[CML 025306] 【報告】第810目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 7月 8日 (月) 06:44:58 JST


青柳行信です。 7月8日。
★ 緊急行動【九電再稼働申請抗議と要請行動】
7月8日(月)8時30分 九電本社前集合
       9時:00分 瓜生九電社長に申し入れ

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

【転送・転載大歓迎】
  ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第810日目報告☆
     呼びかけ人賛同者7月7日2884名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
 
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さま
原発再稼動に向けた動き、本当に彼らの良識を疑います。
何にも片付いてないのに、お金のための稼働ですよね。
選挙では 自公を半数以下に 抑え込みたいものです。
七夕 東京の集会はどうだったのでしょうか。
あんくるトム工房
ほんとのこと言っているの  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2513
コンテンポラリーダンス  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2512
原発再稼動 させないぞ  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2511

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「安全よりお金が大事」と批判される東電社長の卑小に見ゆる(左門 7・
8−346)
※泉田知事の質問に、どれ一つとししてマトモに回答できない、
「お金の使者」(ガキの使い)とも言うべきみすぼらしさでした。
このような人間性の歪んだ者たちが、
原発の危険を毎日のように増幅していることも合わせて「収束」させなければな
りません。

★ 石垣敏夫 さんから:
原発再稼動は犯罪です
衆知のとおり、原発は死の灰製造機でタレ流し(毒物)公害と同じです。
死の灰(核廃棄物)は処理できず、
このままでは日本は死の灰列島となります。
再稼動は子孫に対する犯罪です。
私たちは犯罪者を放置してはなりません。

★井原東洋一(電力労働者九州連絡会議代表・長崎市議会議員) さんから: 
<川内原発1・2号機及び、玄海3・4号機の再稼働に反対し抗議する。>
原発規制委員会が新しい審査基準を発表する7月8日に向けて、
九州電力(株)など4電力会社は、5原発地点・10基の原子力発電所再稼働を
申請する事前申し出を行っている。
この中には川内原発1・2号機が含まれている。
活断層の存在と連動の危険性を指摘されながら、九州電力はこれを否定しつつ、
電気料金値上げ算定にも織り込んでいた川内原発の再稼働申請に踏み切った。
また、若干の日をおいて12日には、玄海3・4号機の再稼働申請を予定している。
九州電力の松尾前会長が、佐賀県鳥栖市の「ハイマット」開所式で、
40億円の寄付金支出が滞っていることについて
「原発を3・4日早く動かせば何て事はない」との暴言を吐き、佐賀県議会から
厳しく叱責され、
また、「ヤラセメール事件」で問題化したあの玄海原発である。
特に玄海3号機は、より危険なMOX燃料を使用するプルサーマル発電所である。
東京電力福島第1原子力発電所の過酷事故の検証もなく、
被害者を置き去りにしたまま、「命より金」に走る電力独占企業と財界、
それを支える安倍政権の暴挙は許されない。
玄海原発と川内原発の廃炉を求めるマンモス裁判の原告の1員として、
また、安全、安定、公正な電気事業を求めている電力労働者の1人としても、
原発再稼働は、企業にとって計り知れないリスクを背負う事態であり、
地球破滅への道であることを恐れ、容認する事は出来ない。
電力労働者九州連絡会議(井原東洋一代表)は、
九電消費者株主の会、原発とめよう!九電本店前ひろば、さよなら原発! 福岡な
どの連名により、
7月8日の早朝から九州電力本社前で抗議集会を開き、九州電力瓜生社長に再稼
働反対を申し入れる。

★ 金子譲 さんから: 
【Oneness TVアーカイブ:2013/7/5 来んしゃい金曜!脱原発 第52回抗議行動】
毎週金曜日の東京の官邸前抗議行動にリンクする形で福岡で始められた、脱原発
抗議行動の52回目。
http://t.co/jvEy6FUubR

【Oneness TVアーカイブ:2013/7/6 藤田祐幸先生講演会 〜原発とエネル
ギー、九州の私たちにできること〜】
コンバインドサイクル発電、コージェネレーション発電は、原発など比較になら
ない倍以上のエネルギー効率で発電出来ます。 http://t.co/VcjidNixKQ

