[CML 025993] 【報告】第854日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 8月 21日 (水) 07:05:07 JST


青柳行信です。 8月21日。

「きみへ」 さよなら原発! 
http://twitsound.jp/musics/tsMDocgv4

 <さよなら原発!11.10九州沖縄集会>
ホームページHP http://bye-nukes.com

【転送・転載大歓迎】
   ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第854目報告☆
      呼びかけ人賛同者8月20日迄2938名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】8月20日7名
奥城和海 山田守 藤田浩 中村國利 山田敏秋 山田拓民 川内喜孝
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
ブログのプロバイダー(元締め)の故障らしく、接続できません。
よくなって接続できれば 記事を送ることができますが、
今のところ 不明です。

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
 ☆「高濃度8千万ベクレル汚染水・・」国民の感覚麻痺せざらむことを
   (左門 8・21−390)
※「  」の前後に「フクシマ第一」「タンク・・・・漏れ300トン」
と続きます。これらの表現が、
どんなに戦慄すべきものかに無感覚になることが更に危険だと思います。 

★ 藤原紀代子 さんから:
青柳様
猛暑続きのなか、頑張り過ぎにないようにお願いいたします。

★ 中西正之 さんから:
 青柳行信 様
<(‥臑茖姥業放射性汚染水流出問題、地下ダム建設着手に東電が抵抗>について報告します。

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/06/_tv.html
チャイナシンドロームが始まった?福島第一原発 ── TV朝日の報道に反響広がる
 福島第一原発1?3号機の炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が圧力容器内で止まらずに、底部貫通(メルトスルー)して格納容器下部にまで落下いることは、すでに政府も認め
ているが、6月16日のTV朝日「モーニングバード」にVTR出演した小出裕章=京大原子炉実験所助教は、溶融核燃料がさらに格納容器をも突き破って建屋のコンクリート床を溶かし、
地中にのめり込み始めている可能性が高いと指摘した。まさにチャイナシンドロームの悪夢で、そうなると地中で地下水に接触して超高濃度の汚染水が近くの海に流れ出すという最
悪事態となる。しかも、底が抜けているのではいくら水を注いだり冷却装置を取り付けたりしても、もはや核燃料を冷やすことは出来ない。このことは、19日18時のANNニュースでも
採り上げられ、米GE出身の原子力コンサルタント=佐藤暁がほぼ同様のことを指摘している。

 両番組ともYoutubeにアップされ、特に前者はすでに9万を超えるアクセスを得るなど反響が大きく広がっている。

●地下ダム建設着手に東電が抵抗?

 小出によれば、汚染地下水の海洋流出を防ぐには、建屋全体を取り囲むように地中深くにまで壁をめぐらせて「地下ダム」を作る以外に方法がない。これについて20日付毎日新聞
の連載コラム「風知草」で山田孝男が書いているところでは、「原発担当の馬淵澄夫首相補佐官は小出助教と同じ危機感を抱き、地下ダム建設の発表を求めたが、東電が抵抗してい
る」という。

 理由は、地下ダム建設には1000億円かかり、今それを公表すると東電の債務がますます増えると受け取られて株価が下がり、28日の株主総会を乗り切れなくなるからだという。あ
のねえ......チェルノブイリよりも酷い環境汚染が広がり、日本近海のみならず太平洋が死滅の危機に陥るかもしれないという問題と、これ以上下がりようもないほど下がっている
自分の会社の株価がいよいよ底を打つかもしれないという問題とを、どうして天秤にかけることなど出来るのか。東電の経営者は頭が狂っているとしか思えないし、それを押し切る
ことの出来ない政府もだらしない。

 なお「モーニングバード」では、日本大学生物資源科学部の小澤祥司講師が「今の福島の計画的避難区域でも、セシウム137の汚染度で言うとチェルノブイリの強制避難区域と同じ
くらいのレベルで、そのままセシウム137が動かずに残るとすると、事故前の1ミリシーベルト程度に戻るのに100年以上かかる。20ミリシーベルト程度になるにも数十年。この区域
の人々は帰る故郷を失うかもしれない」と述べている。小出も「数十万人がたぶん帰れない。それでも残れば被曝の悲劇になり、だからと言ってその人たちを別の場所に移すという
のも悲劇で、その選択が迫られている」という趣旨を語っている。▲

上記添付記事のように、小出裕章=京大原子炉実験所助教は福島第1原発の大事故から約3ケ月後の2011年6月16日のTV朝日「モーニングバード」にVTR出演して、1・2・3
号炉はチャイナ・シンドロームが起きている可能性が高く、原子炉周囲に地下ダム建設を行わないと、放射性汚染水の海への流出を防止できないと、提言しています。

それに対し、東電は地下ダム建設には1000億円かかり、今それを公表すると東電の債務がますます増えると受け取られて株価が下がり、28日の株主総会を乗り切れなくなるからだと
いうことで、今日まで引き伸ばし、結局今の深刻な汚染地下水の海洋流出が起きたと思われる。

私は、産廃処理の仕事もたくさん行ってきたので、産廃の高温処理と汚水処理に関係してきた。その経験からすると、原子力発電所の技術者は高温度の世界も知らないようだが、汚
水処理の世界も知らないように思われる。

福島第1原発の大事故後、トレンチに大量に溜まった高濃度放射性汚染水が大量に海洋流出した時、新聞紙やコンクリートを詰めて流出防止を図り、流出を止めることができずに、
その後専門業者による硬化薬液注入でやっと停める事ができたことからも判るように、原子力発電所の技術者といえども汚水処理には全くの素人と思われます。

