[CML 022649] 不毛な対話 その2(共和国の核実験を巡って)

泥憲和 n.doro at himesou.jp
2013年 2月 15日 (金) 20:13:47 JST


あるところから直メで「ハッピーエンドになる続きを」と注文が届いたので、
も〜無理矢理ですけど、ちょっとは希望の持てる続きにしました。

↓

ど「東京を火の海にかい?
ではそろそろホンネの話をしないか?
偉そうに言っても、東京を火の海にする力なんか、君たちにないよな。」

き「なぜそう言えるのだ。」

ど「日本まで飛べる飛行機があるのか?
兵員を送るための船がどこにある?
船を守れる海上戦力もなければ潜水艦もポンコツだ。
それで東京を火の海とはお笑いぐさだよ。」

き「バ、バカをいうな!
東京まで届く、300発のノドンミサイルがあるのだぞ!」


ど「たかが500kg爆弾を搭載したミサイル300発じゃないか。
たった150トンの爆薬では、集中投射しても一つの街区を破壊するのがせいぜいだろう。
しかも精度が悪いから集中投射など不可能だ。
だいいち全射程実験をしていないから、東京まで届くかどうかさえ、本当はわからない。 

ノドンぐらいで日本はびくともしないよ。
むしろ国民の敵愾心を高め、極右政権をつくる手助けをする結果になるだけだ。」

き「ぐぐぐ・・・悔しいがそのとおりだ。
しかしそれがどうした、
わが日本軍はすごいのだと自慢して脅かしたいのか?
ふふん、笑わせる話だ。」

ど「どうして笑える話なんだい?」

き「自衛隊ごときに我が国を侵略できるはずがないではないか。
主力戦闘機F−15にフル装備を載せたら、ピョンヤンまでの往復飛行など出来るわけがない。
距離の関係で、使える基地は小松、美保、築城、新田原ぐらいしかないから、全機の運用はとても無理だしな。
弾薬備蓄もろくにない陸上自衛隊が、航空支援なしで我が地上軍と一戦まみえようなど、お笑いぐさであるよ。」

ど「よくご存じで。」

き「つまりお前たちは米軍がいなければ糞の役にも立たない張り子の虎というわけだ。」 


ど「まあ、そういうことだ。
ということは、現状ではどちらの軍事力も、お互いに脅威になり得ないってことじゃないかな。」

き「うむ、まあな。口でほざき合っているのが関の山だ。
しかし日本は朝鮮人民の不倶戴天の敵である米軍に基地を使わせている。
我々にとって、本当の脅威はそこだ。」

ど「日本国民の多くが米軍基地の存在に批判的だったのは知っているよな。
ほとんどの国民が憲法第9条を支持していた。
ところがその世論の風向きが、このところおかしくなっている。
原因はなんだと思うかね。」

き「拉致、不審船、ミサイル、核実験・・・。」

ど「そうだ。君たちの振るまいが国民世論を変えてしまったのだ。」

き「しかしだな、それは被害妄想だ。
我が国が核を保有するのは、通常戦力の圧倒的な劣勢を補うためのものだ。
だから、本来的に防衛用の核戦力なのだ。
日本を核攻撃しようなどと初めから考えてもいないし、そんな能力もない。
考えてもみろ、ウリ式ロケットの成功率の低さを。
発射したとたんに自分の頭の上に落ちてくるかも知れないというのに、核ミサイルなど飛ばせるものか。」

ど「どうせ飛ばせないのなら、そうは言わなくていいから、非核保有国を核攻撃しないという宣言ぐらい出してはどうか。
それをしたところで何の実害もないだろう。」

き「その程度なら、考えてもよい提案ではあるが、それをしたら我が国にどんなメリットがあるというのだ。」

ど「お互いに矛を収めるきっかけになりはしまいか。
君たちが少し平和的になれば、国民世論が少し変わり、君たちへの包囲網が少しゆるくなるのだ。
その成果を宣伝しろよ、そしたら人民は朝鮮労働党の周りにますます固く結束するぞ。それはいいことじゃないか。」

き「では我々に何かを求める前に、まずお前たちが変われ。
侵略を認めて謝罪し、国交を結べば、我々もむやみに敵視はしない。」

ど「そう考えている市民も多いのだ。
だから、その市民が孤立せず、世論に働きかけが出来るように、君たちに行動を自重してほしいのだ。」

き「だからまずお前たちが変われと言っている。」

ど「どちらかが先に変わると言うより、どちらも変わっていくべきなんだ。
これまでお互いに強硬策を繰り返し、力ずくの応酬がエスカレートするというスパイラルが続いてきた。
その向きを逆にすることは出来るはずだ。」