【Kさんを支える会:速報 Kさんの10日間の勾留延長が決定】
去る6月25日に福岡県警に不当逮捕された、福岡で脱原発活動に頑張っていた私
たちの仲間、Kさんの勾留期限が本日7/7で切れることから、本日中にも釈放の可
能性がありましたが、たった今、Kさんの10日間(7月17日まで)の勾留延長が決
定したと連絡が入りました。非常に残念です。これを受け、福岡市民救援会では
明後日7/9(火)18:00より福岡県警 東署前にて、この決定に対する抗議&Kさん
への激励行動を行います。ぜひご参加ください。

 ★ 林田力 さんから: 
「日本国憲法」 たなばた勉強会
http://www.hayariki.net/10/20.htm
映画『日本国憲法』
http://www.hayariki.net/10/21.htm
亀戸七夕宣伝行動
http://www.hayariki.net/10/18.htm

さよなら原発・江東/亀戸七夕/宇都宮健児1
http://youtu.be/6Ep_Gag-slQ
さよなら原発・江東/亀戸七夕/宇都宮健児2
http://youtu.be/m5PjFiEKnfc

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
きょうは、8日、電力会社の“安全審査”の申請が予定されている日です。
1.「5原発10基、8日申請=新規制基準施行、審査へ 」時事通信07/0717:26
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013070700129
1’.「5原発10基、8日に審査申請へ 新規制基準が施行」東京新聞7月8日
00時02分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013070701001650.html
記事「原子力規制委員会(田中俊一委員長)が策定した原発の新規制基準が8
日、施行された。・・・・・」
次の記事を、もう一度しっかり見ておきましょう、
1”.「あす施行 原発新基準 穴だらけ 原発再稼働は論外」しんぶん赤旗7
月7日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-07/2013070703_01_1.html
記事の中見出しは、「“放射能放出が前提” “地域防災置き去り” “事故究明も
収束もないままに”」、なっています。
そして記事の締めくくりは、
記事「・・・・・事故の原因究明は終わっていないどころか、原子炉建屋内は高
線量のため現場調査にも入れません。国会事故調などで指摘された地震の影響な
ど未解明の問題などを調べる原子力規制委員会の田中俊一委員長自身、・・・・
笠井亮衆院議員の質問に『現場は非常に(放射)線量が高い状態。一つひとつ、
(調査には)少し時間はかかる』と答えています。調査を担当する更田豊志委員
も『事故分析は10年、20年続けるものになるだろう』と述べているほどで
す。・・・・原発立地自治体からも福島第1原発事故の原因究明を最優先するよ
う求める声が上がっています。原発の再稼働には地元の了解が必要であり、どこ
から見ても再稼働の条件はありません。」

そして、福島第1事故現場では、また、
2.「海近くでトリチウム最高濃度=地下水で上昇、福島第1−東電」時事通信
07/0715:31
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013070700087
記事「東京電力は7日、福島第1原発の港湾近くの観測用井戸で5日に採取した
地下水から、1リットル当たり60万ベクレルの放射性トリチウム(三重水素)
を検出したと発表した。これまでで最も高い濃度という。・・・この井戸は港湾
から約6メートル西にあり、現在ある観測用井戸5カ所の中で最も海に近い。1
日に同じ場所で採取した地下水のトリチウム濃度は同51万ベクレルだった。ま
た、1〜4号機取水口北側の海ではトリチウム濃度が上昇傾向を示しており、3
日に採取した海水で同2300ベクレルと過去最高だった。・・・・東電は
「データを蓄積している段階で、海へ流出しているかどうかは判断できない」と
しているが、地下で汚染がどのように拡大しているか把握できていない状況だ。
」
・・・・原発は、運転中でも被曝労働を前提としていて、なおかつ、ひとたび事
故が起きれば、人間の手に負えないことがこうした事例で示されても、各会社
が、そして、当事者の東電までもが再稼動のための“安全審査”を申請準備をして
いるのは許せません。