私は、高温技術者として、2800℃にもなった核燃料100トンがメルトスルーしたら、5mや10m程度のコンクリートは爆裂するか、溶融する以外の他の状態は考えられない
ので、地下ダム建設以外に防御策は考えられませんでしたが、素人の人たちは、高濃度放射性汚染水が大量に海洋流出しないと、何もできないことがわかりました。

★ 崔 勝久 さんから:
台湾訪問は大きな成果ー「原発メーカー訴訟」を世界のに向けて
 http://oklos-che.blogspot.com/2013/08/blog-post_20.html
台湾長老教会、台湾最大の環境団体TEPU, グリーンピースなどとの
協力で台湾の運動との連帯が楽しみです。

★ 新田秀樹(ピースリンク広島・呉・岩国) さんから:
  <8月11日伊方原発再稼働反対海上デモ>
遅くなりましたが、8月11日、現地の抗議の座り込みにあわせて、
伊方原発再稼働反対海上デモを行いました。
伊方ゲート前では2011年6月から毎月11日に地元住民らで、再
稼働反対の座り込みが続けられています。広島からも何らかの応
援をと、5月に続き伊方に行きました。

地元から手紙が届いたので紹介します。
「先日はご苦労様でした。ボートが来るとみんなワクワクします。ど
んなに危ない場所に原発が建てられているか一目瞭然です。再稼
働を許せません。共に頑張りましょう」

当日の様子を
岩国のメンバー戸村良人さんの行動の写真集に載せています。
以下に15枚の写真があります。
http://tomura.lolipop.jp/pead603/603-1.13.8.11.ikata.01-10.html
http://tomura.lolipop.jp/pead603/603-2.13.8.11.ikata.11-15.html

5月11日の様子は以下をご覧ください。
http://tomura.lolipop.jp/pead556-2/556-2-1.13.5.11.ikata.01-10.html

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
猛暑が続いています。台湾沖で発生している台風の影響もあると気象予報は伝えています。そうした中で、また福島で重大な汚染水漏れの報告など、きょうは、記事が多彩です。
1.「九州と中国、電力需要最大=冷房の使用増加」時事通信 8月20日(火)20時05分配信 
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013082000798
記事全文「西日本を中心に猛暑に見舞われた20日、九州と中国の2電力管内ではピーク時の需要(速報値)が今夏の最大になった。家庭やオフィスでの冷房使用が増えたためで、九電
管内では電力供給力に占める需要の割合を示す使用率が『厳しい』とされる95%を超えた。・・・・九電管内では、35度以上の猛暑を観測した地点が続出した。電力需要は午後4時台
に1634万キロワットに達し、2日連続で最大を更新した。中国電管内も午後2時台に最大の1100万キロワットとなった。・・・電力使用率は中国のほか、東京、中部、関西、四国の4電
力管内でも『やや厳しい』とされる90%を超えた。21日も猛暑が続くとみられ、九電が96%、中国電が92%を予想。各社は引き続き、無理のない範囲での節電を呼び掛けている。」
 

福島第一原発では、
2.「汚染水300トン漏出=最大8000万ベクレル−貯蔵タンクの水位低下・福島第1」時事通信08/2013:16 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000208
記事「・・・福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度放射能汚染水が漏れた問題で、東京電力は20日、漏れた汚染水量が推計300トン(30万リットル)に達すると発表した。調
査の結果、タンクのうち1基の水位が約3メートル低下していたことが判明した。汚染水からは、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり8000万ベ
クレル、放射性セシウムが同14万6000ベクレル検出された。タンクからの漏えい量としては過去最大で、東電が漏れた場所と原因の特定を急いでいる。同日記者会見した東電
は『漏えいは今も続いていると考えている』と説明した。・・・・東電によると、漏れたのは護岸から約500メートル離れた26基のタンク群の中の一つ。タンクは直径12
メートル、高さ11メートルの円柱状で、汚染水を移送した当初はほぼ満水だったが、20日に26基中3基について調べたところ、うち1基の水位が約3メートル下がっているこ
とが確認された。
 タンク群は汚染水が漏れた場合に備えて、周囲にせきが設置されている。汚染水300トンの大半はこのせきの外側に流出したとみられる。」
2’.「福島第一 タンク漏水300トン 高濃度、限度の数百万倍」東京新聞8月20日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013082002100007.html
記事「・・・・漏れた汚染水を分析したところ、セシウム134は一リットル当たり四万六〇〇〇ベクレル、セシウム137は同一〇万ベクレルが検出された。法令で放出が認めら
れる濃度限度の千倍を超える。放射性ストロンチウムなども同八〇〇〇万ベクレルと極めて高い濃度が検出された。同じく濃度限度の数百万倍に達する。・・・・・」
2”.「福島第1、同型タンク350基=汚染水漏れ、事故後5回−接合部弱い構造・東電 」時事通信08/2018:49
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000739
記事「・・・・・福島第1原発の放射能汚染水を貯蔵する鋼製タンクから大量の水漏れが見つかった問題で、東電は20日、漏水したのと同型のタンクが、同原発に約350基ある
ことを明らかにした。このタンクは接合部がゴム製のパッキンで、接合部を溶接するタイプのタンクと比べて水漏れしやすい構造という。同原発事故後、タンクからの水漏れは今回
で5回目だが、いずれも同型のタンクだった。・・・・20日に会見した尾野昌之原子力・立地本部長代理は、パッキンタイプのタンクでも耐用年数が5年あると説明し、汚染水が
増え続ける状況から『引き続き使用していかなければならない』と述べた。」
2”’.「規制委、事故評価の引き上げ検討 福島第1原発の汚染水漏れ」西日本 (00時33分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/feature/earthquake/article/s/34166
記事「福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏えいした問題で、原子力規制委員会は20日、国際的な事故評価尺度(INES)のレベル1としていた暫定評価を引き上げ
る方向で検討に入った。ただ事故は既に最悪のレベル7と評価され、福島第1原発が改正原子炉等規制法に基づく「特定原子力施設」として特別な管理下に置かれている。それだけ
に委員の中には、あらためて汚染水漏れをINESで評価すること自体に否定的な意見もあり、評価が引き上げられるかは不透明だ。」
・・・・・・現地全体が、すでに異常事態に落ちいっていることを認めない東電・政府、それに規制委の責任が大きい。はやく姿勢を改めよ。

