[CML 023820] 「リンカーン」奴隷解放する前史 スピルバーグの長編映画
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2013年 4月 21日 (日) 15:29:12 JST
映画「リンカーン <http://www.foxmovies.jp/lincoln-movie/>」
本編の前に監督からの御託宣。言わずもがな、なのだけど...。
日本人は自国の首相や天皇の名前を知らなくても、親分国の有名大統領は覚えてるのに。
王様のいない米国では繰り返しリンカーン映画が創られているが、どうだと言わんばかりの意気込みで製作されたようだ。
3日前に読んだ小説「死刑判決<http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/c17e3d0f8ab42d318920285b0273d037>
」でも判事室がリンカーン部屋になっていたなあ。
さて本作。白人が醜い顔で何人も出てくるので、関係が覚えられない。
ロビイストは、やることも醜悪だし。
リンカーンて共和党だったんだ。解放に反対するのは民主党。
現在の共和党イメージ、ブッシュ父子。民主党の黒人大統領オバマと逆なんだ。
癖のある政治家(カダフィ顔)が、最後に鬘を取ったらトミー・リー・ジョーンズだと判明。
妻や子供も、感情移入しにくかった。ともかく白人が詰まらない。
いっぽう黒人は美しい顔が多い。兵士も召使も。わざとかと思ったくらい。
奴隷解放を達成した喜びの場面で終わる。しかし、いま監獄に閉じ込められてる黒人の数は19世紀の奴隷の数より多いそうだ。アントニオ・ネグリ「反逆
マルチチュードの民主主義宣言<https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00912032013>
」45頁
http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/6e8d8dfc46e1e60d9c1f713c9023c83b
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大山千恵子
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