[CML 026170] Re: シリア化学兵器――米当局者「国連は調査活動を延長しない方がよい」/仏がサリン使用確認前にシリアに抗サリン薬を輸出/英国がシリアに化学兵器原料を輸出/仏がシリア介入訓練

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2013年 8月 29日 (木) 12:40:24 JST


シリア攻撃を正当化する欧米のリーダーのウソを下記の記事が詳細に論じています。ご参照ください。

記事の原文は以下。
url:www.paulcraigroberts.org/2013/08/26/syria-another-western-war-crime-in-the-making-paul-craig-roberts/

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■シリア: 進行中の次の欧米戦争犯罪(マスコミに載らない海外記事 2013年8月29日) 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-6546.html

2013年8月26日
Paul Craig Roberts

改訂版:

ワシントンや他の欧米首都にいる戦犯連中は、シリア政府が化学兵器を使用したという嘘を断固主張し続けることに決めている。
シリア入りした国連化学兵器調査団を恫喝する企みに失敗し、調査団が証拠を評価し、報告書が作成される前に、化学兵器調査
団を撤退させるよう、アメリカ政府は潘基文国連事務総長に要求した。国連事務総長は、ワシントンの戦犯連中に逆らって、連中
の要求を拒絶した。

アメリカとイギリス政府は、シリア政府が化学兵器を使用したことについて彼等が持っているという“決定的証拠”の何一つ明かして
いない。連中の声を聞き、連中のボディー・ランゲージを見、連中の目をじっと見つめれば、ジョン・ケリーと、イギリスとドイツの傀
儡が真っ赤なうそを言っていることは実に明白だ。これは元国務長官コリン・パウエルが、イラクの大量破壊兵器について国連で
語ったとんでもない嘘より、遥かに恥ずべき状況だ。コリン・パウエルは、ホワイト・ハウスに騙されていて、自分が嘘をついている
ことを知らなかったと主張している。ケリーと、イギリス、フランスとドイツの傀儡連中は、自分達が嘘をついていることは十分に承
知している。

欧米が世界に見せている顔は、嘘つきの鉄面皮顔だ。

アメリカ政府と、そのイギリスとフランスの傀儡政権は、もう一度、彼等の犯罪性を暴露する準備を整えている。戦犯としての欧米
のイメージは、欧米の敵達が作り出したプロパガンダ・イメージでなく、欧米が自ら描いた自画像だ。

イギリスのインデペンデント紙は、国連からのいかなる承認が無いにもかかわらず、また、大半がシリア政府打倒を狙う外部勢力
であるアメリカ政府が支援する“反政府勢力”に対し、シリア政府が化学兵器を使用した、というアメリカ政府の主張に役立ついか
なる証拠も無いにもかかわらず、今週末、オバマとキャメロンとオランドは、二週間以内にシリア政府に対し、巡行ミサイル攻撃を
行うことに同意したと報じている。

実際、戦争を急ぐ一つの理由は、アメリカの主張を論破し、一カ所に大人数の子供を集め、化学物質で殺害する“反政府勢力”に
よる偽装攻撃で、シリア政府に、アメリカが責任を負わせることに対する、アメリカ政府の関与をも明らかにしかねない、国連調査
を妨害することにある。

戦争を急ぐもう一つの理由は、トニー・ブレアがジョージ・W・ブッシュに対し、隠れ蓑を提供し、見返りに、ブレアがしっかり褒賞を
得たと同じ形で、オバマの戦争犯罪に、イギリス首相キャメロンが隠れ蓑を提供するのをイギリス議会が阻止する前に、戦争をし
たいということがある。キャメロンは、退任後、5000万ドルの富が待ち受けているのに、シリア人の命など思い煩うことがあろうか。
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/syria-un-weapons-inspectors-attacked-as-they-try-to-enter-poison-gas-attack-site-8784435.html

自分達が化学兵器事件に関与していないことが分かっているシリア政府は、使用された物質と、物質の送達手法を判断する為、
国連が化学兵器調査団を派遣することに同意した。ところがアメリカ政府は、国連調査団は“遅すぎる”と主張し、アメリカ政府は、
シリア政府が民間人を化学兵器で攻撃したという、アルカイダとつながる“反政府勢力”の虫の良い主張を受け入れている。
http://news.antiwar.com/2013/08/25/obama-administration-accepts-rebels-account-on-syria-prepares-for-war/