東電関連の記事、
3.「作業員遺族が東電提訴=福島第1原発の工事で死亡−静岡地裁 」時事通信08/2019:17 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000768
記事「・・・・福島第1原発事故後の2011年5月、同原発の工事作業中に体調が悪化して死亡し、労災認定された元作業員の妻が20日、東京電力、東芝、IHIなど4社を相
手取り、慰謝料など計3080万円の損害賠償を求める訴えを静岡地裁に起こした。・・・訴状によると、元作業員の大角信勝さん=当時(60)=は11年5月13日から、東電
が東芝、IHIなどに協力を求めた原発復旧のための配管工事に、下請け作業員として従事。翌14日午前6時40分ごろに体調が急変し、その後心筋梗塞で死亡した。横浜南労働
基準監督署は12年2月、業務と死亡の因果関係を認めて遺族補償支給を決定した。・・・遺族側は『東電などは直接、間接の雇用を問わず、労働者の生命、健康が損なわれな
いよう安全を確保する義務を負う』と主張している。記者会見した妻でタイ国籍のカニカさん(55)は『大きな会社なのに線香1本上げてくれず、さびしい』と話してい
る。・・・・」

被災地フクシマ、
4.「子どもの甲状腺がん18人=専門家が検証へ−福島県」時事通信08/2020:48 
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000826
記事「・・・・福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下だった子どもを対象に実施している甲状腺検査で、18人が甲状腺がんと確定したことが分かった。6月の発表か
ら6人増えた。福島市で同日開かれた『県民健康管理調査』検討委員会で、県が明らかにした。検討委は『原発事故の影響があるとは思っていない』としている。・・・甲状腺検査
の対象は約36万人。これまでに約21万7000人が受診した。・・・・一方、検討委は、県民の間で甲状腺がんへの不安が高いことを踏まえ、検査や治療に関わっていない第三
者の専門家が検査結果を検証する部会を新設する方針を示した。」
・・・・・原発事故の影響ではない????
5.「被災者支援法『放置は違法』=福島住民ら国提訴へ−東京地裁 」時事通信08/2011:31
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000278
記事「・・・・福島第1原発事故の被災者を支援する「子ども・被災者支援法」が昨年6月に成立した後、基本方針などの具体策をまとめないのは違法として、被災者16世帯19
人が22日、国を相手に施策の実施などを求める訴訟を、東京地裁に起こすことが分かった。・・・・原告は東日本大震災当時、福島市や福島県郡山市など、国の定めた避難指示区
域(同県大熊町、双葉町など11市町村)以外に居住していた19人。・・・・弁護団の福田健治弁護士によると、訴訟では、法制定から1年以上が経過したのに基本方針が策定さ
れないことの違法確認と、原告が支援を受ける地位にあることの確認を求める。また、損害賠償として1人1円の支払いを請求する。・・・・」

6.「調査42地点、全てでセシウムを検出した 海底土壌」福島民報8月20日朝刊
記事「県は19日、海水と海底土壌の放射線モニタリング調査の結果を発表した。」
・・・・昨日の朝刊紙面にあったはずなのにネットにはない??

7.「いわき・海水浴客 四倉、事故前の13%に落ち込む」河北新報(8/20 06:10)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130820t65021.htm
記事「福島県いわき市は19日、福島第1原発事故以来3年ぶりに海開きした同市の四倉海水浴場の入場客数をまとめた。1万3395人で、原発事故前の2010年度の
13.2%に落ち込んだ。・・・期間は7月15日〜8月18日の35日間。10年度の入場客は10万1667人(36日間)だった。同海水浴場は第1原発の南約30キロに位
置する。・・・・市内には海水浴場が10カ所あり、このうち海開きしたのは四倉と、昨季に続いて開設した勿来の計2カ所。勿来は2万1938人で10年度の12.1%だっ
た。昨季よりは1万3468人増えた。・・・・市観光交流課は『原発事故の影響で入場客が伸び悩んだ。津波への恐怖心も消えていない』と話している。」
8.「原発事故後から急増 県内の救急搬送」福島民報08/20 08:45
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013082010356
記事「・・・・県内の救急車による搬送件数が、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生後に急増している。平成24年は震災前の22年より3409件多い7万8705
件となった。原発事故の避難者の疾病増、一部地域への避難者の集中などが要因とみられる。・・・・・・・」
9.「双葉の線量、一時上昇 0.09マイクロシーベルト上がる」福島民友8月20日
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/0820/news2.html
記事「県は19日、東京電力福島第1原発から北北西約3キロ地点の双葉町内に設置したモニタリングポストで空間放射線量値が同日午後、一時的に上昇したと発表した。・・・県
によると、同地点の空間放射線量は午後1時30分から同50分の間に、毎時1.10マイクロシーベルトから同1.19マイクロシーベルトに上昇、その後は1.16マイクロ
シーベルト前後の数値を維持している。変動は雨などの自然現象でも起きる幅だったが、当時雨は降っていなかった。風向きは原発方向から毎秒1.3メートル。・・・・・」
10.「10月の2本運航中止 アシアナ航空ソウル−福島チャーター便 第一原発汚染水問題で」福島民報(08/20 09:09)
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/2013082010374
記事「・・・韓国・アシアナ航空が7月から12月まで計画するソウル−福島間のチャーター便運航で、アシアナ航空が10月分の2本の運航中止を決めたことが19日、分かっ
た。7月に発覚した東京電力福島第一原発からの汚染水海洋流出で、韓国側からの集客が見込めないと判断した。 ・・・・・・・・」
宮城県、
11.「汚染稲わらで説明会 保管期限問題で(宮城県)栗原市長が意向」河北新報(8/20 09:18)
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130820t11025.htm
記事「・・・・福島第1原発事故で発生した汚染稲わらの一時保管期間(2年)の期限切れが近づいている問題について、佐藤勇栗原市長は19日、河北新報社の取材に対し、住民
向けの説明会を9月以降に開く意向を明らかにした。・・・国による汚染稲わらなど指定廃棄物(放射性セシウム濃度1キロ当たり8000ベクレル超)の最終処分場設置のめどが
立たない状況から、宮城県は6月、一時保管期間の延長を19市町に文書で要請した。・・・・宮城県栗原市内の汚染稲わらは、県が5カ所で分散保管している。・・・・」
岩手県、
12.「4900トン追加焼却方針 一関の汚染牧草」岩手新報(2013/08/20)
⇒http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130820_3
記事「・・・福島第1原発事故に伴う放射性物質問題で、一関市は国の暫定基準値改訂で新たに利用自粛となった牧草約4900トンを同市大東町の大東清掃センターで焼却処分す
る方針だ。基準値変更前の約1600トンを対象に実施中の焼却に続いて追加分も行う形だが、現時点で施設周辺の住民の合意が得られていない。市は『強引に進められる問題では
ない』との認識で、今後説明会を重ね、地域の理解を得た上で早期実施を目指す。・・・基準値変更前の牧草約1600トンは、昨年2月から同センターで焼却し、灰を同市東山町
の東山清掃センター最終処分場に埋却しており、9月中に完了する見通しだ。この焼却をめぐっては、約2年の焼却期間や1日5トンを目安とする処理量、安全確保策などを市
が住民に説明し、理解を得て実施にこぎ着けた経緯がある。・・・・・・」

