟もベント施設も完成していない。どう安全を確保したのか、きっちり審議したい』と話した。 」 
16’.「玄海安全審査申請で、市民団体が知事に要請」 07月12日更新  
⇒http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2507272.article.html 
記事「・・・・12日、再稼働に反対する市民団体が各地で要請活動を行った。古川康知事に対しては『県民の命と財産を守る姿勢が感じられない』と批判、再稼働を認めないよう
要請した。 ・・・・『玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会』(石丸初美代表)は活動に賛同する他の市民団体とともに県庁、玄海町、九電本店(福岡市)を訪問
し、要請書を提出した。
 ・・・・古川知事への要請文では福島第1原発の事故原因が究明されておらず、事故は収束していないと指摘。『受け身で国の言いなりの態度には、県民の命と財産を守る姿勢がみ
じんも感じられない』と知事の政治姿勢を厳しく批判、再稼働を認めないよう求めた。・・・『原発なくそう!九州玄海訴訟』(長谷川照代表)も県庁を訪れ、要請書と避難計画に
関する質問状を提出した。要請書は(1)再稼働に同意しないことを表明する(2)原発事故が起こった際の対応について、1カ月後をめどに説明会を開催する(3)7月19日ま
でに質問状に回答する−の3点を知事に求めている。」
16”.「玄海原発安全審査申請 県内自治体反応 」 07月12日更新  
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2507271.article.html
・・・・記事中に、知事、玄海町、唐津市、伊万里市の名前が見えます。

九電のその他の記事、
17.「九電グループの取引企業に明暗 増収と減収半々、12年」西日本電子版[07月13日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/20484/1/
記事「帝国データバンク福岡支店がまとめた九州電力グループの取引先実態調査によると、九電グループを営業上の「得意先」としている企業の2012年(1?12月期)の売上高
は、前期比で増収となった社が47%を占め、減収の44%を上回った。・・・九電グループを得意先とする企業1883社のうち前期と比較可能な企業について分析した。九電は
12年度から設備投資などの費用を大幅削減しているが、『12年前半が決算期の企業が6割以上を占めるため、九電の経費削減の影響が十分に反映されていない』(同支店)。た
だ、建設業や製造業の一部では減収企業が増収企業を上回り、受注減などの影響がうかがえた。」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
1面トップに、14.の記事の見出しがそのまま、
3面に、14’.、14”.の記事、
17面経済欄に、17.の記事、
35面社会欄に、1’と類似記事、「世論調査と隔たり」
37面社会欄に、15.の記事と、16’.の類似記事、
36面社会欄下方に、
18.来週のでんき予報」
・・・・来週は88〜89%、今週の実績は89〜94%。

6面に、
19.「聞き書きシリーズ 原発を背負って6回 地獄の中を逃げて 被団協谷口さん」                                          
              
昨朝の紙面のスポーツ欄に”福島”の文字があるのを見落としました。
20.「Jヴィレッジをスポーツ施設に 現在は原発対応拠点」(最終更新07月11日 20時49分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nsp/soccer/article/25953
記事「日本サッカー協会は11日、福島県楢葉町と広野町にあるトレーニングセンター「Jヴィレッジ」で理事会を開催し、大震災後に福島第1原発事故の対応拠点になった同施設
を、本来のスポーツ施設に戻すため「Jヴィレッジ復興サポートプロジェクト(仮称)」を発足させることを決めた。大仁邦弥会長(68)が責任者となる。・・・・・・・」
・・・・福島第1の対応のための労働者の宿泊施設等になっている施設。紙面では、設置されていた時計が震災当日の時間を指したままの写真が掲載されていました。

昨日の訂正 1.記事コメント 誤「当事者の津力が・・・」→正「当事者能力が・・」

★ 木村(雅)さんから:
経産省前テントひろばからのお知らせ

7・22第2回口頭弁論は大法廷(103号)使用!!
テント裁判がいよいよ本格的に始動〜国の原子力政策を問う〜
第1回を上回る圧倒的参加を!! 500名の参加意志表明を!!
――午後1時・地裁前前段集会〜午後2時・傍聴〜午後4時・報告集会(弁護士会館)―― 