昨日、次のような行動が官邸前で行われています、
3.「七夕に脱原発の願い=子連れ母ら官邸前で−東京」時事通信07/0718:33
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013070700135
記事「脱原発を訴える市民らが7日、『100万人の母たち 七夕プロジェク
ト』と題した集会を東京・永田町の首相官邸前で開いた。参加者は『子どもたち
を被ばくから守れ』と書かれた横断幕や短冊を結び付けたササを用意し、原発の
再稼働や輸出の中止を求めた。炎天下、主催者発表で約800人が参加。日傘を
差したり、浴衣を着たりした人もいた。・・・・脱原発に関する写真集を出版し
ているカメラマン亀山ののこさん(36)はマイクを握り、『福島第1原発の状
況が全く収束していない中で再稼働がうたわれることに黙っていられない』と訴
えた。・・・・・・」

被災地フクシマでも、
4.「さよなら原発」定例集会50回目 福島・南会津でデモ」河北新報(7/7
06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130707t63002.htm
記事全文「福島県南会津町で5日夕、脱原発を訴える「さよなら原発集会」が開
かれた。毎週金曜日の定例集会で昨年7月の開始以来、50回目。集会には十数
人が参加。会津鉄道の会津田島駅周辺を約1時間デモ行進。東京電力が柏崎刈羽
原発の再稼働申請を決めたことに関して「福島の隣県での再稼働を許すな」と訴
えた。・・・・福島県いわき市から子ども2人と南会津町に自主避難している鈴
木仁美さん(46)は『子どもたちと次世代のことを考えると、声をあげずには
いられない』と語った。・・・・集会は冬季も続けた。毎回十人前後が参加して
いる。呼び掛け人の一人、フリーライターの岡村健さん(74)は「政権が変
わって再稼働に流されていくのは許せない。小さな町の小さな集会だが、訴え
を続けたい」と話した。」
・・・・・福島県内のいまの状況の中で行動を続ける勇気の頭が下がります。
5.「『政策』冷静に見極め 初の週末、見守る被災者」福島民友(07/07 10:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0707/news8.html
記事「・・・・・・・・・・震災後の2年余りで復興が進まない現実を直視する
被災者は「いろいろな話を聞きたい」と、熱を帯びた訴えとは裏腹に政策を冷静
に見極めていた。・・・・・・」
6.「飯舘村長が現状説明 福島でICRPが対話セミナー(07/07 10:10)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0707/news10.html
記事「国際放射線防護委員会(ICRP)は6日、福島市保健福祉センターで、
原発事故による放射能の影響が続く地域の住民と専門家が現状や今後の展望を議
論する第6回対話セミナーを開いた。今回は全村避難を強いられた飯舘村の人々
が直面する問題をテーマに7日まで意見交換している。・・・・」
7.「地域と再生エネ考える 喜多方でシンポジウム」福島民報07/07 09:01
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201307079490
記事「・・・会津自然エネルギー機構主催のシンポジウム「地域の自立と再生可
能エネルギー」は6日、福島県喜多方市の大和川酒蔵北方風土館で開かれ
た。・・・・・・・・同機構は株式会社「会津電力」を設立する計画で、水力や
風力、地熱など会津の豊かな自然エネルギーを生かした自立した地域社会の実現
を目指している。会津地方の市民有志らが去る2月に設立した。」

参院選、こんな見出しには要注意です、
8.「自民、原発活用に前向き=他党は再稼働慎重【13参院選】」時事通信
07/0714:40
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013070700072
・・・・“慎重”という言葉が怪しいのです、すでに選挙前には原発輸出を容認し
た前科のある党が多数あります、そうしたことを見ると、選挙がおわれば、再稼
動を平気で見過ごすことが予想される党もあります。くれぐれも“慎重”に判断さ
れますように。