下記も参照。
http://news.antiwar.com/2013/08/25/syria-accepts-un-inspectors-us-spurns-call-as-too-late/

現場に到着した国連化学兵器調査団が仕事をするのを妨害する策略として、調査団は“反政府勢力”が支配する地域から狙撃兵
に銃撃され、現場を離れることを強いられた。RTの新たな報道で、調査団は調査を行うため、現場に戻ったと報じられてはいるが。
http://rt.com/news/un-chemical-oservers-shot-000/

堕落したイギリス政府は、セルビアやリビアが国連の承認無しに軍事攻撃されたと同様に、シリアも国連の承認無しに攻撃され得
ると宣言した。言い換えれば、欧米民主主義は、国際法違反の前例を確立しているのだ。“国際法? 我々には、腐った国際法な
ど無用だ!”欧米はたった一つのルールしか知らない。力は正義なり。欧米に力がある限り、欧米に正義があるのだ。

アメリカ、イギリスとフランスが、シリア攻撃を準備しているというニュース報道に応えて、ロシアのラブロフ外務大臣は、そのような
一方的な行為は“重大な国際法違反”であり、しかも違反は、法的のみならず、倫理的、道徳的な違反だと述べた。ラブロフ外務大
臣は、セルビア、イラクやリビアに対する軍事攻撃での重大な国際法侵害を正当化する為に、欧米が駆使した嘘と欺瞞と、イラク
やリビアやシリアの平和的解決に対するあらゆる希望を損なうべく、アメリカ政府がいかに先手を打ってきたかについて触れた。

アメリカ政府は、またもや平和的解決のあらゆる希望を、先手を打って阻止したのだ。間近に迫った攻撃を宣言することによって、
アメリカは、シリア政府との和平交渉に参加しようという“反政府勢力”の気持ちを完全に削いでしまった。こうした交渉がまさに始ま
ろうとする時に、欧米軍隊が救援にやってきてくれるので、“反政府勢力”に、今や和平交渉に参加する動機は皆無だ。

記者会見で、ラブロフ外相は、アメリカ、イギリスや、フランスの支配政党が、いかにして情報に乏しい国民の感情をかきたててい
るか、一度かき立ててしまった後は、戦争によって、満足させるしかないかについて語った。これは、もちろん、アメリカがアフガニ
スタンとイラクを攻撃する為、国民を操作してきた手法だ。だがアメリカ国民は、狙いが決して明らかにされない戦争に飽き飽きし
ており、政府が更なる戦争を正当化するのを不審に思い始めている。

ロイター/イプソス世論調査で、“アメリカ人は、シリア内戦へのアメリカ介入に強く反対しており、例えシリア政府が民間人攻撃の為
に、致命的な化学兵器を使用したことが確認されたと報道されようとも、アメリカ政府は紛争に関与すべきではないと考えている”
ことが明らかになっている。
http://news.yahoo.com/syria-war-escalates-americans-cool-u-intervention-reuters-003146054.html

ところが、オバマは、国民のわずか9パーセントしか、彼の戦争挑発を支持していないことなど、どうでも良いのだ。元大統領ジミー
・カーターが最近述べた様に“アメリカには、機能する民主主義は存在していない。” 

http://rt.com/usa/carter-comment-nsa-snowden-261/

アメリカにあるのは、自らを法と憲法よりも上位に位置づける行政府を持った警察国家だ。

この警察国家は、現在、更に次の、挑発されてもいない一方的侵攻を行うという、ナチス風戦争犯罪を犯そうとしている。ニュルン
ベルク裁判で、オバマやキャメロンやオランドが行っているのと、まさに全く同じ行為ゆえに、ナチス連中は死刑を宣告された。被
告人席に置かれる目にあうのを防ぐ為、欧米は正義ではなく、力に頼っている。