 7月10日の進行協議で、7・22(月)第2回口頭弁論は、私たちが要求し続けてきた103号大法廷使用に決定した。第1回時の300名の参加が、そしてこの間の毎火・金、さらには
連日の要請行動が裁判所を突き動かした。それはいまだ、第2回に限ってという留保付きのものではあるが、大きな前進である。
 小さな警備法廷から地裁の最中心の大法廷への移行によって、テント裁判はいよいよ人々の注視の中におかれることとなった。この注視によって、この裁判が国の原子力政策を根
本から問う原発裁判となっていくのだ。

 テント裁判は原発問題を裁く裁判であり、裁かれるべきは国の側であり、国策としての原発政策である。テントひろばにつながり、そこに怒り・意思・叫びを重ね合わせてきた幾
多の人々が国を裁き、国策を裁くのである。
これまで「国策としての原発推進」にお墨付きを与えてきた共犯者としての司法・裁判所もまた、その深い反省にたって自己を裁かねばならない。第2回口頭弁論をめぐる闘いは、
テント裁判のそのような転回点に位置している。
 7月22日(月)は、5・23第1回口頭弁論を遙かに上回る人々の参加でもって裁判所を埋め尽くそう!折しも参院選の翌日であるこの日の行動は、原発推進へとしゃにむに突き進む
安倍政権に対する最初の狼煙となるであろう。

 現在テントでは、7・22東京地裁行動への参加意志表明を募っている。参加を予定する人が番号カードに自分の氏名を記入し、日めくりカレンダーのように積み重ねていく。
カードは500番まで用意されている。
 是非、このカードに記入し参加意志表明しよう。参加意志の塊が日々膨れあがり、7・22に向かっていることを互いに確認しよう。

 テントでは、7・22に向けて、裁判所に対する連日の申し入れ行動が取り組まれている。このテント裁判が原発裁判であることを裁判所に認めさせ、司法の責任を意識させる申
し入れ行動を連日繰り返しながら、7・22に向かっていく。この申し入れ行動に是非加わっていただきたい。(午後4時〜) 1人1人が当事者=主体としてこの裁判に向き合っ
ていくためにも。

7月22日(月)の行動
 午後1時〜 地裁前前段集会
 午後2時〜 第2回口頭弁論傍聴行動 地裁前集会&経産省抗議行動
 午後4時〜 報告集会(弁護士会館クレオA)
           発言者;宇都宮健児(テント裁判弁護団副団長)  
               澤地久枝 (テント応援団呼びかけ人)
               駒崎ゆき子 (郡山市議)
               他 

経産省前テントひろば 669日目 テント日誌 7月10日(水) 
小暑を飛び越えて一気に大暑になったような気がするが……

暦の上では小暑なのだろうが、一気に大暑になったように思える。テントは入口を全面的に開け、蚊帳も吊られて暑さ対策は出来ている。家に居ても自然に汗が噴き出してくるのだ
から、テントはまだ、幾分かは凌ぎやすいといえるかもしれない。エアコンは言うに及ばず扇風機もないテントでは自然の風だけが頼りなのだが、夏になると簾(すだれ)程度で開
け放していた昔の家を思いだす。夜と朝方はまだ、熱帯夜という程ではなく過ごしやすいし、風でもあれば心地よい(マンションなどよりは暑くない)が、ただ風は強風になると厄
介だから適度にと願わざるをえない。官庁街のど真ん中での山テント風のシンプルな夏の過ごし方も悪くない。家で暑い暑いと言っているのもいいが、泊りがけでテントに来てもら
いたい。歓迎されること請け合いである。

世の中は参院選挙の真っ盛りである。選挙で汗を流している友人には申し訳ないのだが、どうも選挙は心に響いてこない。選挙結果を想像すると暗い気分になりがちだが、選挙には
身を乗り出すそうという気にならないのだ。原発再稼働という重要な事柄だって、政権の構成が影響するのだが、それでも積極的にはなれない。かつて選挙は棄権していた。意志的
に棄権することが選挙への意志表示であると考えていた。このスタンスはいつのころから変えた。だが、選挙が国民《地域住民》の政治的意志表示のすべてであり、それで政治も変
わるということを信じられない。国民の政治意志が国家意志になることが理想であり、この間の乖離を考え続けてきたが、運動的な意志表示がそのためには必要であり、それが本筋
だと考えることはかわらないのだ。自由な公共的空間(政治空間)をつくりだすことが革命であるとはアレントの言説だが、それはどのように可能かを考える時に、大衆的な運動で
の意志表示を本筋というしかない。