政府の動き、
13.「再生エネ、原発20基分認定=稼働遅れで実態調査も−経産省」時事通信 08/2018:53
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000745
経済産業省は20日、太陽光発電など再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、記事「5月末までに認定した発電設備の出力が計2237万キロワットに達したと発表した。
大型原発約20基分に相当する規模となる。ただ、制度が導入された2012年7月から今年5月末までに実際に運転を始めた設備は305万キロワットにとどまった。経産省は稼
働が遅れている原因を調べるため、太陽光発電事業の実態把握に乗り出す。」

規制委、
14.「下北半島の地下構造調査へ=活断層評価の向上目指す−規制庁 」時事通信08/2016:27
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000599
記事「・・・原子力規制庁は20日、東北電力東通原発や日本原燃の核燃料再処理工場など原子力施設が多数立地する青森県・下北半島の地下深部の地質構造を調査すると発表し
た。規制庁が地質調査などを行うのは発足以来初めて。近く、調査業者を公募し、年度内にも着手する。・・・・・」

原発立地自治体の動き、
15.「東海村長選 事前審査に2陣営、共産欠席も擁立意向」茨城新聞
⇒http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13769889862676
記事「・・・任期満了に伴い9月3日告示、同8日投開票で行われる東海村長選で、立候補届け出書類の事前審査が20日、村役場で行われ、新人で前村副村長の山田修氏(51)=無所属=ら
2陣営が出席した。・・・・また、この日出席した長野県小諸市、デザイン事務所運営、堀江俊之氏(53)は『共産党が出るなら辞退する』と話し、引き続き検討中とした。」

原発訴訟、
16.「伊方原発訴訟で3次提訴=原告1002人に−松山地裁 」時事通信08/2017:08
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000632
記事「・・・四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)は耐震性が不十分で、大地震により放射能が漏出する恐れがあるとして、同県の住民らが四電を相手に運転差し止めを求めた訴訟
で、新たに380人が20日、松山地裁に追加提訴した。・・・・今回初めて伊方町の2人が原告となり、これで愛媛県内の全市町から原告が出た。また、同県出身で前日弁連会長
の宇都宮健児氏、作家の早坂暁氏、片山恭一氏らも加わった。」

電力、
17.「22日の電力需給予想、95%に 関電、酷暑と火電停止で修正」西日本08月20日 20時04分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/22225/1/
記事全文「関西電力は20日、今週の平日(21〜23日)の電力需給見通しを修正すると発表した。厳しい暑さが続いているのに加え、火力の舞鶴発電所1号機(京都府舞鶴市、
90万キロワット)がトラブルで停止し、供給力が低下したため。供給力に占める最大需要の比率を示す使用率は、22日に「厳しい」とされる95%になると予測した。・・・前
週末の16日時点の予想では、いずれの日も88%と予想していた。・・・・22日の需要は2710万キロワットを見込んでおり、供給力は2843万キロワットを確保する。舞
鶴発電所1号機は23日までに修理が完了する見通し。23日の使用率は91%にとどまるとみている。」

他の業界も参入、
18.「日本製紙、電力小売りに参入=石巻工場などに火力発電所」時事通信08/2011:35
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082000321
記事「日本製紙は2014年度から自家発電の余剰電力を活用し、電力小売り事業に参入する。新設の火力発電所も18年度までに順次稼働させ、売電事業全体で年間500億円の
売り上げを目指す。・・・・既存設備の発電能力は170万キロワットで、余剰電力は5万〜10万キロワット。14年度から他社工場に売電する。 また、石巻工場(宮城県石巻
市)などに火力発電所を2〜3カ所新設することを検討して・・・いる。」

