[CML 025302] 「日本共産党」は反改憲勢力ではありません。Re: 参院選序盤情勢調査 改憲勢力の3分の2超えを防ぐために 兵庫と大分の選挙情勢を例にして護憲勢力に問う

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2013年 7月 7日 (日) 23:23:34 JST


日本共産党はとっくの昔に「反改憲」の党ではなくなっています。現在の国会に、正しい意味での反改憲勢力はまったく存在しません。
日本共産党は、1998年の不破政権論で、「安保条約があるもとでも政権に参加する」とし、さらには「日本が侵略されたら自衛隊を活用する」と言い放ちました。そして海上保安庁(憲法9条に明白に違反する「戦力」)が、東中国海で「不審船」を撃沈して乗組員を虐殺するという明らかな違憲行為に出た時も、あいまいな表現でお茶を濁し、「海保による虐殺は違憲である」とはまったく述べませんでした。そして国会では海保庁法改悪法案に賛成投票しました。(反対したのは社民党のみ。)
日本共産党は、2005年4月の中央委員会総会で、「『自衛隊の現状を憲法に書くだけの改憲なら賛成』と考えている人々もふくめ……広く大同団結をかちとることが何よりも肝要」と決定しました。つまり、自衛隊の存在を公式に認める改憲に賛成ということです。
日本共産党中央幹部(参議院選挙候補者)の松竹伸幸は、党機関誌『議会と自治体』2005年5月号で、不破路線の意味することを下部党員向けに「わかりやすく」解説しました。いわく、「自衛隊はできるだけ持たないようにしようとか、侵略に対抗するのに自衛隊を使わない方がいいとか、そんなことで一致点をひろげるのでは」なく、「自衛隊を活用するという点では気持ちを共有していることを、率直に表明するのです」とか書きなぐりました。それに対して、下部党員から、「自衛隊解消や憲法改悪阻止の方針はどうなったのか?」という疑問が広く沸き起こったため、2004年の第23回大会決定の「自衛隊の解消によって第九条の完全実施にすすむ」(ただし時期は未定、つまり半永久的に自衛隊を認めるということ)という文言を持ちだして、党内の疑問をおさえつけました。
これは、かつての社会党の「違憲合法論」(「違憲・法的存在論」)をはるかに上回る転向であることは明白です。
日本共産党は、「保守との共同」を追求しています。もし「保守との共同」により連合政権への入閣が実現すれば、閣内一致の原則により、「自衛隊・安保条約は合憲である」と言わなくてはならなくなることは明らかです。
不破日共反革命集団は、日帝が日清戦争で略奪した釣魚島(日帝のいう「尖閣諸島」)を「日本固有の領土である」と主張しています。もし中国人民が、釣魚島解放のために武装進撃すれば、不破日共反革命集団は、「尖閣諸島」を防衛するための自衛隊の出動を支持することは明らかです。これは言葉の正しい意味で「帝国主義の手先」といいます。
不破日共が選挙で躍進しても、改憲阻止の力にはならないどころか、かえって改憲への流れが加速するだけでしょう。私の言うことがウソだと思う人は、松竹伸幸『憲法9条の軍事戦略』(平凡社新書)を読んでください。松竹伸幸は、現状のままの自衛隊を容認するだけでなく、自衛隊の海外派遣も、軍事衛星も、日米同盟によるミサイル基地破壊も、釣魚島(「尖閣諸島」)をめぐって「自衛権を発動」すること、すなわち中国人民と戦争することも、すべて容認している一方で、著書の中には「革命的祖国敗北主義」という言葉も、「朝鮮侵略戦争粉砕」も「台湾独立戦争粉砕」もありません。
ある日本共産党員と話して驚きました。私が「自衛隊を残しておけば、チリのピノチェトクーデタのようなことになるではないか」と言うと、「現代の民主主義社会でそんなことが起こるわけがない」などと放言するのです。「日本共産党の選挙政策には、朝鮮侵略戦争について何も触れられておらず、『北朝鮮』の自衛的核武装を非難している」と言うと、「『北朝鮮』が核開発なんかするから世論が右傾化するんだ」などという始末です。
日本共産党が、改憲阻止・侵略戦争阻止のために何らかの積極的役割を果たしうるなどという白昼夢を捨てましょう。