き「日本との間の緊張が緩和しても、米帝が侵略政策を採っていれば同じ事だ。」

ど「日朝の緊張が解けるだけでも、大きな事だろう。
安全保障のことだから、いますぐ核を放棄しろと言っても聞かないだろうが、
無駄に虚勢を張っていても益がないことは明らかじゃないか。」

き「お前たちが憲法第9条を守り、再び朝鮮半島侵略に乗り出さないという保証をするなら、
東アジアの情勢は改善するに違いない。」

ど「その通りだ。君たちも東京を火の海にするとか、出来もしないことを言って極右に燃料を投下しないことだ。
君たちが脅威でないとわかれば、国内の極右は燃料を失って自壊するのだ。」

き「そうなれば痛快なことだ。」

ど「双方には色々と見解の相違もあるし、利害対立もたくさんある。
しかし平和志向がお互いのためであるという点だけは、一致できるのではないかな。」 


き「異存はない。」

ど「ならば、その路線に沿って対話を続けようじゃないか。」

き「そんなにうまくいくとは思わないが、対話をしたところで我が方に実害はない。
うまくいけば実益が生まれる。
まあ、考えてみるべき提案ではあるな。
しかし小泉が裏切った例もあることだから、お前たちを心から信用することはできない。 

また裏切るようなら、今度こそ、
進撃命令を今か今かと待ち受けるわが革命的先軍武力の、
情け容赦のない鉄槌を免れないことを肝に銘じておけ!」

ど「ううう・・・またそれかいな・・・かなわんやっちゃなあ・・・」

き「これが口癖というか、罵詈雑言がすでに政治文化として定着しているのでな。
ま、悪く思うな。」

ちゃんちゃん!
----- Original Message ----- 
From: "泥憲和" <n.doro at himesou.jp>
To: <Undisclosed-Recipient:;>
Sent: Wednesday, February 13, 2013 12:50 PM
Subject: [civilsocietyforum21] 不毛な対話(共和国の核実験を巡って)