さて、今届いた西日本新聞紙面では、
1面真ん中付近に、
9.「5原発10基の安全審査、8日に申請 九電など4社、新規制基準施行」
07月08日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/20174/1/ (有料記事)
26面下方左隅に、
10.「反核の力に」山口仙二さん悼む 雲仙市で通夜 」西日本(最終更新07
月08日 00時10分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/25039
記事「日本原水爆被害者団体協議会の元代表委員で、6日に82歳で亡くなった
山口仙二さんの通夜が7日、長崎県雲仙市の葬儀場で非公開で営まれた。親族や
被爆者の友人が参列し、世界に核廃絶を訴えた故人の死を悼んだ。・・・・・・・」

6面社説、きょうはテーマがひとつだけの長文記事となっています、
11.「原発政策 正面からぶつかる格好の場だ」
・・・・参院選の争点として、どうどうと論戦しろ、という指摘をしている記事
です。
次のように結ばれています、
記事「・・・・・・。自民党が原発維持・」推進なら、はっきりそう言うべきだ
ろう。そこをうやむやにしながら既成事実を積み上げていく。そんな一昔前の発
想なら、国民を甘く見ているといわざるを得ない。」
記事内容全体を見たい方は、社説ページを検索ください、午前11時頃には貼り
付けれている?
社説検索⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu

同じ6面の聞き書きシリーズは、きょうからです、
12.「原爆を背負って 日本被団協代表委員 谷口 稜曄 さん」
・・・・・ネットでは、みれないのでは??
きょうは、以上です。

★ 福岡市西南大学 田村 さんから:
 <政治を変えるには>
15日の想田和弘監督企画、早速告知を開始しました。
http://www.as-tetra.info/archives/2013/130715094025.html

★ 茨城県から大山嘉夫 さんから:
<虹龍の手紙>
七夕に子どもたちはどんな願いをしているのでしょうか?
疲れないこと。お金に困らないこと。家族や近所の人が穏やかに暮らしているこ
と…。
自分の子供がいない私などには想像もできない、すごい願いを短冊に書いている
のかもしれませんね☆☆☆

  今日は突然真夏になったので、あわててコタツとストーブをしまい、半年ぶり
に部屋の掃除をしていました。
  壁には一面に、放射能関係の地図や表が貼られています。何となく風景のよう
になってしまった壁をあらためて凝視しました。
  間違いなくこの周辺には水色に染まるくらいの放射能がばらまかれたのです。
  幸いながら今のところ周囲から子どもたちの健康被害のウワサは聞いていない
ので、ホッとしていますが、私の交流関係が狭いだけかもしれません…。チェル
ノブイリでは4〜5年後からしか健康被害が出なかった、と言うなら、もう2年
以上過ぎて後たった2〜3年の話なのだから、早く「もし放射能関連が疑われる
健康被害が出たら、その治療には行政から十分なお金が出るという約束」と「一
人でも見過ごされて手遅れなどには決してさせないきめ細かい健康調査・予防」
が必要です!

  原発稼働再稼働とは関係無く、せめて水色に染まった地域にぐらいして欲しい
と思うのは、被災地復興を掲げる日本政府には無理な願いなのでしょうか?  こ
こだって間違いなく被災地です。

  参議院に立候補した方々に聞いてみたい!
  あと、あの国と県が航空機調査した汚染マップと、実際に甲状腺ガンが発見さ
れてしまった12名の子供一人ひとりが事故当時にいた場所を比較する必要があ
るので、プライベートに触れないよう子供の名前をふせて、年齢・性別・事故後
どこでどんな生活をしていたか、という情報を国民に知らせるべきだと思いま
す。今後も決して隠したりせずにきちんと国民に知らせるべきです。
  単なる好奇心などでは決してなく、国民一人ひとりがこれからのことを具体的
に考えていくための何より大切な情報なのです。

★ 色平 さんから:
孫崎享氏の視点ー<2013/07/07>
騙される側の責任(伊丹万作氏の抜粋)

今、参議院選挙が行われる。
 自民党は原発の再稼働をする。貴方は原発の再稼働に賛成なのか。
 自民党はTPPに参加しようとする。貴方はTPPに賛成なのか。
 消費税の増税をしようとする。貴方は消費税増税に賛成なのか。
 普天間の辺野古基地移転をしようとする。貴方は沖縄県民の意思に
反して実力行使をするのに賛成なのか。

