[CML 026129] Re: 小泉純一郎の「原発ゼロ」

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2013年 8月 28日 (水) 02:07:56 JST


東本高志様

紅林進です。

私は「小泉純一郎がただ「原発ゼロ」と口走っただけで見境なく評価しようと」
しているのではありません。

「現在の政治状況の中で」「自民党内で誰も表だって公然と批判しない中では
評価できる発言、動きです」と限定的な評価をしたまでです。

もちろん私は、過去の小泉純一郎の政策、行動を容認しないし、批判している
ことは、私の文面を見ればお分かりだと思います。

また小泉純一郎の言葉をそのまま真意と受け取るつもりもありませんし、何等
かの思惑に基づいて発言してるのかもしれませんし、その公算も大きいとも
思います。

その意味で東本さんの指摘は重要だと思いますし、根本的な意味では、
小泉純一郎や新自由主義的な脱原発論を批判することは必要だし、重要
だと思いますが、それを踏まえた上で、原発推進派が巻き返している状況
の中で、相手側の矛盾、対立をとらえ、原発推進側を崩してゆくために利用
できることは利用すべきだと私は思います。それ以上でも以下でもありません。

なお私は、「「緑茶会」を見境なく評価しようとした」こともありません。
「緑茶会」についても私は限定的な評価、賛同です。「脱原発」というシングル
イッシューでは、「脱原発」ということで「みんなの党」の候補を推薦してしまう、
シングルイッシュー的な限界も見ていますし、憲法改悪問題やTPP問題を
考えると、私はそれには反対ですが、その点では「反原連」にもシングル
イッシュー的な限界はありますが、官邸前にあれだけの人々を集め、継続
してきたことは脱原発の大きな運動のうねりを作り出してきた点において、
私が「反原連」の運動を評価するのとある面似た、「緑茶会」に対しても、
私は限定的な評価と賛同ですし、批判すべきところは批判しています。

                                   紅林進

--- On Tue, 2013/8/27, higashimoto takashi <higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp> wrote:


