[CML 028176] Re: 海渡雄一弁護士の「今後の行動提起」 その行動提起の前提となる海渡氏の政治認識について 考えていただきたいこと

T.kazu hamasa7491 at hotmail.com
2013年 12月 10日 (火) 18:04:35 JST


東本さん
あなたは今回の市民の運動が、
あなたが言うところの『野合・腐敗』の政党群に対する
硬軟両面からの厳しい追及によるものであった、 

ということを少しも見ていないのですね。

国会の外の集会では、
自民党とともに修正案を合意したそれらの政党への、
厳しい批判のスピーチと、リズムコールの雨嵐でした。

そして、議員会館内では、
それら政党議員への連日のロビーイング、説得活動でした。
電話説得も続きました。

市民一人ひとりの工夫と努力が、
議員の数だけ見たら、
共産党と社民党だけではどうにもならない、
という貴方のように諦めを乗り換えて、
「世論」という大岩を動かしたのです。

どうも東本さんは、
書斎の中から「講壇正義」を語ってさえいれば、 

成果があがったであろう、
という錯覚をなさっているようですね。

市民運動にしても市民メディアにしても、
東本さんのような、60年間「講壇正義」に浸って 

status quo しているひとたちばかりではないのです。

貴方のブログは、かつて流行った
「極東ブログ」とかに、精神的には非常に類似していますね。

ni0615田島拝




-----Original Message----- 
From: higashimoto takashi
Sent: Sunday, December 08, 2013 5:50 PM
To: 市民のML
Subject: [CML 028138] 海渡雄一弁護士の「今後の行動提起」 その行動提起の前提となる海渡 
氏の政治認識について 考えていただきたいこと

12月6日、稀代の悪法特定秘密保護法案はとうとう国会(衆院・参院)で可決されてしまいましたが、同法が衆院で可決される直前(2日
前)の24日に私は「今後のたたかいの継続のために『特定秘密保護法反対運動への疑義、または違和の声』をいまあえて挙げてみる」
という記事を書いて次のような私感を述べておきました。

「私たち国民の多くがその『野合・腐敗』の政党群を選んだ結果としていまがあるのです。たとえばみんなの党を『脱原発』政党
として投票を呼びかけたのはどのような人たち、団体だったでしょう?
その中には『革新』を自称する団体も含まれていなかっ
たでしょうか?」
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-720.html

上記では抽象的に述べておきましたが上記にいう「『革新』を自称する団体」とは具体的に言えば「eシフト」、「緑茶会」、「緑の党」のこと
を指していました。

eシフトは先の参院選では「私は脱原発に投票します!」というキャンペーンを張ってすべての「脱原発」政党と「脱原発」議員への投票を
呼びかけました。その同シフトの呼びかけでは「脱原発」政党の具体名は提示されてはいませんでしたが、「脱原発」と主張してさえいれ
ばいいというわけですから「脱原発」の政策の中身は問われず民主党の議員もみんなの党も自民党、公明党の議員も含まれるとみなせ
るものでした。

「緑茶会」はさらに踏み込んで民主党、生活の党、みんなの党、みどりの風、緑の党、新党大地、減税日本などほとんどすべての野党を
「脱原発」政党とみなす体のものでした。さらに「緑の党」もそうした政策的に無節操な緑茶会と政策協定を結んで同選挙戦に臨んでいる
わけですから(この点については社民党も同様です)緑茶会とは政策的には近いものを持っていたとみなしても不当とはいえないでしょう。

しかし、そういうことでその呼びかけの目的である「脱原発」は真に実現するのでしょうか、と問いかけたのが以下の弊記事でした。

■eシフトは「出がらし緑茶会」の二番煎じ 
eシフトと緑茶会の暗愚な主張の同質性。また、「革新政党」票と「脱原発」票のそれぞれの危
ういゆくえ(弊ブログ 2013.07.02)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-602.html

海渡雄一弁護士の「バーナムの森は動いた 
秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まりだ!」と題された「今後の活動提起」は
eシフトメーリングリストに投稿された記事のようですが、海渡弁護士は「今後の活動提起」を提起する前に上記で私が提起している問題
について自身のアイデンティティーの問題としてしっかりと反省していただきたかったものです。

この問題は民主党やみんなの党、維新の会の全部、あるいは一部の議員が特定秘密保護法案の採決(のみ)に反対した問題の評価と
していまも続いている問題です。

しかし、いうまでもなく、民主党は特定秘密保護法案のセット法案としての日本版NSC(国家安全保障会議)設置法案に全党をあげて賛
成した政党ですし、特定秘密保護法案自体についても当初は修正案で済ませようとして政党です。みんなの党や維新の会についてはほ
とんどのメディアの評価もその合意した修正案自体が当初案よりもさらに反動的であるというものです。特定秘密保護法案の採決の反
対についても法案の中身についての異議ではなく議会運営に対する異議にすぎません。