 では何故自民党に投票するのか。
 いつの間にか選挙の争点をアベノミクスの是非を問うにされている。
 操作されている。
 しかし、我々の方に操作されたいという気持ちがあるのでないか。
 今一度、伊丹万作氏の言葉を読んでみたい。
この問題については第2次大戦後、伊丹万作氏が指摘し、
何人かが引用している。極めて貴重な発言なので、共通の財産として
皆で知っておきたい。

底本:「新装版 伊丹万作全集1」筑摩書房 、
初出:「映画春秋 創刊号」1946(昭和21)年8月 入力:鈴木厚司、
校正:田中敬三: 青空文庫作成ファイル

多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えて
だまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだ
といつた人間はまだ一人もいない。

ここらあたりから、もうぼつぼつわからなくなつてくる。
多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はつきりしている
と思つているようであるが、それが実は錯覚らしいのである。
たとえば、民間のものは軍や官にだまされたと思つているが、
軍や官の中へはいればみな上のほうをさして、上からだまされた
というだろう。上のほうへ行けば、さらにもつと上のほうからだまされた
というにきまつている。すると、最後にはたつた一人か二人の人間が残る
勘定になるが、いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間が
だませるわけのものではない。

 すなわち、だましていた人間の数は、一般に考えられているよりも
はるかに多かつたにちがいないのである。
しかもそれは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と
分れていたわけではなく、いま、一人の人間がだれかにだまされると、
次の瞬間には、もうその男が別のだれかをつかまえてだますと
いうようなことを際限なくくりかえしていたので、つまり日本人全体が
夢中になつて互にだましたりだまされたりしていたのだろうと思う。

 このことは、戦争中の末端行政の現われ方や、新聞報道の愚劣さや、
ラジオのばかばかしさや、さては、町会、隣組、警防団、婦人会と
いつたような民間の組織がいかに熱心にかつ自発的にだます側に
協力していたかを思い出してみれば直ぐにわかることである。

 たとえば、最も手近な服装の問題にしても、ゲートルを巻かなければ
門から一歩も出られないようなこつけいなことにしてしまつたのは、
政府でも官庁でもなく、むしろ国民自身だつたのである。
普通のあり合わせの帽子をかぶつて出ると、たちまち国賊を見つけた
ような憎悪の眼を光らせたのは、だれでもない、親愛なる同胞諸君で
あつたことを私は忘れない。

 少なくとも戦争の期間をつうじて、だれが一番直接に、そして連続的に
我々を圧迫しつづけたか、苦しめつづけたかということを考えるとき、
だれの記憶にも直ぐ蘇つてくるのは、直ぐ近所の小商人の顔であり、
隣組長や町会長の顔であり、あるいは郊外の百姓の顔であり、
あるいは区役所や郵便局や交通機関や配給機関などの小役人や雇員や
労働者であり、あるいは学校の先生であり、といつたように、
我々が日常的な生活を営むうえにおいていやでも接触しなければならない、
あらゆる身近な人々であつたということはいつたい何を意味するので
あろうか。

 いうまでもなく、これは無計画な癲狂戦争の必然の結果として、
国民同士が相互に苦しめ合うことなしには生きて行けない状態に
追い込まれてしまつたためにほかならぬのである。
そして、もしも諸君がこの見解の正しさを承認するならば、同じ戦争の間、
ほとんど全部の国民が相互にだまし合わなければ生きて行けなかつた
事実をも、等しく承認されるにちがいないと思う。

 だまされたということは、不正者による被害を意味するが、
しかしだまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して
書いてはないのである。だまされたとさえいえば、一切の責任から
解放され、無条件で正義派になれるように勘ちがいしている人は、
もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。

 だまされるということはもちろん知識の不足からもくるが、
半分は信念すなわち意志の薄弱からくるのである。
我々は昔から「不明を謝す」という一つの表現を持つている。
これは明らかに知能の不足を罪と認める思想にほかならぬ。
つまり、だまされるということもまた一つの罪であり、昔から決して
いばつていいこととは、されていないのである。