ゲンの続報、
19.「『ゲン』に大半の校長が高評価 松江市、『悲惨さ伝わる』」東京新聞 (8月20日 22:47) 
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013082001002404.html
記事全文「松江市教育委員会が市立小中学校に漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を求めた問題で、制限を要請する前の昨年10月に市教委が全校長を対象に行ったアンケートでは、
作品への感想として大半が「戦争の悲惨さが伝わる作品」などと高評価をしていたことが20日、市教委への取材で分かった。・・・市教委によると、計49人の校長が回答。作品
の感想を問う質問に『戦争反対やたくましく生きることの大切さが読み取れる』『原爆による悲劇と復興への息吹を感じた』『平和学習を進める上で参考になる』などの回答が多く
を占めた。(共同)」

九州、
20.「九電の電力供給“黄信号” 連日の猛暑『さらに節電を』」 西日本(00時15分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/34213
記事「・・・・・21日の電力量は、午後2時台に今夏最大の1640万キロワットになると予想。使用率は96%に上昇し、需給状態は3日連続で「厳しい(使用率95%超〜
97%)」となる見込み。・・・・・」
21.「天草39.6度、九州最高タイ 各地で猛暑、日田は39.4度」西日本 (00時08分)
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/34211
記事「・・・福岡市は猛暑日の継続日数が15日連続、年間日数が28日となり観測史上最長、最多を更新した。・・・・・・日本気象協会九州支社(福岡市)によると、九州地方
は梅雨明け後、高気圧が居座って高温が続いているのに加え、20日には沖縄の南海上にある台風12号の周囲から暖かい空気が流入。九州山地を越える際の『フェーン現象』も影
響し、九州北部の広い範囲に乾燥した高温の風となって吹き下ろしたという。・・・・同支社は『九州周辺の海水温も30〜31度と平年より2〜3度も高い。こうした状況が複合
的に作用して、記録的猛暑になった』と分析している。猛暑は週末ごろまで続く見込みという。・・・・」

今届いた西日本新聞朝刊紙面では、
1面真ん中に21.の記事、左上方に2”’.の記事、そのすぐ下に、
22.「環境省 大震災教訓に 災害時 初の指針 避難 ペットも一緒に」
・・・31面社会欄にも関連記事が続いています。
3面に、2.および2’と同様の記事「汚染水 断てぬ悪循環」の見出し。
6面、
23.「聞き書きシリーズ 原爆を背負って37回 “心を決めた海水浴” 被団協谷口さん」
12面に、13.の記事、
32社会欄に、20.の記事、
その下方に、
24.「高校生平和大使 国連へ20人 非核の声届け 署名累計100万超す」08月21日 01時07分
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/34241
25.「米、また核兵器性能実験」08月20日 16時25分
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/34131
26.「『言動不一致』大統領を批判 長崎市など抗議文」

紙面に見当たらない今朝3時にネットに貼り付けられた記事、
27.「使用済み核燃料税の税率 5年間据え置きに、薩摩川内市」08月21日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/22230/1/
記事全文「鹿児島県薩摩川内市は、市内に立地する九州電力川内原発敷地内に保管されている使用済み核燃料に課税する『使用済み核燃料税』の税率を来年度から5年間、据え置く
ことを決めた。使用済み核燃料の集合体1体当たりの課税額は25万円。同税は旧川内市が2004年度から導入し、5年間の期限付き。市は28日開会の定例市議会に関連条例案
を提案する。・・・04年度からの5年間の税率は1体当たり23万円。09年の改定で1体当たり25万円に引き上げられた。この関連条例は14年1月4日で失効するため、市
は九電や総務省と協議し、税率の据え置きが決まった。・・・現在、川内原発に保管され、課税対象となるのは1569体で、年間約3億9千万円の税収となる。原発が再稼働
しなければ、対象数は増えない。」
今朝は、以上です。

★ 木村(雅) さんから:
経産省前テントひろば テント日誌 8月19日(月)709日目>
 「福島を忘れない!全国シンポジウム」に参加して
	〜福島の怒りと悲しみを忘れない〜

17日(土)から18日(日)に「反原発自治体議員・市民連盟」が主催する全国シンポジウムと現地訪問に参加し福島の厳しさを実感してきた。

17日午後からのシンポジウムでは、福島県内の地方議員他が百人を超える全国からの議員・市民の参加者に東電福島第一原発事故の被害状況を説明し参加者は熱心に聴き入った。
シンポジウムの内容は明くる日の朝日新聞福島地域版に報道された。

円通寺住職吉岡棟憲さんは、冊子「原発事故さえなければ通信」で本当の福島を知らせている。阿武隈川の灯篭流しも川底の放射性物質蓄積で灯篭飾りに、防護服を着てお墓詣りす
るなんて、除染に5兆円を使って「安心・安全」キャンペーンがなされ、福島の自治体は総て国の下請けだ、と穏やかに怒りを伝えた。浪江町では月一人当たり10万円の賠償費を
6倍に増額を求める、当然だ。マスコミが何も書いてくれない。政治家は、財界と官僚とアメリカに従っている。「被災者」でなく「被害者」と呼ぶべき、誰かが加害者だ。福島原
発でなく東京電力福島原子力発電所と呼ぶべき、東京の為の発電所だ。

川俣町議員のお話:フクイチの現場を見れば津波は関係ない、ベント前に高濃度放射能汚染が起こった、除染後の廃棄物を農地に5段重ねしている、福島のワタムシの1割に奇形が
出た、虫の異常が多く鳥が減っていて生態系異常が心配だ、県も市町村も生態系調査をやる気がない。

飯館村酪農家のお話:4月に計画的避難地域を発表。そこで遊んでも大丈夫、マスク外して大丈夫などの「安全説法」。村長は村を守るが、私は命を守る。末端の行政が悪い、除染
は国のいいなり、帰りたい帰れない人へのケアが全く無い、なぜ飯館村だけ年間5mSvなのか? 「帰りたいけれど帰れない人」へのケアが全くない。

質疑応答も活発になされ、積み残しは交流会で個別に話あった。
18日(日)はバスで現地を回った。最初に福島市内の仮設住宅。平屋建てプレハブ住宅がずらっと並ぶ。通路を年配の方が歩いている。怒りと悲しみが込み上げてきた、原発事故
後2年5カ月も経っていまだに仮設住宅生活を強いられている人たちが沢山いる! 