選挙に信を置かない、そのかわり自分の行動で責任を持つという自立的なスタンスは若いころから変わらないが、このことを自問自答することは多くなった。それは事実だが、この
道以外今のところかんがえられないのも事実だ。

規制委の動き、自民党の再稼働の動き等、新聞を読むたびにどういうつもりだと怒りがわく。大した議論も説明もなくそれらを避けて、裏で原発再稼働を進めることと、福島第一原
発事故における官僚(経産省、原子力ムラなど)や東電の無責任な対応とは同じなのだと思う。日本の政治構造、あるいは権力構造の無責任性は変わってはいない。原発再稼働を進
める政治や社会と事故の結果にたいする無責任な対応は一対のものである。このままだともっとひどいことになるだけだ。

最近になって、福島の現状が表に出てくるが、隠しきれなくなってきているのであり、海や地下水の汚染は想像以上に進んでいるのだ。原発震災は今も進行中であり、その凄まじさ
が段々と見えてきているのだ。政府や電機業界、あるいは東電などは覆い隠す努力をするのだろうが、僕らはそれを明らかにして行く必要がある。原発に安全などないし、一度事故
が起きればどうなるか、目を開いて見なければならない。現に起こっていることに目をつぶらずに開いてあることは、僕らの世代の責任だし、そこが出発点なのだ。そして、それは
ずっと続くことなのである。僕らが目をつぶらなければ大丈夫だし、それが脱原発への道を支えていくのだ。

テントの外では大阪から上京したKさん、それにFさんや女性も加わっての協奏が行われている。道行く人は振り向いて行くが、ギターの音色がなかなかいい。そうえば、カラオケも
しばらく行っていない。断片的に曲を口ずさみ、かつて演歌の好きだった中上健次のことを思い出していた。彼が作家でなくて、別の道を歩んでいたらなんてことを想像していたの
だが、彼のうまかった都はるみの歌を口の中で歌ってみた。『大阪しぐれ』が好きなのだが…

7月22日(月)には第二回の口頭弁論が午後に2時から東京地裁で行われる。僕らはこの法廷として大法廷の使用を要求してきたが、103号法廷《大法廷》が地裁側との協議において決
まった。連日、地裁への申入れ行動などを展開してきた皆さんはじめ、関係者の方々の努力のたまもので感謝したい。当日に大法廷を満杯にして僕らの主張をしよう。国や経産省側
はこの件を国有地の不法占拠ということにしぼり、占有をめぐる法律的な案件として処理しようとする。国有地の一角が、原発行政や原発事故の責任を問い、その政治的意思表示の
空間として占拠され出てきたことを無視しようとする。経産省の管理する土地が占拠されたこと、その事実だけを法的な対象にしようとする。こういう法的な行為で、排除されるの
がこの占拠(政治的意思表示空間の創出)の意味である。そして裁判所側はこの土俵を枠組みとして容認する。だから、この裁判の土俵や枠組みから、排除された本筋を裁判におい
て実現すること、そしてなお裁判の設定される土俵も無視できないことの二重性を負う。この二つも面を裁判の中でやるのは難しいことだが、これを可能にするのは僕らの結集力で
ある。多くのみなさんの参加を願う由縁だ。(M/O)

7月22日(月) 第二回 口頭弁論に参加する意思表示をして下さる方を募っています!目標500人!
テントの受付で直接参加意思表明者カードにお名前をご記入いただくか、テントひろば(070-6473-1947)までお電話下さい。(「第二回口頭弁論当日に参加希望します」とお伝え下
さい) http://tmblr.co/ZtOapwpQjkjL

