RE: [CML 023758] : 小異を残して大同につく
まっぺん
mappen at red-mole.net
2013年 4月 17日 (水) 12:05:14 JST
まっぺんです。
「小異を残して大同につく」…いいことばですね。
私がこの言葉を聞いたのは3度目になります。
1度目は、かつて日中国交回復が成った時、周恩来が田中角栄に語ったものです。
この時の「小異」にはいろいろ意味があるでしょうが、尖閣問題もそのひとつです。
尖閣問題を棚上げにすることで、日中の友好関係、アジアの平和への希望が生まれました。
現在、その希望は「尖閣の国有化」という日本政府の無神経な所行によって台無しになりました。
2度目は今年1月の沖縄直訴団の日比谷集会で、玉城義和さんが語ったものです。
普天間基地の即時返還と県外移設を求めて自民党から共産党までが団結したという意味です。
この言葉は普通は「小異を捨てて大道につく」が慣用句となっていますが
「小異を残して」とはお互いに小異を捨てる必要はないという意味なわけですね。
いま極右安倍政権を中心とする右派連合に対して様々な対抗が求められています。
昨日私が投稿した4・21集会の呼びかけもまたその一つですが、
やはり「小異を残して大同につく」の精神を打ち出しております。
どのような立場、主張であれ、「敵は誰なのか」を踏まえ、互いに団結・協力してゆきましょう。
-----Original Message-----
From: cml-bounces+mappen=red-mole.net at list.jca.apc.org [mailto:cml-bounces+mappen=red-mole.net at list.jca.apc.org] On Behalf Of higashimoto takashi
Sent: Wednesday, April 17, 2013 10:23 AM
To: 市民のML
Subject: [CML 023758] 捕捉訂正: 機は熟しつつあります。ひとりの市民として改めて市民と政党の「『大左翼』の結集」あるいは「護憲結集」を「ト書き」を書くようにして呼びかけます
6年前の2007年5月3日の憲法記念の日に日比谷公会堂であった「憲法集会」において共産党の志位委員長と社民党の福島党
首と同席した浅井基文さんは共社の共同に関して次のように発言し、誰よりも一番大きな拍手を受けたそうです。
「私は、今日のこの機会に、共産党の志位委員長と社民党の福島党首に心からお願いしたいことがあります。憲
法改悪を阻止する潜在的なエネルギーを結集するためには、両党が小異を残して大同につかなければ、展望は
出てきません。しかし、私が各地に窺ってしばしば経験するのは、第一線における両党の党員・支持者の間の溝
の深さであり、歴史的に積み重なってきた相互不信の根強さです。/自民党と民主党を中心とし、改憲派を糾合
する政界再編はいずれ避けられないでしょう。そういう大状況を前にしてもなお、共産党と社民党が改憲阻止で
手を結ぶことができないと言うのであれば、両党の国民に対する政治的責任は極めて重い、と申し上げないわけ
にはいきません」(月刊「憲法運動」6月号)
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2007/179.html
この浅井さんの言葉はぜひとも捕捉追記しておきたかった、というのが再送の理由です。結果として流量を増加させたことについ
てはお詫び申し上げます。
補足訂正後の標題文については下記をご参照ください。
■機は熟しつつあります。ひとりの市民として改めて市民と政党の「『大左翼』の結集」あるいは「護憲結集」を「ト書き」を書くように
して呼びかけます(弊ブログ 2013.04.16)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-555.html
東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/
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