木を見て森を見ないたぐいの短絡的な政治的評価は小さくない疑似勢力として近頃大衆運動を席巻している感があります。

「オレは長い間『選挙に出るようなヤツには投票したくない』という立場で選挙には行ってなかったけど、撤回する。次の選挙で
は、非自民の対立候補がなめくじに手足をつけたみたいなヤツだったとしても、そいつに投票するために近所の小学校まで足
を運ぶことにするよ。」(日経ビジネスオンラインの常連執筆者(コラムニスト)の小田嶋隆氏 @tako_ashi)
https://twitter.com/tako_ashi/status/409024855476957184

程度の政治認識では、また元の木阿弥にならないとは限らないのです。疑似保守勢力をも見抜く眼をしっかりと身につけていただきたい
ものです。疑似保守勢力はあちらこちらに潜伏しているのですから。

「井上外相が辞職し、伊藤内閣が倒れ、黒田清隆の内閣成り、大隈重信が外務の任を襲うに及んで、これまで民党連合戦線
にあった改進党は、態度を一変し、大隈の条約改正案を支持するに至った。旧自由党系は、反政府勢力の弱体化を補填する
目的で、後藤象二郎を首領に担ぎ、いよいよ大同団結運動を広げ、右翼保守派までも抱擁した。後藤の背後には、自由民権
派切っての急進的理論家中江兆民があった。大井憲太郎また恩赦によって出獄し、満々たる闘志をもって、大同協和会と並
んで、欧化立憲論に反対し日本主義を旨とした鳥尾小弥太の保守中正派、国粋保存を主唱した谷干城、陸羯南の新聞『日本』、
民権論を捨つること弊履の如しとした頭山満の玄洋社とその盟友佐々友房の熊本紫溟会が肩を並べていた。このあまりにも
無原則の共同戦線、一切の政治的立場の相違を棚上げして、ひたすらに非条約改正に集中した、その結果は、運動の拡大
沸騰に伴って、逆に自由民権派が指導権を喪失するに至った。自由民権派の努力によって、下から盛りあげられた反政府輿
論が、上昇して条約改正阻止の実現に具体化された時、保守派首領の独壇場たる陰謀的取引の具に供されてしまった。いわ
ゆる貴族団体七人組(鳥尾、谷、三浦観樹、西村茂樹、浅野長勲、楠田英正、海江田信義)の活躍となった。」(遠山茂樹「自
由民権運動と大陸問題」『自由民権と現代』筑摩書房、1985年、258頁。初出、1950年)

要するに、日本の左派の体質・行動様式とそれがもたらす帰結というのは、コミンテルンの「人民戦線」戦術などとは無関係に、
100年以上前から変わっていないのである。これからもそうだろう。日本の左派の運動は、それ単独として捉えるよりも、むしろ、
その展開の帰結が必ず最終的に「保守派首領の独壇場たる陰謀的取引の具に供され」るものとして、そうしたプロセスの一構
成要素として見た方がよいのかもしれない。(金光翔「メモ29」2013-12-08)

http://watashinim.exblog.jp/20074734/


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/

*以下は、公開型メーリングリストへの投稿につき全文引用しています。
From: qurbys at yahoo.co.jp
Sent: Saturday, December 07, 2013 4:23 
AM
To: cml at list.jca.apc.org ; 
uniting-peace at yahoogroups.jp ;
popular-election-movement at notnet.jp ; 
civilsocietyforum21 at yahoogroups.jp
Subject: [CML 028097] 今後の行動提起/参議院本会議における議員の投票行動詳報(海渡雄一弁護士の他ML投稿転載)

紅林進です。

自民・公明の与党は、国民・市民の多くが反対する中、それを無視する形で、
市民の知る権理、報道・表現の自由、基本的人権を侵害し、情報統制・監視
国家化させる危険極まりない「特定秘密保護法案」を衆議院に続いて、参議
院でもまったく不十分な審議しか行わず、強行採決しました。このような暴挙
は絶対に許されません!

この秘密保護法強行採決について、「秘密保護法を廃案へ!実行委員会」の
海渡雄一弁護士は、下記の行動提起と参議院本会議における議員の投票
行動の詳報を他のMLに載せられていましたので、ご参考までに転載させて
いただきます。


(以下転載)

海渡です。
今後の活動提起です。

                                バーナムの森は動いた
                  秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まりだ!