アメリカとイギリスとフランス政府は、欧米が始めた戦争で、現地の人々が、劣化ウランで作られた爆弾か、化学兵器か、他の兵
器のどれかで殺戮されることが、一体なぜ問題なのか、説明したことがない。始めから、オバマが、シリア政府攻撃を計画してい
たことは明白だった。オバマは、化学兵器を悪しきものとして表現するが、アメリカがイランに対して使用する可能性がある、核“
バンカー・バスター爆弾”についてはそうしない。そして、オバマは越えてはならない一線を引き、シリア人による化学兵器使用は、
実にとんでもない犯罪なので、欧米はシリア攻撃をせざるをえないと主張している。アメリカ政府のイギリス傀儡、ウィリアム・ヘイ
グとキャメロンは、この馬鹿げた主張を繰り返しているに過ぎない。
http://rt.com/news/uk-response-without-un-backing-979/

でっち上げの最終段階は、化学兵器事件を画策して、シリア政府のせいにすることだった。

欧米の本当の狙いは一体何だろう? これは問われておらず、答えられてもいない疑問だ。明らかに、自分達の狙いに役立つ独
裁政権を継続的に支援してきたアメリカ、イギリスとフランス政府は、独裁制に特に不快感を持っているわけではない。連中は、
情報に暗い欧米の大衆に向け、アサドを悪魔化して表現する為、独裁者というレッテルを貼っている。ところが、アメリカもイギリ
スもフランスも、バーレーンやサウジアラビアの政権の様な多数の独裁政権を支持しており、また現在、エジプト軍事独裁政権が、
エジプト国民を残酷に殺害しているのに、“自国民を殺害している”かどで、エジプトを侵略しようと言う欧米政府は皆無だ。

欧米による、間近に迫ったシリア攻撃は、自由と民主主義が、イラクとリビア攻撃の理由だったのに、どちらの国も、いかなる“自
由と民主主義”も得ることができなかったと同様、シリアに“自由と民主主義”をもたらすことと一切関係ないのも明白だ。

欧米のシリア攻撃は、人権、正義や、欧米が、それで自らの犯罪性を包み隠そうとしている、高尚に聞こえるどの大義とも全く無
関係だ。

欧米マスコミ、そして少なくともアメリカの全売女マスコミは、オバマやキャメロンやオランドに、一体何が本当の狙いなのか、決し
て問わない。シリアに“自由と民主主義”をもたらしたり、シリア政府を転覆しようとしている残忍な殺し屋達に、化学兵器を使用し
たとされることに対し、アサドを懲罰したりするのが狙いだ、等と言うのを信じるほど、記者諸氏が十分愚劣だったり、騙されやす
かったりするとは考え難い。

もちろん、この質問は、例え尋ねても、答えは得られまい。しかし質問をするという行為は、見た目以上のものが企まれているこ
とに、国民が気付く助けにはなるだろう。もともとアメリカの戦争の口実は、アメリカ人をテロリストから守る為ということだった。
今、アメリカ政府は、聖戦テロリストが、非宗教的で、テロリストではないアサド政権を打倒するのを手伝い、テロリスト連中にシリ
アを引き渡そうと努力している。アメリカがテロを支援する背後の狙いは、一体何だろう?

おそらく、戦争の狙いは、イスラム教徒を過激化させ、それによって、ロシアと中国までも不安定化させることだ。ロシアには多数
のイスラム教徒がおり、イスラム教国家と国境を接している。中国にも多少はイスラム教徒がいる。過激化によって、紛争がアメ
リカの世界覇権の障害となり得るたった二つの国の中に拡がるにつれ、欧米マスコミ・プロパガンダと、“人権”団体のふりをして
いる、アメリカ政府の資金援助を受けている多数のNGOが、ロシアと中国政府による“反政府勢力”への手荒な措置を口実に、両
国を悪者扱いしてくれることを、アメリカは期待できる。

イスラム教徒を過激化するもう一つの利点は、現在イラクとリビアがそうなっている様に、旧イスラム教国家を長期的混乱や内戦
状態にしておくことができ、イスラエルの狙いの障害となる組織的国家権力を排除することができることだ。

ジョン・ケリー国務長官は、賄賂と脅しを用い、電話で、シリアに対すして起きつつあるアメリカ戦争犯罪に対して、支持ではない
にせよ、受容させる活動をしている。

アメリカ政府は、冷戦時代の最も危険だった時期以上に、世界を核戦争へと押しやっている。アメリカがシリアでけりをつけた後
は、次の標的はイランだ。ロシアと中国は、もはや何らかの国際法制度やら、欧米の犯罪性には自制があると、自らをごまかす
ことが不可能になろう。既に欧米の攻勢は、両国に、戦略的核戦力を開発し、“人権団体”のふりをしてはいるものの、実際はロ
シアと中国の政府の正統性を破壊する為に、アメリカ政府が利用可能な第五列役を果たす、欧米が資金援助するNGOを抑圧
することを強いている。