 だますものだけでは戦争は起らない。だますものとだまされるもの
とがそろわなければ戦争は起らないということになると、戦争の責任も
また(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考える
ほかはないのである。

 そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実
そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど
批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の
一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体の文化的無気力、
無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。

 このことは、過去の日本が、外国の力なしには封建制度も鎖国制度
も独力で打破することができなかつた事実、個人の基本的人権さえも
自力でつかみ得なかつた事実とまつたくその本質を等しくするも
のである。

 そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者に
ゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。
 それは少なくとも個人の尊厳の冒涜ぼうとく、すなわち自我の放棄
であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、
道徳的無感覚である。ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に
対する不忠である。

 我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。
しかしいままで、奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察や官僚に
のみ負担させて、彼らの跳梁を許した自分たちの罪を真剣に
反省しなかつたならば、日本の国民というものは永久に救われるときは
ないであろう。

「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、
一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を
見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを
得ない。

「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も
何度でもだまされるだろう。(『映画春秋』創刊号・昭和二十一年八月)

★ 吉田典子 さんから: 
疲れてボンヤリしていたロング・テールばあさんは、
よく似た色の他人の傘と自分の傘を間違えてしまい、
途中で気付いて泣きべそかきながら、来た道を引き返しました。
お陰で、ヨタヨタの2乗になって、うちに帰りつくと…何かがドアの郵便受け
に、突っ込んである…。
長周新聞。
端に
「北九州での原爆展のことを報道しています。読んでみて下さい」
と、メモがあります。
原爆展でアンケート書いたから、誰か訪ねてきて置いてったよう。
他人がくれる物は、取り敢えず何でも貰う主義のばあさんは、早速、読み始めま
した。
第7448号『北九州・原爆と戦争展』
この前、小倉南生涯学習センターでやってたのです。
ロング・テールばあさんは、ああいう催しを見ると、
『もう1つ突っ込みが欲しいねぇ』
と、思うんです。
戦争は、国と国との利害が対立した時、話し合いでカタがつかなかった場合、用
いられる最終的な解決「手段」です。
ここを皆がキッチリ認識していれば、戦争する事そのものは「目的」にならな
い、と気付けます。
戦争をなくしたいと思うなら、
「何故、戦争をする(した)のか?」
その原因を探って、戦争という手段に訴える以外の解決方法を、考え出さなくて
はなりません。
それを考えないで、
「戦争阻止!」「戦争はいけません!」
と、叫ぶだけなら、千年いい続けても、世界から戦争という手段をなくせると
は、思えないんです。
日本は、戦後68年間、必要な物は戦争以外の手段で、手に入れてきてます。
何にもない焼け野原から、
「メソメソしてられっかいっ!!」
と、ゴキブリもブッ跳ぶシ太さで立ち上がり、ない物は知恵を搾って作り出した
先人に、大尊敬の大感謝です。
話を戻せば、何かを手に入れる為に戦争する必要は、今の日本にはありません。
だから、他国に向かって
「何かを手に入れる為に、戦争という手段を使うのは、止めましょう。
日本を見習いなさい。
戦争しなくても何でも手に入れて国内は安定してるでしょ?」
と、言えます。
最近は、一頃ほど豊かとは、言えません。
それでも、国内の安定度は、他国に比べれば、抜群です。
発想が戦争の20世紀で足踏みしていて、未だに何か欲しいとなると軍事力をチラ
つかせ、やらずブッたくりを企む国々。
日本は、そんな国々の政治家達に、
「いい加減にしなさい!!」
と、言わなくちゃならないんです。
「因縁つけて戦争しかけて、弱い国や大人しい国からブッたくろうなんて、卑怯
だよ。
もう21世紀だというのに、少しは、その原始人ぶりを、恥じなさい!
そんな事をする代わりに、どの国にもうまく利益を回していける仕組みを、作ろ
うよ!!」
ばあさんは、ここまで書いて『国』を『人』に変えても、同じ事が言えるな…と
気付きました。
「因縁付けて喧嘩(戦争)しかけて、弱い人や大人しい人から、ブッたくろうなん
て、卑怯だよ」
……嘆息。
日本には、大人の世界にも子供の世界にもイジメがあって、沢山の人が自殺に追
い込まれています。
そんな日本社会の在り方は、ある意味、今の世界の縮図だ、と気付かされたんです。
他国が、日本よりも酷い状態なら、人間の心の在り様も、もっと荒れて壊れてい
る筈。
以前、何かで読みました。
「仏の目には、この世は完璧に見える。
世界の在り様は、そこに住む人の心の在り様に、完全に一致している」と。
…そうかもしれない、と思います。
そういう事なら、今の世の中の在り様の説明が、つく気がします。
勝ち組も負け組もピラミッド。
一番下から死んでいきます。
下見て
「まだまだ自分の番には間がある。
太平楽していても大丈夫!」
と、思っているなら…。
「生き残る為なら、誰かを何かを犠牲にしても、構わない」
という考えでい続けるなら…。
いつかは、自分が生け贄になる番が、回ってくるんです。
そして、働き蟻が死に絶えたら、メタボな女王蟻も、死ぬしかない…。
勝ち組も負け組も、早くその事に、気付かなくちゃならないんです。
傾いた天秤を静かにゆっくりと水平に戻さなくちゃならないんです。