>
>紅林さん
>
>小泉純一郎がただ「原発ゼロ」と口走っただけで見境なく評価しようとする態度はいただけませんね。
>
>「原発ゼロ」とただ口走るだけならば少なくない自民党議員も口走っているのだ、ということは、あなたがやはり「eシフト」や「緑
>茶会」を見境なく評価しようとしたときにも私が指摘したことです。
>
>      ■eシフトは「出がらし緑茶会」の二番煎じ eシフトと緑茶会の暗愚な主張の同質性。また、「革新政党」票と「脱原発」
>      票のそれぞれの危ういゆくえ(弊ブログ 2013.07.02)
>      http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-602.html
>
>今回、あなたはまた同じ過ちを犯そうとしています。なにをもって過ちというか? この点について「kojitakenの日記」ブログの筆
>者が詳細に説いていますのでその論をご紹介させていただきます。ご再考いただければ幸いです。
>
>以下。
>
>      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>      ■小泉純一郎はまず原発を推進した己の責任を総括せよ(kojitakenの日記 2013-08-27)
>      http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130827/1377558447
>
>      Twitterで一昨年の記事にリンクが張られていた。(略)
>
>      リンクを張られた記事は下記。
>
>      「原子力立国計画」の総責任者・小泉純一郎に「脱原発」を口にする資格なし - kojitakenの日記(2011年5月29日)
>      http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110529/1306663802
>
>      民主党のエネルギー政策が「原発積極推進」に転換されたのは小沢一郎代表時代の2007年だが、一足早く自民党
>      政権が「原子力立国」を打ち出したのは小泉純一郎内閣時代、2005年のことだった。
>
>      基本目標(『原子力政策大綱』)が2005年10月に閣議決定され、 実現方策(『原子力立国計画』)は2006年6月に策
>      定された。いずれも、「郵政総選挙」で自民党が圧勝したあと、第3次小泉内閣時代のことだ。
>
>      さらに小泉は、2005年度限りで太陽光発電の補助金も打ち切った。
>
>      さらにさらに。小泉は、香川県多度津町に1982年に建設された原発耐震研究のための多度津工学試験場を「国費
>      の無駄」と称して廃止した。これまた2005年9月のことだ。
>
>      郵政総選挙に大勝した小泉は、一気に「原発推進」のエンジンを全開にしたうえ、「安全神話」に頼って原発の耐震
>      研究をリストラまでしてしまったのである。「郵政総選挙」で自民党にフリーハンドを与えてしまった日本国民の罪も      
>      重いが、それ以上に小泉の罪は、それこそ万死に値する。小泉純一郎のひどさは、小沢一郎の比ではない。
>
>
>      この世紀の大罪人が、今更何を言うか。そう言いたくなるニュースだった。         
>
>            「原発の安全性発信は過ちだった」 小泉元首相、講演で(2011年5月28日19時41分)   
>            http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201105280368.html
>            
>             小泉純一郎元首相は28日、地元の神奈川県横須賀市内で講演し、東京電力福島第一原発の事故に
>             ついて「日本が原発の安全性を信じて発信してきたのは過ちだった」と話した。
>
>             日本食育学会・学術大会の特別講演で、演題は「日本の歩むべき道」。小泉元首相は「原発が絶対に
>             安全かと言われるとそうではない。これ以上、原発を増やしていくのは無理だと思う」と続けた。
>
>             日本が1970年代の石油危機の教訓から石油燃料への依存を減らしてきたとも指摘し、「原発への依
>             存度を下げ、世界に先駆けて自然エネルギーを推進しないといけない」と訴えた。
>
>      小泉純一郎に「脱原発」を口にする資格はない。
>
>      今回話題になっている下記記事を読んでも、もちろん私の感想は一昨年と変わらない。
>
>            風知草:小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男? 毎日jp(毎日新聞)
>            http://mainichi.jp/opinion/news/20130826ddm003070155000c.html
>
>             脱原発、行って納得、見て確信−−。今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した
>            小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。
>
>             三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の
>            幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」
>
>             小泉が答えた。
>
>             「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は
>            反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」
>
>             「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまと
>            める自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自
>            信が深まったよ」
>
>             3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、
>            さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。
>
>             呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口
>            々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。
>
>             その直後、小泉はフィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」見学を思い立つ。自然エネルギーの
>            地産地消が進むドイツも見る旅程。原発関連企業に声をかけると反応がよく、原発に対する賛否を超え
>            た視察団が編成された。
>
>             原発は「トイレなきマンション」である。どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施
>            設だから引き受け手がない。「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部
>            で利用が始まる。
>
>             原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。人類史上、それ
>            ほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想
>            像を超えるのに、現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。
>
>             帰国した小泉に感想を聞く機会があった。
>
>             −−どう見ました?
>
>             「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そも
>            そも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」
>
>             −−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。
>
>             「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原
>            発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」
>
>             「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」
>
>             「昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。『原発を失ったら 
>            経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、
>            満州を失ったって日本は発展したじゃないか」
>
>             「必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資
>            源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」
>
>             もとより脱原発の私は小気味よく聞いた。原発護持派は、小泉節といえども受け入れまい。5割の態
>            度未定者にこそ知っていただきたいと思う。(敬称略)(毎週月曜日に掲載)
>
>            毎日新聞 2013 年08月26日 東京朝刊
>
>      小泉純一郎は大衆ウケをするようなことを言う前に、まず原発を推進した己の責任を総括しなければならない。
>
>      2007年に民主党の政策を「原発積極推進」に転換したり、1991年に核燃サイクル推進派の現職知事を当選させ
>      るために剛腕をふるったりした過去に未だに触れようとしない小沢一郎についても、小泉と同じことがいえる。
>      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>
>東本高志@大分
>higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
>http://mizukith.blog91.fc2.com/
>
>
>From: qurbys at yahoo.co.jp
>Sent: Tuesday, August 27, 2013 2:30 AM
>To: cml at list.jca.apc.org ; uniting-peace at yahoogroups.jp ; popular-election-movement at notnet.jp ; civilsocietyforum21 at yahoogroups.jp
>Subject: [CML 026107] 小泉純一郎の「原発ゼロ」
>紅林進です。
>
>昨日8月26日(月)付の『毎日新聞』朝刊の「風知草」というコラムに
>よると、小泉純一郎前首相が三菱重工業、東芝、日立製作所の原発
>担当幹部とゼネコン幹部、計5人と一緒に、今月中旬、脱原発のドイツ
>と原発推進のフィンランドを視察したとのこと。道中、ある社の幹部が
>小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方
>になってくれませんか」。それに対して小泉元首相は「いま、オレが現役
>に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』と
>いう線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向
>なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」と言ったとの
>こと。
>
>風知草 小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男
>毎日新聞 2013年08月26日(月) 東京版朝刊
>http://mainichi.jp/opinion/news/20130826ddm003070155000c.html
>
>私は、小泉純一郎元首相のやった郵政民営化や今日の格差社会を
>生み出した規制緩和政策、新自由主義政策には反対ですし、「小泉
>劇場」と言われたような「劇場型」の政治手法にも大反対ですが、また
>新自由主義的な脱原発論(「みんなの党」など)にも与するものでは
>ありませんが、現在の政治状況の中で、彼が「脱原発」「原発ゼロ」を
>主張していることは、安倍首相の原発再稼働推進路線、原発輸出を
>「アベノミクス」の成長戦略の柱と位置づけ、原発海外輸出のトップ
>セールスを恥も外聞もなくやっている状況に自民党内で誰も表だって
>公然と批判しない中では評価できる発言、動きです。
>
>小泉元首相は、「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を
>説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回
>いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。」と
>言ったそうですので、ぜひ国会議員を『原発ゼロ』という方向で説得して
>もらいたいものです。 
>    


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