★ 京都生協の働く仲間の会 さんから:
ふくしま集団疎開裁判仙台高裁判決に見る被曝の実態と闘いの方向
・・・井戸謙一弁護士の報告(その1)・・・・
 
 これは、本年6月23日の「いのちが一番!大飯を止めて、原発ゼロを求める集い」(主催 脱原発☆滋賀アクション)における
滋賀弁護士会所属弁護士井戸謙一弁護士の報告である。井戸弁護士は、ふくしま集団疎開裁判の弁護団の一員として、奮闘してきている。そこでは、
山本太郎さんとともに、5月新宿デモを勝ち抜いてきた。ここでは先の報告を、http://www.youtube.com/watch?v=OO9JMKuPbZ0
に載った「集い」を見ながら、それを起こしたものである。長大になるがとても貴重、かつ、大事だと考え、ここに文字おこしをした。
(全責任は、京都生協の働く仲間の会にある。)。ぜひ、ユーチューブの閲覧もしてください。
主催者と井戸氏の重大な努力と厚意にこころから感謝です。

 核心は、ここで指摘された問題点を何としても克服して、必ず、現実の疎開を国、東京電力の責任で、ただちに行わせよう、
そして、40万人の福島の子供らを被ばく・殺させない、守ろう!ということです。大部になりますので、(続く)が、多くなります。よろしくお願いします。
2013年7月11日京都生協の働く仲間の会 20130623 《索引付》1a/2 井戸謙一弁護士@滋賀「いのちが一番!大飯を止めて、原発ゼロを求める集い」

滋賀弁護士会所属弁護士井戸謙一弁護士の報告
「2013年6月23日 ふくしま集団疎開裁判仙台高裁判決に見る被曝の実態と闘いの方向」
於 於ピアザ淡海(主催 脱原発☆滋賀アクション)

 1、
こんにちは、弁護士の井戸でございます。よろしくお願いします。
私に与えられた演題は、「ふくしま集団疎開裁判仙台高裁判決に見る被曝の実態と闘いの方向」という事でございます。
45分間ということですので、できるだけ手短に、掻い摘んで行いたいと思います。

2、
我々の課題は、原発を、全ての原発を廃炉に追い込んでいくということと、福島の膨大な被害者の方々を少しでも支援する、その支援の内容と言うのは、
今言われている復興とか言うことよりも、まず、健康被害を少しでもなくしていくということだと思うんですけれども、その2つの課題というのは、
決して別々の課題というのではなくって、密接に結びついているということを認識しないといかんと思っています。

原発を再稼働して、輸出をして、どんどん原発政策をこれからも進めていくんだという事の大きな理由に、
放射能の被害は大したことないんだというそういうことを洗脳しようとしている、かれらは、している。

最近高市、自民党の政調会長が、はからずも、本音を言いましたけれども、一人も、福島の事故で死んでいないではないかと、
だから原発再稼働しようと。そういう理屈で、再稼働を進めていきたいというのが彼らの本音だという風に思います。

日本だけではなく、国際的な原子力村というのかな、推進しようという勢力は、もちろん、チェルノブイリの時からしていたことで、
チェルノブイリ事故の健康被害をできるだけ小さく見せようとした。いまだに、ビクビタートルという直接の事故処理に当たった人たちと、
あとは、子供の甲状腺がんしか、因果関係のある疾病を認めていない。
現実としては、ベラルーシでも、ウクライナでも、健康な子供は、2割しかいないという、大変な状況が目の前にあるのに、それをすべてストレスのせいだという風に、
切り捨ててしまおうとしている。ウクライナ、ベラルーシでは、大がかりな移住政策が行われました。それを彼らは、失敗だったと認識している。
そんなに移住させる必要はなかったと。その教訓を福島に、「生かそう」としている。
で、福島では、まるでああいう事故はなかったかのような政策が取られていて、そのために、日本国内だけでなく、国際的な力を使って、全然心配する事、ないんだと、
今までどおりの生活を進めていいんだというそういう宣伝がなされてしまっている。
それに、 多くの日本国民、主たる責任はメディアあると私は思っていますが、洗脳されつつある。先ほどちょっとご紹介いただきましたけれど、
甲状腺がんの発表が随時なされていて、こんな事態になっていながら、世の中がこんなに静かだということが、私には信じられないという思いで、今、います。