福島市を南下して川俣町に。絹の町として羽二重を輸出して栄え、日銀福島支店がこの町にあり、昭和46年まで鉄道があった。学校の体育館まわりに400戸が避難して入居し
た。富士山が見える北限の山がある。

飯館村に入ると田んぼに稲穂がなく草ぼうぼう。家という家に人の気配無くミートプラザと大書したドライブインも閉鎖。11年3月15日に放射能の雨が降った。計画的避難区域
で作付も禁止。あちこちの道が通行止め。

川俣町山木屋も同様で、人の気配が無く家が泣いているよう。放射性物質は谷沿いの上昇気流に乗り木に当たって落ちた。田んぼには沢山のブルーシートや黒円盤5枚重ね。空間線
量は7μSv、バスの中でも2.3μSv。

葛尾村では住居回り20mが除染された。道路沿いに掲げられた「除染作業中」の旗とジョイントベンチャーの立て看板。田んぼの茶色の塊は減量化してから仮置きする。一日に
300tも除染廃棄物が溜まっていく。

「福島を忘れない!全国シンポジウム」と現地見学に参加して、一番に感じたことは、今まで何も分かっていなかったとの実感。人の気配のない家々、牛一匹もいない牛舎、JVによ
る除染廃棄物と雑草に覆われた田んぼ。線量計を手放せない不安な生活。被害者の方々がもっと怒らないことが不思議だ。
「ふるさとも生活も仕事も奪われた」被害者の深い悲しみと怒りを胸に、闘おう。(K.M)

★ 浅井真由美(『労働情報』編集部) さんから:
諸事情で、お知らせが遅くなりましたが
暮らしの中の放射能<関西版>
第1回セミナー
「原発地元の未来の産業・経済−−脱原発で地元経済は破綻しない」です。

その1
http://www.youtube.com/watch?v=qkMKIPNxvlE

その2
http://www.youtube.com/watch?v=-x_5TdcAA5g

その3
http://www.youtube.com/watch?v=DWLs5atCRKs

その4(最後)
http://www.youtube.com/watch?v=FmdFL5tJTG8

■講師:朴勝俊さん(ぱく・すんじゅん 関西学院大学准教授・環境経済学)
■司会:吉野太郎さん(よしの・たろう 『科学・社会・人間』編集人)

原発を抱え、
原発に依存してきた地方自治体では、
安全性への危惧と同時に、
原発がなくなれば生きていけないのではないかという不安があります。

しかし、脱原発すれば、本当に生き残れないのでしょうか? 
気鋭の環境経済学者が、
脱原発しても地方自治体がゆたかに生きていける道があることを
事例とともに語ります。

収録日時:2013年6月13日/
場所:関西学院大学神戸三田キャンパス/
制作:関西-学院大学山中速人研究室+映像発信てれれ

●朴勝俊さんプロフィール:
関西学院大学総合政策学部准教授。
経済学博士。専門は環境経済学、環境政策。
著書に『脱原発で地元経済は破綻しない』など多数。
1974年大阪-生まれ。

●なお、暮らしの中の放射能では、
番組制作継続のためのカンパを集めています。
賛同の方は、下記の郵便振替口座をご利用ください。
■郵便振替口座
・口座番号:00170?2?548020
・ 加入者名:暮らしの中の放射能プロジェクト

★ BARA さんから:
   新聞記事・朝日新聞・8月20日朝刊
安倍政権と戦争の記憶 
日本見つめる歴史家、キャロル・グラックさん
http://digital.asahi.com/articles/TKY201308190500.html?ref=comkiji_redirect&ref=com_top_pickup
---------------------
Carol Gluck 41年生まれ。
米コロンビア大学教授。同大東アジア研究所所属。
米国における日本近現代史、思想史研究の第一人者
--------------
日本の「右傾化」について、どう思うか、この国を知り尽くした歴史家にそう聞こうと 
したら、たしなめられた。
ラベルを貼って簡単に分かった気にならないように。歴史は決して、短距離走者で
はないのです、と。
地理的にも時間的にも視野をぐっと広げて、2013年夏の日本と、安倍晋三首相
率いる安定政権を眺めてみると……。

 ――参院選でも大勝した安倍政権について、米メディアでも右傾化を懸念する
意見が見受けられますが。

 「実は、うんざりしているんです。
過去数カ月間の日本に関する報道で、ナショナリズムや軍国主義といった言葉が
実に多く使われています。
世論調査の結果を考えれば、そんな心配はないことがわかるのに」

 「日本に関する海外メディアの報道は極端で、しかも浅い。
日本がすぐに軍国主義になることはないし、憲法9条への支持はまだ強い。
なのにメディアは安易にラベルを貼る。
橋下徹大阪市長の慰安婦発言も好例です。まるでウイルスのように、あの種の発言
は広まる。
日本人の多くは発言に賛同しているわけではないのに、米国人はそれを知らない」

 「以前から感じているのですが、日本はいつも極端な言葉で形容されます。
経済問題でもそうです。
1980年代には『世界を支配する』、90年代には逆に『日本は終わった』と報じられ、
その後、日本はほとんど無視された。
安倍首相が再登板してアベノミクスを言い立てると、おお、欧州ができなかったことを 