★ 松岡 さんから:
<book13-60『砕かれた神/ある復員兵の手記』(渡辺清)>

渡辺清著『私の天皇観』(辺境社)を読んだ。この本は渡辺清の最後の作品であ
り、「わだつみ会」の事務局長としての活動のなか、天皇の戦争責任を問い、天
皇制を自身の問題として追究し続けた渡辺の思考の軌跡がまとめられている。第
1部は、これまでの著作(『戦艦大和の最後』『砕かれた神』『海の城』)の総
括的な文章「少年兵における戦後史の落丁」や「天皇裕仁氏への公開状」、その
他諸雑誌には発表された文章がおさめられている。第2部は、吉田満・安田武と
の対談(「戦艦大和の上官と武蔵の兵」)や加納実紀代との対談(「戦争の中の
日常性」)、その他インタビュー等で構成されている。第3部は「私の天皇観/
天皇に関する日録」(1961年11月〜1981年4月)が載せられていて、
記憶が曖昧となっていた天皇に関わる様々な事項を思いださせてくれる。たとえ
ば、奥崎謙三の「ヤマザキ、天皇を撃て」事件(69年1月)、大岡昇平の芸術
院会員辞退(71年11月)、天皇の戦争責任に関して「そういう言葉のアヤに
ついては、私はそういう文学方面はまり研究していないのでよくわかりません」
という天皇の発言(75年10月)等である。この本を通して、渡辺が生涯をか
けた天皇観・戦争観(「天皇ぬきにして戦争を語ることはできないし、戦争をぬ
きにして天皇を語ることができない。」)をじっくりとらえ返すことができる。
渡辺清はこの本を出版した直後、癌で亡くなった。この「日録」の最後は、「も
し、(手術が)だめだった場合は、そこで僕の三十七年間の「復員休暇」は終わ
る。」と書き、次の様に続ける。さぞかし、無念だっただろうと思う。
「そのときは静かに海へ還ろう。
 戦友の眠る南の海へ。
 だがその前に、結果はどうあろうとも。
 ここまできて、八十歳の天皇より先に死ぬわけにいかぬ。
 生き残りの意地にかけても、
 どうしても先に死ぬわけにはいかぬ。」

○−−−−−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−−−−−○

●  原発労働裁判・梅田隆亮さん第6回口頭弁論 ●
日 時:7月17日(水)11:00 (301号大法廷)
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
裁判終了後 弁護士会館3階ホールで報告集会

●「さよなら原発!11・10九州集会」(仮称)●
    第3回実行委員会準備会
日 時:7月27日(土)14時より 
場 所:カテドラル・センター 4F
    福岡市中央区大名2-7-7 (西鉄グランドホテル前)
   地図はこちら →http://tinyurl.com/ngbbyoq

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
     午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
     原告総数 原告総数6399名(7/3現在)
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
   ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
         午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
  ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
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