3、
で、その話になる前に、福島集団疎開裁判の話をさせていただきたいと思います。
お願いします。
福島集団疎開裁判というのは、ほとんど報道されないので、あまりよくご存じない方が多いと思います。
資料「福島集団疎開裁判とは」を、以下、示す。

「・H23.6.24
  郡山市の14人の小中学生が郡山市を相手取り、福島地裁郡山支部に提訴。
 ・求めた内容
  「郡山市は、年1ミリシーベルトを超える環境下の学校施設で教育活動をしてはならない。
   年1ミリシーベルト以下の環境下の学校施設で教育活動をしなければならない。」
 ・請求の根拠 公教育の主宰者としての安全配慮義務
H23.12.17 却下決定
H23.12.27 仙台高裁に不服申し立て
H24.10.1〜H25.1.21 3回の審尋期日がもたれる。
H25.4.24 高裁の却下決定」

H23.6.24、だから3・11の約3ヶ月後ですね、郡山支部に訴えを起こしました。この裁判が起こるきっかけはですね、今も弁護団長をやっている柳原という、私の大学時
代からの友人の弁護士が、郡山に言って、郡山のお母さんたちと話をしてですね、やはり行政の責任で、避難移住させてほしい、疎開させてほしいと、なんか方法はないかというこ
とで、じゃあ、裁判を起こしてみたらどうかということから始まったんですね。
私のところに随時相談は受けてて、私は最初、弁護団に入っていなかったのですが、そのうちに、
やるなら一緒にやろうかということで、私も弁護団に入ることにしました。その時は、弁護団は10人くらいいたんですね。10人もいるから私は末席でいいと思っていたら、ああ
いう弁護団というのは、名前だけの弁護士というのがたくさんいまして、実は、入ってみたら、実働は私以外に二人しかいないということが分かった。結局、3人で実質始めたんで
すね。
で、私は、6月24日に初めて、郡山支部に行きまして、そこで原告のお母さんたちとも話をしました。
その時は、こういう風な同じような気持ちのお母さんたちはたくさんいると、こういう裁判が起これば、次から次から郡山だけではなくて、二本松でも、福島でも、同じような声が
上がるんじゃないかという風に、みなさん、言っていました。それに私は期待していたし、当然そうだろうという風に思っていました。ところが、現実には、それに続く動きは全く
なかった。

4、
で、何を求めたかというと、「請求の根拠は、公教育の主宰者としての安全配慮義務」、
郡山市の教育委員会は、公教育を主宰しているわけで、憲法上の義務として主宰しているわけですから、その主宰することによって、子供の健康を害してはいけない、当然、子供の
健康を配慮して、配慮するべき義務がある。その内容として今の郡山で教育することが、
子供の健康を害するのであれば、別なところに疎開させて、そこで教育をするという義務があるだろう。それに基づいて、裁判所に対しては、「郡山市は、年1ミリシーベルトを超
える環境下の学校施設で教育活動をしてはならない。
年1ミリシーベルト以下の環境下の学校施設で教育活動をしなければならない。」というそういう判決を求めました。
で、その年の年末に却下、で、すぐ仙台高裁に不服申し立てをしました。
で、まあ、国策に反する判決になりますから、そう簡単には通らないのかなと思って、簡単に蹴られるかなと思ったらですね、非常に高裁、時間をかけまして、
H24年10月から今年の
1月までに3回の審尋期日をもうけ、この1月21日が最後、これで終わりますということだったので、大体こういう判決とかいうのは、長くても2カ月、2か月以内に判決をしな
さいという風に言われているんですね。大体それくらいで、大きな事件でも出るんですが、3カ月以上かかって、4月24日になってようやく、高裁の却下決定が出たという経過に
なります。