森永和彦

2013/07/07 (Sun) 14:09, "higashimoto takashi" <higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp> wrote:
> 昨日、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞がそれぞれ参院選の序盤情勢調査を発表しました。 
> 
> 
> 私は3日前の参院選公示の日に書いた「私は参院選で与党の過半数を阻止し、改憲勢力の3分の2突破を防ぐことを最大の
> 課題として比例区では共産党、大分選挙区では後藤慎太郎氏(社推薦)に投票します」という記事の中で、五十嵐仁さん(法政
> 大学教授)の
> 
>       「この選挙での課題は、自民党と公明党の合計議席が過半数を超えないようにすることです。(略)今回の参院選で
>       のもう一つの課題は、改憲勢力の議席が3分の2を越えないようにすることです。具体的には、自民党と日本維新の
>       会の議席が、改選されない議席との合計で162議席を越えないようにしなければなりません。/みんなの党も改憲に
>       賛成していますが、96条先行改憲には消極的です。公明党も改憲そのものには必ずしも反対ではありませんが、96
>       条改憲には腰が引けており、この2党は微妙です。/改憲阻止を確実にするためには、自民党、日本維新の会、み
>       んなの党、公明党の4党の合計議席が、非改選と会わせて162議席を越えないようにしなければなりませんが、これ
>       はかなり困難でしょう。差し当たり、自民党の回復を阻み、日本維新の会を壊滅させることによって、この両党での3
>       分の2議席の突破を防ぐことが必要です。」(「参院選での課題は与党の過半数を阻止し、改憲勢力の3分の2突破
>       を防ぐことだ」 五十嵐仁の転成仁語 2013年7月4日)
>       http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-603.html
> 
> という提案をご紹介しておきましたが、上記の参院選序盤情勢調査から維新の会に焦点を合わせて当落を争っている激戦区
> についてその選挙情勢を見ると「昨年末の衆院選で比例区第2党に躍進した維新だが、今回比例区は低迷しそうだ。選挙区
> でも、優位に立つ大阪と競り合う兵庫以外はリードを許している」(朝日新聞 2013年7月6日)となっています。
> http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY201307050856.html
> 
> そこで「優位に立つ大阪」はひとまず措いておいて当落を競リ合っている兵庫県について見ると次のようになっています。
> 
>       兵庫県(2人区) 先行       自民
>                  追い上げ順位 第1位 維新
>                           第2位 共産
>                           第3位 民主
>                           第4位 みんなの党
>       http://www.asahi.com/politics/gallery_e/view_photo.html?politics-pg/0706/TKY201307050816.jpg
> 
> 現状では維新は当選圏内ですが、その維新候補者をなんとしても落選させるためには序盤戦で追い上げ順位第2位につけ
> ている共産党に投票することが大いに有効です。共産党はいうまでもなく最たる護憲政党でもあります。
> 
> 兵庫県選挙区から立候補しているのは下記の7人です。
> 
>     湊 侑子      30歳  幸福実現党 新 幸福実現党員
>    ● 清水 貴之   39歳  維新             新 (元)アナウンサー
>       ▲辻 泰弘          57歳  民主               現  (元)厚労副大臣
>     松本 なみほ 39歳  緑の党    新    緑の党運営委員
>     下村 英里子 30歳 みんな            新    介護会社社長
>       ▲金田 峰生   47歳 共産      新    (元)県議
>       ● 鴻池 祥肇   72歳 自民(公)  現    (元)防災相
>       *●は当選圏内予想者、▲は第3位、第4位予想者
>       http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kouji/ye28.htm
> 
> 参院選における改憲勢力の3分の2突破を防ぐためには兵庫県においては共産党に投票すること及び同党への投票を呼
> びかけることがベターな選択だと私は思います。
> 
> また、大分県ではこれまでの参院選では2007年度には自民議員に議席をさらわれたもののいわば敵失(分裂)によるも
> ので、「大分方式」と呼ばれる社・民共闘が優位に立ってきました(下記弊ブログ記事参照)。
> http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-603.html
> 
> しかし、今回の参院選では自民候補の「礒崎氏が大きくリード」(大分合同新聞 2013年07月06日)しているとされています。
> http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_137307140242.html
> 
> その理由として同紙は、社民推薦候補の「後藤氏は県平和運動センター主体の組織戦で、立ち上がりの遅れと知名度不
> 足の挽回に懸命。社民党が公認並みの支援態勢を敷くが、まだ同党支持層をまとめきれていない。『自主協力』とした民
> 主党の支持層への浸透も課題」などをあげています(同上)。
> 
> 加えて公示日直前になって出馬を表明したみんなの党の浦野英樹氏は、民主党と同党を支える連合大分が今回の社民
> 党との選挙共闘について消極的「自主協力」であることにつけこんで連合大分の支持を中心とした民主票を攪乱させて票
> を奪い取ることを目的にしているでしょう。背景には社・民共闘の分断を図り、自陣営の再当選をねらっている自民党の深
> 謀遠慮があることも考えられます。
> 
> いずれにしても現段階においては自民候補の「礒崎氏が大きくリード」し、それとパラレルの形で後藤陣営の「立ち上がり
> の遅れと知名度不足」があることは明らかです。本来自民票を圧倒する「社民王国」と呼ばれてきた地力を発揮して社民
> 支持層と民主支持層への「後藤慎太郎」の名前の浸透化を図ることは急務中の急務の課題といえるでしょう。
> 
> それとともに改憲勢力の3分の2突破を防ぐために共産党員を含む共産支持者への「後藤慎太郎」支持への訴えを大き
> くしていくことも重要な課題といえるでしょう。要は憲法を守れるかどうかの瀬戸際の問題です。その大義に則せば自陣営
> の消長の問題は小義の問題でしかありえないはずです。そのことを訴えましょう。
> 
> このことは兵庫における緑の党支持者への共産党支持への訴えにも相通じるもののはずです。
> 
> 私たち護憲勢力にはいまなによりも参院選における改憲勢力の3分の2突破を防ぐことが求められているのです。自陣営
> がどうだこうだというのは小さな問題でしかありません。
> 
> 
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/ 


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