秘密保護法を廃案へ!実行委員会
海渡 雄一

1 参議院で法案採決される
参議院本会議で、法案が可決されました。
採決結果は、投票総数212、賛成130、反対82でした。
賛成したのは自民党と公明党。反対したのは、民主、共産、社民、生活、糸数
議員、山本議員などでした。みんなの党は欠席しましたが、一部議員は出席して
反対しました(川田さんと寺田さんと真山さん)。維新の会は欠席しました。
市民の8割が慎重審議を望んでいる中で、日比谷野音に1万5千人が集まり、
全国で抗議集会が続き、数万人の市民が国会を取り巻き、秘密保護法絶対廃案を
叫び続ける中での、法案可決です。
「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」という文書が12月5日午前
11時45分に福島みずほ議員の強い要求によって、ようやく開示されました。
これは、法案の策定段階おそらく公明党との修正協議の前の段階の法案につい
て内閣官房が作成したものと考えられ、合計92頁に及ぶ大部なものです。
法案の逐条解説を公開して審議していれば、法案の問題点はもっと深く審議で
き、浮かび上がったはずです。作成名義は、内閣官房の作成とされています。
さらに、内閣と各省庁の間で、この法案の策定の段階で、多くの意見交換が行
われていたことが昨晩わかりました。今のところ人事院と文書のやりとりだけが、
公表されています。他の省庁は、各官庁の了解が取れないという理由で、今も不
開示となっています。
このような重要な文書をこれまで秘密にしていたことは、国会軽視として決し
て許されることではありません。すくなくとも、このような重要文書について、
きちんと国会での審議の時間を確保するべきことは民主主義政治の元での国会運
営として、当然のことでした。
委員会採決は、最後は、全く言葉も聞き取れない、議事録もないような状態で
の採決であり、手続的にも違法無効です。

2 根本的欠陥法案である
この法案には根本的な欠陥があります。何が秘密に指定されるかが限定されず
、政府の違法行為を秘密に指定してはならないことも明記されていません。公務
員だけでなく、ジャーナリスト・市民も独立教唆・共謀の段階から処罰されます。
政府の違法行為を暴いた内部告発者やジャーナリスト、市民活動家を守る仕組み
が含まれていません。権威ある国際原則であるツワネ原則にことごとく反してい
るばかりでなく、ふたりの国連特別報告者とピレー人権高等弁務官からも重大な
懸念が表明されています。私たちはこの秘密保護法案の内容も手続も絶対に認め
ることはできません。

3 法案廃止の活動を始めよう
これからの闘いの方向性について、提起したいと思います。今晩の闘いの力で
、これからの政府の暴走を止めましょう。
成立した法案は同じ手続で廃止することができます。私たちは、明日から、こ
の法律の廃止を求める活動を直ちに始めようではありませんか。次の国会には、
採決に賛成しなかった多くの政党と共同して、秘密法の廃止法案を提案するため
の活動を始めましょう。

4 弾圧に備えよう
もうひとつ、大切なことを提起します。
この法律は、憲法21条、自由権規約19条で保障された表現の自由を侵害す
る違憲立法です。この法律が自由権規約19条に違反することは、国連の見解な
のです。我々には国際社会が味方してくれています。裁判官も私たちの反対運動
を見ていることでしょう。そして、心の内では応援してくれている裁判官も少な
くないはずです。
秘密法違反の被告人は違憲な法律によって起訴されたのですから、絶対無罪と
しなければなりません。
これは、弁護士の仕事ですが、政府があくまで、この法案を施行しようとする
なら、第一号の秘密法違反事件の被告人を弁護するために、1000人の弁護士
を組織し、あらかじめ大弁護団を結成しておきたい思います。

5 新しい闘いのはじまり
法案の成立は、私たちの一つの敗北であることは確かです。
しかし、今日一日の私たちの行動は、政府、国会に私たちの秘密法廃案、安倍
政権NOの怒りをぶつけ、一人一人の市民に秘密法反対の意思を確認する機会と
なったことと思います。
まず、私たちは、これだけの多数の市民の反対を押し切って秘密法を成立させ
た政府与党の暴挙を心にしっかりと刻みつけなければなりません。マクベスのバー
ナムの森は動いたのです。これから、政権崩壊の日が近いことにおびえなければ
ならないのは、勝ち誇ったような顔をしている安倍首相とその取り巻きたちです。
私たちは、この法律が廃止されるまで、決してあきらめません。明日から、秘
密法のある社会を拒否し、その実質化を食い止めるため、新たな闘いを始めましょ
う。

-- 
海渡雄一

「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」(eシフト)メーリングリストより転載


(以下転載)

海渡です。
今日の採決結果の詳報です。
今後の廃止運動の基礎資料です。

参議院議員 定数 242人
投票総数 212
賛成 自民党 110 反対欠席4
公明党 20 全員
合計 130
反対 自民党 1 二之湯智
民主 58
みんなの党 3 川田龍平 寺田典城 真山勇一
共産党 11
社民党 3
新党改革 1 平野達男
生活の党 2
無所属 3 糸数慶子 興石東(副議長) 山本太郎
合計 82

欠席および不投票
自民党 3 赤池誠章 有村治子(病気) 森まさこ(担当大臣)
維新の会 9 全員
みんなの党 15 上記3名を除く
新党改革 2 荒井広幸 浜田和幸
無所属 1 山崎正昭 (議長)

-- 
海渡雄一

「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」(eシフト)メーリングリストより転載



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