> [civilsocietyforum21]グループの掲示板に投稿があったことを、Yahoo!グループよりお知らせいたします。
> ---
> ど「なんであんたは恐ろしい核なんか持つんだ?」
>
> き「米帝の侵略から我が国を守り、独立を保つためだ」
>
> ど「核兵器がなくては、独立が保てないとでもいうのか」
>
> き「もちろん、通常兵器でもわが人民軍は負けない。しかし頭上で核が爆発する危険を冒してまで侵攻してくる敵はいない」
>
> ど「核がどれほど汚くおぞましい兵器であるか、知らないのか」
>
> き「核が汚く、おぞましい兵器であればあるほど、我が国の独立は堅くなるのだ」
>
> ど「だが核は独立を守るどころか、かえって世界から孤立するだけだ」
>
> き「それは二つの意味で間違いだ。ひとつ、欧米だけが世界ではないぞ。欧米になぶりものにされて、いつか見ていろと唇を噛み締めている人民がどれほどいると思う?我々が核をもち、小なりといえども米帝と対等に渡り合っている姿に喝采を叫ぶ人民は、世界にいくらでもいるのだ」
>
> ど「それはいるだろうが、君たちを助ける力はないだろう」
>
> き「我々は自主の国だから、助けをあてにしたりしない。ふたつ。核を持った我々に、誰が手出しできるというのか」
>
> ど「核がなくても、だれも君を侵略なんかしないよ」
>
> き「侵略しない?米帝が?甘いな。米帝は常に我が国を核で脅し、韓国軍と共に軍事演習を繰り返しているではないか」
>
> ど「それは君たちが“情け容赦のない人民武力でたたきのめす”などと脅すからではないのか。もっと穏やかな国家関係が作れないのか」
>
> き「脅す?我が国の死活的利益を防衛するために軍事力を使うことを言明するのは当然だ。使わない軍事力に何の意味があるというのか。」
>
> ど「防衛と言うが、拉致やテロ、侵入工作など、地域の不安定をもたらしているのは君の方ではないか」
>
> き「我が国を経済封鎖して侵略を仕掛けてきているのは米帝とその取り巻きだ。そもそも我が国と米帝・南朝鮮は、休戦条約を結んでいるが講和したわけではない。戦争中なのだ。戦争している相手国の弱体化を図るのは、当然のことだ」
>
> ど「だからといって、ソウルを火の海にするぞ、などと好戦的になる必要はないだろう」
>
>
> き「人民軍の役割は共和国公民の安全を図ることだ。公民一人を守るためなら、敵を百万人殺すだろう。わが公民の安全のためなら、敵がどんなに怯えようと知ったことではない」
>
> ど「そんなことを言っていると、国際的な圧力がますます強まるだけではないか。自分で自分の首をしめてどうするのだ」
>
> き「首を絞めているのは敵であって、われわれではない」
>
> ど「では聞くが、経済封鎖を解いて、日本が国交を結んだら、核を放棄するか」
>
> き「それでは足りない。わが国を植民地支配したことを認めて反省し、日王がやってきた我々に土下座しろ。戦時賠償をしろ。戦後の共和国敵対政策を取り消して、日本国内のすべての朝鮮人に対する差別政策を撤廃せよ」
>
> ど「そんなこと言ったら、まとまる話もまとまらないよ」
>
> き「話をまとめて、我々に核を捨ててほしいのはそちらの都合だ。我々は話がまとまらなくても何も困らない」
>
> ど「ではきみたちの要求がすべて通ったら、核を放棄するのか」
>
> き「我々の要求は、何がなくとも日本が当然飲むべき最低の義務である。何かとバーターできるようなものではない。そもそも一度持った核を、どうしていまさら捨てなければならないというのか。核がなかったから、イラクは滅びたのだぞ。日本も先の戦争で米帝の核によって滅ぼされたではないか」
>
> ど「あれは日本の侵略戦争だったし…」
>
> き「侵略だと?どこで戦ったのだ。日本はイギリスやオランダに攻め入ったのか。アメリカに上陸したのか。戦った場所は太平洋や南洋諸島だろう。なんで地球の裏側のイギリス軍やオランダ軍がそんな所にいたのだ」
>
> ど「そこが植民地だったからだよ」
>
> き「つまり、侵略者は奴らではないか。お前たち日本人は負けて骨抜きにされたが、我々は違う。日本人に侵略されたことを忘れないし、欧米がいまも侵略を続けていることを許さない。核を持つなだと?米帝や英帝は核を持っているくせにか?ふざけるな、そんな身勝手な理屈は認めないぞ!」
>
> ど「人民を飢えさせて核開発も独立もないだろう」
>
> き「では聞くが、食うためなら民族の誇りをアメリカに売り渡しても恥じない日本人は偉いのか?」
>
> ど「偉いとは思わないが、飢えて死ぬよりましだろう」
>
> き「誇りを失って這いつくばり、同胞が米兵に犯されても知らぬ顔をして、それでも人間として生きていると言えるのか。生きながら死ぬよりも、我々は立ったまま死ぬ方を選ぶ。それが誇りある人間というものだ」
>
> ど「しかし核は人類破滅の道じゃないか」
>
> き「破滅するかどうかは、奴ら次第だ。我々に指一本でも触れたら、確かにそうなるかもしれない。しかし我々の独立を保障し、米帝が朝鮮半島から出ていくなら、東アジアは平和になる」
>
> ど「アメリカが出ていったら、君たちは南に攻めかかるんじゃないのか?」
>
> き「民族統一はすべての朝鮮民族の悲願だ。戦争しなければ統一出来ないというのなら、戦争してやる」
>
> ど「そういう危ないことをいう国が核を持つから、嫌われるんだ」
>
> き「危ない?民族統一は民族内部の問題だ。外部から口や手を出すからこじれるのだ。米帝がいなければ、南北は1950年に統一していた。米帝さえいなければ、統一問題は一週間で片付くだろう」
>
> ど「いくら戦争が強くても、飢えているようでは人民は幸せになれないぞ」
>
> き「では食料をよこせ」
>
> ど「核を捨てたらな」
>
> き「人道援助を政治の道具にするのか。お前たちはそんなに我々が飢えることを望んでいるのか、このウェノムめが」
>
> ど「偉そうにいうなら、人民に食わせろよ。独裁をやめて自由で民主的な国になったら、いくらでも援助してやるよ」
>
> き「朝鮮学校を差別するお前たちに、民主主義をお説教する資格があるのか。正義だ人道だとおためごかしを言うが、しょせん我が国の自主的政治体制を滅ぼすのが目的なのは目に見えている。よいか。その国の人民がどういう政治体制に住むか、それを決めるのは人民であって外国ではない!筋の通らぬことをわめいていないで、さっさと封鎖を解いて援助せよ!わが人民武力の無慈悲な物理力によって、東京を火の海にされたくなければな!」
>
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