アメリカ合州国との交渉で、ロシアと中国は極めて不用心だった。基本的に、ロシアの反政府政治勢力は、アメリカ政府から資
金を援助されている。中国政府すらも傷つけられつつある。アメリカ大企業が中国に会社を設立する際には、中国に役員会を
設置し、現地の政治権力者の親戚を押し込む。こうした役員会は、地方や地域の党幹部の決定や忠誠心に影響を与える金銭
支払いのパイプとなる。アメリカは、中国の大学や知識界に入り込んでいる。ロックフェラー大学は、ロックフェラー慈善事業同
様、中国で活躍している。中国政府に反対する、異議を唱える声が作り出されつつある。“自由化”への要求は、地域的、民族
的な違いを蘇らせて、中央政府の結束を弱体化させかねない。

ロシアと中国が、自分達がアメリカの第五列によって引き裂かれ、外交的に孤立化させられ、軍事的に打ち負かされていること
に気がつけば、核兵器が両国主権の唯一の保証人となる。これは、人類が地球温暖化やら、増大する政府債務に屈するより
ずっと前に、核戦争が人類を絶滅させる可能性が高いことを示唆している。


Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、
スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼
のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure 
of Laissez Faire Capitalism and Economic
Dissolution of the Westが購入可能。

記事原文のurl:www.paulcraigroberts.org/2013/08/26/syria-another-western-war-crime-in-the-making-paul-craig-roberts/
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東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
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From: OHTA, Mitsumasa
Sent: Thursday, August 29, 2013 11:16 AM
To: uniting-peace at yahoogroups.jp
Subject: [CML 026168] シリア化学兵器――米当局者「国連は調査活動を延長しない方がよい」/仏がサリン使用確認前にシリアに抗サリン薬を輸出/英国がシリアに化学兵器原料を輸出/仏がシリア介入訓練

[転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください。]

シリア化学兵器――米当局者「国連は調査活動を延長しない方がよい」/仏がサリン使用確認前にシリアに抗サリン薬を輸出/英国がシリアに化学兵器原料を輸出/仏がシリア介入訓練
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/373333623.html


仏フィガロ紙から、シリア化学兵器関連の情報をお知らせします。

Mon Figaro - ARMES CHIMIQUES
http://plus.lefigaro.fr/tag/armes-chimiques

8月28日付フィガロ・ブログの記事 http://goo.gl/xylqNK  西側外交筋の話として、米国当局者が国連に対して化学兵器調査団の活動を延長しない方がよい、と伝えたという。

2013年6月24日付フィガロの記事 http://goo.gl/fXOOv8  シリアの首都ダマスカス近郊ジョバルでサリンが使用されたとフランスが公式に認めた6月4日の前に、フランスが抗サリン薬をシリア向けに発注。輸出先は自由シリア軍が支配する対トルコ国境のバブアルハワ。

2013年7月18日付のフィガロ記事 http://goo.gl/pnympz  英国議会報告書によれば、英国は過去2年間、シリアに対して化学兵器の原料になるフッ化ナトリウムを輸出してきた。「ロンドンはシリア反乱軍に対する化学兵器の防護服の輸出について発表したばかりだ」。

2013年5月27日付のフィガロ記事 http://goo.gl/uVtRR0  フランスの特殊作戦部隊がシリア介入を見越したヨルダンでの訓練を終了、と伝えている。

以下は、以前にご紹介しました。

西側に訓練されたシリア反乱軍がゴウタ(8月21日の化学兵器攻撃疑惑の地域)を通過(フィガロ紙)。西側が貯蔵化学兵器の確保でシリア反乱軍を訓練(CNN)。http://goo.gl/MCo8XR

ウィキリークスがストラトフォーのメールを曝露(2012年3月)。http://goo.gl/7bo8O8 
西側の特殊作戦部隊がシリア入りして反乱軍を支援。「仮定」の活動内容は、ゲリラ攻撃、暗殺作戦、アラウィー軍による支援の断ち切り、内部崩壊の誘導。


太田光征 



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