Re: [CML 022789] Re: 「100万人に1人のはずの子どもの甲状腺がん 福島で4万人中3~10人」という福島県・県民健康管理調査に関するナンセンスな言説について(「脱原発」の思いは同じですが)

泥憲和 n.doro at himesou.jp
2013年 2月 26日 (火) 14:15:01 JST


田島さん

 こんにちは。

> おやおや、
> どこのなんという「専門家」から借りてきた「定説」ですか?
> しかも何の遠慮もなく、「断言」なさるとは?

 福島県ではこれまで甲状腺の一斉検診など一度も行われたことがありません。
 他の地域では、超音波で一斉検診したら、それまで本人に自覚がなかった癌が大量に見つかっていますよね。
 原発事故以前の論文に、
「あまりに多い発見率から,微小な癌を見つけることは患者にとってかえって不利益なのではとの反省がなされるようになった。」
 と書かれる程度には、一斉に見つかっているんです。
 
 だったら福島県でも事情は同じだと推測するのが妥当じゃないでしょうか。
 専門家に聞かなければ分からないようなことではなく、ごく当たり前の結論だと思いますが。

> 平均年齢15歳(0-18歳の38000人の群のうち3人の罹患者)の
> ティーンエージャーでの甲状腺がん保有者は、
> 一体、平均何年そのがんを保有していましたか?

 データも発表されていないのに、
たった3件の例でそんな細かいことがわかるはずないです。  

> また、保有してて見過ごしてきた3名について、
> 今回全摘出した理由はなにでしょうか?
> 15年も見過ごしてきたなら、さらに経過観察をつづけたっていいじゃあ、
> ありませんか。

本当にそうお思いですか?
そういう指針を本当に県が出したら、
田島さんならそれこそ「人体実験だ」とおっしゃるのではないかと思いますが。
進行の遅い甲状腺癌といえども、転移の可能性がある以上は、
見つけたら切除するのが本人と親御さんの希望だと思いますよ。

> しかし、だからといって、
> 「全てが、今まで見えてなかったものが見えたものだ、」なと、
> 見たこともない現実を頭の中で創作して民衆に押し付ける「専門家」。

うまい表現方法ですね。

どの患者の癌も、始めてそれを発見する医者にとっては、「見たこともない現実」と言えるでしょう。
医者にとって無数の甲状腺疾患の治療経験が蓄積されていても、
その患者の癌とは初対面ですから。

でも普通は目の前の癌を「見たこともない現実」とは言いません。
臨床経験から、どの患者の癌も大体はパターンに沿った病理傾向を示すことが明らかですから。
だから治療が出来るのです。

福島の検診も同じです。
疾患の進行具合からみて、
1~2年でそんなに成長するものではないと判断されただけのことです。 



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