4、
資料「一審決定の論理」、以下を見ながら、話す。
「一審決定の論理
・結果的には、疎開したくない子供も含めて郡山市の小中学生3万人を強制疎開させることを求める申し立てであるから、これを認めるには、被害の危険が切迫しており、重大な損
害が生じることが明らかで、他に方法がないことを要する。
・除染がそれなりの効果をあげており、ガラスバッジの測定結果も高いものではない。100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの被害については実証的裏付けがないこと、文科省
通知によって、20ミリシーベルトが目安とされたこと等によると、子供たちに切迫した危険性があるとは認められない。」
で、一審はどういう論理で却下したかというとですね、こちらとしては、日本の法律が1ミリシーベルト以上の被ばくを一般公衆にはさせないと決めているんだから、当時、郡山
は、もう、年間に換算したら、5ミリシーベルト、10ミリシーベルト程度の線量がありましたから、もうそれだけで、それだけで、認める
判決を出すべきだと。内部被ばくだとか、低線量被ばくだとか、もちろんそういう問題もあるんだけど、そういう議論に入って行ったら、時間かかるので、あまりそういう議論をし
ないで、できるだけ議論を単純化させようとした。
郡山市のほうも別に、100ミリシーベルト以下なら安全だとか、そういうことは主張していなかったんですが、判決ではですね、100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの被害
については実証的裏付けがないし、文科省も20ミリシーベルトを目安としているなどを理由にして、
子供たちを疎開させなければいけないほど、切迫した危険があるとは認められない、というそういう理屈で却下しました。
で高裁段階では、一審がそういう理屈だったので、この低線量被ばくの危険性ということを、詳細に立証しました。たくさんの学者の方々、あるいは、医者の方々に意見書を書いて
いただいたり、それから協力するたくさんの市民の方が、たとえばモニタリングポストで、ここまで除染の効果があって、ここまで空間線量が下がっているというのですが、それが
いかにインチキであるかということをですね、実際に現地を回ってずっと測って、調査していただいたりとか、いろんな方の協力がありました。
で、その議論では絶対に負けていない。高裁では絶対に負けていない。
郡山市はどういったかというと、とにかく線量は下がってきていて、もうほぼ1ミリシーベルトのラインまで来ていると、だから心配ないというそういう理屈だったんです。
それはまやかしであるということを、こちらは立証しようとしました。
その郡山市の理屈を論破できればですね、次は低線量被ばくの問題に入らざるを得ない。低線量被ばくの問題に入れば、完全にこちら
が勝ってますから、危険だと、子供たちが危険だとならざるを得ない。そしたらやはり疎開させるべきだという結論に、裁判所もとらざるを得ないのではないか、と、思っていまし
た。
しかし、裁判官、なかなか、もしそういう結論を出すとしたら、相当勇気がいるだろうなと、思っていたので、どこかで、理屈を捻じ曲げる可能性はあると思っていたのです。が、
いったい、どういう理屈で捻じ曲げるのか、と思っていたら、しっかり、捻じ曲げられて却下されたのです。

5、
資料「高裁決定の論理(1)」を見ながら、話す。
「高裁決定の論理(1)
・福島に住み続けることの危険性を正当に認めた。
「抗告人は、強線量ではないが低線量の放射線に間断なく晒されているものと認められるから、そうした低線量の放射線に長期間に
わたり継続的に晒されることによって、その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧されるところであり、チェルノブイリ原発事故後に児童に発症したとさ
れる被害状況に鑑みれば、福島第一原発付近一帯で生活居住する人々とりわけ児童生徒の生命・身体・健康について由々しい事態の進行が懸念されるところであ
る。」「今なお相手方の管轄行政区域内にある各地域においては、放射性物質から放出される放射線
による被ばくの危険から容易に解放されない状態にある」「抗告人が主張するような「集団疎開」は、抗告人が主張するような
 被ばく被害を回避する一つの抜本的方策として、教育行政上考慮すべき選択肢であろう。」
 大事なのは、福島に住み続けることの危険性を正当に認めたということです。
抗告人とは子供のことです。
抗告人は、強線量ではないが低線量の放射線に間断なく晒されているものと認められるから、そうした低線量の放射線に長期間に
わたり継続的に晒されることによって、その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧されると。
チェルノブイリの例などによると、とりわけ児童生徒の生命・身体・健康について由々しい事態の進行が懸念されるところである。
いまなお、除染の効果もあがっていなくて、被ばくの危険から容易に解放されない状態にある。
「集団疎開」は、そういう被ばく被害を回避する一つの抜本的方策として、教育行政上考慮すべき選択肢である。
と、ここまで述べた。そしたら、請求を認めるしかないと思うのですが、どういう理由であったのかというと、これがまたわからないのです。

