[CML 028343] Re: 平沢の獄中画なり改めて 水平線に想いを馳せる

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2013年 12月 19日 (木) 10:09:50 JST


前田 朗です。
12月19日

私はセガンティーニを水平線の画家と呼んできました。

アルプスの風景を心ゆくまで落ち着いて描いたセガンティーニと、平沢、比較す
べきもない、あまりの違いですが。

平沢のこの作品、「水平線がない」というよりも、「水平線が歪み、撓み、震え、
慄いている」っといったほがいいかもしれません。



----- Original Message -----
> 冤罪・帝銀事件 <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E9%8A%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6>

> の平沢貞通の絵
> 
> 平沢貞通獄中画の一枚 <http://galleryten.org/ten/?p=134> ギャラリーTE
N
> 
> >貞通78歳、逮捕後22年目の作(写真)である。
> 
> >彼は風景を描くとき、必ずと云っていい程、水平線を強く意識し、海の景色
にも山の景色にも、重要な要素として画面に描いていた。
> 
> >しかしこの獄中画「巨涛」には水平線がない。
> 
> >波も空も荒れ狂う様を描いてる風景画だ。
> 
> >荒れた空と波が渾然一体となって、見る人の意識を不安にさせる。
> 
> >その反面、手前の大地は青々とした緑色で描かれ、所々土肌が露出している
が像化作業にはリアリティがある。
> 
> >画面右手奥から小高い岩肌の岬だろうか、そこに白い灯台がくっきりと描か
れ、荒々しい海と空に毅然と挑んでいるかのようだ。
> 
> >だが、この絵には水平線がない。
> 
> なぜだろう。その先は、リンク先へ。
> 
> 鋭い分析だ。
> 
> http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/17cf3d0aa6900d3ff9d244e14da60d17
> -- 
> 大山千恵子
> ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新
http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
> 




CML メーリングリストの案内