した、再び日本に注目しよう――。
私は歴史家だから確信していますが、世の中は決して、極端から極端へは変化し
ない。
歴史は、短距離走者ではないのです」

 ――海外メディアの日本理解の浅さは分かりましたが、安倍首相は憲法改正を
目標に掲げていますね。

 「憲法改正を目指すことは、自民党政権として別に新しいことではありません。
そもそも憲法9条を変えずとも、自衛隊の役割は劇的に変わった。
カンボジアやイラクなど、事実を見れば自衛隊はすでに海外に派兵されている。
アジアの地政学的要因や、さらなる防衛費負担を求める米国の圧力があったから
です。
将来的に、もし9条が改正されたとしても、それまでには、改正が必要ないほど
多くのことが実現しているのではないですか。
憲法は、シチューを煮るための鍋に似ています。
大切なのは中身であり、鍋ではない」

 「仮に今、憲法改正に着手したら、政治のエネルギーを吸い尽くしてしまうでしょう。 

中韓や東南アジア諸国との関係をどうするか、世界でどんな役割を果たすべきか、
そんな課題が山積みだというのに」

 ――前回政権時、安倍首相は「戦後レジームからの脱却」を掲げていましたが、
これはどう思いますか。

 「同種のことを言い始めたのも、別に安倍首相が最初ではありません。
戦争が終わって70年近く経つというのに、いまだに『戦後』という言葉を使っている 
のは日本だけ、という点は実に興味深いですが」

 「日本が戦後という言葉を使い続けた理由は、それだけ、この体制が安定した
ものだったからでしょう。
諸外国では、このように使われる言葉を見つけられません。
その理由のひとつは米国です。
米国が、日本の記憶とシステムを『冷凍』していたから。
そして日本にとっては、それが快適だった。
おかげで天皇は象徴となり、民主的で平和な国家が続いている、と」

 「安倍首相は『普通の国』になるために9条を変えることを欲するけれど、戦後
体制の『ある部分』は変えたくない。
それは日米関係です。
民主党が試みて失敗したようなことはしたくない。
安倍首相は、本当に戦後を変えたいのでしょうか」

 ――安倍首相は終戦の日の全国戦没者追悼式で、アジア諸国に対する
加害責任に触れませんでした。

 「安倍首相を含む自民党の右派政治家たちは長い間、戦後問題やナショナリ
ズムに関わることを国内政治扱いしてきました。
加害責任を否定することで、国内の支持を得ようとしてきた。
彼らはまるで、自分たちの話す日本語は海外ではまったく理解されないと思って
いるようです。
実際はソウルや北京やワシントンにすぐに流れるというのに。
これは一種の『地政学的無神経』です」

 ――なぜ日本ばかりが謝罪しなければならないのか、という疑問を持つ人もいます。 

 「この20年ほどで、戦争の記憶に関する『グローバル記憶文化』とでも呼ぶべき
ものが生まれました。
それは、国家が過去に行った行為について新しい国際規範ができた、という
ことを意味します」

 「戦後すぐは、その規範は存在しませんでした。
国家の首脳は50年代、『ごめんなさい』と言って回ったりはしなかった。
この『謝罪ポリティクス』につながる新しい記憶文化が生まれた理由のひとつは
ホロコーストです。
欧州連合(EU)が創設される過程でホロコーストはヨーロッパ共通の記憶になり
ました。
多くの国が追悼の日を設け、教育を始めた。
EUが90年代以降に北・東欧に広がると、この記憶も広がった。
私は『溶媒効果』と呼んでいます」

 「トルコを例にとると、オスマン帝国末期のアルメニア人虐殺をトルコ政府
が認めないことを、EUは重大視しています。
EUの一員になるにはグローバル記憶文化の共有が要求されるのです。
EUがトルコ加入に難色を示す理由として、これは明らかに政治利用されています」

 ――その新しい規範が、東アジアにも広がったということですか。

 「日本は長い間、戦争の記憶に関して何もする必要がなかった。
強固な日米関係に支えられていたからです。
中国は共産主義国だから、存在しないのと同じだった。
しかし、冷戦が崩壊し、日米関係が唯一の重要な国際関係ではなくなった」

 「アジアと向き合うことを余儀なくされ、90年代になって突然、日本政府は
戦争の記憶に対処しなければならなくなったのです。
それは世界的な『新しい常識』です。
自民党が国内政治として扱おうとしても、それとは別種の国際環境が存在している。
米下院が慰安婦問題で非難決議をしたのも、その流れです」

 ――一方で安倍首相は、8月15日の靖国神社参拝は見送りました。

 「靖国神社は取り扱いの難しい問題です。
戦没者の慰霊施設だからこそ、人々はA級戦犯ではなく、戦死した祖父や
曽祖父を思い浮かべる。
少なからぬ国民が参拝を支持しているのは理由があります。
これは国内問題でもあり、国際問題でもあるから、取り扱うには巧妙な手腕が必要
ですが、自民党にそれができるとは思えない。
この夏、安倍首相が靖国に参拝していたら、取り返しのつかない失敗となったでしょう」 

 「歴史問題は、いまや安全保障にすぐに結びつくのです。
取り扱い次第で、すぐに『日本再軍備』反対という声が高まる。
竹島や尖閣諸島などの領土問題でも、慰安婦や南京事件が持ち出される。
歴史問題が利用されている面は確かにあります」

 ――「地政学的無神経」以外に気にかかることはありますか。

 「在日コリアンへの悪意に満ちたデモなど、ヘイト・ナショナリズムには懸念を
持っています。
これは安倍首相よりもはるかに危険です。
中韓の若者たちは日本が嫌いだといい、日本でも……。まるでブーメランです。
若年層がお互いに憎み合うとしたら、いったい東アジア全体では、どんな
シチューができるというのでしょう。
軽率な愛国心は、祖国に対する誇りとは違うのです」

