[CML 028532] 仮想敵つくるのは 奴らの手法だよね

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2013年 12月 28日 (土) 07:23:19 JST


クリエイティブ・コモンズ<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA>
の了承を得て、転載。

救援連絡センター <http://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2007_6/p14_15.pdf>
発行「救援」紙の、2面の連載コラムより。
  仮想敵つくるのは 奴らの手法だよね

冷戦時代の米国は、ソビエト連邦を仮想敵としていた。そのために軍事同盟
NATO・北大西洋条約機構を作り、集団で共産主義に対抗しようとしていた。宇宙開発。61年にソ連の軍人飛行士ガガーリンが初めて宇宙飛行。すると米国
のケネディ大統領は負けじとアポロ計画で69年にはアームストロングら軍人三人が月面に着陸。「人類の新たな一歩」とされたアポロ11号も、科学技術の競
争つまり軍事競争を目的にしたものだった。
ソ連が崩壊したあと、米国は仮想敵が無くなった。それではまずい。01年9月11日、米国本土で同時多発爆破事件が起きた。かつて米国が軍事支援した武装組織タリバンなど、アラブ人を敵に仕立てた。

ネルソン・マンデラは93年にノーベル平和賞を受賞したが、合法化された
「アフリカ民族会議」を米国は08年まで「テロリスト集団」としていた。マンデラが米国に入るには「テロ集団だけど、マンデラだけ別よ」という許可証を出
すという特別例外扱いなのだ。マンデラが大統領を引退したあと十年間もテロリスト扱いされた。原則、敵。仮想敵つくりまくり。

日本はどうか。米国の子分だから、ソ連を仮想敵とする。70年代には過激
派キャンペーンというのもあったね。そして公安警察が次に狙ったのは90年代のオウム真理教。それも崩壊したら、10年にはイスラム教徒。モスクやイスラ
ム・コミュニティーを徹底的に監視し、レンタカー会社・ホテル・金融機関・大学等から個人や団体情報を収集し、さらには情報収集目的での「事件化」まです
る。これはインターネット流出したから発覚しただけで、もっとやってるんだろう。

集団を維持するために仮想敵を創る、創り続ける。これって奴らの発想だ。

ジョージ・オーウェルの近未来小説『1984年』では、いたるところに党のスローガンが表示されている。「戦争は平和」、「自由は屈従」、「無知は力」。なんと恐ろしい社会。

米国家安全保障局(NSA)の電話・インターネット情報監視の実態を暴露した中央情報局(CIA)のスノーデン元職員は1984年型監視社会を警告。「現代社会に生まれた子どもたちはプライバシーという言葉が何を意味するか分からないようになる」と指摘している。

情報監視について「我々は国家に大量監視をやめさせ、我々の考えを知りたければ、スパイ行為ではなく、単に我々に尋ねればいいということを政府に分からせる必要がある」と。

 戦争は平和 (WAR IS PEACE)
自由は屈従 (FREEDOM IS SLAVERY)
無知は力 (IGNORANCE IS STRENGTH)

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実は、幻の第一稿がある。後半の論理展開に難があるため、ぜんぶ削った。

冷戦時代の米国は、ソビエト連邦を敵国としていた。そのために北大西洋条
約機構を作り、集団で共産主義に対抗しようとしていた。宇宙開発。61年にソ連の軍人飛行士ガガーリンが初めて宇宙飛行。米国のケネディ大統領は負けじと
アポロ計画だ。69年には三人が月面に着陸。「人類の新たな一歩」とされたアポロ号の月への到着も、科学技術の競争つまり軍事競争の匂いがしていたなあ。

ソ連が崩壊したあと、米国は敵が無くなった。それではまずい。アルカイダ、アラブ人を敵にしよう。

ネルソン・マンデラは93年にノーベル平和賞を受賞したが、彼の「アフリ カ民族会議」を米国は
年まで「テロリスト集団」としていた。マンデラが米国に入るには「テロ集団だけど、マンデラだけ別」という許可証を出すという特別
例外扱いなのだ。原則、敵。仮想敵つくりまくり。

日本はどうか。米国の子分だから、ソ連を敵国とする。70年代には過激派
キャンペーンというのもあったね。公安警察が次に狙ったのは90年代のオウム真理教。それも崩壊したら、10年にはイスラム教徒。モスクやイスラム・コ
ミュニティーを徹底的に監視し、レンタカー会社・ホテル・金融機関・大学等から個人や団体情報を収集し、さらには情報収集目的での「事件化」までしてい
る。これはインターネット流出したから発覚しただけで、もっとやってるんだろう。

また在日認定というのも流行っている。福島みずほ参議院議員とか勝手に「認定」する手口。

集団を維持するために仮想敵を創る、創り続ける。これって奴らの発想だ。


ところで最近、とある人権団体の会議で驚きの言葉を聞いた。Iちゃん <http://saibanin-iranainko.com/>に
対してN弁護士が「権力のスパイである可能性があるというひとが多い」と評したことだ。権力のスパイというと何やらとてつもなく恐ろしいのだが、可能性が
ある、言う人が多いと曖昧模糊とした展開。この弁護士については修習生時代から知っている優しい笑顔の人権感覚にあふれたひと。北朝鮮のスパイKちゃんの
代理人もしたくらいだ。なぜ彼が、こんな発言をしたのだろう。どこかで噂が渦巻いていて、そんな発想に至ったのだろうか。

証拠もなしに人をスパイ認定してよいのか。わたしは大衆運動しかしたことがない。誰でも入れる組織にしか所属したことがない。びっくりの世界。なんだかとてもショックだった。

http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/122138f000a51ea474a5588be4846c44




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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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