6、
資料「高裁決定の論理(2)」を見ながら、話す。
「高裁決定の論理(2)
・どういう理由で請求を却下したのか
「抗告人は、郡山市に引き続き居住する限りは、相手方の設置する学校施設以外の生活空間において既に抗告人がその生命・身体・健
康に対する被害を回避し得る上限値として主張する年間の積算被ばく量を超える量の放射線を被ばくすることが避けられないこととなるから、学校生活における
被ばく量の多寡にかかわらず、その主張する被害を避けることはできない計算となる」
「年間の積算放於線量の被ばく回避を目的とする抗告人主張の差止請求権の発生を認める余地はない。」
「ところで、抗告人の転居する地域に相手方が学校施設を開設してそこでの教育活動を施
すことは、現に抗告人が被っている放射線被害から解放される一つの選択肢ではあろうけれども、そうした地での教育は、そうした地における教育機関によって
行われることが原則であり、遠隔地の公的教育機関がわざわざ地元の公的教育機関を差し置いてまで別の学校施設を開設する必要があるとはいえない。」」
 最初に見ていただきましたけれど、われわれの求めたものは、「年1ミリシーベルトを超える環境下の学校施設で教育活動をしてはならない。
年1ミリシーベルト以下の環境下の学校施設で教育活動をしなければならない。」ということであり、それは行政の責任で子供たちを移しなさい、移す責任があると主張したのです
が、裁判所はそれをバラバラにしてしまって、一体のこととして、こちらは主張しているのですが、それを裁判所はバラバラにしてしまいました。
そして、
「年1ミリシーベルトを超える環境で教育をしてはならない。」という請求に対しては、学校生活での被ばくの多寡にかかわらず、日常生活で、1ミリシーベルト以上の被ばくをす
るから、その主張する損害を避けることができないから、だから、そういう申し立てをしても意味がない。という趣旨なんです。
郡山市に引き続き居住する限りは、学校以外の生活空間において、年間被ばく線量を超える被ばくをすることは避けられないから、だから学校生活の被ばくの量の多寡にかかわら
ず、その主張する被害を避けることはできない。
学校に通わなければならないから、
郡山市に生活しなければならないんです。学校を抜きにしても、1ミリシーベルト以上の被ばくをするから、学校のことをとやかくいっても意味がないという、とても理屈になって
いない理屈です。
それから、じゃあ、その1ミリシーベルト以下のところで、教育活動をせよという請求に対しては、
もうすでに子供が転居していることを前提にして、転居した場合には、
郡山市が、その転去先で学校施設を開設して教育活動を施すことは、1つの選択肢だけど、そこではそこの地の教育機関によって教育がおこなわれることが原則だから、わざわざ遠
くまで行って、
地元の公的教育機関を差し置いてまで別の学校施設を開設する必要があるとはいえない。と。
とても屁理屈としか言いようがない。全く二つを切り離している。そうじゃなくって、郡山市の責任で移すべきだと
言う義務があるということに対しては、全く正面から答えてないです。
まあ、これが屁理屈だということは、裁判官自身が分かってないはずはないので、屁理屈を言ってでも認めることはできなかった。
ただ、裁判官としては、私の経験から、わかりますが、こういう結論を出すのなら、前の段階で、低線量被ばくの危険があるなどと言う必要はないんですね。仮に申立人が言うよう
にそういう危険があるとしても、こういうことだから、申し立ては却下するという風に、言えばいいんです。
 ところが、敢えて、必要がないのに、
低線量被ばくの危険がある、ゆゆしい事態の進行が懸念されるとまでいったのは、やはり、
それは裁判官も、これはさすがにまずいと、これは、結論は、申し立ては認容できないけど、裁判所の認識として、そういう危険があるということをちゃんと言う必要があると、
思ったに違いない。という風に思っています。
決定は、裁判所が低線量被ばくの危険性を認めたという点で大きな意味があったと思いますが。