 「90年代、世界各国で新しいナショナリズムが生まれました。
冷戦が終わり、不確実に変化する世界秩序を前に、経済的な繁栄を譲り渡さ
なければならないと感じた先進諸国が直面した問題です。
このポスト冷戦期、日本にもたらされた最も大きな変化は、アジア諸国の成長、
特に中国の台頭でした。
東アジアで経済関係がこれほど分厚く広がったことはかつてありません。
地政学上の大きな変動は緊張をもたらします。
ナショナリズムの矛先が中国、韓国に向かうのは、そのためです」

 「90年代からずっと言い続けているのですが、日本はグローバルプレーヤー
になる努力をするべきです。
非核国で、兵器も売らず、かつ世界有数の経済大国という稀有な国です。
ノルウェーが平和交渉の仲介役をするように、他国がしない隙間の役割を
見つけるべきでしょう。
クール・ジャパンだけでは無理でも、もっと多面的なソフトパワーを武器にして、
何かできるはずです」

 「それは、台頭する中国にどう対処するか、という問いへの答えでもあります。
軍備に軍備で対抗するのは、ばかげていますから」

 ■取材を終えて
 海外メディアに誤解されやすい。
かつ、世界的な「常識」の変化に無頓着である。
グラック教授の日本への指摘を縮めれば、こうなる。
言い換えれば、あまちゃんで自己プロデュースに失敗しているということか。
国家の自画像をどう描くか。
海外の反応が気になりがちな私たちにとって、この夏の宿題は難問だ。
(ニューヨーク支局長・真鍋弘樹)

★ 松岡 さんから:
<book13-71『里山資本主義/日本経済は「安定の原理」で動く』(NHK広島
取材班・藻谷浩介)>

NHK広島取材班・藻谷浩介著『里山資本主義/日本経済は「安定の原理」で動く』
(角川oneテーマ21)を読んだ。無類におもしろい本だった。NHK広島取材班
が『デフレの正体』の著者藻谷浩介とタッグを組んで、「里山資本主義」と銘打っ
た中国5県限定放映のドキュメンタリー番組を単行本化したものだ。中国山地に
胎動するバイオマスエネルギーの開発(エコストーブ、木質バイオマス発電)、
地域循環型経済を生み出している人々の姿をが描かれることから始まり、バイオ
マスエネルギー開発の先進地であるオーストリアに飛び、ユーロ危機と無縁だっ
たその秘密を解き明かす。そして、山口県周防大島では、新たな産業・商業を成
功させている事例(「島のジャム屋」さん、「毎日、牛乳の味が変わる」新たな
ブランド形成)が紹介され、若者達がUターン、Iターンしている動きが報告さ
れる。さらに「里山資本主義」を日本社会の今後の進路に普遍化するための様々
な提言が展開される。実に読み応えのある本だった。

「里山のチカラ」(NHKオンライン)
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

<目次>
はじめに 「里山資本主義」のススメ
第1章 世界経済の最先端、中国山地/原価ゼロ円からの経済再生、地域復活
第2章 二一世紀先進国はオーストリア/ユーロ危機と無縁だった国の秘密
中間総括 「里山資本主義」の極意/マネーに依存しないサブシステム
第3章 グローバル経済からの奴隷解放/費用と人手をかけた田舎の商売の成功
第4章 “無縁社会"の克服/福祉先進国も学ぶ“過疎の町"の知恵
第5章 「マッチョな20世紀」から「しなやかな21世紀」へ/課題先進国を救う
里山モデル
最終総括 「里山資本主義」で不安・不満・不信に訣別を/日本の本当の危機・
少子化への解決策
おわりに 里山資本主義の爽やかな風が吹き抜ける、2060年の日本
あとがき

<book13-72『およぐひと』(長谷川集平)>
長谷川集平の絵本『およぐひと』(解放出版社)を読んだ。長谷川集平の絵本は
「はせがわくんきらいや」(福音館/現在、復刊ドットコム)を小学校教員時代
に障害児の内面世界の豊かさ、障害児と健常児の関係を考える教材としてよく使っ
たものだ。私の大変好きな絵本作家だった。久しぶりに読んだこの絵本は3・1
1東日本大震災をどうとらえるかを絵本作家として描いたものだ。絵本の最後の
ページに長谷川集平は次のように書く。

わたしは むすめを
だきしめる。

「ごめん。
まだ ことばに できそうにない。
でも、なるべく はやく
はなして あげるよ」

「わかった。まつよ。」

むすめは そういった。

○−−−−−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−−−−−○

● 「憲法・教育基本法 市民連続講座2013(第2回)」のお知らせ● 
とき:9月1日(日)13:30〜16:00
ところ:大分市コンパルホール(JR日豊本線 大分駅下車徒歩10〜15分)
テーマ:『原発とめよう! 九電本店前広場からの報告』
ゲスト青柳行信さん(原発とめよう!九電本店前広場世話人)
*資料代 1,000円
*講座終了後、17:00〜18:00 九電大分支店前にて脱原発スタンディングを行っています。
連絡先:池田年宏(憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた)
       090-4583-8797 peacewith9 at gmail.com

■ 「さよなら原発!福岡」例会 9月5日(木)18時30分〜
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F

●「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」●
    第二回実行委員会
日 時:9月29日(日)14時より 
場 所:未定

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
  第6回口頭弁論期日 9月27日(金)14:00 佐賀地裁
      午後12時30分に佐賀県弁護士会館に集合
      原告総数 原告総数 6751名(8/9現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
        サマータイム  午前10時から午後3時。(土・日曜・休日は閉設) 
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
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〒812-0041
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        青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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