[CML 023664] Re: 汚染水漏洩に関する数値の考察【暫定版】

くすのき cxm00507 at nifty.com
2013年 4月 13日 (土) 01:55:26 JST


くすのきです。

田島さん、丁寧な解説、ありがとうございます。

>炉内およびその地下にたまった汚染水は、海水を大量に注いだために高濃度
>の塩分を含んでいます。そのため、「Cs除去装置」を通した後、RO(=逆浸透)
>膜を通して、低塩分側を、炉心冷却に循環再利用し、高塩分側を「RO濃縮水」
>として貯留したものが、今回問題になったものです。

逆浸透膜が単に分離膜としてしか機能していないのですね。
貯留されている高濃度汚染水を更に逆浸透膜を介しても放射性物質は濃縮される
のみという状況に辟易せざるを得ません。
宮城・福島の海域では、M6級の地震が数日内に起こるかも知れぬと言われて
いるのに、この大きな穴あきプールからは、せめて早急にタンク内に移動させて
欲しいものです。(現場で働く方々の被災を考慮しない勝手な言い分ですが)

>「RO濃縮水」で問題になるのは、ストロンチウム、トリチウムなどだそうです。
>プルトニウムはどうなんでしょうか?

逆浸透膜は原理的には、水分子のみを得られ、それ以上の分子量のものを透過しな
いので、水以外のものは濃縮水側に移動するのみだと思います。
活性炭に吸着させ、汚染活性炭化したところでも、放射能の移動でしかないのです
ねえ、、、。

田島さん、ありがとうございました。




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