7、
資料「福島集団疎開裁判の特徴」をパワーポイントで指摘しながら、話す。
「福島集団疎開裁判の特徴
・大手メディアの徹底的な無視
・外国メディアの注目
・多くの科学者の支援(矢ケ崎名誉教授、澤田名誉教授、山内教授、松崎医師、松井医師等。)
・多くの市民の協力
・国内外の著名人の支持
(ノーム・チョムスキー、キャサリン・ハムネット、レミー・バガーニ(ジュネーブ市長)、小出裕章、広瀬隆、広河隆一、山本太郎、ちばてつや、野中ともよ、おしどりマコ、神
田香織、坂本龍一、高橋哲也、柄谷行人、そのほか多数)
・福島県内ではほとんど知られていない。」
この裁判の特徴というのは、
大手メディアが徹底的に無視したということです。高裁の決定は、裁判所が、ああいう形で、低線量被ばくの危険性を認めたという点で大きな意味があったと思いますが、これを報
道したのは、東京新聞だけ、あとは、全て無視しました。最初はですね、申し立てた段階で、ある程度、関心を持っていて、たとえば、ニュース23などですね、2回目、3回目な
ど
ついて歩いていたんです。ところが、ある段階から、ぱたっと連絡がなくなった。全く報道されなくなりました。なんらかの力が働いていたと思いますが。
ただ、一方で、外国メディアは大変注目しまして、ドイツのテレビと韓国のテレビは、特集番組を作りました。高裁の決定も、
世界中の有力報道、有力新聞が、報道しました。ワシントンポスト、ニューヨークタイムス、ガーディ
アン、ABCテレビなど、写真入りで大々的に報道しました。だから世界中の人が知っているのに、日本人だけが知らないと、そういう非常にいびつな状況ですね。
たくさんの科学者の方々が、支援して、意見書を書いてくださいました。多くの市民の協力もありました。また、国内外の著名人も支持を表明してくれました。
ノーム・チョムスキーとは、有名な方です。私、キャサリン・ハムネットさんとは、全然知らなかったんですが、有名なデザイナーなんだそうですね。その世界では、非常に有名な
方だそうです。あと、レミー・バガーニジュネーブ市長、あと、たくさんの方々。
で、実はこの運動は、原告の方が、今の福島の状況の中で、名前を出して表に出ることはできないというので、それに代わって支援する市民が表に出ようということで、福島集団疎
開裁判の会というのを作って支援をしました。
だけど、一審段階ではですね、裁判のたびに支援集会などしましたけれど、まあ、せいぜい20人くらいかな、集まっていただくのが。で、非常にさみしいものだったし、そもそも
存在がなかなか知られなかった。
2審になって、官邸前の金曜日の行動が始まって、あれだけ人が集まっているんだから、あそこで宣伝しようじゃないかということで、毎週金曜日に文科省前での宣伝というのを、
6月から7月くらいから始めた。それであのたくさんの方々に知っていただくようになって、熱心に支援してくださる方がたくさん出てきました。そういう中で、ブックレットなど
も作ることができて、今日も後ろのほうに、5部ほど置いてますが、1部500円ですので、よろしければ、もうすでに持っておられる方もたくさんいると思いますが、まだの方
は、お買い求めいただけたらと思いますが。
で、2月と5月、新宿では、集会とデモをしましたが、その時には、600人くらいの方々が、デモに参加していただくと、というような形で、
そういう意味では、一審段階とは比べ物にならないくらい、たくさんの方々が熱心に支援していただいていますが、しかし、実は、福島県内ではほとんど知られていない。福島の肝
心のお母さんたち、お父さんたちは、この裁判のことをほとんど知らないんですね。その状況は今も変わっていません。(続く)

○−−−−−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−−−−−○

●  原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)(301号大法廷)
     〇門前集会 10:30〜
     〇入廷行進 10:45〜
     〇法廷301 11:00(口頭弁論・意見陳述) 
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
 〇報告集会11:30〜(裁判所構内 福岡県弁護士会館3階ホール)

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
     午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
     原告総数 原告総数6427名(7/10現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
   ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
         午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
  ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
電話:080-6420-6211
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